加湿器は、空間自体の湿度を上げてくれ、潤いのある空気を常に提供してくれます。近年では、高機能な最先端加湿器も多く出ており、年中手放せなくなっているという人も多いのではないでしょうか。
しかし、加湿器は機能や種類が多い分どれにしたら良いか分からないという人もいるでしょう。そこでこの記事では、機能性はもちろんおしゃれなデザインにもこだわったおすすめの加湿器を紹介します。
ダイソンやパナソニックなど人気メーカーの加湿器から、ランキング上位の高機能モデルなど厳選しました。また、加湿器を選ぶ際のポイントや効果的な使い方も解説しますので乾燥に悩んでいる人は是非参考にしてみてください。
加湿器の効果
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冬場や室内でなんとなく乾燥していると思った時、肌や喉は既にSOSを出しています。加湿器を使って部屋全体の湿度を保つことで様々な効果が得られます。
例えば、肌の乾燥は空気中の水分量が大きく関係するのをご存知でしょうか。化粧水やクリームでの保湿も重要ですが、日ごろから湿度が保たれた部屋にいることで、乾燥とは無縁の美肌に近づけるでしょう。
その他にも、風邪やインフルエンザの菌は乾燥した場所を好みます。乾燥した部屋ならそれらの菌も活発になり病気にかかる確率も上がってしまうので対策が必要です。
乾燥対策にちょうど良い湿度は40%~70%
といわれているので、この数字を割らないよう心がけることで加湿器の効果を最大限に活かせます。
加湿器の選び方
加湿器は部屋の広さや使い方で、選ぶ加湿方式や種類が異なります。また、電気代や付いている機能も加湿器によって様々です。
ここからはぴったりの加湿器を選ぶために、選び方のポイントをご紹介していきます。
加湿方式で選ぶ
加湿器を選ぶ上で必ずおさえておきたいのが、加湿方式の違いです。加湿器の
加湿方式には・気化式・超音波式・ハイブリット式・スチーム式の4方式があります。
使いたいシーンによっては、向いていない加湿方式もあるのでここではそれらのメリットをしっかり確認しておきましょう。
気化式
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水含ませたフィルターに風を当てることで空気を加湿するタイプです。
起動後の加湿のし始めが早く、単純な構造のため電気代が安いのが特徴
と言えます。
ただし、吹き出し口からは冷たい風が出るため冬場などは直接当たらない場所に置くのがいいでしょう。また、部屋全体を加湿するのに時間がかかるので小さめの部屋や自分の周りだけを加湿したい人におすすめです。
超音波式
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超音波の微振動によって
細かいミストをつくり放出させるのが超音波式
です。超音波を起こすことができれば加湿できるので、比較的小型のものやデザイン性に富んだものがあるのが特徴と言えます。
インテリア性を重視したい人や、オフィスでデスクに置きたい人にも適しています。
一方で、タンクには水が溜まったままになりやすく、細めな手入れをしないとカビが繁殖しやすくなるので注意が必要です。カビが繁殖したまま使用すれば、空気中にカビが舞う可能性あるので注意しましょう。
ハイブリット式
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気化式にヒーターを組み合わせたものがハイブリット式です。気化式ではミストの放出に冷たい風が出ますが、ハイブリット式ならヒーターで温まった風が出ます。そのため
冬の時期だけ使いたいという人にもおすすめです。
また、温風をフィルターに当てるので加湿効率もいいのが特徴となっています。当然ですがヒーターの分消費電力は高くなるので電気代を気にする人は要検討です。
スチーム式
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スチーム式は、水を加熱した蒸気で加湿する仕組みです。水が加熱されてからの加湿になるので、はじめの蒸気が出るのに他の方式に比べ時間がかかることもあります。とはいえ、一度水を沸騰させているため、菌の繁殖が抑えられ清潔に使えるのが魅力です。
また、比較的シンプルな作りのものも多いため
手入れがしやすい
のも嬉しいです。
温まった蒸気が出るので小さいお子様のいる家庭では注意が必要です。
置き場所や部屋の広さで選ぶ
加湿器を購入する場合、どこに置くか、どんな使い方をするかを必ず確認する必要があります。
例えば、部屋全体を加湿したい場合と、デスクなど自身周りだけを加湿できればいい場合で、選ぶ加湿器は大きく異なるため、しっかり選ぶことが重要です。
卓上式
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卓上式は、近年バリエーションも豊かで多く見かけるタイプです。デスクやスツールに置き省スペースを加湿するのに適しています。卓上に置きやすい
