自宅で筋トレする際に活躍するトレーニング器具、プッシュアップバー。初心者でも手軽に使えることから、その需要は増えています。さまざまなメーカーから販売されており、回転式や滑りにくい設計のもの、値段も高いものから安いものまであり迷ってしまいますよね。
そこで今回は、プッシュアップバーの選び方と、おすすめ商品をランキング形式で紹介します。さまざまな機能やタイプの中から人気の商品を厳選したので、ぜひあなたに合ったプッシュアップバーを見つけてトレーニングに役立ててくださいね。
プッシュアップバーとは手首を固定し負担軽減&大胸筋・上腕三頭筋・腹筋・背筋を鍛える優れもの

プッシュアップバーを使うとグリップを握って手首を固定することできるため、トレーニング時の手首の負担が軽減されます。 また、床からグリップまでの高さぶん深く腕立て伏せができるため、動作の可動域が広がり高負荷なトレーニングが可能です。
本体の耐久性にもよりますが、プッシュアップバーを使えば大胸筋や上腕三頭筋だけでなく、腹筋や背筋も鍛えることができます。通常の腕立て伏せだと手首が痛む初心者や女性の方、より効率的に体を鍛えたい中級者・上級者にもおすすめのトレーニング器具です。
プッシュアップバーの選び方
プッシュアップバーを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
耐荷重や持ち運びやすさを考慮して「素材」で選ぼう
素材は重さや、耐久性に大きく関わる重要なポイント。素材には、大きく分けてプラスチック製とスチール製の2種類があります。
プラスチック製は軽くて持ち運びやすく、スチール製は耐久性があります。2種類の素材の特徴について、それぞれ見ていきましょう。
旅行や出張など移動の多い方におすすめ!軽くて持ち運びやすい「プラスチック製」

プラスチック製は、軽くて持ち運びやすい特徴があります。そのため自宅はもちろん、旅行先や出張先にも気軽に持ち運んでトレーニングを行えます。自宅でのトレーニングに加え、出張や旅行が多い方におすすめの素材です。
しかし、スチール製に比べて耐久性は低いので、負荷の高い種目をするときや耐荷重には注意が必要。購入前に耐久性をチェックすることが重要です。また、接地面によっては床を傷つける恐れがあるため、床にトレーニングマットやタオルを敷いて工夫すると良いでしょう。
多種目トレーニングで上半身全体を鍛えたい人におすすめ!耐荷重が高く耐久性がある「スチール製」

スチール製は耐荷重が高く、プラスチック製に比べて耐久性があるのが特徴です。そのため通常のプッシュアップだけでなく、L-shit(エルシット)やリバースプッシュアップなどの種目に対応し、上半身全体を鍛えられます。
また商品によっては分解できるタイプもあり、そのようなタイプを選べば持ち運びがしやすくさまざまな場面で活躍するでしょう。とはいえプラスチック製に比べて重いため、持ち運びの予定がある場合は重量も確認するのがおすすめです。
使用感を左右する「グリップ(ハンドル)」で選ぼう
プッシュアップバーはグリップ部分(ハンドル)もトレーニングする上で重要なポイントです。
グリップ部分のクッション性・通気性・吸水性と、ハンドルの傾きを確認すると良いでしょう。グリップ部分をこだわって選ぶと、どのようなメリットがあるか解説していきます。
手首への負担を考慮して、「クッション性・耐久性」に優れているかチェックしよう

クッション性の高いスポンジ製のグリップは、圧力を吸収して手首を固定し手首の負担をやわらげてくれます。グリップ部分の素材が固いと手が痛くなりやすいですが、クッション性が高いと手が吸い付くような感触を感じトレーニングに集中できるでしょう。
しかし、スポンジは使用を続けるとすり減ってしまいます。そのためクッション性だけでなく、耐久性も確認しておくのがおすすめです。
汗によるスリップを予防し怪我を防ぐため、「通気性・吸水性」に優れたものがおすすめ

プッシュアップバーでトレーニングしていると、汗でグリップが滑り、事故に繋がる恐れがあります。そんなときに滑りを防ぐのが、高い吸水性を持つグリップです。トレーニングで体温が上昇するとグリップが蒸れますが、通気性が高いと蒸れを感じることなく快適に使用できます。
特に長時間トレーニングする方は、汗をかく量も多くなるので通気性・吸水性の確認は必ずしておきたいところ。通気性・吸水性に気を付けて商品を選んで、怪我の防止に繋げましょう。
手首の負担軽減やトレーニングの負荷を高めるなら「傾斜付き」を使ってみよう

プッシュアップバーのハンドルは通常水平になっていますが、傾斜したタイプもあります。傾斜タイプは、高い方を前にして使うことで斜めにプッシュアップができるため、トレーニングの負荷をより上げられ中級者や上級者におすすめです。
また、水平タイプの場合垂直に体を落とすのに対し、傾斜タイプは斜めに落とすため、手首にかかる負担も少ないのが特徴。そのため手首の弱い方も、こちらのタイプを使用すると良いでしょう。
快適なトレーニングをサポートする「機能」で選ぼう
プッシュアップバーにも、便利な能を備えた商品があります。安定性を重視したい方から、通常のプッシュアップバーでは物足りない方、よりコアな部分を鍛えたい方にはおすすめな機能です。それぞれの機能について詳しく解説していきます。
安定したフォームでトレーニングするなら、床に固定できる「吸盤付き」

