世界5台ウイスキーにして、最も生産量の多いウイスキーでもあるスコッチ。種類や銘柄も多く、どれを飲んだらいいかわからない…というかとも多いのではないでしょうか。
一言にスコッチと言っても、製造方法や作られる産地によって味わいが変わってくるもの。今回はそんなスコッチの選び方とおすすめの商品を紹介していきます。ぜひ、お好みのスコッチを見つけてみてください。
スコッチとは

スコッチとは、世界5大ウイスキーのひとつで、イギリスのスコットランドで製造されるウイスキーのことです。スコッチを名乗れるのは、原材料の糖化・発酵、蒸溜、熟成までをスコットランド内で行う必要があります。世界のウイスキーのうち7割はスコッチと言われています。
スコッチは大麦、小麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物が原材料です。原材料の配合比率によって味わいの違いが生まれます。また、熟成期間、熟成に使用する樽、生産する土地によっても味わいが変化することが特徴です。
スコッチの選び方
スコッチの味を生み出す要素は多岐に渡ります。お好みの味を見つけるために、その要素をしっかりと見ていきましょう。
熟成年数で選ぶ
ウイスキーにとって熟成年数は非常に重要な要素。熟成年数が長いほど、味わいがまろやかになっていくことが特徴です。
また、熟成樽に保管されることで樽の味わいが染み出し、ウイスキーに風味付けをします。ただし、熟成年数が上がるほど保管するためのコストが掛かるため、ウイスキーの価格自体も上がってしまうことも。
初心者におすすめノンエイジウイスキー

ラベルに熟成年数の記載がないものを「ノンエイジウイスキー」と呼びます。熟成させる手間が省けるため、比較的リーズナブルに手に入れることが可能です。
複数の原酒をブレンドする場合は、ブレンドされる原酒のうち最も熟成年数の若いもので年数表記されます。
例えば、3年と10年の熟成期間を経た原酒をブレンドさせる場合の年数表記は、3年と表記しなければなりません。そのため、ノンエイジウイスキー=味わいが若いというわけではありません。また、スコッチは最低でも3年の熟成期間を経た原酒を用いるというルールが存在します。
より味わい深いものを選ぶなら10~15年

より深い味わいが好みの方は熟成年数が10年以上のものを選びましょう。熟成を経ることで保存されている樽の味わいが染み込み独特の風味に。
また、樽内のアルコールが揮発することで、アルコール独特のピリっとした舌触りが薄まり、よりまろやかな味わいになります。10~15年表記のものは最低でも10年以上の熟成期間を経ているため、価格もそれなりに上がりますが、確かな味わいを楽しむことができます。
最も深い味わいを楽しむ18年以上熟成

熟成年数が長くなるにつれてまろやかな味わいに変化するウイスキー。さらに長期間の熟成期間を経ることで、独特の渋みを生み出すことも可能です。
この渋みは、人によってクセが強いと感じてしまうこともあります。また、他の長期の熟成はそれなりに高価なものが多いため、上級者向きと言えるでしょう。
この熟成年数は、原材料の配分率やブレンドする原酒の相性によって決められています。長期熟成のウイスキーは、各銘柄を支えるブレンダー達の細かい技術をもとに作られるため、非常に繊細な味わいを楽しめるでしょう。
熟成樽から選ぶ
ウイスキーは熟成する樽の種類によって、風味が変化します。それぞれの特徴から好みのスコッチを見つけるのも良いでしょう。
濃厚な甘みを感じるオーク樽

樽の材料として最もオーソドックスな材料はオークです。アメリカンオーク・ヨーロピアンオーク・ホワイトオークなど、さまざまな楢の木を樽の材料にしています。
オーク樽で熟成されたウイスキーはフルーティで濃厚な香りが特徴。また、バニラのような甘い香りを楽しめます。バランスの取れた風味に仕上がるため、多くの醸造家が愛用する樽材です。
バーボン貯蔵に使用した樽を使うバーボン樽

