雪かきや屋根の雪下ろしに必要なスノーダンプ。雪の多い地域では一家に一台あると便利です。しかし鉄製のものやプラスチック製のもの、折りたたみできるものや深型のものと多くの種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回はスノーダンプの選び方と、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。用途や使いやすさを考えて、自分に合ったスノーダンプを見つけ、雪の季節を乗り切ってくださいね。
雪国には必須!雪に差し込みすくって押し出しながらたくさんの雪を運べるスノーダンプ

「ママさんダンプ」とも呼ばれるスノーダンプ。雪かきスコップは、比較的軽い雪や少量の雪を捨てるのに便利ですが、多くの雪を運ぶことはできません。その点スノーダンプは、一度に多くの雪を運ぶことができるので、広範囲の除雪が可能です。
雪に差し込んで崩すこともできるので、屋根の雪下ろしにも便利ですね。電動の除雪機も多くの雪を除雪することができますが、価格が高いうえに扱うのも難しいため、簡単に使用できるスノーダンプは雪国には必須です。
スノーダンプの選び方
スノーダンプを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
プラスチック・金属・ポリカーボネートの3種類から!雪質や雪の量によって「素材」を選ぼう
スノーダンプには、おもに「プラスチック製」「金属製」「ポリカーボネート製」の3種類があります。それぞれに向いている雪や使いやすさが変わるため、用途によって選びましょう。
女性や体力に自信がない人におすすめ!軽量で扱いやすく雪滑りもよい「プラスチック製」

雪が軽く、量も少ない地域であればプラスチック製を選ぶとよいでしょう。プラスチック製は軽いため、女性や体力に自信がない人にもおすすめです。比較的安価なものが多いため、手に取りやすいのも魅力ですね。また、雪滑りもよく、湿った雪でも皿につきにくいのが特徴です。
しかし、硬く重い雪に使用するとプラスチックが割れてしまう可能性も。降ったばかりの軽い雪には向いていますが、溶けて固まってを繰り返したような硬い雪には向いていません。使用には注意しましょう。
雪の多い地域や硬い雪には、皿を突きさしても壊れにくい耐久性のある「鉄製・ステンレス製」

雪が多く降る地域では、鉄製やステンレス製のものを選びましょう。雪が多くその日に除雪できない場合、雪が固まって硬くなってしまいます。そのような硬い雪や凍った雪に皿を突きさしても、鉄製やステンレス製のものは割れる心配がありません。
プラスチック製に比べると重く扱いにくい面もありますが、耐久性が高く壊れにくいため長く使用できます。雪が多く降る地域や、湿った雪が降る地域では、鉄製やステンレス製のものがあると便利です。
扱いやすさで選ぶなら、強度も耐久性もあり屋外での保管もOKな「ポリカーボネート製」

ポリカーボネート製は、プラスチック製の扱いやすさと、鉄製やステンレス製の耐久性の両方を備えています。強度はプラスチック製の約3倍と、プラスチック製より割れにくいのが特徴です。
また直射日光にも強く、マイナス40度から125度までの温度変化にも耐えられます。屋外で保管しても劣化しにくいのもポイントです。しかし、プラスチック製より価格が高いという難点も。また、硬く凍った雪で傷がつくこともあるので、使用には注意しましょう。
形の違いによって使用シーンが変わることを確認!使いたい場面にあった「形状」を選ぼう
スノーダンプの形状には「平型」「船底型」「特大・深型」があります。形によって向いている使用場所が異なるので、除雪する場所に合わせて選んでくださいね。
屋根の雪下ろしにおすすめ、積もった雪にも力が入りやすくまっすぐ差しこめる「平型」

平型は皿の底が平らになっているものです。屋根の雪下ろしには底が平らな平型がおすすめ。積もった雪にも力が入りやすく、まっすぐに差しこめるためラクに除雪ができます。
また、道路で押し固められたり凍った雪にも、雪と路面の間に力が入りやすい平型が便利です。平型は、主に雪を切り崩すときに力を発揮します。
雪捨て場に雪を運ぶ場合には、しっかり積めてソリのようにラクに移動できる「船底型」

船底型はプラスチック製・ポリカーボネート製で多く採用されている形です。地面との接地面積が狭くなるので、雪を乗せて運ぶ際にラクに移動ができます。押して移動もできますが、後ろ向きに引っ張っての移動も可能なので、壁と壁の間などの狭い場所にも便利です。
また平型よりもたくさんの雪を乗せることが可能なので、雪を切り崩すというよりは雪の運搬用として考えるのがよいでしょう。
何度も往復せずに大量の雪を運びたいときには、バケットが大きく深い「特大・深型」

皿の部分が大きい特大・深型は、1度により多くの雪を運ぶことができます。何度も往復するのが大変なときや、雪をたくさん乗せたいときに便利です。
しかし、皿が大きく雪をたくさん乗せられる分、当然重くなってしまいます。そのため、体力に自信がない人はこのタイプは避けたほうがよいでしょう。また小回りもきかないため、狭い場所での使用にも注意が必要です。
雪が少ない地域には、使わないときにコンパクトに収納できる「折りたたみ式」をチョイス

