カシスオレンジやカシスウーロンなど居酒屋の定番メニューです。初めてお酒を飲むときに挑戦した方も多いのではないでしょうか。名前の通り黒スグリ(カシス)をリキュールにしたものですが、独特な甘みからカシスリキュールを使ったカクテルが好きな方も多いと思います。
そんなカシスリキュールも、実は多くの種類が販売されています。ここではカシスリキュールの選び方と、おすすめ商品をランキングで紹介。LejayやLisseteもランクインしてますので、ぜひお気に入りの味わいを見つけてみてください。
カシスリキュールの選び方
カシスリキュールはさまざまなメーカーから販売されています。日本国内のメーカーから、海外のメーカーまで種類はさまざまです。味わいやアルコール度数などからお気に入りの1本を見つけましょう。
味わいで選ぶ
カシスリキュールは、販売メーカーによって味わいが異なります。カシスの風味は変わりませんが、甘みやフルーツ間に注目して、選び方を見ていきましょう。
甘めが好きな方は「クレーム・ド・カシス」

カシスリキュールを見ていると「クレーム・ド・カシス」と名付けられたものが多く見受けられます。これは、商品名ではありません。「クリームのように甘いカシス」という意味で、カシスリキュールのなかでも特に甘みが強いものが付けられる名前です。
逆に言えば、クレーム・ドと名付けられていないリキュールは、比較的甘みを抑えたのもとなります。
現在、流通しているカシスリキュールはほとんどがクレーム・ド・カシスです。甘いお酒が好きな方やお菓子作りに使いたい方はクレーム・ドと名付けられたリキュールを購入すると良いでしょう。
フルーティな味わいが好きな方はカシス含有量に注目

リキュール全般に言えますが、お酒の中に含まれる果実量によって味わいが変化します。カシスの含有量が多くなるほど、フルーティな味わいをより強く感じらる仕上がりに。多くのカシスリキュールは、カシス含有量が40~50%となっています。
中には60%以上のカシス含有量を持つ銘柄もありますので、フルーティな味わいを楽しみたい方は、カシスの含有量に注目してみましょう。
アルコール度数で選ぶ

カシスリキュールのアルコール度数は15~20度くらいのものがほとんどです。アルコール度数の選び方の目安として、カクテルにする際のアルコール度数を参考にすると良いでしょう。カシスオレンジやカシスウーロンなどは、4倍で割ることが多いです。
15度のカシスリキュールを4倍で割ると約3.7%。20度のカシスリキュールを4倍で割ると5%になります。多少の違いですが、アルコール度数での1%は意外と大きく影響します。アルコールが得意でない方は、低めのアルコール度数のものを選ぶと良いでしょう。
人気の銘柄で選ぶ

味わいの選び方に迷ったら人気の銘柄から選ぶと良いでしょう。
もしくは、バーやホテルなどで使われているカシスリキュールを参考にするのも良いと思います。居酒屋さんでは業務用のカシスなどが使われていることも。自分が飲んだことのあるカシスの中で、美味しいと思ったものを選んでみることも選択のひとつです。
カシスリキュールのおすすめ人気ランキング10選
ここからはカシスリキュールのおすすめ人気ランキングを紹介します。ぜひお気に入りの味わいを見つけてみてください。
1位 サントリー ルジェ クレーム ド カシス

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アルコール度数:20%
フルーツリキュールの定番ブランド
ルジェは1841年からカシスリキュールを作っている元祖ともいえるメーカーです。日本国内ではサントリーが販売。食前酒として提供されるカクテル「キール」の由来も、ルジェのカシスリキュールからきています。
フランスのブルゴーニュ地方で作られるこだわりのカシスを使用しており、保存料や添加物を加えないフレッシュな味わいを楽しめます。アルコール度数は20度でやや高め。カシスリキュールの王道銘柄ですので、初心者から上級者までさまざま人のニーズにこたえてくれる逸品です。
2位 サッポロビール リゼット クレーム ド カシス

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アルコール度数:20.0%
カクテルと相性抜群!ブルゴーニュ産のカシスを100%使用
フランス国内でのクレーム・ド・カシスシェアNo1のボワゼ社が、日本向けに生産したカシスリキュールです。国内での販売はサッポロビールが行っています。
厳選されたカシスを長期熟成することで、カシスのフレッシュな香りとしっかりとした果実味を感じる味わいに仕上りに。カシスエキスの含有量が55%とやや高く、しっかりとしたカシスの味わいを楽しめます。
アルコール度数は20度。カクテルとの相性が良く、カシスの風味を失わずにカクテルにすることが可能です。定番の銘柄ですので、どなたでも美味しく頂ける一本といえます。
3位 マザリン クレーム・ド・カシス ド・ディジョン