バーボンを熟成する際に使用された樽を、スコッチづくりに再利用する方法です。当時よく使われていたシェリー樽の価格高騰した時代に、代用品として使われたのがきっかけとなっています。
実はコストを安く抑えるだけではなく、味わいにも変化をもたらす利点も。バーボンを熟成した樽を使用することで、特有のカラメルのような甘みとスモーキーな香りを獲得することができます。スコッチ作りとは非常に相性がいいため、現在でも多く使われるようになりました。
豊かな香りを楽しめるシェリー樽

シェリー酒を熟成にする際に使われた樽を使用し、ウイスキーを熟成します。以前は頻繁に使われていたシェリー樽ですが、現在は価格の高騰もありマイナーになってしまいました。
シェリー樽を使用して熟成をしたウイスキーは、独特な甘みを伴った風味に変化します。口に含んだ瞬間に華やかに香る豊かな甘みを楽しみたい方は、シェリー樽で熟成されたウイスキーを選んでみると良いでしょう。
繊細な味わいを楽しめるミズナラ樽

日本発祥の熟成樽で、材料はジャパニーズオークとも呼ばれるミズナラです。現在は世界的にも注目をされている熟成樽で、通常のオークよりもより強い香りを引き立たせることができ、酸味のある味わいを生み出します。
より芳醇な香りを楽しみたい方は、ミズナラ樽で熟成されたウイスキーをえらんでみると良いでしょう。
味わいから選ぶ
ウイスキーはブレンデッドウイスキーやモルトウイスキーなど、種類やブレンド方法によって味わいが異なります。
マイルドで味わいやすいブレンデッドウイスキー

ブレンデッドウイスキーは、複数の原酒をブレンドすることで作られるウイスキーです。通常はモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものを指します。
原酒それぞれの良さを引き立てながらブレンドをするため、マイルドで味の調整が取れた味わいになります。ブレンド方法はメーカーによって異なるため、各醸造所の腕の見せ所です。
モルトの香ばしさが特徴のモルトウイスキー

モルトウイスキーは、大麦麦芽のみで製造されるウイスキーです。モルトウイスキーは、ひとつの醸造所で作られる「シングルモルト」。複数に醸造所でブレンドをして作られる「ピュアモルト」の2種類に分類されます。
いずれも、大麦本来の味をいかに活かすかが決め手となるため、醸造所ごとに全く違った味わいを楽しむことが可能です。ややクセが強く、比較的高価な商品が多いため、上級者向けのウイスキーです。
シンプルな味わいのグレーンウイスキー

グレーンウイスキーは、トウモロコシ・ライ麦・小麦などのを原料に作られるウイスキー。本来はブレンデットウイスキーの原酒になることが多いため、単体で流通することは稀です。
マイルドで口当たりがよくクセも少ないため、非常に飲みやすいウイスキーです。これは蒸留したときのアルコール度数が90%を超えることで、素材のクセが取り除かれていることに起因します。食事の味を邪魔せずに楽しむことができるので、ハイボールなどで頂くのがおすすめ。
産地で選ぶ
スコットランドの広大な土地には140近い醸造所が点在。地域により気候や土壌が変わり、作られるウイスキーの味わいも変化します。
スコットランド北部の雄大な「ハイランド」

スコットランド北部の地域を示します。約40か所もの蒸溜所が存在し、スコッチ作りが非常に盛んな地域です。広大な地域を誇るため味わいはそれぞれですが、豊かな自然を生かしたそれぞれの味わいを生み出しています。
大麦が豊富に収穫される「スペイサイド」

イランド地域東部に食い込むように存在するスペイサイド。かなり狭い地域ですが、ここにはスコットランドの蒸溜所の約半数が存在しています。スペイサイドは豊かな大麦の生産地であり、その大麦を求めて多くの蒸溜所が建造されました。
非常にバランスの取れた味わいが特徴で、華やかな香りを楽しむことができるウイスキーが生産されています。有名ブランドの蒸溜所も多く存在しますので、初心者の方はスペイサイド産のウイスキーを選んでみると良いでしょう。
麦芽製造が盛んな「ローランド」

