シンプルな使いやすさとデザインで根強い人気のあるMac。いざMacを購入したはいいけれど、その後に気になるのは外付けキーボードの選び方。理想の作業環境でストレスフリーに使用するなら、Macにベストなキーボード選定が必須です。
今回は、Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。併せて、互換性や使い心地など選び方のポイントも解説。あなたにとってベストなキーボード選びの参考にしてください。
Mac用キーボードとは?

Mac用のキーボードは、windows用のキーボードと異なりキーの配置や役割が変わります。Mac用の主な特徴は「commandキー」や「optionキー」があり、「backspaceキー」がない点です。
windows用のキーボードを代用することも可能ですが、使い勝手は悪いのでおすすめしません。
Mac用キーボードの選び方
Mac用のキーボードとwindows用のキーボードの違いを理解した上で、選び方をご紹介します。互換性・接続方法・マルチデバイス対応・配列・打鍵感・掃除のしやすさ・付加機能の7つを取り上げます。
それぞれ詳しく解説するので、Mac用キーボード選びの参考にしてください。
互換性のよい純正品を選ぶ

特にこだわりがない方や初心者は、互換性のある純正品がおすすめです。Appleが作ったキーボードのため、Macとの相性がよいのが最大の魅力。ワイヤレスで、持ち運びにも便利です。
また統一されたデザインで美しい作業環境を作ることができるのも、Macユーザーにとってうれしいポイント。
接続方法で選ぶ
キーボードには有線タイプとワイヤレスタイプがあります。キーボードとパソコンの接続方法の違いは、安定性や充電の必要性に関わるので重要なポイントです。
有線タイプとワイヤレスタイプのメリット・デメリットを解説しますので、参考にしてください。
有線タイプで安定した接続環境

有線タイプの最大のメリットは、接続の安定性です。USBケーブルで接続するのでコードの煩わしさはありますが、電波トラブルがないのはうれしいところ。
パソコンに接続して使うので充電も不要、低価格で手に入るのも魅力です。デスクトップパソコンをメインで使用する方には、安定性のある有線タイプをおすすめします。
ワイヤレスでデスク周りスッキリ

ワイヤレスタイプのメリットは、デスク周りがスッキリし携帯性に優れているところ。デメリットは充電や電池の交換が必要になる点です。綺麗な作業環境、場所を選ばない作業を求めている方におすすめです。
マルチデバイス対応で選ぶ

マルチデバイス対応とは、異なるデバイスでも使用可能なことを指します。iPhoneやiPadとの使用を考えている方は、マルチデバイス対応のキーボードがおすすめです。Windowsとの併用もできます。
しかし複数のOSに対応するべく、キー配列が煩雑になるデメリットがあるので初心者の方は注意が必要です。
キーボードの配列で選ぶ
キーボードの配列には、JISキーボードとUSキーボードがあります。JISは日本語配列で、USは英語配列です。
大きな違いは記号キーの配置や英数・かなキーの有無です。使いやすさに直結するので、よく確認して選びましょう。
誰でも使いやすいJISキーボード

長年日本メーカーのパソコンを使用している方や特にこだわりのない方には、JISキーボードをおすすめします。誰でも使いやすく、ローマ字打ちではない方のためのかな文字/英数キーがあります。
デザイン性ならUSキーボード

スタイリッシュさを求めたいならUSキーボードがおすすめです。かな表示がないため、見た目がスッキリしてMacとのデザインの統一感もバッチリ。ローマ字入力をする人にとっては使い勝手も悪くありません。
かな・英数キーがなかったり、enterキーが小さかったりするので日本製のキーボードに慣れている方は注意が必要です。
打鍵感で選ぶ
打鍵感とは「キーを押した」感覚です。キーボードの打ち心地が気になる方は、打鍵感での選定が大切です。打鍵感に関係するのはキーボードの構造で、「メンブレン」「パンタグラフ」「メカニカル」「静電容量無接点方式」があります。
音・打ち心地・正確性・値段に違いがあり、それぞれの使用感を解説していきます。
メンブレン

メンブレンキーボードはデスクトップパソコンに多く採用されるキーボードで、凸凹しているのが特徴です。打鍵感と音が小さく、耐久性は低いです。値段は比較的安く、コストパフォーマンス重視。
文字を反映させるには押し込む必要があり、使用時間が短い方や、確実性を求めている方におすすめです。
パンタグラフ

パンダグラフキーボードはノートパソコンに多く採用されるキーボードで、凹凸が少ないです。疲れにくく軽やな打鍵感と素早い打ち込みで、使用する機会が多い方におすすめです。
また、静音性に優れています。Appleの純正品もパンダグラフキーボードを採用しており、スマートで見た目もよいです。
メカニカル

メカニカルキーボードは、ゲーミングキーボードに多く採用されるキーボードで耐久性に優れています。キーの下にはバネを内蔵しており、反発力が強く戻りが早いです。
キーは一つずつ交換できるので、壊れても丸ごと換えなくて済みます。こだわりのある方はカスタマイズもでき、自分好みの打鍵感や音を作り出すことも可能。値段は高めなので、性能重視の方におすすめです。
静電容量無接点方式

