寒い季節になると見かける機会の増える「おしるこ缶」は、冷えたからだを温めたり糖分補給をしたりする際にぴったりの飲みもの。コンビニ・自販機で手に入りいつでもどこでも缶コーヒーのように手軽に楽しめるのも魅力です。
そこでこの記事では、おしるこ缶の選び方とおすすめ商品を人気ランキングでご紹介します。意外に知らない小豆の種類・粒のサイズ・甘味料についても解説しながら厳選したおしるこ缶を紹介していますので参考にしてください。
おしるこ缶の選び方
おしるこ缶を選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
国産の北海道小豆・ブレンド向きの竹小豆など、それぞれ食感や風味が異なる「小豆の種類」で選ぶ
おしるこ缶でもっとも重要なのは食感・風味を大きく左右する小豆の種類。「小豆って1種類じゃないの?」と思う方も意外に多いはず。小豆には国産小豆・竹小豆・いんげん豆をブレンドした種類があるためじっくり選びましょう。
粒がしっかりしていて崩れにくいのが特徴、濃厚な風味や食感が人気の「国産豆」

国産小豆の代表は北海道産で、日本で生産する小豆の8割が北海道の収穫量で占めています。しかし小豆は日本全国どこでも栽培が可能で青森・秋田・岩手・福島・京都・兵庫・岡山の国産小豆も日本の生産の上位として有名です。
北海道十勝産の小豆は、粒がやや小さいのが特徴で香り高い風味の良さがあります。小豆の粒の大きさが揃っていて皮・実がやわらかで味にクセがないため、お菓子・パン・ゆで小豆などさまざまな食材に使われる人気の種類です。
比較的小粒で食感が残りやすいのが特徴、のど越し良く風味がアクセントの「ブレンド豆」

おしるこ缶に使用する小豆には竹小豆(タケアズキ)・いんげん豆もあることをご存知でしょうか?国産小豆に竹小豆・いんげん豆をブレンドすることで、国産小豆のみでは無しえないのど越しの良さ・食感を残せるのが魅力です。
竹小豆はツルアズキとも呼ばれていて国産小豆より細長く、煮て和菓子などの材料に用いられています。いんげん豆はビタミン・食物繊維を多く含むのが特徴でやわらかくホクホクした食感。どれもアクセントに必須な小豆ですよ。
小豆の風味・香りの程度に変化があり、それぞれ飲みやすさが異なる「粒の有無」で選ぼう
おしるこ缶は小豆の粒が有るもの・無いもので風味・香りの強弱が異なります。小豆の粒の有無で飲み応え・腹持ちも変わるため、小腹が空いた際は粒有り・糖分補給に飲みたい際は粒無しというような飲み分けもおすすめですよ。
風味・香りを豊かに感じられ、飲み応えがあり小腹を満たすおやつにもぴったりの「粒有り」

おしるこ缶の粒有りは飲んだときに小豆の粒の食感をかんじられて、自然に口を動かして噛む動作をおこなうため空腹を満たせるのも特徴。小豆そのものは煮ている分消化が早く満腹とはならないものの小腹を満たすのに最適です。
また、粒有りは粒無しと比べて小豆の風味・香りを豊かに感じられます。口にふくんで飲み込んだ際に喉の奥からもフワッと小豆の風味が残るのも特徴です。お子様のおやつ代わりや、ホッと一息つきたいときにおすすめです。
やさしい風味・香りでクセが少なく、軽い口当たりでゴクゴク飲みやすい「粒無し」

粒無しのおしるこ缶はサラサラと飲みやすく、粒有りと比べてやさしい風味・香りが特徴。小豆の粒を噛んだり舌で潰したりの必要がなくゴクゴクと飲めるため、小さなお子様やお年寄りが飲むときにも安心して楽しめるでしょう。
粒無しは軽い口当たりなのが特徴で、おやつ代わりよりは糖分補給したいときにぴったり。甘いものが得意でない方も粒無しのおしるこ缶なら飲みやすいでしょう。粒無しは粒有りと比べて数が少ないため見かけたら買っておくのがおすすめです。
砂糖・水飴・オリゴ糖など、商品によって甘さの濃薄が異なる「甘味料」もチェックしよう
おしるこ缶の甘みは、砂糖のみによるものだと思っている人もいますよね。おしるこ缶は砂糖のほか水飴・オリゴ糖3種類の甘味料で甘みづけされています。どの甘味料を使用なのかで甘みの濃薄が異なるので好みで選びましょう。
まったりした甘さを好む方は、スイーツ感覚で小豆の濃厚な味わいが楽しめる「砂糖」入り