ローランドはスコットランドの南部の地域を指します。かつては盛んにスコッチの生産が行われてきましたが、現在は少数の蒸溜所が残るのみとなってしまいました。
しかし、現在でも大麦の生産やグレーンウイスキーの生産は盛んに行われており、多くのウイスキーの原酒として用いられています。豊かな大麦を使用した落ち着いた風味のウイスキーが特徴です。
温暖な気候と良質な水が特徴の「アイラ」

へブリティーズ諸島の最南端に位置するアイラ島。非常に小さい島ながら、盛んにスコッチの生産が行われています。
アイラで生産されるウイスキーは独特なクセが魅力的なスコッチです。ピートと呼ばれる泥炭を原料に使用するため、刺激的でスモーキーな香りを生み出しています。かなり好みが分かれますが、「ボウモア」などの名作を生み出しており、世界中から愛されるウイスキーの生産地です。
ウイスキーを飲みなれている方はぜひ試していただきたい味わいです。
塩気を感じる港町「キャンベルタウン」

キャンベルタウンはアイラから南東の方角に位置する港町です。海辺に建てられた蒸溜所が多く、その味わいも独特なものになります。海風を受けて熟成されるウイスキーは香ばしく、オイリー、塩味を感じる味わいに。
一風変わったウイスキーを楽しみたい方はチャレンジしてみる価値のある味わいです。
島育ちのスコッチを作る「アイランズ」

アイラ島を除くスコットランドの島々を指す呼び方です。それぞれの島でスコッチが製造されるため、地域的な共通点はありません。アイランズ産のウイスキーは、熟成方法や原材料から味わいをぜひ想像しましょう。
スコッチのおすすめ人気ランキング20選
それではさっそくスコッチのおすすめ商品を紹介していきます。上記でご紹介したものも含め、ご自身の好みをぜひ見つけてくださいね。
1位 GLENFIDDICH(グレンフィデック)シングルモルト ウイスキー 12年

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熟年数:12年
アルコール度数:40%
世界で初めて販売されたモルトウイスキー
グレンフィデックは、世界で初めてシングルモルトウイスキーとして発売されたウイスキーです。ハイランド地方で生産されるグレンフィデックは、オーク樽とシェリー樽で最低12年間熟成されることで独特な風味を生み出しています。
洋ナシとレモンのようなフルーティな香りと甘くクリーミーな味わいが特徴。12年間の熟成を経たまろやかな味わいが楽しめます。初心者から上級者まで幅広く楽しんでいただけるスコッチです。
2位 THE GLENLIVET(ザ・グレンリベット)シングルモルト ウイスキー 12年

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熟年数:12年
アルコール度数:40%
華やかな香りがエレガントに香る一本
グリンリベットのスコッチはスペイサイドで製造されています。地下200メートル以上の水脈からの湧き水を使用することで、大麦から多くの糖分を抽出することが可能に。
グリンリベットの原酒はバーボン樽で熟成されるものが多く使用され、大麦本来の風味を最大限まで引き出すことがでます。フルーティな香りとグリンリベット特有のバニラの味わいが特徴で、熟成による柔らかい後味が心地よいスコッチです。
塩気のある海鮮物との相性が良く、ストレートなどで楽しみたいお酒といえます。
3位 BOWMORE(ボウモア) シングルモルト ウイスキー12年

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熟年数:12年
アルコール度数:40%
アイラならではの独特の味わい
ボウモアはアイラ島に蒸溜場を構えるスコッチブランドです。このスコッチは海に近い場所で製造、熟成されるため、潮の香りを感じるスコッチに仕上がります。また、アイラ独特との香りと味わいはボウモアの長い歴史を感じる風味です。
柑橘と蜂蜜のスモーキーな香りとダークチョコのようなビターな味わいが特徴。独特な味わいですので、少しクセの強いウイスキーが好きな方におすすめです。
4位 LAPHROAIG(ラフロイグ)シングルモルト ウイスキー セレクトカスク

