作業効率が向上すると人気のBluetoothキーボード。ケーブル不要でスマートに使用できるメリットがあります。そこで、気になるのは自分に合った機種選び。
「Bluetoothキーボードを購入したいが、選び方がわからない」「機種の特徴やおすすめまで知らない」このように悩むあなたへ、本記事ではBluetoothキーボードの機種ごとにポイントを解説。この記事を読めばあなたにぴったりのキーボードが見つかります。
Bluetoothキーボードとは

Bluetoothは1999年に誕生した無線の共通規格です。ワイヤレスでパソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスと接続することができます。
Bluetoothキーボードはケーブル不要で使えるため、パソコン周りがすっきりするのが魅力。
また持ち運びにも優れ、外出先でスマートフォンやタブレットと接続して使うこともできるのでとても便利です。
2.4GHzワイヤレスキーボードとの違い

無線接続のキーボードは「Bluetooth」以外に「2.4GHz接続」もあります。2.4GHz接続は、USBレシーバーを挿すだけなのでBluetoothに対応していないデバイスでも使用可能。
一方で、USBポートが必要なのでスマホやタブレットには不向きですBluetooth方式は、ペアリングすればスマホやタブレットでも使用可能。
どの端末でも、使い慣れたキーボードで入力が可能です。
Bluetoothキーボードの選び方
Bluetoothキーボードは、多くのメーカーから発売されています。機種によって特徴があり、大きさやテンキーの有無、キーの配列に違いがあります。
Bluetoothキーボードを快適に使うなら、使用方法に合った機種の選定が重要です。ここでは、Bluetoothキーボードを選ぶポイントをご紹介します。
使用デバイスに合わせて選ぶ
Bluetoothキーボードは、異なるデバイスでも「ペアリング」することで使用可能です。ただし、どのデバイスをメインで使うかによってほしい機能や大きさは変わります。使用デバイスに合わせて考えると、機種選びが明確になるでしょう。
代表的な3つのデバイスで使用する場合のポイントを解説しますので、参考にしてください。
パソコンで使用する場合

Bluetoothキーボードをパソコンで使用する場合、純正キーボードと同等サイズがおすすめ。パソコンで使用するなら携帯性は考えなくてよいので、打ちやすさを重視して選ぶとよいでしょう。
数字の入力作業が多い方はテンキー付きのものだと、より使いやすいです。
タブレットで使用する場合

持ち運びが基本なので、バッグに入る大きさを選ぶとよいでしょう。
携帯性は重要ですがあまり小さすぎると打ちにくいので、ある程度の大きさがあるものが使いやすいです。
タブレットを立てかけるスタンド機能が付いたキーボードも存在。ノートパソコンの感覚で使用できるのでおすすめです。
スマホで使用する場合

Bluetoothキーボードをスマホで使用する場合、小型軽量の機種を考えましょう。スマホに合わせた、折り畳み式のモデルがおすすめ。カフェのような限られたスペースでの使用にも最適。
小さいのでタイピングはしにくいですが、スマホ単体での入力よりは良好です。携帯性重視でも、必要な機能は充実しているので安心です。
マルチペアリングと切り替え機能で選ぶ

複数のデバイスを使用するなら「マルチペアリング対応」の機種がおすすめです。各デバイスとのペアリング情報を登録することができるので、いちいち設定し直す必要がありません。さらに切り替え機能付きの機種なら、スイッチ操作で簡単に違うデバイスで使用可能。
デスクトップパソコンを使用中にスマホに切り替え、再びパソコンで作業するような場面でも作業効率が上がります。
配列で選ぶ

キーボードには日本語配列(JIS)と英語配列(US)があり、記号の位置やキーの有無、サイズに違いがあります。国内で販売されているキーボードはほとんどが日本語配列なので、こだわりがなければ日本語配列が使いやすいです。
MacやiPhoneは英語配列(US)を基本としているので、日本語配列だと使いにくい場合もあります。
使用するデバイスや、英語入力の有無で配列を考えるようにしてください。
キーの感知方式で選ぶ
キーボードで大切なのは、入力する際の「打ち心地」。キーの感知方式によって大きな違いがあります。
感知方式は、現在4つの方式が主流。それぞれの個性を把握して選ぶようにしましょう。
メンブレン方式

