お湯でゆでるだけというシンプルな料理でありながら、意外と作るのが難しいゆで卵。ゆで加減の調節も慣れるまでは難しく、料理初心者にとってはハードルが高いですよね。しかし「ゆで卵メーカー」を使えば、料理が苦手な方でも簡単にゆで卵が作れて、後片付けも楽にできます。
今回は「ゆで卵メーカー」の選び方と、Amazonや楽天などの通販でも買えるおすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。電子レンジで気軽に作れるものからあらゆる蒸し料理に使えるものまでありますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
ゆで卵メーカーの選び方
ゆで卵メーカーを選ぶ際に重要な4つのポイントを見ていきましょう。
調理する卵の個数にあわせて、電気・電子レンジ・熱湯の3種類の「調理方法」から選ぶ
ゆで卵メーカーには、「電気」「電子レンジ」「熱湯」の3つの調理タイプがあります。一度に作れる個数も大きく異なるため、基本的には作りたいゆで卵の個数にあわせて選ぶのがおすすめです。
家族の人数が多く、一度にたくさん作るなら電気の力で調理する「電気タイプ」

たくさんのゆで卵を食べる人や、家族分のゆでたまごを一気に作りたいという場合は「電気調理」タイプのゆで卵メーカーが最適です。「コンセントタイプ」とも呼ばれます。トレイが2段になっているものも多いので、ほかのタイプより圧倒的にたくさん作ることが可能です。
一人暮らしやお弁当用には、容量が少ないぶん手軽に調理ができる「電子レンジ・熱湯タイプ」

1〜2人分程度の少量のゆで卵を作りたい方には、電子レンジや熱湯タイプのゆで卵メーカーがおすすめです。少量を作りたいのに大きなツールを出してきたり、後片付けをするのも大変なので、1〜4個ほどのゆで卵が作れるサイズだとちょうどいいでしょう。
また熱湯タイプは火や電気が不要なので、熱湯を注ぐだけで簡単にゆで卵が作れます。そのためキャンプやバーベキューなどのアウトドアにも便利です。熱湯タイプは電子レンジよりも多く、電気調理よりも少ないくらいのゆで卵が作れるものが多いでしょう。
ゆで具合やゆで卵以外の調理など、仕上がりが異なる「機能」で選ぶ
ひとくちに「ゆで卵メーカー」といっても、半熟や固ゆでなど好みが分かれたり、どうせならゆで卵だけでなくいろんな使い方ができるものがいいなという人までさまざまな希望がありますよね。いろいろな便利機能付きの商品があるので、自分の理想にあうものを選んでください。
好みや料理にあわせて、半熟から固ゆでまで作れる「ゆで加減調節機能」はマスト

ゆで卵のゆで加減にこだわりがある方や、料理にあわせてとろとろの半熟と固ゆでを使い分けたい方なら「ゆで加減が調節できる」商品を選びましょう。この機能がないとむしろ不便です。丼物のトッピングには半熟、たまごサラダなどでは固ゆでのゆで卵を使うことが多いでしょう。
調節方法は商品によって異なりますが、電子レンジの場合は調理時間を変えるタイプのものがほとんどです。入れる水の量を変えることでゆで加減を調節できるタイプもあります。また熱湯タイプでは固ゆで卵を作ることができないので、半熟が苦手な方は要注意です。
ゆで卵以外にも、肉まん・焼売・茶碗蒸しなどを作りたいなら「蒸し器機能付き」

卵料理だけでなく、肉まんのあたためから焼売・茶碗蒸し・温野菜などさまざまな料理で「蒸し器」として使える商品もあります。このタイプなら蒸し器とゆで卵メーカーを別々で買う必要がないので、価格やスペースの節約がしたい方にぴったりです。
温泉卵・目玉焼き・オムレツなど、いろいろな卵料理が作れる仕様のものもおすすめ