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熟年数:-
アルコール度数:40%
スモーキーな香りとドライな味わい
アイラ島でつくられるラフロイグは、他のアイラウイスキーの例に漏れず、独特な香りと塩味を備えています。ドライな塩とスモーキーの香りながらも、バニラのような甘さとクリームのような滑らさを持ち、独創的な飲み口のスコッチです。
ボウモアと同じくかなり独特な仕上がりですので、クセの強いウイスキーが好きな方におすすめします。
5位 TALISKER(タリスカー) 10年

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熟年数:10年
アルコール度数:45.8 %
厳しい気候が生んだ無骨な味わい
タリスカーはスカイ島で作られるスコッチです。地域のみるとはアイランズに分類されます。スカイ島の厳しい海洋性気候の中で作られるスコッチは、潮の香りとスパイシーな風味に。
ラベルに記されている「MADE BY THE SEA」をまさに体現したような味わいです。塩味のつまみとも相性が良いですが、実はビターチョコなどと合わせて飲むと甘味をさらに引き立ててくれます。
6位 MACALLAN(ザ・マッカラン)シングルモルト ウイスキー 12年

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熟年数:12年
アルコール度数:40%
ロールスロイスに例えられる最高峰の味わい
マッカランは、スパイサイドで作られるスコッチです。シングルモルトウイスキーとして、長年多くの人に愛される人気ブランド。マッカランは熟成にシェリー樽を使うことで独特の風味を作り出しています。
クリーミーなバタースコッチ、アップルキャンディー、バニラカスタードなどの独特な甘い香り。蜂蜜のような甘さ、ややスパイシーでシトラス系のフルーツ感を味わえます。バランスの取れた味わいで比較的味わいやすいスコッチです。
7位 GLEN SCOTIA(グレンスコシア)キャンベルタウンハーバー シングルモルト

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熟年数:10年
アルコール度数:40%
ピートと潮の独特な香りを楽しむ
グレンスコシアはキャンベルタウンの港町で製造されるスコッチです。港町特有の潮風がウイスキーに味わいを加えます。グレンスコシアのスコッチには何度も閉鎖されながらも、伝統の味わいを守り続けてきた背景も。
キャラメルやバニラの香りとベリー系の果実の風味を感じられます。そして、潮感のあるスパイシーな余韻が特徴のウイスキーです。キャンベルタウンの海を感じながら味わいたい一杯。
8位 THE ARDMORE( アードモア) シングルモルトウイスキー レガシー

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熟年数:-
アルコール度数:40%
スパイシーな風味とスモーキーな香りを楽しめる一杯
アードモア蒸溜所はハイランド位置し、豊かな大麦の生産と水源を有する蒸溜所。アードモアは、有名なブレンデッドスコッチの「ティーチャーズ」の原酒としても使われるほど人気の逸品です。
シナモンやはちみつの甘い香りとピート香が絶妙に混ざりあい、クリーミーなバニラとスパイスのスモーキーな淡いが楽しめます。ピート香がやや強めなスコッチになので、上級者の方におすすめです。
9位 Glenmorangie(グレンモーレンジィ) オリジナル

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熟年数:10
アルコール度数:40%
繊細な味わいとアロマのような豊かな香り
グレンモーレンジィー醸造所は、ハイランド地方のドーノック湾を臨む土地に建てれた蒸溜所です。熟成には、グレンモーレンジィのために作られたデザイナーズというオリジナルの樽を使用。
渋みの元となるタンニンを徹底的に排除し、バニラの味わいを最大限まで引き出すように作られています。爽やかな柑橘の香りと華やかなバニラの風味を楽しめる1杯。比較的味わいやすい味になっていますので、初心者の方から上級者の方までお飲みいただけるスコッチです。
10位 Springbank(スプリングバンク) 10年

