CPUの温度上昇を防ぎ、パソコンの性能を最大限発揮するために必要なCPUクーラー。サイドフロー空冷式や水冷型などタイプがさまざまあり、どれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回はCPUクーラーの選び方と、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。かっこいいデザインのものや静音性に優れたモデルなど、あなたの重要視するポイントに合わせてぴったりの商品を選んでくださいね。
CPUクーラーの選び方
CPUクーラーを選ぶ際に重要な6つのポイントを見ていきましょう。
冷却効率やケースのサイズに合わせて「冷却タイプ」で選ぶ
CPUクーラーの冷却タイプは3つに分けることができます。サイドフロー空冷式・トップフロー空冷式・水冷型です。3つの特徴をご紹介しますので、あなたのパソコンのサイズや求める冷却効率に合わせてぴったりの商品を選んでくださいね。
効率的にCPUを冷却したいならパソコン全体を冷やせる「サイドフロー空冷式」

サイドフロー空冷式はヒートシンクに対して横から風を吹きつけるタイプのクーラーです。風の向きが前から後ろへ流れていくので、パソコン内部のエアフローを構築しやすくなります。空気の流れがよくなり、パソコン内部に熱を滞留させにくくなりますよ。
この効果により、効率よくCPUを冷却できるのがサイドフロー空冷式のメリットです。ただし背が高くサイズも大きいモデルが多いので、装着したいパソコンに合う商品なのかをしっかりと確認する必要があります。
小型モデルやスリムケースに設置するならサイズの小さい「トップフロー空冷式」

トップフロー空冷式はヒートシンクに対して上から風を吹きつけるタイプのクーラーです。ヒートシンクの高さを抑えられるので、小型のケースやスリムケースにも設置することができますよ。また、上から風を吹きつけるので、マザーボード全体を直接冷やすことができます。
サイドフロー型と比べるとヒートシンクの大型化が難しいため、冷却性能はやや劣るのがデメリット。また、設置するとマザーボード全体を覆ってしまうため、メンテナンスがしづらいという点にも注意が必要です。
加えて上から風を吹きつけるという特性上、エアフローの構築がしづらいという欠点もあります。
高負荷な作業を行うなら、もっとも冷却効果の高い「水冷型」

ハイスペックパソコンを使用し、ゲーミングや動画編集などの高負荷な作業を行う方におすすめしたいのが水冷型のCPUクーラーです。水冷型は特殊な冷却液を使用して循環させることでCPUを冷まします。送風だけでCPUを冷ます空冷式と比べて、冷却効率に優れているのがメリットです。
また小型のモデルが多いことも嬉しいポイント。CPU周りのパーツと干渉しづらく、省スペースで設置しやすいものが多くあります。ただし、液漏れのリスクがある点には注意が必要です。また、空冷式に比べてコストが高めというデメリットもあります。
作業時の静かさと冷却効率のバランスを考えて「性能」を選ぼう
冷却効率と静音性、どちらを重視するのかによって選ぶ商品も変わってきます。冷却効率だけを求めると、ファンの音が大きくなってしまうことも。双方のバランスを考えて、あなたにぴったりの商品を見つけてくださいね。
「冷却性能」を重視するならCFM値が50以上のモデルがおすすめ

冷却性能については、CFM値を基準にすることができます。これは1分間にファンがどれくらいの風量を出せるかを表した数値で、大きいほど冷却性能が高くなります。一般的にCFM50以上になると冷却性能が高めの商品だと判断することができます。
もうひとつ基準にできる値が「rpm」で、1分間のファンの回転数を表しています。回転数は低いものだと1000rpm程度、高いものだと5000rpm程度になります。どのくらいの負荷がある作業をするかにもよりますが、1500〜3000rpm程度の商品がおすすめですよ。
「静音性」を重視するなら最大ノイズレベルが20~30dBのものを

