自転車やビニールプール、ボールになくてはならない、空気入れ。空気を入れる対象物により適正気圧が異なるため、各製品ごとに適した空気入れを使用することが大切です。また、持ち運ぶことも考えている方は大きさや重さなどの確認も必須。
そこで今回は、空気入れの選び方とおすすめの商品をご紹介します。フロアポンプや携帯ポンプ、電動で動く充電式空気入れを紹介している記事もございますので、自転車用の空気入れを探されている方は是非そちらも参考にしてくださいね。
空気入れを選ぶポイント
自転車用に使用するのか、ビニールボールなどに使用するのかで選ぶポイントは異なります。タイヤやボールの適正気圧やスポーツ自転車に良く見られるバルブの違いなど、選ぶポイントがいくつかありますので、簡単にご紹介していきます。
適正気圧まで入るか確認

「適正気圧」とは主に自転車やロードバイクなどタイヤで走る製品に使われる用語です。
空気を注入するときに適正気圧を計るのですが、この適正気圧を下回ったり、オーバーしてしまうと、単に乗り心地が悪くなるだけではなく、ホイールからタイヤが外れて中のチューブが破裂(バースト)してしまう恐れがあります。
ご自身がお持ちの製品に合わせて、空気入れを選ぶことが重要です。
安全性のSGマークをチェック

空気入れの安全性についても確認しておく必要があります。日本国内において、安全性基準を図る目安となるのは「SGマーク」です。このマークの付いている製品は、厳しい安全性認証基準をしっかりとクリアした商品の証拠なので、このマークがあるだけで安心して使用することができます。
空気入れの選び方
空気入れの選び方について、ご紹介いたします。例えば、レジャーなどで使用する浮き輪や、ビニールプールと、自転車のタイヤに入れる空気入れでは、機能性が異なります。
また、それ以外にも自転車などではバルブの形が異なるものもありますので、実際に選ぶ際のポイントなどを踏まえてご紹介いたします。
用途に合わせて選ぶ
空気入れは用途によって使いやすい製品が異なります。ボールや浮き輪、ママチャリからロードバイクなどそれぞれに適した空気入れの選び方を解説していきます。
浮き輪、ビニールプール、ビニールボールに

公園や広場で遊ぶボール、海やプールで使う浮き輪、バルコニーやお庭で使うビニールプール用として販売されている空気入れです。中には、ご自身で息を吹き込みながら膨らませる方もいらっしゃいますが、空気入れを使うとより速く膨らませることができます。
これらの用具には適正気圧などを計る必要があまりありません。したがって、単純な仕組みの手押しポンプ式やピストン式で押したり引いたりしながら、空気が入る倍速ポンプなどがあります。
これらは比較的安価で、故障などしにくいことがメリットにあげられます。このように仕組みの簡単な空気入れはお子様も使いやすく、空気を入れて膨らませるところから、親子で楽しむことができるのでおすすめです。
自転車やボールにはフロアポンプ

自転車やボールに空気を入れる場合は、だれもが一度は目にしたことがあるフロアポンプがおすすめです。片足で固定し、ハンドルを上下にピストンし空気を送り込みます。
価格も比較的安価な製品が多く、空気圧も高めに設定されているものもあるので、ワンプッシュで多くの空気を入れることができます。
ロードバイクなどで長距離を走る場合は携帯ポンプを

ロードバイクなどのスポーツ自転車で長距離を走る場合には、携帯ポンプがおすすめです。フロアポンプに比べコンパクトで軽量なため、持ち運びが楽に行えます。
このようなコンパクトサイズの空気圧などは通常サイズに引けをとらない圧力も兼ね備えています。これらはの製品は、防災用としても重宝するでしょう。
電動で簡単に空気をいれられる充電式空気入れ

電動エアーポンプは、スイッチを入れるだけで自動的に空気が入り、指定した空気圧になると停止するため手間がかからず大変便利です。電動のため時間の短縮にもなり、また充電式のものもあるため持ち運びもできます。
ただ、浮き輪やビニール製品の遊具に空気を入れる際は適正気圧が不明な場合が多いため、破裂してしまう恐れも。遊具に入れる場合は、空気の入り具合を確かめながら入れてください。
スポーツバイクにはエアゲージ付きがおすすめ

出典:amazon.co.jp
買い物や通勤時に使う自転車のタイヤや、山道や長距離を走るロードバイクなどには、「エアゲージ付き」の空気入れを使いましょう。エアゲージとは、先ほどご紹介した「適正気圧」を測定できる機械です。
バネでピストン式の空気入れもありますが、今はボタン一つでワンプッシュの空気を自動で注入できるエアゲージ付き空気入れもあります。自動で空気を注入できるタイプのものは、手動式に比べて労力がかかりませんし、空気が入りきるまでの時間もぐっと短縮できます。
仏式・英式・米式?自転車のバルブの形状を確認

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クロスバイクなどのスポーツ自転車は、仏式・英式・米式でバルブの形状が異なります。自転車にあったバルブではないと、空気を入れることができないため、空気入れを買う前にご自身のお手持ちの自転車がどの国の製品なのか確認しましょう。
ファットタイヤには「2シリンダー」の大容量タイプも