雪が少なく、使用頻度が低い場合には折りたたみできるものがおすすめです。スノーダンプは意外と収納に場所を取ってしまうもの。折りたたみできることで、コンパクトに収納できます。また、マンションなど収納場所があまりない人にもおすすめです。
しかし折りたたみ式は接続部分の強度が弱く、耐久性が低いという弱点も。冬の間、日常的にスノーダンプを使用するような雪が多く降る地域の人は、避けたほうがよいでしょう。
使用場所に合わせて幅の「サイズ」や、身長に合わせて「柄の長さ」を選ぼう

皿のサイズにもさまざまな大きさがあります。狭い歩道や段差がある場所には、幅48〜55cmの小回りが利くものを選ぶとよいでしょう。また玄関前や車の間にも、幅が狭いタイプがおすすめです。
逆に広範囲の除雪には、たくさんの雪を一気に運べる、幅58cm以上のもがおすすめ。たくさんの雪を乗せられるので、何度も往復せずに除雪が可能になりますね。
身長に合わせて柄の長さを選ぶことも重要です。柄が短すぎると体をかがめた姿勢になり、腰や背中に負担がかかってしまいます。逆に柄が長すぎると、操作しにくく使いづらくなってしまうでしょう。自分の体形に合わせて、適切な柄の長さのものを選びましょう。
スノーダンプのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、Amazon・Yahoo・楽天などの大手通販サイトで人気のスノーダンプを、ランキング形式でご紹介します。ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
1位 IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) スノーダンプ N130

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重量:4.5kg
商品寸法:長さ1310×幅580×高さ290mm
撥水加工で雪離れ抜群!滑りがよくどのような雪でもお任せ
皿の部分に撥水加工が施されていて、雪の滑りがよく雪離れも抜群のスノーダンプです。軽い雪も湿った雪も皿にくっついてしまうことがなく、除雪の負担を軽減してくれます。グリップは極太で、しっかりと握りやすいのもポイント。また、さびにくい加工がしてあるので安心です。
皿の先端部分には、割れにくいポリカブレードがついていて、硬い雪にも使用できます。皿の本体は割れにくいポリエチレン樹脂製のため、耐久性も抜群です。
2位 CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) スイスイダンプ M-9875

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重量:5kg
商品寸法:長さ1350×幅590mm
安心のポリカーボネート製なので丈夫でありながら軽い
ポリカーボネート製の皿なので、壊れにくく耐久性も抜群。幅が約59cmと大きめで、1度にたくさんの雪を運ぶことができます。ハンドル部分は鉄製で、皿の先端にはステンレス鋼がついているため、しっかりと雪に差しこむことが可能です。
アウトドアメーカーのキャプテンスタッグで日本製のため、安心して使用できますね。しかしポリカーボネート製のため、少し価格が高くなっています。
3位 吉鉄スノーダンプ 小 鉄製プレスバスケット 丸パイプ完全溶接

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重量:5kg
商品寸法:長さ110 x幅 54 x高さ 26 cm
硬い雪におすすめ 鉄製で丈夫
新潟県の豪雪地帯で長年使われているスノーダンプです。湿雪・圧雪に強く、ベタ雪でもよく滑ります。ハンドル部分も補強があり、皿の先端が二重になった先端補強付構造で、耐久性も抜群。重い雪や硬い雪に差しこんでも、割れる心配がありません。
また皿が平型なため、屋根の雪下ろしに最適。積もった硬い雪にもまっすぐ差しこむことができるので、ラクに雪下ろしができます。
4位 IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) スノーダンプ 深型

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重量:4.4kg
商品寸法:長さ約132×幅約59×高さ約40.5cm
深型で雪を一気に大量運搬
幅が約59cmの深型で、たくさんの雪を一気に運ぶことが可能です。ハンドルは極太グリップで、しっかりと握りやすいように設計されています。雪のなかでも目立ちやすい鮮やかな赤いカラーもポイントですよ。
先端にポリカーボネートのブレードがついているので、強度にも優れています。雪に突きさしても割れにくく、硬い雪にも使用可能です。
5位 BCOM 自立式スノープッシャー 楽太郎 M5-MGKBO7802RD

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重量:5kg
商品寸法:長さ97×幅66×高さ34.5cm
少ない力でラクラク除雪!車輪付きで腰への負担も軽減
16cmの大型車輪がついているため、軽い力でスムーズに除雪が可能です。また、ハンドルの角度調節・長さの調節ができるので、身長や体形に合わせて雪を押すこともできます。家族で共有するのにも便利ですね。幅も66cmと広めで、広範囲の除雪ができます。
自立式なので、使わないときには立てて収納することもでき、場所をとりません。マンションや収納場所が少ない人にもおすすめです。
6位 IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) ポリカスノープッシャーワイド J-994212