冷却力が高く、ファンの回転数が高い製品はノイズも大きくなりがちです。このノイズを判断する基準にできるのがdB(デシベル)です。30dBで小声でささやき程度、40dBで静かな会話程度の騒音レベルだと判断することができます。
ノイズレベルは20〜30dB程度のものが好まれるレベルです。大きい音が気にならない方であればさらに大きいものでも良いですが、大きな騒音は作業時のストレスにつながってしまいます。
できるだけ静音性を保ちながら冷却性能も欲しい、という方にはファンの枚数が多く大型の製品もおすすめです。ファンの直径が大きければ回転数を上げずに冷却性能を上げることができます。また、ファンの枚数が多ければ必然的に風量が多くなるからです。
スリムケースは要注意!ケースに合った「サイズ」かどうかを確認しておこう

CPUクーラーのサイズがPCケースに合っているものなのかもチェックしておきましょう。PCケースに対して大きすぎるものを選んでしまうと、サイドパネルや内部のパーツに干渉してしまう恐れがあります。
スリムケースを使っている方はとくに注意が必要で、16cm以上の高さがある製品は設置が難しくなります。フルタワーケースを使用している方であれば内部のスペースにゆとりがあるため、どの製品でも設置しやすいでしょう。
ミドルケースの場合にもサイズが合わないクーラーがあるため、ケース内の寸法をあらかじめ確認しておくことが重要です。
クーラーが「CPUソケット」に対応しているモデルなのかもチェックしよう

せっかくサイズや性能がぴったりな製品を見つけても、ソケットが対応していないために設置できなければ本末転倒です。事前にCPUクーラーの対応しているソケットと、マザーボードのCPUソケットが対応しているソケットが一致しているかを確認しておきましょう。
マザーボードの対応ソケットは基本的にひとつですが、CPUクーラーは一般的に複数のソケットに対応しています。マザーボードの対応ソケットはメーカーのホームページなどで確認することができますよ。
例えばマザーボードの対応CPUが「LGA1151」であれば、クーラーの対応ソケットもこれに対応していなければなりません。合わないものは設置ができないので、必ずチェックしておきましょう。
プッシュピン式なら設置も簡単◎脱着のしやすさを考慮して「固定方法」を確認しよう

CPUクーラーの設置方法は大きく2種類に分けることができます。バックプレート式とプッシュピン式です。プッシュピンタイプはCPUクーラーについているピンをマザーボード側に押しこむだけなので、簡単に設置することができます。
バックプレートタイプはマザーボードの裏にプレートを設置し、クーラーとプレートでマザーボードを挟む形で設置するタイプです。ドライバーなどの工具が必要になり少し手間がありますが、その分しっかりと固定することができます。
単色LED発光・RGBなど、見た目にこだわるなら「LED搭載」モデルもおすすめ

せっかくなら見た目にもこだわりたい、という方も多いのではないでしょうか。未来感のあるかっこいいデザインを求めている方には、LED搭載で発光するタイプのクーラーがおすすめです。
単色で光るLEDや、複数色で発行するRGB発光など、デバイスによって搭載されているLEDのタイプが異なります。
RGBコネクターがついているマザーボードであれば、端子に繋ぐだけで簡単にRGB発光の製品を使用することができますよ。マザーボードがRGB非対応の場合には、付属のリモコンで制御できる製品を選ぶこともできるのでチェックしてみてくださいね。
CPUクーラーのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、各通販サイトで人気のCPUクーラーをランキング形式でご紹介します。空冷式から水冷型まで、デザインや性能も幅広くご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1位 DeepCool(ディープクール) CPUクーラー AK400

amazon.co.jp
サイズ:127x155x97mm
重量:850g
最大220Wの放熱効率を実現した高コスパなクーラー
独自のマトリックスフィンデザインと呼ばれる高密度の冷却フィンを持った空冷サイドフロー型のCPUクーラーです。CPUを冷却する際の指標となる数値であるTDPが最大220Wに対応し、高い放熱効率を実現しています。
高い放熱効率を持ちながらも、騒音レベルが29dBと低いことも魅力のひとつ。取りつけもシンプルで簡単なので、初心者の方でも安心です。性能がよく静かで高コスパだと人気の商品ですよ。
2位 MSI(エムエスアイ) MEG CORELIQUID S360