商品によっては、1台でゆで卵も温泉卵も作れるものや、温泉卵に特化したものも販売されています。温泉卵をスーパーで買うより安く食べられるので、自分で作れるならお得ですよね。ほかにも専用のトレイ付きでオムレツが簡単に作れるものや、目玉焼きが作れるものもありますよ。
また黄身の形を星やハートなどの形にできるものもあります。お子様のお弁当やパーティーなどで使用すれば見た目が華やかになり、喜んでもらえること間違いないでしょう。
収納場所や持ち運びやすさを考慮して、「サイズと重さ」を確認しておこう

たくさんのゆで卵が作れる商品ほど場所をとりがちなので、大容量タイプや電気調理タイプのものを購入するならとくに注意が必要です。大きいものは重量もあるので、使うたびに出し入れするのは負担になります。大きいものなら設置スペースを考えてから購入しましょう。
電子レンジタイプは比較的コンパクトで軽量なものが多いので、もっとも気軽に扱いやすいタイプです。ほとんどの商品がプラスチック製なので、値段も安いものが多いですよ。
パーツが取り外し可能なものや構造がシンプルなものなど、「お手入れのしやすさ」もチェック

料理自体は楽でも、後片付けが面倒だと感じる人は非常に多いですよね。どんなに便利なキッチンツールでも、後片付けが大変なものだとだんだん使うのが億劫になってしまいます。そんなことにならないためにも、使うところから後片付けまでが簡単にできるものを選びましょう。
そのためには、洗う必要のあるパーツがシンプルで少なく、簡単に取り外せるかどうかをチェックしてみてください。食洗機に対応している商品もあるので、洗うのも面倒な方はそういったものを選ぶのもおすすめです。
ゆで卵メーカーのおすすめ人気ランキング10選
それではここから「ゆで卵メーカー」のおすすめ人気ランキングを発表していきます。少量のゆでたまごを作るのにちょうどいいコンパクトなものから、目玉焼きや餃子まで作れる多機能なものまでさまざまなものがあるので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
1位 曙産業 ゆでたまご器 RE-278

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最大個数:3個
調整機能:◯
食洗機対応:◯
サイズ・重量:寸法:約全幅15×奥行12.4×全高13.7(cm)、重量:約160g
ゆで加減の調節もお手入れも簡単!3個までゆでられる
一度に3個までのゆで卵が作れる、電子レンジタイプのゆで卵メーカーです。底パーツに水を入れて、その上にたまごを乗せたトレイを重ねてフタをしたら、簡単なロックをして電子レンジでチンするだけという手軽さが魅力。余熱調理をすれば、電気代も節約できます。
ゆで加減は加熱時間や放置して余熱で火を通す時間で調節可能。パーツがシンプルなのでお手入れも非常に簡単です。ひとつ持っておいて損はない商品でしょう。
2位 ANABAS(アナバス) ゆで玉子名人 SE-001

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最大個数:5個
調整機能:◯
食洗機対応:×
サイズ・重量:幅20.5×奥行18×高さ18.8cm、0.6kg
タイマー付き!ゆで卵や蒸し料理が放置で作れる
ゆで卵だけでなく蒸し器としても幅広く使える、電気調理タイプのゆで卵メーカーです。ゆで卵なら一度に7個まで作れます。最大30分まで設定できるタイマーがついているので、別の用事をしながらでも安心です。
ゆで加減は調理時間を変えることで調節できます。フタとトレイは取り外して洗えますが、水を入れるお皿は固定されているため拭き掃除が必要。固ゆでには30分ほどかかってしまいますが、放置できる点が魅力です。
3位 イーラリー ゆで卵メーカー 4580463472454e