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重量:2.8kg
商品寸法:長さ1250×幅900×高さ135mm
ワイドタイプで効率よく除雪が可能
舗装された道路には最適なスノープッシャーです。ワイドタイプで幅が90cmのため、広範囲の雪を押すことができ効率的に除雪作業ができます。ハンドルはコの字型パイプなので、安定感にも優れていますよ。
素材はポリカーボネート製で、丈夫で割れにくいのも魅力。2.8kgと軽量なので、女性にも扱いやすくおすすめです。しかし、湿った重い雪を押すのには力が必要になるため、降ったばかりの軽い雪に使用するのがよいでしょう。
7位 Compal(コンパル)TATAMUダンプ

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重量:4kg
商品寸法:長さ1350×幅48.5×高さ67cm
折りたたみ式でコンパクトに収納 持ち運びもラクラク
折りたたみ式のためコンパクトに収納でき、場所を取らないのでマンションなどの収納場所が少ない人におすすめです。ハンドルは3段階で長さ調節ができるので、家族間で共有することも可能。誰が使っても、無理のない姿勢で除雪をすることができますよ。
幅は約48.5cmと狭いので、狭い場所の除雪に向いています。また先端に錆に強いアルミブレードがついていて、皿の部分も割れにくく、湿った雪にも使用可能です。
8位 GARDENA(ガルデナ) 除雪スノーダンプ 3260-20

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重量:6120g
商品寸法:長さ76.2 x幅18.6 x高さ 94.5 cm
幅広で広いエリアの除雪向き
幅が約70cmで、広範囲の雪を一気に除雪することができます。ハンドルも3段階で長さを調節できるため、身長に合わせて無理のない姿勢で除雪が可能です。グリップ部分は手に優しい素材でコーティングしてあるため、手が痛くなりにくく、思いきり力を入れられます。
ハンドルは工具なしで取り外しができ、皿の部分に重ねて収納することができるので、大きい割にはコンパクトに収まりますよ。エッジは頑丈で長寿命の亜鉛メッキ鋼のため、耐久性にも優れています。
9位 グリーンパル ママさんダンプ 子供用 ミニ

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重量:920g
商品寸法:長さ79 x 幅34.5 x高さ12.5 cm
パパ・ママのお手伝いに!子供用スノーダンプ
幅が約34.5cmで、ハンドルも少し短い子供用のスノーダンプです。重さも約920gと軽量で、パパ・ママのお手伝いにぴったり。子供は雪遊びが大好きなので、子供用のスノーダンプがあれば、除雪作業のお手伝いも進んでしてくれるでしょう。
また、大人が狭い場所の除雪に使用するのもおすすめです。その場合、ハンドルが少し短く前のめりになってしまいますが、皿の幅が狭いので、車の間や玄関前の狭い隙間の除雪には小回りがきいて便利ですよ。
10位 IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) 雪かき スコップ ダンスコ

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重量:3.14kg
商品寸法:長さ1440×幅550×高さ175mm
1台3役!ダンプ・スコップ・プッシャーとして使える
スノーダンプ・スノースコップ・スノープッシャーの3つの用途での使用が可能です。雪割りと雪運びができるので、スコップを持ちかえる手間がはぶけます。先端に刃が付いていて、本体と刃を樹脂で一体化しているため、固い雪でもカチ割ることができますよ。
ハンドル部分が曲がっている独特な形状で、力を入れやすいのもポイント。押すのはもちろん、後ろ向きにも引きやすいハンドルになっています。さまざまな用途で使用できるため、収納場所が少なく除雪用の道具を多く持てない人にもおすすめです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) ……
1
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5,980円 |
4.29 |
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![]() CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ……
2
|
10,450円 |
3 |
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![]() 吉鉄スノーダンプ 小 鉄製プレス……
3
|
11,770円 |
4.34 |
|
![]() IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) ……
4
|
6,780円 |
3.53 |
|
![]() BCOM 自立式スノープッシャー 楽太……
5
|
7,840円 |
3.2 |
|
![]() IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) ……
6
|
3,420円 |
3.8 |
|
![]() Compal(コンパル)TATAMUダンプ
7
|
8,286円 |
3.74 |
|
![]() GARDENA(ガルデナ) 除雪スノーダ……
8
|
33,457円 |
4.3 |
|
![]() グリーンパル ママさんダンプ 子供……
9
|
2,780円 |
2.7 |
|
![]() IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ) ……
10
|
4,928円 |
4.31 |
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まとめ
スノーダンプを選ぶ際には、まず雪質や雪の量に合わせてプラスチック・鉄製・ポリカーボネートの素材を選びましょう。その後、除雪場所に合わせて形状やサイズを選ぶのがおすすめです。
除雪作業は力が必要な重労働です。少しでも除雪作業がラクになるよう、使いやすいスノーダンプを見つけてくださいね。