脚が吸盤付きのプッシュアップバーは、フローリングなどの滑る床でもブレることなく安定したトレーニングを可能にします。また、吸盤でしっかり固定できることで転倒による怪我も防き、安心してトレーニングに集中できるでしょう。
床を傷つけることもないので賃貸に住んでいる方にもおすすめ。他にも吸盤が取り外せるタイプもあるので、シーンに合わせて使い分けたい方にぴったりでしょう。
騒音や床への傷が気になるなら、衝撃を吸収する「スポンジ付き」

脚にスポンジが付いたプッシュアップバーは、運動による衝撃を吸収し安定したフォームでのトレーニングをサポートします。衝撃を吸収することで騒音も抑えてくれるため、夜中や騒音の気になるアパートでも安心して使用できでるでしょう。
吸盤付きのプッシュアップバーと比べてサイズ感も小さいため、安定性を重視しつつ持ち運びもしたい方は、こちらのスポンジ付きプッシュアップバーを選ぶと良いでしょう。
さらにレベルアップしたい方なら、より高負荷なトレーニングが可能になる「回転式」

回転式のプッシュアップバーは、体を落とした際にグリップが回転する仕組みです。それにより大胸筋にかかる負荷が増えるため、高負荷なトレーニングが可能になります。手首が自然な方向へ曲がることで、通常のプッシュアップバーよりも手首にかかる負荷が少ないのも特徴です。
商品によって、回転をロックできるタイプもあるので必要に応じて選びましょう。回転式を選ぶ際には回転がスムーズに行われるかや、回転の可動域などを確認することをおすすめします。
目標を決めてトレーニングするなら、腕立て伏せを行った回数が分かる「自動カウント式」

自動カウント式のプッシュアップバーは、赤外センサーによってプッシュアップの回数を計測してくれます。体の落とし方が甘いとカウントされないため、一回ずつ丁寧にプッシュアップをしたい方におすすめです。
また商品によってはタイマーを備えたタイプもあるため、このタイプを選ぶと時間を測ってトレーニングに取り組みたい場合にも対応できます。
プッシュアップバーのおすすめ人気ランキング10選
ここからはプッシュアップバーのおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。やりたいトレーニングや使用シーンに合わせてあなたにぴったりの商品を見つけてくださいね。
1位 Bodytech プッシュアップバー BTS91NH002

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固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
組み立てラクラクで持ち運びも簡単!
ホームトレーニング用器具を中心に販売するブランドBODYTECKが販売するプッシュアップバー。 耐久性は100kgながら重量540gと重さを抑えているため、組み立てタイプのため出張や旅行先にも持ち運びたい方におすすめです。
グリップと脚のスポンジ素材がトレーニングの安定性を高める点と、値段も1500円程度とプッシュアップバーの中では安価な点も嬉しいポイントです。
2位 Reodoeer プッシュアップバー B0875KHQXF

amazon.co.jp
固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
スポンジのグリップと脚で手首の負担軽減&滑り防止
ハンドルに傾斜があり、手首の負担を軽減&高負荷なトレーニングができます。グリップに凹凸が付いており、握りやすさが考慮されているのも魅力的でしょう。
また、グリップと脚にスポンジ素材が使用されており、特に脚の素材には保水性のあるPVAスポンジを使用しているため汗による滑りを防ぎます。 汗をかきやすい方や、長時間トレーニングして汗を流す方にもおすすめです。
3位 adidas プッシュアップバー ADAC12233

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固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
ワイドな接地面で安定したトレーニングが可能
adidasが販売する大型プッシュアップバーで、シックなブラックで統一されたデザインが魅力。重量は780gで、250kgの耐荷重を誇ります。素材は金属製で、防振ゴムのフォームハンドルグリップと、滑りにくいTPR素材のエンドキャップが施されたワイドベースな接地面も特徴です。
ハンドルを握り、脚を伸ばして座った状態を空中で維持するハンギングレッグレイズで腹筋を鍛えることも可能。抜群の安定性で、とにかくトレーニングの安定感を第一にしている方におすすめな商品です。
4位 Grong プッシュアップバー grong-507

amazon.co.jp
固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
太めのグリップと広い接地面で高い安定性を実現
従来製品3.0cmに対し、3.5cmの厚めなグリップと広い接地面が特徴的な商品です。また、肉厚なグリップには凹凸が付いてさらに握りやすい設計になっているため、グリップのフィット感が抜群です。
耐荷重は150kgで、プッシュアップだけでなくリバースプッシュアップやL-shit(エルシット)などで背筋や腹筋も鍛えられます。 この商品のみで毎日異なる部位を鍛えられるため、中級者・上級者にも嬉しい設計です。
5位 CAMORF プッシュアップバー

