工具を収納するのに便利なツールボックス。工具箱とも呼ばれ、携帯性に優れたボックスタイプから収納性を重視したキャビネットタイプまで様々な種類があります。また、軽量性に優れたアルミ製や耐久性に優れたスチール製などと素材も豊富でどれを選べばよいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
今回は、ツールボックス・工具箱の選び方とおすすめの人気商品10選をご紹介します。記事の最後では、機能性が高い両開き式のツールボックスも紹介しているので、この記事を参考にご自身の用途に適したツールボックスを選びましょう。
ツールボックス・工具箱とは

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ツールボックス・工具箱とは、簡単にいってしまえば工具を収納するためのケースのことです。工具は非常に散らかりやすいため、特定の収納ケースを用意しておかないと作業効率が悪くなります。
しかし、工具は重量があるものが多いため、耐久性や耐荷重がないとケース自体が破損してしまう怖れがあり、ツールボックス・工具箱があると大変便利です。
ツールボックスは、工具を収納することを前提にしているため、耐久性や耐荷重に優れています。また、工具をまとめて持ち運べるよう取っ手付きのものも多いため、ツールボックスは工具を収納するのに欠かせない道具となっています。
ツールボックス・工具箱の選び方
ツールボックス・工具箱の選び方は、形状、材質、工具の取り出しやすさの3つにわかれます。このうち形状は、ツールボックス・工具箱を使う目的を定めておくと選びやすいです。まずはその目的を明らかにしたうえで、材質や取り出しやすさを選んでいきましょう。
目的に合った形状で選ぶ
ツールボックス・工具箱の形状は、ボックスタイプとキャビネットタイプの2種類にわかれます。これらは携帯性を重視するか、収納性を重視するかによって選ぶのがおすすめです。
携帯性を重視するならボックスタイプ

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ツールボックス・工具箱の携帯性を重視する方は、ボックスタイプを選びましょう。ボックスタイプは持ち運びを前提にしており、本体の軽量性にも優れています。ツールボックスや工具箱と聞いて、最初に思い浮かぶのがこのボックスタイプではないでしょうか。
ボックスタイプは、ご自宅や車に常備しておくのに最適なタイプだといえます。無骨なデザインのものも多いですが、ファッション性を意識したおしゃれなものもあるため、お部屋のインテリアとして使うことも可能です。
収納性を重視するならキャビネットタイプ

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ツールボックス・工具箱の収納性を重視する方は、キャビネットタイプを選びましょう。キャビネットタイプは、作業場やガレージで使うことを前提にしており、様々な工具を収納できます。
また、キャビネットタイプはほとんどが据え置き型ですが、なかにはキャスターつきの商品もあります。ガレージ内でツールボックスを移動させたいと考えている方は、なるべくキャスターつきのものを選ぶようにしましょう。
材質で選ぶ
ツールボックス・工具箱の材質はスチール製とアルミ製、プラスチック製の3つが一般的です。これらは耐久性や軽量性、コスパのどれを重視するかによって選んでいきましょう。
耐久性に優れたスチール製

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ツールボックス・工具箱に耐久性を求める方は、スチール製がおすすめです。スチールは、重量がある分頑丈な素材であるため、本体を多少手荒に扱っても問題ありません。収納性に優れたツールボックスは、ほとんどがスチール製です。
またスチール製は、アメリカンな雰囲気のものが多いのも特徴です。青や赤といったレトロなデザインは、使えば使うほど味が出るのでツールボックスへの愛着がわきます。
軽量性に優れたアルミ製

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ツールボックス・工具箱に軽量性を求める方は、アルミ製の商品を選びましょう。アルミ製は軽いため、ツールボックスを持ち運ぶ際に便利です。本体もコンパクトに作られているものが多いです。
また、アルミは錆びにくい金属でもあります。そのため、海辺で作業する方や手汗をかきやすい方も、アルミ製のツールボックスがおすすめです。
ただしアルミ製ツールボックスは、傷や凹みやすいので注意しましょう。とくに、日頃からスチール製のツールボックスを愛用されている方は、普段の感覚で使ってしまうと破損に繋がりやすいです。
コスパに優れたプラスチック製