メンブレン方式のキーボードは、多くのデスクトップパソコンに採用されています。多くの人に馴染みのある方式と言えるでしょう。
キーを押すと、ゴム製の接点シートが触れ合い感知。柔らかく弾力ある打ち心地が特徴。中心を外すと感知されにくいという欠点もあります。
生産コストが安いので、リーズナブルなモデルを探している方はチェックしてみてください。
パンタグラフ方式

パンタグラフ方式は、ノートパソコンに多く採用されています。キーを支える構造がX型で、パンタグラフのような構造が特徴。
力の伝わり方が均等なので、キーの端を押しても反応します。そのため、ミスタッチに強く軽やかなタイピングが可能です。
薄型でスマートな造りで、入力に対する反応が早く静粛性も優れています。
メカニカル方式

キーの1つずつに金属スプリングと、機械式のスイッチが組み込まれたメカニカル方式。「カチャカチャ」した打鍵音と、確かな打ち心地が特徴です。
ゲーミングでの使用や、会計処理など確実な入力が求められるユーザーに最適。キーは壊れても一つずつ交換できます。
コストは高くなりますが、耐久性に優れ長期使用できるメリットがあります。
静電容量無接点方式

静電容量無接点方式のキーボードは、プロ御用達の高級モデル。物理的に部品が接触することなく、キーを押すことで静電容量の変化を感知します。そのため、一切の摩耗がなく耐久性に優れています。
長時間の入力が日常的に続く、ヘビーユーザーに適しています。
キーピッチで選ぶ

キーピッチとは、キーの中心から隣のキー中心までの距離のことで打ちやすさを左右します。19mmが標準で「フルサイズ・キーボード」と呼ばれます。打ちやすさを重視するなら「18mm」以上を選びましょう。
キーストロークで選ぶ
キーストロークとはキーを押した深さで、打鍵感が変わります。2mm以下だと軽やかな打ち心地で、高速入力に向いています。
3mm以上だとしっかりとした打鍵感で入力ミスが減るので、正確性を重視する方にはおすすめです。
給電方式で選ぶ
Bluetoothキーボードは、キーボードとデバイス本体が物理的に接続されません。そのため、キーボードにも電源供給が必要です。
電源の供給は、電池式と充電式の2種類があります。Bluetoothは消費電力が少ないので、どちらを選んでも電力の持ちは長め。それぞれの特徴をご紹介します。
外出先でも使いやすい電池式

電池式のメリットは、外出先でも安定して電源が確保できることです。使用する電池は、単三か単四が1本だけ。入手が容易で安心して使えます。小型の電池なので、キーボードのデザイン性に与える影響も少なく済みます。
エネループの充電池を使えば、ランニングコストを押さえることも可能です。
コストが気になるなら充電式

充電式のメリットは、電池を入れるスペースがないのでデザインに影響を与えない点です。
少しでも軽量で薄型のキーボードを求める方に向いています。また、電池の購入や交換の手間がなく、コスト面で優れるのも特徴。
ある程度の使用で充電の必要がありますが、消費電力が小さいので時間はかかりません。
電池容量で選ぶ

Bluetoothキーボードは、電池式でも充電式でも電池の容量が大切です。基本的に電源の残量は表示されませんので、視覚的に確認はできません。
機種にもよりますが使用可能期間は電池式は約1年、充電式は数日から1ヶ月位が一般的です。充電式は電池が切れても、充電しながらの使用が可能。
事前に使いたいBluetoothキーボードの、電源稼働時間を調べると良いでしょう。
持ち運びやすいサイズや形状で選ぶ

Bluetoothキーボード選びは、持ち運びやすいサイズや形状で考えましょう。2つ折りや、3つ折りのコンパクトな機種も人気。個性的なものでは、シリコン素材で丸めて収納できるタイプの製品も存在します。
外出先での使いやすさに影響するので、サイズや形状にも注目してください。
Bluetoothキーボードのおすすめ人気ランキング10選
Bluetoothキーボードの特徴と選び方をご紹介しました。ケーブルを使わずに使用できるので、デスクがすっきりし使い勝手も良好。商品のラインナップも豊富で、選択に迷うほどです。そこで気になるのが、実際に人気のモデル。
ここでは、現在人気のBluetoothキーボード10選を集めました。選ぶ際の参考にしてください。
1位 Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード AK-A7726121