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熟年数:10年
アルコール度数:46%
「モルトの香水」と称され香り高い逸品
グレンモーレンジィと同じく、キャンベルタウンで作られるウイスキー。「モルトの香水」と言われるほど香り高いスコッチです。醸造所が港町に位置するため、塩辛い風味も特徴。
洋梨とバニラ、そして麦芽の香りと、微かにピートのスモーキーな風味がします。個性的なシングルモルトの香りを楽しめる逸品です。
11位 Chivas Regal(シーバスリーガル)ブレンデッドスコッチ12年

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熟年数:12年
アルコール度数:40度
200か国以上で親しまれる伝統のスコッチ
世界的に人気なブランド「シーバスリーガル」のブレンデッドウイスキーです。世界各地で親しまれているシーバスリーガルを、お店などで目にしたことがあるのではないでしょうか。
ハーブやフルーツのような香りと、バニラ・ヘーゼルナッツ・りんご・蜂蜜の味わいが広がるスコッチです。かなり飲みやすいスコッチになりますので、どなたでも美味しく飲めるでしょう。
12位 JOHNNIE WALKER(ジョニーウォーカー)ブラックラベル 12年

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熟年数:12年
アルコール度数:40%
ブレンドの傑作との呼び声高い
6代に渡り受け継がれだブレンド技術を持つジョニーウォーカー。29種のシングルモルト原種をブレンドした味わいは格別です。
12年以上熟成した原酒は、バニラとフルーツの豊かな香りを感じます。そして、ブレンドならではの複雑な味わいが特徴です。非常にバランスの良いブレンドがされているまで、幅広い飲み方で楽しめます。
13位 BALLANTINE(バランタイン)ブレンデッドスコッチウイスキー 7年

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熟年数:7年
アルコール度数:40度
バーボン樽の芳醇な香り漂う逸品
バランタインはブレンデッド•スコッチの代名詞とも呼ばれるブランドです。1822年の創業以来、伝統的な味わいを保ち続けています。バランタイン7年は熟成年数による嫌な渋みが無く、絶妙なバランスの仕上がりです。
蜂蜜やバニラの甘い香りと熟したリンゴやアプリコットの味わいが程よい余韻を残します。こちらも非常に飲みやすい仕上がりですので、初心者の方にもおすすめ。
14位 DEWARS(デュワーズ) ホワイトラベル

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熟年数:-
アルコール度数:40%
ハイボールを楽しめるバランスの取れた味わい
創業から170年、愛されるウイスキーを作り続けるデュワーズ社。デュワーズは日本でもバーや飲食店でよく見かけことができます。
ホワイトラベルはデュワーズのなかでも定番。フローラルな香りとスムースでクリアな味わいが特徴です。爽やかな風味が特徴のデュワーズは、ハイボールで飲むのがおすすめ。
15位 Old Parr(オールドパー) 12年

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熟年数:12年
アルコール度数:40度
上品な甘さと柔らかい味わいで食事のお伴にも最適
オールドパーはロンドンで大人気となったブレンデッドウイスキーです。現在では世界各地で親しまれています。アイラのピート、スパイサイドの豊かな水、良質な熟成樽などのスコットランドの良さすべてをブレンドした逸品。
オールドパー12年は調和の取れた味わいで、熟成によるまろやかさを獲得しています。水割りやハイボールなどの加水をして楽しむことで、より豊かな味わいを楽しむことができるでしょう。
16位 TEACHER’S(ティーチャーズ) ハイランド クリーム

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熟年数:-
アルコール度数:40度
モルトの味わいを最大限味わう1杯
先程紹介した、アードモアのモルトウイスキーを原種にする他、複数の原種を混ぜることで作られブレンデッド•ウイスキーです。なかでもハイランドクリームは、ティーチャーズの代名詞とも言われる製品。
リンゴや洋梨のがスモーキーに香り、ウイスキー特有の穀物の甘味を感じる味わいが特徴です。比較的リーズナブルに手に入るため、さまざまな飲み方で自由に楽しめます。
17位 CUTTY SARK(カティサーク) オリジナル ブレンデッド スコッチウイスキー