静電容量無接点方式は、オフィスなどで多く採用されるキーボードで入力作業の多い仕事向きです。名前の通り、静電気で入力判定を行い物理的な接点はありません。そのため音は静かで、指への負担が少なく高速入力が可能となります。
値段は高いですが、耐久性が高く、長く使い続けられます。
掃除のしやすさで選ぶ
手垢やホコリ、食べカスなどが蓄積すると、キーボードの故障原因となります。故障を防ぎ清潔に保つために、掃除のしやすいキーボード選びが大切です。
おすすめはキーフラットタイプとアイソレーションタイプ。それぞれ特徴をご紹介します。
キーフラットタイプ

キートップがフラットになっているキーフラットタイプはホコリが溜まりにくく、キーを均一に拭けるので掃除しやすいです。
キーフラットタイプの他に、キートップの真ん中が凹んだシリンドリカルタイプがあります。凹凸があるため、ホコリは溜まりやすく掃除しにくくなります。
汚れにくいキーフラットタイプは、忙しく掃除が面倒な方におすすめです。
アイソレーションタイプ

キー同士の間隔が広いアイソレーションタイプは、掃除がしやすくおすすめです。間隔が広いことで、ミスタッチ対策にもなります。
仕事場を綺麗に保ち、ミスなく仕事をしたい方は、アイソレーションタイプのキーボードを選びましょう。
付加機能で選ぶ
より使いやすいキーボードを選ぶには、付加機能も大切なポイント。代表的な付加機能は「省電力モード」「マルチファクションキー」「テンキー」の3種類。
どれも便利な機能なので、あなたの用途に合わせて必要かどうか見極めましょう。
省電力モード

省電力モード搭載のキーボードは、長時間作業する方におすすめです。無駄な電力を削減するためにキーボードが自動で行います。
デメリットは一定時間操作をしないとスリープモードになり、復旧に時間がかかること。作業効率が下がるとストレスになるので、省電力モードが必要かどうか慎重な判断が必要です。
またAppleの純正品は省電力モードなしでも1ヶ月ほどバッテリーが持つので、ストレスなく電力も削減したい方にはおすすめです。
マルチファンクションキー

音量の調整・光量の調整・メディアの再生・停止などをスムーズに行いたい方は、マルチファクションキー搭載のキーボードがおすすめです。
マルチファクションキーがあれば、マウスをクリックしながらの操作は不要となり、動画に集中しながら簡単に音量や再生・停止を調整できます。
メディアを再生する機会が多い方はチェックしてみてください。
テンキー

大量に数字を入力する方は、テンキー搭載のキーボードがおすすめです。数字が電卓のような配置となっており、片手で打ち込みが可能です。さらに数字以外にも小数点や「+-*/=」の記号もあるので、計算作業にも向いている付加機能です。
仕事用でMacを購入した方は、作業効率を上げるためにもテンキー搭載のキーボードを選びましょう。
Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング10選
ここまでMac用キーボードの選び方についてご説明してきました。
あなたに必要な機能を理解した上で、数あるキーボードからベストなものを選びましょう。
キーボード探しの参考として「Mac用キーボードのおすすめ人気ランキング10選」をそれぞれの特徴とともにご紹介します。
1位 Apple Magic Keyboard – 日本語(JIS) MLA22J/A

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キー配列:JIS配列
キーピッチ:-
対応OS:Mac OS/iOS
キー構造:パンタグラフ
テンキー:なし
王道のApple純正!テンキーなしのシンプルデザイン
Mac用のキーボードに迷ったら、互換性のある純正品を買えば間違いありません。シンプルなデザインに、タイピングのしやすいキー構造。さらに、1回の充電で1ヶ月以上も駆動する大容量のバッテリーを持っています。
純正品なのでMacとのペアリングは自動で行い、統一感のあるデスクになります。
2位 Anker ウルトラスリム Bluetooth ワイヤレスキーボード AK-A7726121

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キー配列:US配列
キーピッチ:-
対応OS:iOS、Android 3.0以降、Mac OS X 10.2.8以降、Windows 10/8/7/Vista/XP
キー構造:-
テンキー:なし
軽量・コンパクト・低価格に加え、互換性もバッチリ!
コストパフォーマンスのよいキーボードを求めている方は、Ankerのワイヤレスキーボードがおすすめです。実用性に特化した軽量でコンパクトなキーボード。Mac以外でも使用できる優れた互換性を持ち、値段も安いです。
省電力モードで3ヶ月以上使うことができるので、頻繁な電池交換もなく使い勝手がよい一台。
3位 ロジクール MX KEYS KX800