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重さ:190g
キーストローク:-
キーピッチ:-
キー感知方式:-
マルチペアリング:-
対応OS:iOS、Android、Mac、Windows
配列:US配列
給電方式:単4電池
電池容量:-
従来型の3分の2サイズ!使いやすい万能モデル
Ankerから発売の軽量かつ、コンパクトなBluetoothキーボード。大きさは従来機種の3分の2で、スリムで使いやすい一台です。195gと驚きの軽量化を実現し、カバンに入れて持ち歩くのに適しています。ショートカットキーも使え、操作の簡略化にも対応しています。
省電力モード搭載で、1日2時間の連続使用でも3カ月以上の使用が可能。使いやすい万能モデルです。
2位 Ewin ミニ bluetooth キーボード EW-RB05

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重さ:90g
キーストローク:-
キーピッチ:-
キー感知方式:-
マルチペアリング:-
対応OS:iOS、Android、Windows
配列:日本語配列
給電方式:リチウムポリマー電池
電池容量:500mAh
90gの手のひらサイズ!持ち歩きたい人向け
手のひらサイズの携帯用Bluetoothキーボード。わずか90gの軽量ボディは、ゲームのコントローラー感覚で使用可能です。90度回転式のタッチパッドも搭載して、マウスなしでも使用できます。また、バックライト付きなので、暗い場所でも問題あえりません。
場所を選ばず、いろいろなデバイスに接続して使いたい人におすすめします。
3位 オウルテック Bluetoothキーボード タッチパッド付き owl-btkb6301tp

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重さ:284g
キーストローク:-
キーピッチ:約17mm
キー感知方式:-
マルチペアリング:3台
対応OS:iOS、Android、Windows
配列:US配列
給電方式:リチウムポリマー電池(microUSB充電)
電池容量:-
折り畳んで18mm!シンプルなUS配列
オウルテックから発売された携帯型キーボード。薄型のボディは、折り畳むと18mmに収まります。コンパクトながら、タッチパッドとタブレット用スタンドも装備。
シンプルなUSキーボードは、キーストロークも浅めで打ちやすさを実現。3台までのマルチペアリング可能で、複数デバイスを使用する方にも対応します。
4位 ロジクール ワイヤレスキーボード K380

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重さ:399g
キーストローク:1.5mm
キーピッチ:18mm
キー感知方式:パンタグラフ
マルチペアリング:3台
対応OS:iOS、Android、Mac、Windows
配列:日本語配列
給電方式:単4電池
電池容量:-
電池寿命は最大2年間!長く使える省エネ設計
ゲーミングキーボードで定評のある、ロジクールから発売のK380。個性的な外見が特徴的ですが、使いやすさは抜群。丸い形のキーはピッチ18mmですが、狭さを感じさせません。軽い傾斜があり入力もしやすいです。
テンキーレスで小型化、3台までペアリング可能。2年間の電池寿命を実現した省エネ設計と見どころ満載のモデルです。
5位 ロジクール マルチデバイス Bluetooth キーボード K780

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重さ:1.09kg
キーストローク:2mm
キーピッチ:19mm
キー感知方式:パンタグラフ
マルチペアリング:3台
対応OS:iOS、Android、Mac、Windows
配列:日本語配列
給電方式:単4電池
電池容量:-
スタンド付き・フルサイズで使いやすさ抜群
ロジクールK780は、Bluetoothキーボードとしては大型のサイズ。1Kgの重さは持ち運びに不向きですが、デスクトップパソコンをメインにスマホとタブレットを併用したい方にはおすすめの一台です。
Easy-Switchボタンで簡単にデバイスを切り替えできるので、作業効率が格段に上がります。スマホやタブレット用のスタンドも装備。
6位 ロジクール ワイヤレスキーボード K375s

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重さ:680g
キーストローク:2.5mm
キーピッチ:19mm
キー感知方式:メンブレン
マルチペアリング:3台
対応OS:iOS、Android、Mac、Windows、Chrome OS
配列:日本語配列
給電方式:単4電池
電池容量:500mAh
WindowsやAndroidなど幅広く対応!コスパが高い一台
ロジクールK375sは、シンプルデザインのスタンド付きキーボードです。WindowsやAndroidなど、幅広いデバイスに対応。
Bluetooth以外にUnifyingレシーバーも付属して、対応デバイス6台まで接続可能。キーは中心に窪みを付けて快適な打鍵感を実現、テンキーも装備のフルサイズ。安価なマルチデバイスキーボードを求める方に最適な1台です。
7位 Ewin ワイヤレスキーボード タッチパッド付 EW-B008

