食材を粉末にすると栄養分が丸ごと摂取できることから、いま製粉機がひそかなブームとなっています。他にも、小麦やそばを製粉すれば、挽きたての香り高い小麦粉やそば粉ができ、それで作ったパンやそばの味は格別です。
製粉機というと業務用というイメージがありますが、家庭でも使えるコンパクトなものやリーズナブルなものもたくさんありますよ。今回は、満足できる製粉機の選び方と、おすすめ商品を7点ご紹介したいと思います。
製粉機の用途
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製粉機は、穀物や乾物類などを細かく粉砕する機械で、食材によって粉末の細かさを調節することもできます。煮干しや乾燥昆布などは、使用後は出汁ガラとして残ってしまいますよね。製粉機なら、丸ごと粉砕して粉末出汁が作れるため、出汁ガラが出ることがありません。また、栄養を全て摂取できるので、健康的にもおすすめです。
微粉砕が可能なので、ハーブからスパイスを、生薬から漢方薬などを作ることもできます。自家製ハーブなどを使って製粉すれば、安全かつ香り高いスパイスが作れ、料理をより本格的な味に仕上げてくれます。
製粉機とミルミキサーの違い
製粉機がなくても、ミルミキサーがあればいいと思う方もいるでしょう。ミルミキサーにも、製粉機と同様に食材を粉砕するミル機能が付いていますが、製粉機を比較してみるといろいろな違いがあります。
そこで、ここでは製粉機とミルミキサーの特徴やメリット・デメリットなどを紹介し、2つの違いをご説明していきます。
ミルミキサー
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ミルミキサーは、果物などをジュースにするミキサーと、乾物などを粉末にするミルの2つの機能を持った家庭用器具です。コンパクトなものが多く、値段も2,000円台からあり手軽に使えるのが魅力です。
しかし、ミル機能は1回の製粉量が少ないものがほとんどです。刃が小さいため、硬い食材や大きい食材だと止まってしまい、製粉できないことがあります。また、連続使用するとモーターが過熱してしまうため、製粉するには作業効率が悪いです。
製粉機
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製粉機は1回の製粉量が多く、家庭用なら2Kg程度、業務用なら数十kgまで製粉可能です。割高なものもありますが、刃が大きく丈夫なので、硬くて大きい食材でもきれいに粉砕できます。
モーターが大きいためスピーディな製粉が可能です。粉末の細かさを選べるところも魅力で、サラサラ・フワフワな微粉末が作れるため、そのまま振りかけても食感を損ねることがありません。
製粉機の選び方
ここからは、製粉機の選び方をご紹介します。製粉機にも様々な種類があるため、動力源・製粉レベル・サイズ・適用食材・製粉容量などから、ニーズに合わせて選んでいくといいですよ。
動力源で選ぶ
製粉機の多くは電動タイプですが、一部には手回しタイプもあります。そこで、まずは動力源から選んでいきましょう。
手回しタイプ
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電源がなくても使える手軽さが、手回しタイプの魅力です。様々な種類があり、天板に挟んで使うのもののほか、昔ながらの石臼もこのタイプです。製粉量が少なめで粉末の細かさにこだわらない場合におすすめです。
電動タイプ
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大量に製粉したい、負担なく製粉したいときには電動タイプがおすすめです。高速回転モーターと大型刃で、短時間製粉が可能です。製粉ムラがなく、ザラつきのない微粉砕に仕上げられるので、様々な用途に使えます。
製粉レベルで選ぶ
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用途によっては、粒子の細かい粉末に仕上げたいときもありますよね。特に、粉茶では微粉末の方が溶けやすく、のどごしも良いです。また、スパイスなどは香りが一層引き立ちます。粒子の細かさを調節できる製粉機もありますよ。
電動タイプの製粉機の中には、粉末の細かさを調節できる商品も多く登場しています。メーカーや機種によって製粉レベルは異なりますが、粗挽きなら20メッシュ(目開き)=0.90mm前後から、微粉砕なら300メッシュ=0.043mm程度まで調節が可能です。
適用食材で選ぶ
どんな食材を粉末にしたいかハッキリしている場合には、適用食材から選ぶのもおすすめです。電動タイプは様々な食材に対応していますが、ここではいくつかの食材におすすめな製粉機をご紹介しますね。
小麦粉を作りたいとき
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小麦粉の製粉では、粉末が目で見え、粗挽き・細挽きなどの製粉調節がハンドル操作で行えるタイプがおすすめです。微粉末に仕上げたい場合は、数回繰り返すことで微粉末に仕上がります。1時間で約2~3kgの小麦粉が作れる家庭用卓上製粉機もあり、ご自宅での小麦粉作りにちょうどいいです。
米粉を作りたいとき
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米粉は微粉末に仕上げると、口当たりも良くなるので色々な料理に使えます。家庭用の小型製粉機でも、30秒~2分程度で微粉末が作れるものや、家庭用ミルの数倍以上の製粉レベルに仕上げられるものなどもありますので、米粉を作りたい方はこういった商品がおすすめです。
そば粉を作りたいとき
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量が必要なそば粉では、やや大きめの製粉機だと効率的作業が行えます。製粉機メーカーの商品にはそば粉用製粉機もあり、一度に約3~6kgのそば粉を作れます。そば粉用なら、そばの香りを損ねることなく挽けるので、香り高いそばを楽しめます。
粉末だしを作りたいとき
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粉末だしの場合は、必要な分だけ製粉したほうが風味が良いまま使えるため、大型製粉機は必要ありません。300g程度の小型製粉機で毎分3万回転するパワフルな製粉機もあります。風味が大事な素材を製粉する場合は小型タイプがおすすめです。
漢方薬を作りたいとき
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漢方薬の場合は、微粉末に仕上げたほうが飲みやすくなります。約300メッシュ(約0.048mm)まで微粉砕できるものがおすすめです。商品によっては、傾斜スタンド付きで270度まで傾けられる傾斜スタンドが付いているものもあり、貴重な生薬を残さず取り出すことができます。
製粉機のサイズ・容量で選ぶ
製粉機には、100gから70kg程度まで製粉できる商品が揃っています。そのため、製粉機のサイズや容量で選ぶこともできます。
一般家庭で気軽に製粉できる容量
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コンパクトな製粉機ならば、1kg程度の重さなので持ち運びも楽ですし、キッチンにおいても邪魔になりません。家庭用では300g前後の容量のものがおすすめで、デザイン性に優れた商品も多いです。
米粉や小麦製粉などに適した容量
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ある程度の量が欲しい場合には、500g~1kgほど製粉できるものを選ぶといいでしょう。市販されている小麦粉も1kgサイズが多いので、1kgほど製粉しても残さず使い切ることができます。
そば粉など業務用に適した容量
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業務用製粉機は、小型のもので2kg程度、大型になると70kg程度まで製粉できるものがあります。特にそば粉を作る場合、数十kg単位で製粉できると効率がアップしますよ。値段も幅広いですが、リーズナブルな商品ならば10万円台から購入できます。
製粉機のおすすめ人気ランキング7選
ここからは、製粉機のおすすめ商品を7点ほどご紹介したいと思います。今回は、アマゾンのユーザーレビュー数をもとに、おすすめ商品をピックアップしました。選び方と一緒に参考にしていただけるとうれしいです。
1位 クイジナート 粉末ミルグラインダー SG-10BKJ

