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イヤホンケーブルの選び方とおすすめ人気ランキング10選【リケーブルでワンランク上の音質に】

イヤホンケーブルをカスタマイズすることにより、自分の望む音質で音楽や動画を楽しめます。しかし、ShureやNOBUNAGAなどのメーカー、導線の素材などによっても音質が変化するため、どれを選ぶか迷ってしまうことも多いでしょう。

本記事では、初心者でも効果的にリケーブルするために、製品を選ぶ際のチェックポイントを解説します。さらに、おすすめの商品をランキング形式で紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

目次

リケーブルとは

出典: amazon.co.jp

イヤホンの本体からケーブルのみを取り替えることをリケーブルと言います。購入時にイヤホンに付属していたケーブルよりハイスペックなものと交換することで、音質の向上が期待できます。効果的にリケーブルできれば、低音から高音までの音域を広げたり、音の躍動感や明瞭感を増加させたりすることも可能です。

リケーブルの注意点は、必ずしも音質が上がるとは限らないことです。 機種によってはイヤホン本体との相性が良くない場合もあります。 まずは現在使用しているもののスペックやメーカーを確認した上で検討しましょう。

イヤホンケーブルの選び方

適切な製品を選ぶためには、必要な確認事項をおさえておくことが大切です。チェックポイントを5つお伝えするので、参考にしてください。

ケーブルの端子で選ぶ

ケーブル端子にもいくつかタイプがありますが、主なものは「MMCX」と「2pin」の2つです。自分の持っているイヤホン側の端子がどのタイプなのか必ず確認しておきましょう。ケーブルの取り換えをすること前提で、新しくイヤホン本体を選ぶ方のためにそれぞれの特徴を解説します。

扱いやすさを重視するなら「MMCX端子」

出典: amazon.co.jp

MMCX端子は採用しているメーカーが多く、複数のイヤホンで使いまわせることが特徴。ねじれにくく扱いやすいうえに、2pinより安価です。一方で、接続部の摩擦が起こりやすく消耗しやすいというデメリットも持ち合わせています。

音質に強いこだわりない人や、初心者におすすめの端子です。ソニーなど独自仕様のMMCX端子を使用しているメーカーもあるので、現状のものに対応しているかどうか確認しておきましょう。

音質にこだわりたいなら「2pin端子」

出典: amazon.co.jp

2pin端子は2つのピンで固定することにより、接触不良が起こりにくい構造で安定した音質を保てます。また、接続部の摩擦が起こりにくく消耗しにくい点もメリットでしょう。ただし、MMCX端子よりも価格は高い傾向にあります。

専用端子を採用しているメーカーもありますが、基本的にイヤホンの型番が合えばリケーブルできます。性能面を重視する人や音質にこだわりたい人は、2pin端子を選んでみるとよいでしょう。

接続の際には左右の極性に注意してください。逆につけてしまうと故障の原因になることがあります。

プラグのサイズで選ぶ

各デバイスに接続するプラグの種類は多様化しているため、端子の直径もチェックが必要です。もし、お使いのデバイスとプラグの形状が異なっていても、変換プラグを使用すれば使用できます。

変換プラグはAmazonなどで購入可能ですが、性能の高いイヤホンとケーブルを持っていても、性能の良くない変換プラグを使用すると音質が落ちる可能性もあります。以下で、接続する機器ごとに選ぶべきプラグのサイズを確認しておきましょう。

スマホやテレビにつなぐなら「直径3.5mm」

出典: amazon.co.jp

スマホやテレビに接続するプラグは、一般的に直径3.5mmのステレオミニプラグと呼ばれるものです。モノラルとステレオとに分けられている製品もありますが、音質を求めるならステレオ対応のものを選びましょう。

モノラルとステレオの違いは、収録方法です。モノラルでは単一マイクの収録、ステレオでは2つ以上のマイクで収録します。音楽をより楽しめるのは、音に立体感が生まれるステレオタイプです。3.5mmプラグを選ぶときは、ステレオ対応のものを選びましょう。