甘味料に砂糖を使用したおしるこ缶はまったりした甘みを好む方にぴったり。小豆を砂糖のみで煮詰めてつくられていて、じっくり時間をかけて煮込むことで小豆と砂糖の味が相まって、スイーツのような濃厚な味わいになります。
おしるこ缶の甘味料に使用する砂糖は砂糖のみのほかに、砂糖&水飴・砂糖&オリゴ糖などブレンドして甘みづけしている場合もあります。異なる甘味料を合わせることで甘過ぎずコクのある味わいに仕上がるためおすすめですよ。
あっさりした甘さを好む方は、後味スッキリの小豆で砂糖より低カロリーの「水飴・オリゴ糖」入り

甘味料に水飴・オリゴ糖を使用したおしるこ缶は、砂糖と比べて軽い甘みでスッキリした飲み心地。あっさりした甘みを好む方・甘みが得意でない方におすすめ。オリゴ糖は砂糖と比べてカロリーが低いところも人気がありますよ。
水飴は自然由来のまろやかな甘みでとろっとした口当たりが特徴。どちらか迷ったら自然の甘みですっきり飲みたいときは水飴・低糖であっさり飲みたいときはオリゴ糖を選ぶといいでしょう。飲み比べてみるのもおすすめですよ。
粒有りは大口・粒無しは小口など最後の一口まで飲みやすく工夫された「缶の形状」かも確認しよう

おしるこ缶を選ぶ際は小豆の粒の有無を考慮して、缶の飲み口の形状を意識することも大切。粒有りのおしるこ缶は口の形状が大きいものでないと粒が上手く出てきません。粒無しのおしるこ缶は口の形状が小さいものが最適です。
おしるこ缶のメーカーによって飲み口が大きめ・飲み口に段差があるなど形状が異なります。最後の一口まで残さず飲めるかがポイントなので、粒の有無・缶の口の形状で飲みやすさが工夫されている種類を選ぶようにしましょう。
おしるこ缶のおすすめ人気ランキング10選
ここからは、通販サイトで人気のおしるこ缶のおすすめ商品をランキング形式で紹介します。
1位 伊藤園 大納言しるこ185g 缶×30本入り

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豆の産地:北海道産
粒あり:〇
原材料:砂糖、小豆、食塩/増粘剤(加工でん粉)、セルロース、乳化剤、環状オリゴ糖 原料原産地名:国内製造(砂糖)
北海道の大粒小豆使用で粒がよく出る飲みやすい容器
北海道産大納言小豆100%を使用した伊藤園のおしるこ缶。しっかりした小豆の粒入りで旨みをギュッと詰め込んだ味わい豊かなところも特徴。伊藤園オリジナルの特許製法である、まるごと茹で上げ製法採用なのもポイントです。
粒がよく出る容器を採用していて大きめの飲み口。粒が出ないことへの飲みにくさを軽減するよう工夫されていて、おしるこ缶の上部には段差も設計されています。緑茶で有名な伊藤園の商品ということからの安心感もありますよ。
2位 アサヒ飲料 老舗あんこ屋特製おしるこ 粒入り 190g缶×30本入

amazon.co.jp
豆の産地:-
粒あり:〇
原材料:砂糖、竹小豆、いんげんまめ、あずき、食塩、安定剤(加工でんぷん、カラギナン)、乳化剤、セルロース、pH調整剤
竹小豆・いんげん豆・小豆3種使用の大粒おしるこ
小豆・竹小豆・いんげん豆をブレンドしたおしるこ缶。厳選した3種類の豆を使用することで、風味・旨みのバランスが取れた味わいに仕上げています。創業から60年を超える老舗あんこ屋特製の独自製法で粒入りなのも特徴です。
老舗の遠藤製餡との共同開発なのもポイントで、小豆の下準備・製餡・おしるこの充填までを一貫製造でおこなっています。粒も一緒に飲みやすい粒ジャンプ缶を採用で、おしるこ缶の上部に段差を設計しているのもおすすめです。
3位 井村屋 つぶ入り おしるこ 190g缶×30本入り