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ツールボックス・工具箱の値段をおさえたい方は、プラスチック製がおすすめです。プラスチック製は耐久性がない分、アルミ以上に軽量であるため、ツールボックスを消耗品感覚で使いたい方に適しています。
プラスチック製のツールボックスの劣化を防ぐには、直射日光になるべく当て続けないことです。もし、直射日光にさらすことが多くなる場合は、PVCと呼ばれるポリ塩化ビニル製のツールボックスを選ぶと比較的長持ちします。
工具の取り出しやすさで選ぶ
ツールボックス・工具箱の携帯性と収納性は相反する性質です。収納性が高いということはツールボックス本体の容量が大きいことを意味します。つまり、工具を収納すればするほど、重みが増してツールボックスが持ち運びにくくなります。
また、アイスボックスのような底が深いタイプの商品は、工具が埋もれやすくなるため目的のものが見つけにくいです。工具の取り出しやすさを重視する方は、なるべく底が深すぎない商品を選びましょう。
携帯性と収納性を両立するなら両開き式

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携帯性と収納性という相反する性質を両立しているのが、両開き式のツールボックスです。両開き式は、本体の重量が多少重くなりますが、2段から3段の収納スペースが用意されているため、工具の視認性に優れています。
また、両開き式は釘やねじといった細かい部品を小分けできるように、仕切りが作られている商品が多いのも魅力です。大きな工具を無造作にしまうのには適しませんが、工具や部品を整理整頓させた方にとっては最適だといえるでしょう。
ツールボックス・工具箱のおすすめ人気ランキング5選【ボックス】
まずはじめに紹介するのが、ボックスタイプのツールボックスです。ここでは、両開き式の商品もピックアップしました。この中から、ご自身の用途に適したボックスタイプのツールボックス・工具箱を選びましょう。
1位 サンワダイレクト 工具箱 ツールボックス 800-BYBOX2BK

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重量:約1.4kg
材質:ABS製樹脂
自転車用ツールボックスや釣具入れに最適!
こちらのツールボックスは、2段式で収納力も抜群!本体も樹脂製のため約1.4kgと軽量で持ち運びしやすいです。自転車用の工具収納の他に、DIYや釣具入れなどにも最適です!持ち手がフラットタイプなので、収納時にも他の工具箱などと重ねて収納することが可能です。
耐久性に優れたABS製樹脂を使用しているため、衝撃などにも強く長期でお使いいただけます。
2位 TOYO スチール製 山型工具箱 Y-350

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重量:ー
材質:スチール
これぞツールボックス!グッドデザイン賞受賞商品
いかにもツールボックスらしい美しいデザインが魅力的な商品です。こちらの商品は公益財団法人日本デザイン振興会が主宰する、2009年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞に輝いています。
カラーは全部で4色。いずれも鮮やかなカラーな色をしており、インテリアとしての雰囲気も抜群です。内部の構造も非常にシンプルで、収納する工具の種類も選びません。ツールボックス選びに迷った際は、こちらの商品を選びましょう。
3位 トラスコ 2段工具箱 ブルー ST-350-B

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重量:2600g
材質:スチール
amazonでの売り上げナンバー1!工具をおしゃれに収納できる
こちらは、amazonの「チェスト作業工具箱・収納ケース」カテゴリーで売り上げナンバー1を誇る商品です。両開き式の2段ツールボックスで、工具の視認性や収納性、携帯性に優れています。
ツールボックス内部には仕切りがつけられていますが、これらはいずれも取り外し可能です。そのため、大きめの工具を収納しやすいようにカスタマイズできます。見た目もおしゃれで文句なしのツールボックスです。
4位 アイリスオーヤマ アルミケース AM-37WT

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重量:1360g
材質:アルミ
アルミで軽量!ストラップベルト付きで持ち運びにも便利
こちらのツールボックスは7つのサイズが用意されています。その中でも特におすすめなのが、こちらのAM-37WTのサイズです。こちらは両開きのタイプで、仕切り付きの可動式インナートレーナーを付属しているので、釘やネジなどの細かい部品も分けて収納することができます。
ストラップベルト付きなので、肩にかけて持ち運ぶこともできます。
5位 アステージ ツールボックス ブラック ST380

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重量:800g
材質:ブラスチック(PVC)
なんといってもこのお値段!はじめてツールボックスを使う方に
コスパに優れたツールボックスです。サイズが3種類用意されており、最小のものはなんと1,000円以下の値段におさえられています。プラスチック製でありながら耐久性に優れており、長く使っていける商品だといえるでしょう。
また、内部のコの字型トレーも機能性に優れています。従来のツールボックスは、スプレー缶のような長さがあるものは寝かせて収納するしかありませんでしたが、この商品ならコの字型トレーの隙間に立たせるような形で収納できます。
ツールボックス・工具箱のおすすめ人気ランキング5選【キャビネット】
最後に紹介するのが、キャビネットタイプのツールボックス・工具箱です。ここでは、キャスターつきの商品もピックアップしました。この中から、ご自身の用途に適したキャビネットタイプのツールボックスを選びましょう。
1位 KTC チェスト (3段3引出し) EKR103