スピーカーやヘッドホンにつなぐなら「直径6.5mm」

出典: amazon.co.jp

スピーカーやヘッドホンに接続して使用する場合には、 直径6.5mmのプラグが使われることが多いです。6.5mmのステレオプラグは、端子が細いステレオミニプラグと比べて頑丈です。

指で捻じ曲げようとしても簡単には曲がらないので、激しいバンド演奏でも破損する心配はありません。また、音質を最大限まで追求した特殊なイヤホンでも6.5mmのプラグが採用されているケースがあります。

導線の材質で選ぶ

ケーブルの材質には主なものに、銅と銀があります。音域は個人の好みやよく聞く音楽のジャンルなどによって異なるので、材質の特徴を理解して選ぶとよいでしょう。

迫力ある重低音を楽しむなら「銅線」

出典: amazon.co.jp

銅は多くのケーブルで使用されている素材です。感覚的なものもありますが重低音が聴きやすい特徴があります。値段も比較的安価なため、初めてリケーブルをする方におすすめです。

より音質にこだわりたい方は、同じ銅のケーブルでも「 PC-Triple C 」という高純度のものを選びましょう。不純物が少ない分、特徴である低音にさらなる力強さが加わります。

高音域をクリアな音質で聞きたいなら「銀線」

出典: amazon.co.jp

銀のケーブルは高音域の繊細な音が聴きやすいですが、銅線より価格が高い傾向にあります。 価格が高いのは、材質自体の値段が高いためです。

銀は銅よりも電流の抵抗値が低い特性があります。イヤホンに音声を出力するのはあくまでも電気信号であるため、抵抗値の違いは音質にも大きく関わるものです。

銅と銀の音質を比較して、どちらが優れているかは好みに左右される部分でもあり一概には言えません。しかし、銅ケーブルしか使ったことがない方は、音質の違いを楽しめる銀ケーブルもぜひ試してみてください。

高音質を求めるなら芯数の多いものを

出典: amazon.co.jp

芯数とは、ケーブルを構成している銅線または銀線の本数を指します。現在市販されているものは、8芯または16芯のものが主流です。芯数は多い方が音の解像度が高くなり、値段も高価になる傾向にあります。

音質にこだわるなら、コストをかけて芯数の多い方を選ぶとよいでしょう。ただし、芯数の多いものほどケーブル自体が固くなってしまうことを覚えておいてください。

ケーブルの長さを確認

出典: amazon.co.jp

ケーブルは1.0〜1.5m程度の長さで設計されていることが多いです。また、U字やY字など、左右の長さに違いがあるものもあります。用途や好みに合わせて選択しましょう。

どうしてもケーブルの長さが短いと感じることがあれば、延長ケーブルを使って長さを足すことも可能です。購入前にニーズに合わせて必要な長さを確認しておきましょう。

実際に試聴して確認

出典: amazon.co.jp

最近はネット通販で購入する機会が多くなってきましたが、できれば家電量販店などの展示品で音質を確認してから購入しましょう。

また、なかなか詳細な音は確認できませんが、ガジェット系YouTuberのYouTube動画を参考にするのもおすすめです。ECサイトだけで検討するよりは、より多くの情報を得ることができます。

デザインで選ぶ

出典: amazon.co.jp

イヤホンはもはや音楽を聴くためのツールだけではなく、おしゃれのひとつとして捉えられつつあります。家電量販店やネットショップを見てみると、さまざまなデザインのものが数多く販売されています。

街中を歩いてみても、おしゃれで個性的なイヤホンを使っている人を多く見かけるでしょう。今使っているケーブルの音質に満足していたとしても、ファッションとしてケーブルの付け替えを楽しむのもよいかもしれません。

【MMCX】イヤホンケーブルのおすすめ人気ランキング5選

ここからは、おすすめのイヤホンケーブルをランキング形式で紹介します。まずは、MMCX対応のイヤホンケーブルを5つ見ていきましょう。

1位 Shure Incorporatedリケーブル用 RMCE-UNI

詳細情報

対応機種:SE215 SE425 SE535 SE846など
ケーブル素材:銅線
プラグ:3.5mm 4極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:‐

ボタン1つで通話や音楽再生ができる

操作性に優れており、ボタン1つで通話や音楽の再生、ボイスコマンドの起動ができます。また、Apple iOSやAndroid/USBへの接続もボタン1つで簡単に切り換えることが可能です。