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重さ:223g
キーストローク:2.0mm
キーピッチ:19mm
キー感知方式:パンタグラフ
マルチペアリング:3台
対応OS:iOS、Android、Mac、Windows
配列:日本語配列
給電方式:リチウムポリマー電池
電池容量:-
マウス不要!タッチパッド搭載モデル
EwinのEW-B008はテンキーレスですが、キーピッチ19mmでストローク2mmの入力しやすいキーボード。サクサクと快適な打ち心地と、底部の傾斜で長時間のタイピングでも疲れにくい仕様です。タッチパッドが付属しているので、マウス不要でも使用できます。
223gの軽量ボディは持ち運びに最適で、場所を選ばず使用できます。
8位 iClever キーボードIC-BK22

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重さ:370g
キーストローク:1.8mm
キーピッチ:19mm
キー感知方式:パンタグラフ
マルチペアリング:3台
対応OS:iOS、Android、Mac、Windows
配列:日本語配列
給電方式:バッテリー(microUSB充電)
電池容量:280mAH
テンキー付きフルサイズ。入力作業が多い方向け
iCleverのIC-BK22はテンキー付きフルサイズのキーボード。USB接続の充電方式で、90時間の連続使用が可能です。
19mmのキーピッチ、1.8mmのストロークはノートパソコンと同じ打鍵感。軽い力で入力ができるので、入力作業が多い方に向いています。
最新規格のBluetooth5.1対応で、3台同時のペアリングも可能です。
9位 オウルテック ワイヤレスキーボード コンパクト owl-btkb6501

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重さ:184g
キーストローク:-
キーピッチ:約18mm
キー感知方式:-
マルチペアリング:-
対応OS:iOS、Android、Windows
配列:US配列
給電方式:リチウムイオン電池(microUSB充電)
電池容量:110mAh
折り畳み式なのに打ちやすい18mmのキーピッチ
オウルテックのowi-btkb6501は折り畳み可能な上に、打ちやすいキーボードです。18mmのキーピッチは実用性十分で、折り畳み部分を開いたときの左右の形状がタイピングに最適。スタイリッシュなUSキーボードに、折り畳み時の厚みは14mmと持ち運びも楽です。
充電時間は2時間で、約40時間の連続使用が可能です。
10位 マイクロソフト Bluetooth Keyboard QSZ-00019

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重さ:576g
キーストローク:-
キーピッチ:-
キー感知方式:-
マルチペアリング:-
対応OS:Windows
配列:日本語配列
給電方式:単4電池
電池容量:-
windowsユーザーにおすすめ
Windowsでおなじみ、マイクロソフトから発売のキーボード。テンキーも付属で入力作業もスムーズです。
マイクロソフトが提供する機種にふさわしく、officeの専用ショートカットキーを装備。絵文字キーやスクリーンショットを高速化する機能もあります。
Windows機種および、Microsoft365での作業時におすすめの1台です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() Anker ウルトラスリム Bluetooth ……
1
|
2,000円 |
3.9 |
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![]() Ewin ミニ bluetooth キーボード E……
2
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3,480円 |
3.8 |
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![]() オウルテック Bluetoothキーボード……
3
|
7,458円 |
4 |
|
![]() ロジクール ワイヤレスキーボード ……
4
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2,837円 |
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|
![]() ロジクール マルチデバイス Blueto……
5
|
6,006円 |
|
|
![]() ロジクール ワイヤレスキーボード ……
6
|
2,243円 |
3.8 |
|
![]() Ewin ワイヤレスキーボード タッチ……
7
|
3,280円 |
|
|
![]() iClever キーボード IC-BK22
8
|
3,999円 |
4 |
|
![]() オウルテック ワイヤレスキーボー……
9
|
4,380円 |
|
|
![]() マイクロソフト Bluetooth Keyboar……
10
|
4,846円 |
4 |
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まとめ
Bluetoothキーボードは、ケーブルが不要で軽快に使用できます。同時ペアリングで、複数のデバイスを使用できる機種も存在。持ち運びに向いた機種や据え置きで本格的に使用できるものまで、さまざまな種類があります。
購入のポイントは、使いやすさ重視か、携帯性を重視するかで変わります。本記事を参考にあなたに合ったBluetoothキーボードを見つけましょう。