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アルコール度数:20%
カシスらしいきれいな色合いが引き立つ
「ハバナクラブ」や「ディタ」などのバーではなじみ深いお酒を数多く世に送る、ペルノリカール社が販売するカシスリキュールです。
厳選された素材と丁寧な製法にこだわっており、フレッシュな果実味と酸味がバランス良く感じられる一本です。他のものに比べて甘みがやや少なく、ビールなどと合わせてカシスビアにするのも良いでしょう。こだわって導入するバーも多いとのこと。
4位 若波酒造 レアカシス

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アルコール度数:8%
日本とフランスの融合
若波酒造は大正11年に創業した福岡県の酒造。レアカシスは、他のカシスリキュールとは少し違う味わいです。梅酒とカシスの運命的な出会いと表現されるように、独特な味わいを生み出しています。
原料となるカシスはフランスのヴェドレンヌ社の最高級カシスを使用。お酒を造り続けてきた日本の味わいとフランスの奇跡の融合。カシスの香りと甘酸っぱさがクセになる逸品です。ちょっと違う味わいを試したい方におすすめ。
5位 木下インターナショナル ヴェドレンヌ スーパーカシス

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アルコール度数:20%
世界での受賞歴を持つ最高級クレーム・ド・カシス
ヴェレドンヌはホテルやレストランで使用される高級リキュールの販売で、業界トップクラスのメーカーです。フランスブルゴーニュ地方の良質な農家と良い関係を築き上げ、高級リキュールの生産を続けています。
さまざまな受賞歴を持つクレーム・ド・カシスの味わいは、カシスの果実味を強く感じられます。カシスの含有量が59%とかなり高く、フレッシュな香りと甘みを存分に楽しめるでしょう。
6位 アール・ギルマール カシス・プレステージ

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アルコール度数:20%
カシスエキス配合量62%の濃厚な味わい
アール・ギルマールは、フランス郊外に位置するリキュールの専門メーカーです。フランスでは多くのホテルやレストランに納品をしています。
そんなアール・ギルマール社のカシスリキュールの特徴は、なんと言ってもカシス含有量の多さ。カシス含有量は驚きの62%。通常は1リットルに対して15キログラムものフルーツを漬け込むことで、濃い味わいを生み出しています。
7位 マリー・ブリザール クレーム ド カシス

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アルコール度数:15度
最高級のカシスを使用した贅沢な味わい
マリーブリザールは、1714に創業したフランスのリキュールメーカーで、世界で最も人気なメーカーのひとつです。フランスでは多くのホテルやレストランに採用されており、多くのバーテンダーにも愛されるリキュールを生み出しています。
マリー・ブリザールが作るクレーム・ド・カシスは、ブルゴーニュ産の高級カシスを使用しています。天然素材にこだわることで、香り高く新鮮な味わいに仕上がりに。アルコール度数は15度とやや低め。非常にコストパフォーマンスが良く、良質な味わいを手軽に楽しめることも特徴です。
初心者の方の初めての一本や、自宅にキープしておくリキュールとして大活躍します。
8位 ラフォン クレーム・ド・カシス

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アルコール度数:15%
伝統的なフランス産リキュール
ラフォンはフランスのリキュールメーカーです。恵まれた土地で生産される果実を使った、伝統的なリキュール作りを得意としています。カシス以外にもさまざまな果実を使ったリキュールも製造。
厳選した果実エキスを使用し、芳醇なフルーツの香りと濃厚な味わいを実現しています。他のカシスリキュールと比べてアルコール度数15%とやや低く、後味がスッキリしている印象です。他のリキュールと合わせて、カクテルパーティーをしてみたくなりますね。
9位 本坊酒造 本坊Aomori Cassis望月

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アルコール度数:25%
青森県産カシスを使用したジャパンメイドなリキュール
本坊酒造は明治5年から創業している日本の酒造。焼酎やワインなどのさまざまなお酒を生産しており、非常に人気の高いメーカーです。
そんな国産メーカーのカシスリキュールは、青森県産のカシスを使用した逸品。1本あたりに200グラムの解すが配合されており、芳醇な酸味を味わえます。青森県は冷涼な環境で、非常に良質なカシスを栽培でき、日本国内でも有数のカシス産地です。アルコール度数は25度とやや高め。
カシスリキュールが好きな方は、ぜひ味わって頂きたいおすすめの逸品です。
10位 コートーコーポレーション クレーム・ド・カシス・マガリ