マイクの位置が低いので、通話時に相手が少し聞き取りづらさを感じるかもしれません。ケーブルが取り外し式のため、コードがからまりにくく扱いやすいとユーザーから高評価を得ています。

2位 onso バランス接続用イヤホンケーブル IECT_06_BL4M

詳細情報

対応機種:全ての機種
ケーブル素材:高純度無酸素銅(CFO)
プラグ:4.4mm 5極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:‐

金属アレルギーのユーザーも安心して使える

06シリーズはプラグやMMCXコネクタ、分岐やスライダーなどにチタン製スリーブが採用されているため、金属アレルギーのユーザーでも安心して使用可能です。ケーブルには高純度無酸素銅が使用されているため、音の解像度が一段と優れています。

従来のPVCからエラストマーに素材を変更したことにより、機械的な強度を保ちつつコンパクトな形状にすることに成功。スタイリッシュな見た目とクリアな音を再現できることから人気です。

3位 onso 05シリーズ  iect_05_bl4m _120

詳細情報

対応機種:全ての機種
ケーブル素材:高純度銅線(PCOCC)
プラグ:4.4mmバランス(5極)
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:‐

高音質でデザイン性にも優れたモデル

高音質を追求するために、ケーブル素材に高純度銅線(PCOCC)が採用されています。また、 玉虫色のケーブルが目を引く、デザイン性にも優れたモデルです。音質とデザインにとことんこだわりたい人におすすめです。

音の輪郭をハッキリさせた聴きやすい音を実現してくれます。ケーブル自体が柔らかく、普段使いしやすいこともうれしいポイントです。

4位  NOBUNAGA 友禅 (Yuuzen) NLA-UZN

詳細情報

対応機種:多数のMMCX端子対応機種
ケーブル素材:高純度無酸素銅線
プラグ:3.5mm 3極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:4芯

優れた伝送能力で幅広い音域を楽しめる

高純度無酸素銅線の採用、編み込みでのジョイントにより優れた伝送能力を有しています。また、独自の技術であるSymmetric Braid Matrixを採用していることから、低音から高音までの幅広い音域においてありのままの音質を楽しめます。

長期間使用していると、コードに緑がかった黒ずみがでてくることがあります。綺麗に保つために使った後は手に触れた部分をふき取るようにしましょう。

5位 Pioneer ヘッドホンケーブル JAC-BM12C1

詳細情報

対応機種:各種MMCX対応機種
ケーブル素材:高純度無酸素銅(OFC)
プラグ:2.5mm 4極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:‐

ハイレゾ音源が手軽に楽しめる

2.5mmのL型4極バランスプラグが採用されていることにより、解像度の高いハイレゾ音源を楽しむことができます。また、オーバーイヤフィットスタイルとツイストタイプにより、タッチノイズを軽減しています。

パイオニア製ヘッドホンのSE-CH9T専用に設計されたケーブルですが、他のパイオニア製品にも接続できます。左右のアース信号を分離したことにより、チャンネルセパレーションが改善されたことも利点の1つでしょう。

【2pin】イヤホンケーブルのおすすめ人気ランキング5選

続いて紹介するのは、2pin対応の商品です。MMCX対応のものに比べ、高価なものが多い傾向にありますが、ここでは安価で初心者でも手を出しやすいようなものも多数紹介します。

1位 Woodhifi 2pinケーブル TRN6C5

詳細情報

対応機種:各種2pinタイプの機器
ケーブル素材:高純度無酸素銅(OFC)
プラグ:3.5mm 3極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:6芯

初心者でも使いやすくおすすめ

ケーブルに高純度無酸素銅線が採用されており、伝送ロスが少なく伸びやかで広がりのある音を楽しめます。プラグは金メッキでコーティングされており、伝導の効率化が図られています。

線材が6芯構成で編みこまれていることにより、ケーブルの強度を高めるだけでなく音の空間表現力も向上させています。価格も手ごろなため、初めてリケーブルする人にもおすすめです。