amazon.co.jp
最大個数:4個
調整機能:◯
食洗機対応:×
サイズ・重量:12cm*9cm、約110g
4個までゆでられるにわとり型・可愛くて使い勝手も◎
4個までのゆで卵が作れる、にわとりの形をしたかわいらしい電子レンジタイプのゆで卵メーカーです。冷蔵庫から出してすぐの卵(Mサイズ)で、半熟なら5〜5分半、固ゆでなら7〜8分半ほどで食べたいときにすぐ作れます。
加熱して本体が熱くなっても、にわとりのしっぽの部分が持ち手になっているため安全に持ち運び可能。パーツもシンプルで簡単に取り外して洗えるので、お手入れも比較的楽ですよ。
4位 Kennedich 電気エッグクッカー

amazon.co.jp
最大個数:16個
調整機能:◯
食洗機対応:×
サイズ・重量:22.8 x 21.9 x 19.3 cm、1.37kg
オムレツ・ポーチドエッグ・蒸し料理にも使える
16個までのゆで卵が一度に作れる、電気調理型のゆで卵メーカーです。8個ずつ2段に分けてゆでられます。ポーチドエッグとオムレツ用のトレイも付属しているので、さまざまな卵料理を作りたい人にぴったり。35分まで設定できるタイマー付きです。
ゆで加減も半熟から固ゆでまで調節できて、卵以外にも蒸し器として使うことができます。取り外せるパーツはすべて食洗機に対応しているので、お手入れも簡単です。
5位 GROWNSY スチームクッカー Q4 0738629292055

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最大個数:14個
調整機能:◯
食洗機対応:×
サイズ・重量:19 x 2 x 19 cm、880g
目玉焼きや餃子も焼ける火を使わないフライパン付き
2段式で1段につき7個のゆで卵が作れて、目玉焼きや餃子も焼けるフライパンとオムレツなどが作れる深めのステンレスボウルが付属した多機能ゆで卵メーカーです。蒸し器としても活用できるので、あらゆる料理がこれひとつでできます。
電気調理式で火を使わないので、付属のフライパンを使った焼き料理でも安心です。ゆで加減は水の量と調理時間を変えることで調節できます。見た目もレトロでかわいいですよ。
6位 recolte(レコルト) Egg Steamer(エッグスチーマー) RES-1

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最大個数:1個
調整機能:◯
食洗機対応:×
サイズ・重量:約W6.5 × D8.0 × H15.5cm 、約 270g
うずらの卵にも対応!1個用のレトロかわいい電気式
省エネの電気調理タイプで、1個だけゆでたまごを作りたいときに便利なゆで卵メーカーです。卵をのせるトレイは面が鶏卵、裏がうずらの卵用になっており、うずらの卵なら5個調理できます。ゆで加減は水の量を調節するだけ。ボタンを押して音が鳴ったら出来上がりです。
どのゆで加減でも約10分ほどで完成します。サイズがコンパクトなので置き場所も選びません。デザインもレトロでスタイリッシュです。
7位 GDT エッグマイスター APIX

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最大個数:4個
調整機能:◯
食洗機対応:×
サイズ・重量:約幅145×奥行130×高さ135mm、約730g
1万回以上の試験で失敗なし!温泉卵やサラダチキンも
こちらは1万回を超える調理試験で「失敗しない」ことにこだわって作られたゆで卵メーカーです。ゆで卵だけでなく蒸し料理も調理できて、レシピブックが付属しているので蒸し器を使ったことがない人でも簡単に作れます。ゆで加減の調節も自由自在で、操作はボタンのみ。
温泉卵・プリン・サラダチキンなども作れます。オムレツを作るのが苦手な方でも、専用ケースが付いているので安心です。サイズもコンパクトで置き場所に困りません。
8位 DELISH KITCHEN パール金属 レンジでゆで玉子 CC-1341

amazon.co.jp
最大個数:2個
調整機能:-
食洗機対応:-
サイズ・重量:(約)幅17×奥行10×高さ10.5cm、0.16kg
デリッシュキッチンのプロの料理スタッフが監修!
大人気レシピサイト・アプリである「DELISH KITCHEN(デリッシュキッチン)」のプロの料理スタッフが監修したゆで卵メーカーです。料理が苦手な方やお子様でも簡単に、電子レンジで2個までゆで卵が作れます。ゆで加減はレンジ加熱時間を調節するだけ。
デリッシュキッチンらしいシンプルかつ明るいデザインで、キッチンに置いておいても自然に馴染みます。パーツがシンプルなのでお手入れも楽です。
9位 象印 温泉たまご器 DODODO EG-HA06-WB