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豆の産地:北海道十勝産
粒あり:〇
原材料:砂糖(国内製造)、つぶあん、生あん、小豆、でん粉、食塩/乳化剤、pH調整剤、環状オリゴ糖
北海道十勝産小豆の粒入りで濃厚仕立てな味わいが人気
北海道十勝産小豆使用の風味豊かなおしるこ缶で、厳選した小豆・粒餡・生餡の3種類を使用しています。いつでもどこでも手軽に味わえる缶タイプは疲れた際にほっと一息つけるのも魅力。濃厚仕立てなので糖分補給にも最適です。
おしるこ缶の形状が標準なストレートタイプのため、上下に振ってから開けて水平にし缶を回しながら飲むのが粒まで上手に出すコツ。おしるこ缶に描かれた和柄のデザインも可愛く、ストックの際に積み重ねやすいのも人気です。
4位 遠藤製餡 有機茜しるこ 190g缶×30本入り

amazon.co.jp
豆の産地:-
粒あり:〇
原材料:有機砂糖、有機小豆、食塩
有機栽培の小豆・砂糖使用の粒入りでJAS認証商品
有機栽培の小豆・砂糖を使用した粒入りの茜おしるこ缶。小豆本来の甘み・風味・香りはそのままに、いつでもどこでも手軽に飲めるおしるこに仕上げました。温・冷どちらでも美味しく楽しめるため、お好みで温めてくださいね。
農薬・化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産された食品であることを証明するJAS認証商品なのもポイント。厳しい検査基準をクリアしたおしるこ缶のため、小さなお子様・お年寄りが飲む際も安心できるでしょう。
5位 井村屋 甘酒おしるこ 140g缶×18本入り

amazon.co.jp
豆の産地:-
粒あり:〇
原材料:砂糖(国内製造)、生あん(小豆)(国内製造)、甘酒(米、米こうじ)、酒粕、寒天/安定剤(増粘多糖類)、乳酸Ca
国産米の米糀甘酒使用でやさしいコクのある小豆
国産米の米糀甘酒使用で小豆のコク・風味の良いおしるこ缶。すっきりと甘みのある米糀甘酒・香り豊かな酒粕甘酒をブレンドしていて、ふわっとやさしい味わいなのも特徴。環境に配慮した紙製エコ容器のため分別も簡単ですよ。
紙製容器はそのまま電子レンジで温めることが可能なのもポイント。こちらも温・冷どちらでも楽しめます。寒い冬の季節に手軽にほっこりしたり、キャンプ・防災備蓄としてストックしたりとさまざまな場面で活躍するでしょう。
6位 DyDo(ダイドー) 金のおしるこ 190g×30本入り

amazon.co.jp
豆の産地:-
粒あり:〇
原材料:砂糖、小豆、いんげん豆、食塩、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、環状オリゴ糖
こつぶ小豆・いんげん豆使用で小腹を満たすおしるこ
ふっくらとした国産こつぶ小豆・いんげん豆の2種類を使用した風味豊かな味わいのおしるこ缶。2種類の小豆の粒が入っているため、食感もしっかりしていて小腹を満たしてくれるのも特徴。おやつやおつまみにもおすすめですよ。
こつぶ小豆を使用することで、おしるこ缶を飲んだ際に粒が出やすくなるよう工夫しています。つやのある上品な小豆のパッケージ写真も人気で、おしるこ缶の裏面には小豆の粒が残りにくい飲み方を紹介しているのも魅力ですよ。
7位 はごろも ぜんざい 150g×10袋

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豆の産地:北海道産
粒あり:〇
原材料:糖類(グラニュー糖(北海道製造)、和三盆糖(徳島県製造))、あずき(北海道産)、食塩
北海道産小豆・徳島県産和三盆糖使用で温冷の両方OK
北海道産の小豆・グラニュー糖・徳島県産の和三盆糖を使用したぜんさいで、小豆の粒の形状をしっかり残してあるのが特徴。北海道産のグラニュー糖で風味豊かに、徳島県産の和三盆糖の上品でやさしい甘みに仕上げていますよ。
和三盆糖は老舗の和菓子にも使われる最高級品で、贅沢な味わいのおしるこ缶。寒い冬の季節には温め・暑い夏の季節には冷やす食べ方で1年中楽しめます。暑い夏の季節に氷菓子のように凍らせて食べるレシピもおすすめですよ。
8位 森永製菓 おしるこ 4袋入×5個