2位 ikkoAudio バランスプラグ CTU-01

詳細情報

対応機種:多数の2pinタイプのイヤホン
ケーブル素材:単結晶銅(OCC)
プラグ:2.5mm4極バランス、3.5mmステレオ、4.4mm5極バランス
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:8芯

高級感が漂うデザイン性に優れたモデル

耳かけフック形状が採用されており、よりクリアで繊細な音を聴くことが可能です。加えて、 銀メッキ単結晶銅撚り線を7本使用した8芯構造によって、音質の向上を実現しています。

ブロンズのカラーで見た目に高級感があり、デザイン性にも優れていることから人気が高いモデルです。被膜にはPEとPVCを使うことにより、タッチノイズを軽減しています。

3位 NICEHCK 2pinイヤホンケーブル C4-1

詳細情報

対応機種:qdcイヤホン、TRN BA5、ZSX ZSN ZSN pro ZS10 pro AS12 AS16、CCA C12 CA4 A1などに対応
ケーブル素材:銀メッキ単結晶銅(OCC)
プラグ:4.4mm 5極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:4芯

高音質でケーブルの耐久性も抜群

6N銀メッキUPOCC導体を採用しているため、 解像度が高く、細かい音や繊細な音も表現可能です。ケーブルはエクストリームナイロンという素材でコーティングされており、断線しにくくなっています。

丁寧に編み込まれて作られた美しい見た目と、コードの柔らかさにより、ユーザーから高い評価を得ています。耐久性が高く、長期間使用できるものをお探しの方におすすめのイヤホンケーブルと言えます。

4位 KBEAR 2pinケーブル KBX4919

詳細情報

対応機種:各種2pin対応イヤホン
ケーブル素材:銀メッキ高純度無酸素銅(OFC)
プラグ:3.5mm 3極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:24芯

使用感を重視するユーザーにおすすめ

線材に高純度無酸素銅を採用していることにより、臨場感や躍動感のある音を再現できます。3.5mmの3極ステレオ接続により、接続機器の音響性能を最大限に発揮させることが可能です。

比較的柔らかい素材である銀メッキでコーティングされているため、コードの変形も容易で扱いやすいです。音質と使用感の両方を重視する人におすすめします。

5位 okcsc A5 2Pin イヤホンケーブル qdc

詳細情報

対応機種:各種2pin対応イヤホン
ケーブル素材:高純度単結晶銅(OCC)
プラグ:3.5mm 4極
ケーブルの長さ:1.2m
芯数:4芯

抜群の装着感と高いコスパが魅力

編み込み構造の採用により、変形した状態を保持する機能を備えているため、抜群の装着感があります。バランス接続の効果を最大限に引き出せるように設計されているため、張りのある伸びやかな音を実現できるのです。

金メッキプラグを採用することで、長期間使用することによる音質の劣化を防ぎ、接続環境と音の伝導率を安定させています。高価なものが多い2pinタイプですが、価格も2,000円台と安価なため、初心者にもおすすめです。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

Shure Incorporatedリケーブル用 R……

1

3,618円




4.1

onso バランス接続用イヤホンケー……

2

27,500円


5


onso バランス接続用イヤホンケー……

3

13,200円


4.75


NOBUNAGA Labs 友禅 (Yuuzen) NL……

4

12,564円


4.6


Pioneer ヘッドホンケーブル JAC-B……

5

5,464円




4.19

Woodhifi 2pinケーブル TRN6C5

6

1,450円




4

ikkoAudio バランスプラグ CTU-01

7

7,254円


5


NICEHCK 2pinイヤホンケーブル C4-1

8

13,720円




4.3

KBEAR 2pin ケーブル KBX4919

9

4,880円


4.5


okcsc 2Pinイヤホンケーブル H A5 ……

10

1,850円


5

まとめ

本記事では、おすすめのイヤホンケーブルと選び方のポイントをお伝えしました。リケーブルすれば、理想の音質を実現できる可能性が高まります。 低音を楽しみたいなら銅線、音質にこだわるなら銀線のものを選ぶとよいでしょう。

デザイン性に優れたものも多く販売されているので、おしゃれの一環として楽しむことも可能です。この記事で紹介したケーブルの中から、ぜひ自分のこだわりに合ったものを探してみてください。

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