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重量:1kg
タイプ:電動タイプ(連続使用時間40秒まで)
適用食材:乾物類・コーヒー豆・スパイスなど
製粉容量:約100ml
製粉調節機能:なし
少量の製粉にピッタリのコンパクトタイプ
重さ1kgの超コンパクト製粉機で、100mlの粉末が作れます。上から押すとスイッチが入る簡単操作が魅力です。また、透明のカバーをセットしないと作動しない安全設計なので、お子さんがいる家庭でも安心です。
食材を使い切れる分だけ製粉するため、風味豊かなまま使えます。ただ、モーターが熱くなりやすいので、連続使用は40秒程度にしてください。
使い切れる分量の粉末ができるコンパクトな製粉機なので、キッチンにおいても邪魔になりません。
2位 CGOLDENWALL ハイスピードミル 300g

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重量:3.76kg
タイプ:電動タイプ(100~120V対応)
適用食材:スパイス・穀類・生薬など
製粉容量:300g
製粉調節機能:製粉時間で調節可(70~300メッシュ)
毎分3万回の高速回転で約2分で微粉末が完成
300gの家庭用小型製粉機で、穀物から乾物、生薬などにも使えます。重量は4kg弱と比較的軽量ですので、女性でも持ち運べます。
1分間に3万回の高速回転刃が装着されており、約2分で微粉末が作れます。安全装置が標準装備されているので、モーターに負荷がかかると自動的に停止し、モーターの過熱を防いでくれます。
5分間の連続使用タイマー付きで、製粉機から離れても安心です。コンパクトで高機能の製粉機が欲しい方、安全に使える家庭用製粉機を探している方に、この商品をおすすめします。
3位 Rong Tsong Iron 乾燥食品製粉器 ひきっ粉 300cc MK

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重量:4kg
タイプ:電動タイプ
適用食材:穀類・乾物・スパイス・生薬など
製粉容量:300cc
製粉調節機能:製粉時間で調節可(120~200メッシュ)
漢方薬調合用だからフワフワ微粉末もOK
電動タイプの卓上製粉機で、一度に300cc分の粉末が作れます。高さ約30cmとコンパクトで重さも4kg程度ですので、女性でも持ち運びができますよ。製粉調整も可能で、1分~3分であらゆる食材を微粉末に仕上げます。
元々は、漢方薬調合用として中国や台湾で愛用されていた業務用製粉機です。そのため、田七人参やウコンなどの硬い生薬も、ベビーパウダーのようにフワフワの微粉末に仕上げることができます。
値段は少々割高ですが、お米・小麦などの穀物類、茶葉、出汁用乾物などにも使えるので、使用用途は幅広くおすすめです。
4位 Jiupin 小型粉砕器 700g 変換プラグ付き