wowma.jp
サイズ:ラジエーターサイズ:394 x 120 x 27mm
重量:2.72kg
静音性と冷却性にすぐれた水冷CPUクーラー
MSI初となる静音性を重視したMEG SILENT GALEシリーズファンを搭載した水冷式CPUクーラーです。静音性を維持しながらも、高い冷却性能を実現しています。また、設定により低音時にファンの動作を停止することもできます。
ウォーターブロックに2.4インチの液晶パネルを搭載しており、システム情報やお好みの画像、動画なども表示できるようになっています。高価格帯の商品にはなりますが、静音性も冷却性もどちらも捨てたくない、という方におすすめの商品です。
3位 DeepCool (ディープクール)水冷一体型CPUクーラー LS720

amazon.co.jp
サイズ:ラジエーターサイズ:402×120×27mm
重量:2.51kg
独自開発のウォーターポンプで低ノイズの冷却を実現
第4世代高性能ウォーターポンプを搭載し、高い冷却性能を実現した水冷型CPUクーラーです。またRGBファンを搭載しているので、RGB対応のマザーボードと合わせればクールなライティングを楽しむことができます。
水冷型ならではの静音性も魅力のひとつ。作動音がまったく気にならないとの声も多い商品ですよ。性能にもデザインにもこだわりたい、という方におすすめの商品です。
4位 Corsair iCUE H115i RGB ELITE

amazon.co.jp
サイズ:ラジエーターサイズ:322 x 140 x 27mm
重量:約1050g
ハイパフォーマンスな銅製冷却プレートを採用
280mmラジエーター1基、ML140 RGB PWM ファンを2基、超高輝度「CAPELLIX RGB ポンプヘッド」1基を搭載した、冷却性能に優れながらも低ノイズな水冷CPUクーラーです。銅製プレートを採用しており、高負荷な状態でも効率的な冷却を実現しています。
加えて16個のRGB LEDを搭載し、ダイナミックなライティングを楽しめることも魅力のひとつ。動いているのか不安になる、といった声もある、クールさと静かさをあわせもった製品です。
5位 DeepCool(ディープクール) 水冷CPUクーラー GAMMAXXL360 A-RGB

yahoo.co.jp
サイズ:ラジエーターサイズ:402×120×27mm
重量:1696g
新たな漏れ防止テクノロジーで安心の液体冷却システム
多色発光できるアドレサブルRGB PWMファンを搭載した水冷型CPUクーラーです。独自テクノロジーである「Anti-leak Tech」を搭載しており、液漏れのリスクを最小限に抑えてくれます。
冷えは満足だけれど、ノイズが気になるという声もあるこの商品。少しうるさく感じても、水冷型で価格をできるだけ抑えたい、という方におすすめの商品です。
6位 DeepCool(ディープクール) CPUクーラー AS500

wowma.jp
サイズ:164×142×98mm
重量:約1030g
高密度フィン設計で優れた放熱効果のサイドフロー型
スリム形状のヒートシンクと5本のヒートパイプを備えた、サイドフロー型のCPUクーラーです。高密度フィン設計を採用しており、放熱効果に優れています。低価格帯でありながら、冷却性能は十分で、音もあまり気にならないと人気の商品です。
またアドレサブルRGB LEDを搭載しており、付属のリモコンで簡単に調整することができます。そこまで派手なライティングではないので、シックな光を楽しみたい方にもおすすめです。
7位 アイネックス LGA115x用 CPUクーラー CC-06S