amazon.co.jp
固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
体にも床にも優しいグリップと接地面が魅力
プラスチック製で540gの軽量ながら耐荷重100kgの本体と、スポンジ製のグリップ・接地面が特徴。 凹凸があり持ちやすい&傾斜のついたグリップで手首への負担が軽減され、長時間握っていても痛くなりにくい設計です。
また、4箇所の接地面に付いた厚めのスポンジが衝撃を吸収し、安定性を向上させるだけだなく滑り止めの役割も果たします。値段も1500円程でコスパが良いため、実用性も捨てずに安価で購入したい方にも安心しておすすめできる商品です。
6位 adidas プッシュアップバー ADAC12331

amazon.co.jp
固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
ユニークなデザインながら実用性も高い
デザイン性が高く、1本の管を曲げたようなユニークな見た目が特徴。 重量は375gで軽量ながら、アイアン性の素材で耐荷重125kgを誇ります。 また、グリップは手首の痛みを軽減するハイダンピングラバー素材で、デザイン性だけでなくユーザーの実用性も深く考慮されています。
実用性の高さだけでなく、インテリアに馴染むデザインのため、使い終わったあとに収納せずに置いておけるのが良いですね。トレーニング器具にもかっこよさを求める方にぴったりの商品です。
7位 Umi プッシュアップバー

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固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:足部分取り外し可能
耐荷重300kgで高負荷トレーニングが可能
1.5mmのスチール管で作られたプッシュアップバーで、耐荷重は300kgとかなりの強度を持ちます。さらにハンドルは15度の角度付きで、緩やかな傾斜から可動域が広がるため、とにかく高負荷に効果的なトレーニングがしたい人向けの商品です。
肉厚なスポンジ素材を使用した凹凸の付いた握りやすいグリップで、トレーニングがしやすい点も嬉しいところ。組み立て式のため、どこでも持ち運び可能です。
8位 DABADA プッシュアップバー

amazon.co.jp
固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
コンパクトなだけでなく実用性も高い!
本体重量205gでとても軽量ながら耐荷重は100kg、さらにスポンジ素材の凹凸グリップも持つ実用的なプッシュアップバーです。 傾斜グリップで手首を痛めることなく、可動域が広がりトレーニングに負荷をかけられます。
また、グリップと脚の部分はブラック/レッド/ブルーの3色から選べる点も嬉しいですね。接地面積は約14×23cmとコンパクトな作りで、畳1畳分あればどこでもトレーニングできます。コンパクトな作りから、女性にもおすすめです。
9位 シックスパッド プッシュアップバー SS-AR03

wowma.jp
固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:なし
機能:-
スタイリッシュなデザインで部屋のインテリにもなる
シックスパッドがフィットネスのために販売した新シリーズ商品。 良い意味でプッシュアップバーらしくない、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴的です。
重さは330gと軽量に作られており持ち運びや収納が簡単なのも嬉しいですね。1本の管を曲げたような作りのため、壁のフックなどにぶら下げて収納もできます。ただし、耐荷重は1個で60kgな点には注意が必要です。
10位 ACTIVEWINNER プッシュアップバー

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固定用吸盤:なし
衝撃吸収スポンジ:あり
機能:-
ハンドル傾斜と肉厚グリップの万能型
ハンドルの傾斜と肉厚なスポンジ素材で囲ったグリップが特徴的なプッシュアップバーです。ハンドルの傾斜により手首への負担軽減と高負荷なトレーニングを可能にします。
肉厚なスポンジがグリップの握りやすさと、脚の滑り止めの機能を果たすのが嬉しいですね。 また部品はワンタッチで取り外しが可能なため持ち運びがしやすく、安定性・利便性共に兼ね備えた万能型です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() Bodytech プッシュアップバー BT……
1
|
1,390円 |
4.2 |
|
![]() Reodoeer プッシュアップバー B08……
2
|
1,280円 |
4.2 |
|
![]() adidas プッシュアップバー ADAC……
3
|
3,080円 |
|
|
![]() Grong プッシュアップバー grong……
4
|
1,480円 |
4.42 |
|
![]() CAMORF プッシュアップバー
5
|
1,440円 |
4.3 |
|
![]() adidas プッシュアップバー ADAC……
6
|
2,027円 |
4.36 |
|
![]() Umi プッシュアップバー
7
|
1,899円 |
4.3 |
|
![]() DABADA プッシュアップバー
8
|
1,398円 |
3.66 |
|
![]() シックスパッド プッシュアップバ……
9
|
2,640円 |
|
|
![]() ACTIVEWINNER プッシュアップバー
10
|
1,550円 |
4.35 |
|
まとめ
プッシュアップバーを選ぶときは、素材・グリップ・機能を比較し、使用する状況や行いたいトレーニングの種類に適した商品選びをしましょう。 初心者・女性はとにかく手首の負担が少なく握りやすいグリップを基準に商品を選ぶと失敗しにくいでしょう。
一方で中級者・上級者は高負荷なトレーニングに耐えられる耐荷重の高さを基準に商品を選ぶのがおすすめです。ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりのプッシュアップバーでトレーニングに励んでくださいね。