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通常の自転車のタイヤよりも太くて安定感のある「ファットタイヤ」への空気入れは、普通の自転車よりも時間がかかってしまうため、2シリンダーの大容量で空気を注入できるタイプがおすすめです。
100均でも買える空気入れ

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最近ではダイソーやセリア、キャンドゥといった大手100円ショップで空気入れが手軽に購入できるようになりました。
適正気圧まで測れるような本格的な空気入れではないようですが、ボールや浮き輪など、単純に空気を注入するだけのものには十分活用できます。外出時に忘れてしまったなど、急で要する時にはぜひ100均の空気入れを活用してみましょう。
空気入れのおすすめ人気ランキング10選
では実際の空気入れを機能性の充実度や幅広い使い方などができるという点からランキング形式にしてご紹介いたします。実際、ご自身が使う場面をイメージしながら見ていただけるとぴったりの商品が見つかるかもしれません。
1位 JanGoo 電動エアコンプレッサー エアコンプレッサー 空気入れ 2200AM
大容量バッテリーで6つのタイヤに充鎮可能
大容量バッテリーの電動空気入れです。パワフルな空気圧縮で空気入れの時間を大幅に激減。自転車、バイク、自動車、ボール、浮輪など空気を入れる物に対応可能です。またLEDライト付きなので、手元を明るく照らすことができます。
街灯がない道や視界の悪い場所でのタイヤ交換など、思わぬトラブル時にも対応します。
2位 Sable 電動エアーポンプ 空気入れ 空気抜き 両対応 3種類のノズル付きSA-HF038
3つのノズルで合わせて使える
ハイパワーポンプで注入時間を縮小。3分間ほどで操作完了でき、手動ポンプより3-4倍の速さの為、忙しい時間を大幅短縮!ご家庭やアウトドアには欠かせないツールです。
また、3つサイズのノズルが付属されており、バルブに合わせて最適なノズルに交換可能です。
3位 FIELDOOR 電動エアーポンプ (空気入れ&空気抜き両対応)
電動式でもバッテリー式でも
大型プールや電動エアポンプの作動用におすすめな電動エアーポンプです。空気排出量が多くパワーがあるので、大きなアイテムの空気入れもスムースに。また、空気を入れるだけでなく、空気を抜くこともできるという2パターンの使い道のある便利な空気入れです。
4位 自転車 手動ポンプ 空気入れ 最大空気圧20psi コンパクト
圧力計もついている手動ポンプ
こちらは、空気圧を測りながら空気入れができる手動ポンプですが、ボールなどに空気を入れる際、膨張時の圧力も読み取れるようになっており、膨らませ過ぎる心配がありません。 膨張しすぎた際は また付属のエアリリースバルブにより、簡単に空気を抜くことができます。
5位 LANDCAST 300psi 携帯ポンプ 仏式 米式 LC-M2 ブラック
仏式・米式バルブどちらにも対応
仏式・米式の両方のバルブに使用可能。ロードバイクなどはもちろん、ママチャリなどにも使用できます。空気圧上限300psiと高圧まで軽い力で入れることが可能です。軽量でコンパクト、防水性とサビにくさがあり、屋外や雨の日でも問題なく使用できます。
6位 エアポンプL
浮き輪やビニールプールを膨らませるのにおすすめ
スタンダードな足踏み式エアーポンプです。浮き輪、ビーチボール、エアーマットなどアウトドアやレジャー用品を膨らませるのにオススメです。
7位 volflashy バルーン ポンプ
風船を膨らませるのに便利な空気入れ。
風船を膨らませるのにおすすめの空気入れです。また、すべてのインフレータブルおもちゃ、エアクッションベッド、カヤックなどに適しています。
8位 Airace【全5色】自転車空気入れ
ロードバイクに取り付けて持ち運べるコンパクトタイプ
AIRACE 携帯ポンプは最大空気圧100 psiのミニサイズポンプです。延長ホースも柔らかく、空気を入れる際にスポークに傷を付けません。ポンプヘッドのダストキャップはホコリから口金を守ります。
バルブ内部の部品を反転させ、組み替えることで仏式/米式/英式の変換ができます。パンクなど緊急時に活躍する携帯用ポンプ。外出先でのトラブルのために、持っておくと安心です。
9位【2019 最新版】空気入れ 電動エアコンプレッサー 小型電動ポンプ 1000mah*3
高機能空気入れ最新版!
4つの気圧単位で測れる、高効率空気入れです。長時間の使用も可能、15分程度の連続動作が可能です。自転車や浮き輪などまで幅広く活用できます。
10位 steman–net 空気入れ
大容量で車のタイヤにも使える空気入れ
2シリンダーの大容量で、優れた多機能空気入れです。自転車はもちろん、オートバイや車のタイヤなどにも使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。空気を入れる対象物によって選ぶ空気入れや適正気圧、便利な機能などあることがわかりました。この記事を参考に、用途に合わせた最適な空気入れを見つけてくださいね。