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重量:約5.5kg
タイプ:電動タイプ
適用食材:穀類・乾物・スパイス・生薬など
製粉容量:700g
製粉調節機能:製粉時間で調節可(300メッシュ程度まで)
毎分36,000回のハイスピードで大容量を短時間製粉
電動タイプの小型製粉機で一度に700gの製粉が可能です。この商品は並行輸入品でありプラグは3ピンタイプとなっていますが、2ピンプラグが付属しているので、家庭でも使うことができます。
毎分36,000回の高速回転刃が付いており、硬い乾燥食材も1~2分で微粉末に仕上げます。容量も多めなので、量を必要とする小麦粉や米粉などの製粉にピッタリです。
5位 CGOLDENWALL 電動スイング式グラインダー 2000g

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重量:8.5kg
タイプ:電動タイプ
適用食材:穀類・乾物・スパイス・生薬など
製粉容量:2,000g
製粉調節機能:粉砕時間で調節可(30~300メッシュ)
安全・衛生的な大容量製粉機
一度に約2,000gの粉末が作れる、大容量タイプの電動製粉機です。穀物類はもちろん、スパイスや生薬などにも使え、粉砕時間で製粉レベルを調節できます。ステンレス製なので錆に強く、お手入れも簡単です。
海外製で110V電源用ですが、日本でも使用可能です。海外製品には日本語の説明書がないことが多いですが、この商品には日本語の取扱説明書が付いているので、使い方で迷うこともありません。
作業中のモーター過熱を防ぐ空気過負荷保護スイッチが付いているため、安全に使っていただけます。家庭でも使いやすいサイズの業務用製粉機を探している方におすすめです。
6位 DC-HOUSE 小型連続自動粉砕機

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重量:約11kg
タイプ:電動タイプ
穀類・乾物・スパイス・生薬など:適用食材
製粉容量:15kg
製粉調節機能:メッシュフィルターで調節可
コンパクトでも15kgの微粉末ができる強力製粉機
電動タイプの製粉機で、この機械で一度に約15kgの粉末が作れます。製粉した粉末は、上下にセットされた収集袋に集められる仕組みとなっており、大容量の割に本体はコンパクトです。
一般的な製粉機は回転刃で食材を高速粉砕しますが、この製粉機はハンマークラッシャー(金槌)で食材を粉砕していきます。そのため、貝殻のような硬い食材もスムーズに製粉することが可能です。作業中の機械振動も少なく、安全に使っていただける商品です。
7位 komo 家庭用穀物製粉機 Fidibus21

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重量:7.5kg
タイプ:電動タイプ
適用食材:穀物類(小麦・そば・米・トウモロコシ・アマランサスなど)
製粉容量:1.5kg
製粉調節機能:製粉時間で調節可(60メッシュまで)
家庭で石臼製粉が簡単に楽しめる
小麦・そば・ライ麦・お米などの穀物専用に作られた家庭用製粉機です。ドイツ製でプラグは3ピンタイプとなっていますが、2ピン変換プラグが付いているので日本でも使えます。
電動タイプの石臼製粉機で、手回しタイプの石臼のように食材の風味を損ねることがありません。一度の製粉で約1~1.5kgの粉末が可能で、玄米なら約1分で100gの全粒粉ができます。
木目調でデザイン性も優れており、キッチンに置いてもおしゃれです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() クイジナート 粉末ミルグラインダ……
1
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4,196円 |
4.22 |
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![]() CGOLDENWALL ハイスピードミル 300g
2
|
13,900円 |
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|
![]() Rong Tsong Iron 乾燥食品製粉器 ……
3
|
53,784円 |
4 |
|
![]() Jiupin 小型粉砕器 700g
4
|
13,980円 |
3 |
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![]() CGOLDENWALL 電動スイング式グライ……
5
|
44,990円 |
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|
![]() DC-HOUSE 小型連続自動粉砕機
6
|
35,899円 |
|
|
![]() komo 家庭用穀物製粉機 Fidibus21
7
|
71,280円 |
4 |
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まとめ
いかがでしたでしょうか。ニーズに合う商品は見つかりましたか?ご家庭で小麦粉や米粉、スパイスなどを作れたら料理の幅も広がりそうですよね。
製粉機は、適用食材・微粉末調整・容量・サイズなどが選ぶ際のポイントとなります。ここでご紹介した、製粉機の選び方とおすすめ商品を参考に、満足できるものを見つけてくださいね。