小型な形状で、ほとんどが超音波式です。
また、おしゃれでインテリアに馴染むものも多く、
比較的低価格で手軽に購入できます。
職場や就寝中に顔の周りだけ加湿したいという人に向いています。
据え置き型
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部屋全体を加湿したい場合は、据え置き型がおすすめ。
据え置き型加湿器は、どんな部屋に置くか、どのくらいの広さの部屋に置くかで効果が変わってきます。部屋の作りが木造なのか、鉄筋なのかで加湿効率も変わります。
日本電機工業会が出している適用面積の数値によると、鉄筋より木造の方が加湿効率か悪く、同じ加湿器でも木造では狭いスペースしか加湿できません。
また、加湿気には1時間にどのくらいの水分を放出でき、どのくらいの部屋に適しているのかの記載があります。購入前には必ず確認が必要です。
タンク容量や最大稼働時間で選ぶ
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加湿器のタンク容量や最大稼働時間は、使い勝手の良さに直結します。タンク容量が少なければ連続して稼働させることはできませんし、重い水を何度も運ぶのは大変手間でしょう。
また、最大稼働時間が短いものは就寝中などにつけたままにしても朝方には稼働していないということになりかねません。
使用するシーンを考えてタンク容量や最大稼働時間を検討する必要があります。
電気代で選ぶ
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加湿器は、冬の時期は毎日、もしくは一年中使いたいという人も多いでしょう。加湿器の電気代は、消費電力によって異なり必ず記載があります。
安い物で1時間0.1円~高い物になると1円程度の物まで。電気代が変わる大きな要因は、加湿方式の違いです。
単純な気化式は電気代も安く、超音波式・スチーム式となるにつれ、消費電力も大きくなり電気代が上がる傾向にあります。
また、ハイブリット式のように過熱する工程があるものは電気代が比較的高いので、必要な用途や使用頻度を考えながら電気代も考慮して選びましょう。
プラスの機能で選ぶ
最近の加湿器には様々な追加機能が付いています。加湿するだけではない機能付きのものはより便利で、快適にしてくれるものがほとんどです。必要な機能を見極め、欲しい機能が付いているかで加湿器を選ぶのも良いでしょう。
アロマ機能
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代表的な機能がアロマ機能。加湿する際のミスト放出と共にアロマを放出してくれます。自分の好きな香りや気分に合わせて香りを変えることでリラックスできる空間を作ることが可能です。
特に寝室やリビングなど、自宅でもゆっくりする場所に設置する場合はおすすめの機能と言えます。
防カビ機能
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付いていると便利なのが防カビ機能。殺菌効果のあるフィルターなどを装着することで、カビの繁殖を抑えてくれます。
特にカビや菌が繁殖しやすい超音波式の加湿器には付いていると便利です。また、非頃の手入れが面倒という人も、防カビタイプの加湿器はおすすめと言えるでしょう。
タイマー機能
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加湿器を使っていると気づいたら、床が水浸しになっていたということを経験したことがある人もいるのではないでしょうか。部屋の湿度が十分なのに加湿器が稼動し続けると、まれに結露や水滴がたまることがあります。
そのため就寝中など、
連続で稼動させたい際にはタイマーがあると便利
です。タイマー機能があれば加湿器の消し忘れも防げます。
掃除が簡単なものを選ぶ
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防カビ機能や汚れにくい仕様の加湿器でも定期的に掃除は必要です。そこで加湿器を選ぶ際は、掃除や手入れのしやすさにも注目してみるのも良いでしょう。
簡単に分解できる物や、丸洗いできる物など気になる部分がすぐに洗えるものが人気です。また分解した際に簡単に元に戻せるかどうかも確認しておきましょう。
加湿器のおすすめ人気ランキング10選
ここからは加湿器のおすすめ商品を10選ご紹介していきます。ご自身の用途に最適な加湿器を選んでいきましょう。
1位 カラーカップ 加湿器 230MLspddm
加湿方式:超音波式
連続使用時間:約8時間
デスクに置きたい自分専用の癒し加湿器
コンパクトなのに多機能で人気のカラーカップ加湿器。デスクや車の中での使用にもおすすめです。電源は便利なUSB給電式。パソコンやモバイルバッテリーでも稼動させられます。