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豆の産地:-
粒あり:〇
原材料:つぶあん、こしあん、乾燥あん、食塩/甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、増粘剤(キサンタンガム)
フリーズドライした3種の小豆使用でコクのある味わい
粒餡・こし餡・乾燥餡の3種類のあんこを使用したおしるこで、ひとつずつフリーズドライされているのが特徴。なめらかな口当たりで小豆の粒々感を楽しめます。小豆本来のコクのある味わいで温・冷どちらでも食べられますよ。
カップに入れて1分かき混ぜるだけで出来上がるのもおすすめで、お好みでおもちを入れてアレンジすることも可能。おしるこ缶のように保温マグに入れて携帯すればランチにもぴったり。軽量なので非常時のストックにも人気です。
9位 井村屋 カップおしるこ 40g×20個

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豆の産地:-
粒あり:×
原材料:グラニュー糖(国内製造)、乾燥あん、乾燥もち(でん粉、乳糖、米粉、粉末水あめ、粉末酒)、上白糖、でん粉、小豆、黒糖、食塩、米粉/トレハロース
熱湯を注いで1分!おもち2枚入りでコク深い美味しさ
お湯をかけて混ぜると1分で食べられるカップ容器のもち入りおしるこ。乳糖・上白糖・黒糖など数種類の砂糖をブレンドし小豆の風味・香り豊かにおしるこ本来の甘さを引き立たせた味わい。朝食・おやつ・夜食におすすめです。
小腹が空いた際にお腹を満たすおもち2枚入りで、食べやすい一口サイズなのもポイント。お湯をかけるだけと衛生的のためローリングストックにも最適で、食べ終わった後は全て燃えるゴミに捨てられるので分別も簡単ですよ。
10位 井村屋 お餅付きぜんざい 180g ×4個

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豆の産地:北海道十勝産
粒あり:〇
原材料:【ぜんざい】砂糖(国内製造)、小豆、食塩【もち】もち米(日本)
十勝産きたろまん小豆使用で大きな水稲もち1個付き
北海道十勝産小豆きたろまん・国産水稲もち米使用の食べきりサイズのカップぜんざい。おもちは個包装になった角もちでボリュームがあって本格的なぜんざいが楽しめます。レンジで加熱後に持ち運び可能な紙スリーブ付きです。
小豆の風味・香りが豊かであんこがおもちに良く絡むよう形状を工夫しています。小腹を満たすなら井村屋のカップおしるこ・お腹を満足に満たすならこちらのお餅付きぜんざいというように空腹に応じた食べ分けもいいでしょう。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() 伊藤園 大納言しるこ185g 缶×30本……
1
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2,559円 |
4.35 |
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![]() アサヒ飲料 老舗あんこ屋特製おし……
2
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2,298円 |
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|
![]() 井村屋 つぶ入り おしるこ 190g缶×……
3
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2,390円 |
4.1 |
|
![]() 遠藤製餡 有機茜しるこ 190g缶×30……
4
|
2,754円 |
4.19 |
|
![]() 井村屋 甘酒おしるこ 140g缶×18本……
5
|
2,138円 |
4.1 |
|
![]() DyDo(ダイドー) 金のおしるこ 1……
6
|
2,721円 |
4 |
|
![]() はごろも ぜんざい 150g×10袋
7
|
1,320円 |
4.2 |
|
![]() 森永製菓 おしるこ 4袋入×5個
8
|
1,692円 |
4.1 |
|
![]() 井村屋 カップおしるこ 40g×20個
9
|
2,116円 |
4.1 |
|
![]() 井村屋 お餅付きぜんざい 180g ×4個
10
|
950円 |
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まとめ
おしるこ缶を選ぶ際は風味・食感が異なる、国産豆・ブレンド豆かをポイントに選ぶのがおすすめです。その際に小豆の粒の有無もチェックするのがポイントで食べ応え・飲みやすさに関わるため、どちらが好みか見極めましょう。
使用する甘味料の種類で甘みも変わるので、まったりした甘みは砂糖・あっさりスッキリした甘みは水飴・オリゴ糖を選ぶのがおすすめ。粒入りのおしるこ缶は、飲み口が大きな形状の方が飲みやすいため見比べて見てくださいね。