amazon.co.jp
サイズ:96×96×25mm
重量:-
Intel LGA115x用のトップフロー型クーラー
IntelのCPUソケットである1150や1151など、1150番台規格に対応するCPUクーラーです。LGA1200との互換性もありますよ。62mmと高さが低めなので、小型のパソコンにも取りつけやすいサイズ感です。
トップフロー型のCPUクーラーなので、全体を冷やしやすい形状で、CPU周辺の部品まで冷却することができます。できるだけコストを抑えつつ、小さめのケースにも対応できるクーラーを探している方におすすめですよ。
8位 SCYTHE(サイズ) CHOTEN超天 SCCT1000

amazon.co.jp
サイズ:W130×H120×D130mm(搭載ファン含む)
重量:550g(付属ファン含む)
冷却性能に優れた大型トップフロー型
6mm径ヒートパイプを4本搭載した、トップフロー型のCPUクーラーです。全高が120mmで設計されているため、多くのパソコンケースとの互換性があります。
対応CPUの種類も多く、ノイズレベルも最大24.9 dBと低めに抑えられています。サイズや性能を見ても、全体的に扱いやすいCPUクーラーといった印象の商品です。トップフロー型で平均的なスペックのモデルを探している方におすすめですよ。
9位 DeepCool (ディープクール)AK620 R-AK620-BKNNMT-G

amazon.co.jp
サイズ:129×138×160mm
重量:約1456g
高密度の冷却フィンを備えたデュアルタワー型ヒートシンク
冷却ファンを挟み込むように設計されたデュアルタワー型CPUクーラーです。120mmのファンを2基搭載しています。全高が160mmに抑えられているので、デュアルタワー型でありながらほかのパーツに干渉しづらい設計になっています。
CPUを冷却する際の指標となる数値であるTDPが260Wまで対応しているので、高い冷却性能が期待できます。空冷式でしっかりと冷やしてくれる製品を探している方におすすめです。
10位 Cooler Master(クーラーマスター) MasterLiquid ML240L V2 RGB / MLW-D24M-A18PC-R2 RGB LED搭載一体型水冷CPUクーラー

wowma.jp
サイズ:・ラジエータ:277×119.6×27.2mm ・ポンプ:79.9×76×47.1mm
重量:1.34kg
内部設計を改善し、より静かで高い冷却機能を実現
放熱効率に優れながらも静音性もあわせもった水冷型CPUクーラーです。表面積を従来品より20%以上拡大させたラジエーターを搭載し、より高い放熱効果を実現しています。
RGBファンを搭載しており、付属のリモコンでLEDイルミネーションをコントロールできることも魅力のひとつ。できるだけコストを抑えた水冷型クーラーを探している方におすすめです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() DeepCool(ディープクール) CPUク……
1
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3,949円 |
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![]() MSI(エムエスアイ) MEG CORELIQU……
2
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41,974円 |
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![]() DeepCool (ディープクール)水冷……
3
|
22,990円 |
4.2 |
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![]() Corsair iCUE H115i RGB ELITE
4
|
18,228円 |
4.3 |
|
![]() DeepCool(ディープクール) 水冷C……
5
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13,899円 |
4.4 |
|
![]() DeepCool(ディープクール) CPUク……
6
|
6,230円 |
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|
![]() アイネックス LGA115x用 CPUクーラ……
7
|
1,300円 |
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|
![]() SCYTHE(サイズ) CHOTEN超天 SCCT……
8
|
3,464円 |
4.1 |
|
![]() DeepCool (ディープクール)AK620……
9
|
9,779円 |
|
|
![]() Cooler Master(クーラーマスター……
10
|
9,980円 |
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まとめ
CPUクーラーを選ぶ際には、まずどのような環境でパソコンを使用するのかを考えましょう。高負荷なゲーミングや動画編集に使うのであれば、冷却性能の高い水冷型クーラーが良いでしょう。
ご自分のパソコンに設置可能なサイズやソケットなのかも確認が必要です。どの製品を選ぶか迷ったら、この記事を参考にして、あなたにぴったりのものを選んでくださいね。