コンパクトに見えながらも、連続4時間の使用が可能で、間欠噴霧なだ8時間使用できます。また、アロマにLEDと尾嬉しい機能盛りだくさんの一つは持っておきたい加湿器です。
2位 ヒロコーポレーション 水素発生加湿器レイドロップ+H2 TH-SK38
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:35W
加湿能力:約最大280ml/h
加湿方式:超音波式
連続使用時間:約10~11時間
水素生成機能:電気分解方式
かわいい見た目でコスパも良最高
おしゃれなデザインと機能性、最高のコスパを実現したレイドロップ。この価格で毎時280mlのしっかり加湿を実現しました。
連続使用時間も10~11時間と長く、就寝の際にも安心して使えます。また、水素ミストを放出してくれるので美容にこだわりのある人にもおすすめです。
3位 JANRI アロマディフューザー
電源:AC100-240V 50/60Hz
消費電力:約16W
適用面積:6畳(推奨)8畳以下
加湿方式:超音波式
連続使用時間:10時間
LEDとアロマで癒される加湿器
照明と加湿器を合体させたデザインが魅力のアロマディフューザー。7色に光るLEDとアロマが本格的な癒し空間を作ります。ミストノ噴射も調節が可能で、乾燥レベルに合った加湿ができるのも嬉しいです。
また、これらの操作はすべてリモコンで行えるので寝転びながらでも使えます。せっかくの加湿器に癒し効果を求めたい人におすすめです。
4位 シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター KC-G50-W
消費電力:最大約45W
加湿能力:500ml/h
加湿方式:気化方式
加湿しながら空気をきれいに
シャープの大本命プラズマクラスター内臓の空気清浄加湿。独自開発のプラズマクラスターイオンをミストと共に放出することで、空気中のウイルスを無効化。また、嫌な臭いも吸着してくれます。
加湿と空気清浄を同時に行ってくれるのでとにかくウイルス対策がしたい人におすすめです。子供がいる家庭での使用にも向いています。
5位 Joyhouse 卓上アロマ加湿器
電源:DC5V/500MA
消費電力:約2.5W
加湿能力:35ml/h
加湿方式:超音波式
連続使用時間:約10時間(4時間持続運転すると自動停止)
いつでもどこでも使えるサイズ
どこでも使えて、安心安全に加湿できるのがJoyhouseの卓上アロマ加湿器。熱くならない超音波式で子供も安心のほか、静音設計で睡眠を邪魔しません。また、車やオフィスにと持ち運びできるサイズ感も魅力。
デザイン性の高い見た目なので、デスクや卓上に出しっぱなしにしても生活感が出にくいのも嬉しいです。
6位 SUNRIZE 加湿器 PRESSE
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:強:22W・中:18W・弱:14W
加湿能力:強:約220ml/h・中:約170ml/h・弱:約100ml/h
加湿方式:超音波式
連続使用時間:約14時間
インテリアに馴染むスマート加湿器
木目調のありそうでなかった加湿器。インテリア性を重視したい人におすすめです。コンパクトでスリムな設計なので一人暮らしや置き場所に困る家庭でも置きやすいでしょう。
小型でありながら、加湿能力はしっかりとあり、ミストを高く放出することで広範囲を効率よく加湿してくれます。また、タッチセンサー付きで手を触れるだけで電源や加湿量の調節も可能。7色に光るLEDも搭載で幻想的な空間も味わえます。
7位 Dyson Hygienic Mist MF01
消費電力:ファンモード 最小6W / 最大40W、加湿モード最小35W / 最大55W
加湿能力:300 mL/h
適用面積:8畳~5畳(プレハブ住宅洋室約14㎡/木造住宅和室約8㎡
加湿方式:超音波式
連続使用時間:18時間
部屋を均一に潤す、最も衛生的な加湿器
特徴的なキャッチフレーズが印象的なダイソンの加湿器。その名の通り、タンク内の水にUV-Cライトを当てることでバクテリアを99.9%除菌し、衛生的なミストを放出します。
その他にもダイソン独自の最先端テクノロジーを盛り込んだ加湿器で、自動湿度制御機能や特許取得のAir Multiplier搭載でより遠くにミストを飛ばすことを可能にしました。また、夏には扇風機や、サーキュレーターとしても使えるので1年中活躍する加湿器です。
8位 Proscenic 807C 超音波式大容量加湿器
加湿方式:超音波式
連続使用時間:30時間
アロマ対応で大人の加湿器
シックなブラックの見た目がかっこいい加湿器。こちらの加湿器の大きな特徴は、なんと言っても30時間の長時間運転が可能な点。1日中給水しなくても使えます。