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キー配列:113キー JIS配列
キーピッチ:19
対応OS:Windows、mac、Linux、Android、iOS
キー構造:パンタグラフ
テンキー:あり
パーフェクト・ストロークキーで滑らかなタイピング
タイピングの精確性と本体の耐久性を求める方は、ロジクールのワイヤレスキーボードがおすすめです。タイピングの快適さと安定性を考慮し、本体はメタルプレートに覆われているので頑丈です。
バックライトが搭載してあり、部屋が暗くなっても手元の明るさは変わりません。
4位 EWIN ワイヤレスキーボード タッチパッド付

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キー配列:76キー JIS配列
キーピッチ:19mm
対応OS:Windows、Android、iOS、Mac
キー構造:パンタグラフ
テンキー:なし
3台のデバイスに同時接続!マルチファンクションキー付き
さまざまなデバイスを同時に使いたい方は、Ewinのワイヤレスキーボードがおすすめです。3台同時接続が可能で、ワンボタンでデバイスの切り替えができます。Macで作業しつつiPadを活用したい場合でも、スムーズに使用できるのが魅力。
マルチファンクションキーがあるので、使い勝手もよい一台です。
5位 Apple Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語(JIS) MQ052J/A

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キー配列:JIS配列
キーピッチ:-
対応OS:Mac OS X
キー構造:-
テンキー:あり
純正品のテンキー付きタイプ
Macを仕事で使う方は、テンキー付属の純正品がおすすめです。タイピングがしやすいキー構造に加え、テンキーが付くことで作業効率がさらに上がります。
テンキーでの入力は半角で固定されているので、表計算や財務ソフトを使う方にとって非常に便利。
しかし本体の幅が約42cmと長めなので、持ち運びには向きません。外出先での使用を視野に入れている方はテンキーなしをおすすめします。
6位 ロジクール マルチデバイスBLUETOOTHキーボード K380

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キー配列:84キー JIS配列
キーピッチ:18mm
対応OS:iOS、Android、Windows、Mac OS、Chrome OS、Apple TV
キー構造:パンタグラフ
テンキー:なし
スリムでスタイリッシュな丸型キーとカラー
外出先でバッテリーの心配をしたくない方は、ロジクールのワイヤレスキーボードがおすすめです。充電不要な電池タイプで、最長2年間の駆動が可能です。
さらに互換性にも優れており、コンパクトで軽量。3台同時接続もできる持ち運びに特化したキーボードです。
丸型キーはスリムでスタイリッシュな仕上がりで、デザインにこだわりたい方にもおすすめ。
7位 東プレ REALFORCE TKL SA for Mac R2TLSA-US3M

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キー配列:87キー US配列
キーピッチ:-
対応OS:macOS
キー構造:ステップスカルプチャー
テンキー:なし
静電容量無接点方式で極上のキータッチを体感
ビジネス使用でタイピングを多くする方におすすめの一台。静電容量無接点方式を採用しており、精確で高速タイピングが可能。指への負担も軽減され音も静かなので、ストレスなく使えます。
有線タイプなので、接続の安定性も魅力です。
8位 iClever キーボード IC-BK22

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キー配列:JIS配列
キーピッチ:19mm
対応OS:Android、iOS、Window、Mac
キー構造:パンタグラフ
テンキー:あり
長時間でも疲れにくい、浅めな1.8mmキーストローク!
デザインにこだわりたい方は、iCleverのテンキー付きワイヤレスキーボードがおすすめです。
デーボードの裏面に亜鉛メッキ鋼板が使用されたメタリックなデザインで、高級感があります。パンダグラフ方式を採用した軽やかな打ち心地で長時間作業でも疲れにくいのもポイントです。
9位 BUFFALO フルキーボード BSKBM01

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キー配列:105キー JIS配列
キーピッチ:19mm
対応OS:Mac OS
キー構造:パンタグラフ
テンキー:あり
表計算や財務ソフトの入力に重宝!テンキー付きの余裕サイズ
入力作業が多い方は、BUFFALOのフルキーボードがおすすめです。
マルチファクションキーとテンキーが搭載されており、操作性は抜群。有線タイプなので入力に誤差がなく、パンダグラフ方式で打ち心地もよいです。
値段も手頃で、コストパフォーマンスに優れた一台です。
10位 Macally SLIMKEYPROA

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キー配列:104キー(US配列)
キーピッチ:
対応OS:Mac OS
キー構造:パンタグラフ
テンキー:あり
打ちやすく静か!埃も溜まりにくいパンタグラフ式キー
ストレスなく使用したい方は、Macallyのキーボードがおすすめです。パンタグラフ式キー(シザー式キー)を採用しており、タイピングしやすく深い沈みで静音性があります。埃も溜まりにくい構造なので、お手入れもしやすいのもポイント。
マルチファクションキーとテンキー付属の有線タイプで、操作性と精確性もよいです。
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4.3 |
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まとめ
Mac用のキーボードは携帯性に優れたものから、安定性や正確性を重視したものまで種類はさまざま。選ぶ際のポイントで最も重要なのは互換性。そして用途に合わせた機能や好みの打ち心地・デザインを選ぶことで、あなたに最適な一台が見つかります。
お気に入りのキーボードを使うことで、Macの魅力を最大限に活かしましょう。