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熟年数:7年
アルコール度数:40度
普段のみに最適な軽い口当たり
1923年の発売以来、ボトルのデザインを変えずに販売しているスコッチです。イギリスの帆船「カティサーク号」がラベルのモデルになっています。口当たりが軽く、非常に飲みやすい仕上がりに。
ハーブにバニラやミルクチョコを思わせる香り、そしてライトでスムースでな口当たりが特徴です。味わいやすいので初心者の方におすすめ。
18位 Loch Lomond(ロッホローモンド)シングルグレーン スコッチウイスキー

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熟年数:-
アルコール度数:46%
渋みが残る重厚感のある味わい
ロッホローモンドは、全英オープンゴルフの、公式ウイスキーにも認定されている人気ブランドです。シングルグレーンはモルトのみを使用し、カフェスチルという方法で蒸留することで、独特なグレーンウイスキーの味に仕上げています。
りんごやバニラの甘みのある香りを持ち、ロックやハイボールで楽しみたいスコッチです。
19位 CAMERON BRIG(キャメロンブリッジ) シングルグレーン

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熟年数:-
アルコール度数:40度
さまざまなブレンデットウイスキーの原酒にもなる貴重な一品
キャメロンブリッジは、世界で初めてグレーンウイスキーのを蒸留したブランド。キャメロンブリッジのグレーンウイスキーは、ジョニウォーカーなどの定番スコッチの原種ととして使われることでも有名です。
香りはメープルの甘味と穀物ならではの芳醇さを感じます。柔らかでリンゴやミルクチョコレートのような甘味のある味わいです。
20位 HAIG CLUB(ヘイグクラブ) シングルグレーン スコッチウイスキー

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熟年数:-
アルコール度数:40度
ハイボールが合うスタイリッシュな味わい
ヘイグ•クラブはスコッチ作りの伝統をもとに、新たに生み出されたグレーンウイスキーです。バーボン樽で熟成されたあじわいは、特有の甘みとスモーキーさを引き立たせます。
ややタフィーのような味わいを感じる本品は、思い切ってコーラなどと混ぜて飲むのもおすすめです。
スコッチの飲み方
ここからはスコッチのおすすめの飲み方をご紹介します。
香りや風味を存分に楽しむストレート

何も混ぜずにウイスキー原液の状態で楽しむ方法です。ウイスキー本来の味わいを最も楽しめる飲み方になります。
アルコールで舌が痺れてくることもありますので、「チェイサー」を用意しましょう。チェイサーは氷を入れたミネラルウォーターなどの冷えた水がおすすめです。
変化を楽しむオン・ザ・ロック

グラスに大きめの氷を入れて適量のウイスキーを注ぐ飲み方です。氷が解けてしまうとウイスキーの味わいがすぐに変わってしまうため、グラスをしっかりと冷やすことが重要になります。
常温のウイスキーを冷やすことで、口当たりを良くしたり、アルコールや強すぎる香りを和らげることができます。また、氷が解けていくことでウイスキーの風味の変化を楽しむことも可能です。
香りを引き立てるトワイスアップ

ウイスキーと水を「1:1」で割る飲み方です。20度前後までアルコール分を希釈することで、よりウイスキーの香りを楽しむことができます。
ウイスキーは冷えると香りが立たなくなりますので、常温の水を使うことがポイントです。ワイングラスなどの飲み口が広いグラスを使うと、より香りを楽しむことができます。
ハイボール

居酒屋の定番メニューであるハイボールも立派な飲み方です。おすすめの割合は「バーボン1:炭酸4」。炭酸ガスが弾けるたびにバーボンの香りが漂います。
しっかりと冷やしたグラスと炭酸水を使うことで、スッキリとした爽快感を味わうことができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか、居酒屋やバーで見かけたことがある銘柄から、酒屋さんに探しに行かないと見つけることができない銘柄までさまざまです。
さらに、醸造家それぞれの想いが詰まった味わいに仕上がっていますので、それぞれの製造背景などを調べながら、スコッチを味わってみてはいかがでしょうか。