また、アロマ対応なのでリラックスタイムにもおすすめ。目で見て分かる湿度表示や冷霧、熱霧切り替えもでき、使い勝手の良さが伺えます。
9位 モダンデコ 加湿器 大容量 コンパクト ハイブリッド式
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:35W
適用面積:木造和室6畳・洋室10畳
加湿方式:ハイブリッド式
連続使用時間:約13時間
嬉しい機能がたくさんの最新式加湿器
見た目のおしゃれさはさることながら、高機能でパワフルな加湿器。超音波式ならではの細かいミスとが最大洋室10畳まで加湿します。
また、オンオフできるヒーター付きなのが魅力で、冬の寒い時期にヒーターをつければ冷たいミスとも気にならず、加湿効率を上げることも可能です。
その他にも13時間の連続稼動や消音設計、湿度設定が5%単位でできるのも魅力。細かい使い後落ちにこだわり人にもおすすめです。
10位 BRUNO 大容量超音波加湿器 JET MIST BOE030-WH
電源:AC100V
消費電力:約16W
加湿能力:200ml/h~500ml/h
適用面積:木造和室約8.5畳、プレハブ洋室約14畳
加湿方式:超音波式
連続使用時間:約20時間
おしゃれなのに高機能加湿器
おしゃれなキッチン雑貨やインテリアのような家電で人気のメーカーBRUNOの加湿器。超音波式の加湿器で細かいミストを一気に出して加湿します。ジェットモード搭載で今すぐ加湿したいという際には、毎時800mlもの加湿を行うことも可能。
また、4Lと大容量なタンクが特徴で1日中使いたい人にもおすすめです。その他にもクリーンフィルターや、上から吸水できるタンクなどすぼらな人にも使いやすい工夫が人気の商品となっています。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
カラーカップ 加湿器
1
|
1,080円 |
|
|
ヒロコーポレーション 水素発生加……
2
|
2,980円 |
3.64 |
|
JANRI アロマディフューザー
3
|
2,480円 |
|
|
シャープ 加湿 空気清浄機 プラズ……
4
|
15,800円 |
4.43 |
|
Joyhouse 卓上アロマ加湿器
5
|
2,180円 |
|
|
SUNRIZE 加湿器
6
|
3,290円 |
4 |
|
ダイソン 超音波式加湿器 MF01WS
7
|
37,800円 |
4.27 |
|
Proscenic 超音波式大容量加湿器
8
|
7,122円 |
4.3 |
|
モダンデコ 加湿器
9
|
6,980円 |
4 |
|
BRUNO 大容量超音波加湿器 BOE030-WH
10
|
12,004円 |
4.11 |
|
加湿器使用のポイント
加湿器は正しい使い方で最も効果を発揮します。ここでは、使用するタイミングや置き場所など意外と知らない加湿器の使い方を解説します。毎日使っていても実はあまり意味がなかった、ということにならないよう確認しておきましょう。
意外と知らない使用時期
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加湿器は、一般的に寒くなってくるのと同時に使い始める家電です。10月頃に鳴ると朝晩冷え込むことも多くなり空気が乾燥し始めます。また、寒くなるのと同時に暖房の使用も始まるのでより室内は乾燥するでしょう。
そうなると本格的に加湿器を使用する時期です。
一方で、夏場でも空気の入れ替えの少ないオフィスや、パソコンに向かっている人はドライアイになりやすく、加湿器を一年中使っているという場合もあります。
加湿器の最適な置き場所とは
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加湿器の最適な置き場はずばり部屋の真ん中。満遍なく空気を加湿するのに最も適しているからです。しかしながらなかなか部屋の真ん中に加湿器を設置できる人も少ないのではないでしょうか。そんなときは、置くのに適していない場所をチャックしておきましょう。
・エアコンの風が直接あたる場所
・窓際
・テレビなどの家電の近く
上記が置くのにはあまりふさわしくない場所です。エアコンの風が当たる場所は一見、風でミストを満遍なく部屋に循環させてくれそうですが、実は加湿器の湿度センサーなどに誤作動を起こす原因に。
正確な湿度がわからなくなってしまいます。また、窓際は、結露の原因に。他の家電が近くにある場合は、過剰の湿気が家電故障の原因になりかねません。これらを意識し、なるべくミストが広がりやすい位置に設置しましょう。
まとめ
加湿器といっても加湿方式も違えば使用する部屋や場所によっても最適なものが違います。使用用途にしっかりと合ったものを選ぶことで加湿器の効果を最大限に発揮し、風対策や保湿効果にも繋がります。
最新の機能やおしゃれなデザインなどもふまえ、自宅やオフィスにぴったりの加湿器を見つけましょう。