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重量:8500g
材質:スチール
3段3引き出しで収納力抜群
個性的な配色でおしゃれなツールボックスなうえに、3段の引き出しとトップ収納部には、9.5sq.のディープソケットなどを立てて収納できる高さがあります。工具ごとに分けて収納できたりと、工具の整理整頓が可能です。
チェストタイプは、キャビネットタイプの1つとして捉えられることから、持ち運びができないと思われがちですが、この商品はサイドにハンドルがついています。そのため、作業スペースにあわせて、ツールボックスを移動できます。
2位 KTC ミニケースセット SKX0010R

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キャビネット外寸:320mm×150mm×285mm
重量:7500g
キャスターつきで移動もらくらく
キャスター付きのツールボックスです。本体を持ち上げる必要がないため、ガレージ内をより簡単に移動されせられます。上段を取り外すことにより、チェストとして使えるのもうれしいところですよね。
この商品は、キャビネットタイプのツールボックスとしては小型であるため、プロ向けというよりは日曜大工やDIYに適している商品です。ご自宅のガレージが散らかって困っている方は、こちらの商品を購入してみてはいかがでしょうか。
3位 SK11 ローラーキャビネット レッド SRC-007RE

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重量:65kg
大型キャビネットの圧倒的収納製!
SK11のSRC-007REは、大型のキャビネットタイプツールボックスです。本体重量65kgとかなり重めですが、それに見合った収納性をもっています。これ1つあれば、身の回りの工具類すべてを収納することが可能です。
引き出しの数は全部で7つ。それぞれに引き出しが自動で閉まるオートクローザー機構がついています。とくに、引き出しをそのままにしてしまう癖がある方に最適な商品となっています。
4位 トラッド 合体式ツールチェスト 5段 TRD-TC5 350004

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重量:1870g
4つのボックスに分解可能!使い勝手を求める方に
こちらは、4つのボックスに分解可能な合体式ツールチェストです。それぞれのボックスには取っ手がつけられており、使用頻度が高い工具を状況にあわせてもち運べるようになっています。
最下部のボックスにはキャリーバッグのようなハンドルがつけられており、斜めに倒しながら運ぶことによって移動時のストレスが大幅に軽減されます。とくにこの商品は、ガレージ内を頻繁に移動させたい方におすすめな商品です。
5位 トネ ツールチェスト BX230BK

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重量:9.2kg
材質:スチール(本体)、ABS樹脂(取っ手)
引き出しの開閉がスムーズなボールベアリング式採用
工具メーカーでおなじみのTONEのツールチェストです。細部まで計算された無駄のない仕様と謳っているだけあり、開閉をスムーズに行えるボールベアリング式の採用やロック機構、また持ち上げる際に便利なサイドハンドルなど、使い勝手のよい工具箱となっています。また、トップのカバー部分に補強を追加し、衝撃から工具を守ります。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() サンワダイレクト 工具箱 ツールボ……
1
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2,580円 |
3.81 |
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![]() TOYO スチール製 山型工具箱 Y-350
2
|
1,390円 |
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|
![]() トラスコ 2段工具箱 ブルー ST-350-B
3
|
2,888円 |
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|
![]() アイリスオーヤマ アルミケース AM……
4
|
3,779円 |
4.19 |
|
![]() アステージ ツールボックス ブラッ……
5
|
852円 |
4.3 |
|
![]() KTC チェスト (3段3引出し) EKR103
6
|
21,541円 |
4.1 |
|
![]() KTC ミニケースセット SKX0010R
7
|
18,168円 |
4.45 |
|
![]() SK11 ローラーキャビネット レッド……
8
|
54,527円 |
4 |
|
![]() トラッド 合体式ツールチェスト 5……
9
|
17,300円 |
3.63 |
|
![]() トネ ツールチェスト BX230BK
10
|
13,038円 |
3.3 |
|
まとめ
いかがでしたでしょうか。ボックスタイプやキャビネットタイプといった形状、材質、工具の取り出しやすさなどから、使い勝手のよいツールボックスを見つけることがポイントです。
また、ツールボックスは工具の収納ボックスとしてだけでなく、お部屋のインテリアとして飾っている人も多いようです。とくにアメリカンヴィンテージのようなスチール製は、雰囲気がありインテリアのアクセントにもなりそうですよね。おしゃれなツールボックスを集めた記事もありますので、デザインも重視したいという方はチェックしてみてくださいね。