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最大個数:6個
調整機能:◯
食洗機対応:×
サイズ・重量:幅21.5×奥行20.0×高さ23.5cm、0.9kg
きれいな温泉卵を6個同時調理!ゆで卵も作れる
一度に6個までの温泉卵とゆでたまごが作れる、象印の温泉たまご器です。温泉卵は一定の温度で長時間おいておく必要がありますが、象印ならではの保温力で最適な温度を維持して、約30分できれいな温泉卵が出来上がります。ゆで卵なら半熟で15分前後、固ゆでで30分程です。
出来上がったらブザーで知らせてくれる電気調理タイプなので、卵をセットしてほかの用事をしている間に作ることができます。サイズはやや大きめです。
10位 Arnest(アーネスト) たま5ちゃん A-16021

amazon.co.jp
最大個数:5個
調整機能:×
食洗機対応:-
サイズ・重量:直径16.5×H17.5cm、350g
熱湯を注ぐだけ!温泉卵が一度に5個まで作れる
こちらは熱湯をそそぐだけのタイプで、一度に5個までの温泉卵が作れる商品です。本体の裏に、たまごの大きさ・温度・個数別の温泉たまごの作り方が詳しく書いてあるので、初心者でも失敗することなく作れるでしょう。
時間は10〜24分ほどで出来上がり、常温に戻した卵であれば早く仕上がります。また温泉たまごメーカーは保温力と保冷力の高さが特徴でもあるため、氷を入れてアイスペールとしても使用可能です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() 曙産業 ゆでたまご器 RE-278
1
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828円 |
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![]() ANABAS(アナバス) ゆで玉子名人 ……
2
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1,935円 |
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![]() イーラリー ゆで卵メーカー 458046……
3
|
798円 |
4.2 |
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![]() Kennedich 電気エッグクッカー
4
|
10,895円 |
4.4 |
|
![]() GROWNSY スチームクッカー Q4 0738……
5
|
3,324円 |
|
|
![]() recolte(レコルト) Egg Steamer……
6
|
3,300円 |
4.27 |
|
![]() GDT エッグマイスター APIX
7
|
4,449円 |
4.3 |
|
![]() DELISH KITCHEN パール金属 レンジ……
8
|
1,480円 |
4.1 |
|
![]() 象印 温泉たまご器 DODODO EG-HA06……
9
|
4,470円 |
4.14 |
|
![]() Arnest(アーネスト) たま5ちゃん……
10
|
876円 |
4.42 |
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出来上がったゆで卵の殻をきれいに剥くコツをご紹介

まず新鮮な卵であるほど、ゆで卵にした際に剥きにくくなります。しかしゆでた直後にある工夫をすることで、どんな卵でもきれいに剥ける確率がぐんとアップします。まず卵がゆで上がったらすぐに、とても冷たい水で急激に冷やしましょう。温度差で殻と中身に隙間ができます。
そして卵の先端をコンコンと叩いてヒビを入れ、まな板の上に置いて手のひらで軽く押し付けながらコロコロと転がし、全体的に細かくヒビを入れましょう。この時、力加減には要注意です。そうすることで中身にくっついていた殻が剥がれやすくなり、きれいに剥きやすくなりますよ。
まとめ
ゆで卵メーカーを選ぶ際には、いつも何個くらいの卵を使うのかにあわせた商品を選ぶことが基本です。その次に、作る手間や後片付けが楽なものを選んだり、蒸し器としても使えるものなど付加機能を選んでいくとよいでしょう。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりのゆで卵メーカーを見つけてみてくださいね。