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アルコール度数:16%
カシスエキス高配合のしっかりとした味わい
フランスのアール・ギルマール社が作るカシスリキュールです。通常のカシスリキュールの容量が200~700ミリリットルなのに対し、1リットルと大容量な点が特徴。比較的コストパフォーマンスが高いリキュールになっています。
リーズナブルながら、カシスの含有量が52%と高く、しっかりとしたカシスの味わいを楽しめます。アルコール度数は16度とやや低め。カクテルのベースとしてももちろんですが、ロックやストレートでの飲み方も。たくさん使うけど、業務用のものには抵抗がある…という方におすすめです。
カシスリキュールのさまざまな使い方
カシスリキュールはカクテルのベースとして使われることがい多いですが、実は料理などにも使われることも。ここでは甘みの強いカシスリキュールの使い方を紹介します。
簡単なカシスリキュールを使ったカクテル
まずはおすすめのカクテルを紹介します。居酒屋の定番メニューやちょっとしたアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
定番のソフトドリンクと合わせて「カシス〇〇」

定番のカクテルです。カシスリキュールをソフトドリンクで割ることで簡単に作れます。割材はグレープフルーツジュース・オレンジジュース・クランベリージュース・ウーロン茶・ソーダ・ジンジャーエール・コーラなど、さまざまソフトドリンクを活用可能です。
割り方はカシスリキュール:ソフトドリンクを1:4の割合で混ぜることが一般的です。こちらに関しては個人の好みで調整して飲むことをおすすめします。カシスリキュールはグラスの底の方に溜まりやすいので、グラスの下からマドラーを使ってかき回すようにすると味が均一にできます。
白ワインと合わせた「キール」

キールはカシスリキュールと白ワインを合わせたカクテルです。ワインベースのカクテルで一番人気であると言われており、食前酒として定番。ちなみに、カシスリキュールと赤ワインを合わせると「カーディナル」、シャンパンを合わせると「キールロワイヤル」という名前に変わります。
白ワインのスッキリとした味わいに、カシスリキュールの甘みを追加することで、さっぱりとした甘みのお酒になります。料理用に残してしまったワインの消費などにも便利です。辛口のお酒が苦手な人も楽しめる味わいに。
割合はカシスリキュール:白ワインを1:16と、ややカシスを少なめに入れることが美味しく作るコツです。
ビールと合わせて「カシスビール」

お好きなビールにカシスリキュールを混ぜてみましょう。簡単にビアカクテルに早変わり。ビール特有の苦みを抑えて甘みを追加でき、ビールが苦手な人も爽やかなのど越しを味わえます。
混ぜる割合は好みによりけりですが、基本はカクテルと同じくカシスリキュール:ビールを1:4で混ぜることが多いです。ビールの炭酸が抜けてしまうため、かき混ぜすぎには注意しましょう。
カクテル以外の使い方
カクテルデ飲むことが多いカシスリキュールですが、実は料理との相性も抜群です。使い方の一例を紹介します。
お菓子に添えるソース作りに

カシスリキュールはクリーム系のデザートのソースとしても使えます。ちょうどベリー系ソースのような使い方で、チーズケーキなどのチーズを使ったデザートや、パンナコッタなどのクリーム系のデザートとも相性が良いです。アルコールが加わった味わいが加わることで、大人な味に変化します。
料理の隠し味に

ベリー系ソースと合わせて食べる料理があるように、肉料理との相性も抜群です。肉料理に添えるソースとして、カシスリキュールを使うことも。とくにローストした鶏肉やスペアリブなどの肉料理に良く合います。
ソース作りに加えることで、バルサミコ酢のような酸味と甘みを加えられ、料理の味変にとても便利です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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1,090円 |
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8
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1,050円 |
4.4 |
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![]() 本坊酒造 本坊Aomori Cassis望月
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3,850円 |
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![]() コートーコーポレーション カシス……
10
|
1,298円 |
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まとめ
カシスリキュールは一本あるだけでさまざまな飲み方を楽しめます。ソフトドリンクと合わせることが多いですが、なんでも合わせやすことが特徴です。自分なりのカクテルを作ってみても面白いかもしれません。
ぜひ、おうち時間を過ごす際のお伴に、カシスリキュールを手に入れてみてはいかがでしょうか。