MENU

会計ソフトのおすすめ人気ランキング10選

法人・個人事業主の確定申告や経営活動に役立つのが会計ソフトです。経理や財務の簿記知識がなくても簡単に青色申告ができるソフトなど、種類も多くあります。また、「インストール型」「クラウド型」があり、どれを選んだらよいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は会計ソフトの選び方と、おすすめ人気ランキング「インストール型5選」「クラウド型5選」をご紹介します。基本的な経理業務ができるソフト・帳簿作成ソフト・販売管理ソフトなど幅広くご紹介しますので、効率よく会社経営できる便利なソフトを見つけてくださいね。

目次

個人事業主の経営活動を効率よくサポート!簡単便利な会計ソフト

出典:amazon.co.jp

会計ソフトとは、会計業務を効率化し必要な帳簿書類を作成するためのソフトウェアです。会計ソフトのメリットは、会計業務を効率化できヒューマンエラー防止に役立つことや、決算書などの帳票で数字を見ることにより経営の判断が早くなるなどが挙げられます。

一方、会計ソフトのデメリットは有料ソフトの場合にかかる費用くらいで、メリットの方が大きいと言えそうです。会計ソフトを選ぶ際のポイントがありますので、自社に適した会計ソフトはどれか判断してみてください。

会計ソフトの選び方

会計ソフトを選ぶ際に重要な8つのポイントを見ていきましょう。

データが少ないなら「無料ソフト」、本格的な会計機能なら「有料ソフト」がおすすめ

出典:amazon.co.jp

会計ソフトには、「無料ソフト」と「有料ソフト」があります。「取引件数やデータが少ない」「起業したばかりで経理にお金をかけたくない」など、経理にかかる費用を節約したい場合は「無料ソフト」でも十分機能が備わっています。

ただ、「無料ソフト」は機能が制限されることやサポートがないのがデメリットです。一方、経理業務の負荷が高く、本格的な会計機能で効率化を図りたい場合は「有料ソフト」がおすすめです。コストはかかってしまいますが、それ以上に業務効率化や人件費削減が期待できます。

会計ソフトは大きく分けて2種類!「インストール型」と「クラウド型」を比較

会計ソフトは大きく分けて「インストール型」と「クラウド型」の2種類あります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、自社に合った会計ソフトはどの種類なのか確認してみましょう。

「インストール型」と「クラウド型」の主な違いは次のとおりです。

インストール型 クラウド型
インストール 必要 不要
ネット環境 不要 必要
OS 各ソフトに対応したOSのみ(Mac非対応が多い) Windows・Mac両方に対応
デバイス パソコンのみ パソコン・スマホ・タブレット端末など
画面操作 複雑(経理経験者向き) シンプル(初心者・経理経験者向き)
カスタマイズ 自由に行える 基本的にできない
料金 ソフトの購入費用・バージョンアップ費用
(長期的に見ると低コストな場合が多い)
月額or年額
バージョンアップ 手動(有料) 自動(無料)
サポート体制 別途申込(有料) 利用料金にサポートが含まれている

ネット環境に左右されない◎セキュリティ面&複雑な会計処理に必要な機能搭載「インストール型」

出典:amazon.co.jp

インストール型の会計ソフトはパソコンにインストールするので、インターネットに接続する必要がありません。インターネットを経由しないため、ネットの通信速度やウィルス感染などのトラブルが生じにくいといったメリットがあります。

また、クラウド型の会計ソフトに比べて多機能であることが多く、少し複雑な会計処理に必要な機能が搭載。カスタマイズ性が高く、勘定科目や科目区分の変更などがある程度自由に設定でき、自社独自の会計処理が可能です。

複数端末でログイン可能◎自動のバージョンアップやサポート体制も充実の「クラウド型」

出典:弥生株式会社公式サイト

クラウド型の会計ソフトは、パソコン・スマホ・タブレットなど複数の端末で場所を選ばず使える利便性があります。また、法令や税制改正に対応したバージョンアップが自動で行われるため、処理を間違えることがありません。

利用料金に含まれたサポート体制も充実しており、経理初心者でも日々の経理業務や青色申告が可能。WindowsとMac両方に対応しているのもポイントです。

インストール型はMac非対応ソフトもあるので注意!「使用OS」に対応したソフトを選ぼう

出典:pixabey

会計ソフトを導入する際に注意したいのが、使用OSに対応したソフトかどうかということ。インストール型はMac非対応ソフトが多いため、Macユーザーの方はとくに注意が必要です。クラウド型はWindowsでもMacでも両方使えるので、使用OSを選ばないというメリットがあります。

また、クラウド型会計ソフトと合わせて会計アプリを使用したい場合も対応OSのチェックが必要です。会計アプリでは、スマホのみ・タブレットのみに対応しているものや、スマホ版でもAndroid非対応といったものも珍しくありません。

導入の際は、事前に対応OSや対応端末などをよく確認しておきましょう

青色申告ができるソフト・帳簿入力のみのソフト・管理分析もできるソフトなどの「種類」で選ぼう

出典:amazon.co.jp

会計ソフトといっても用途によって種類が異なります。例えばインストール型には、基本的な経理業務ができる会計ソフト・青色申告ソフト・現金出納帳の記帳ソフト・販売管理ソフト・管理分析機能が搭載されたソフトなどがあります。

クラウド型は基本的な経理業務と青色申告ができる会計ソフトに、人事労務や請求書管理などのソフトと連携し、バックオフィス全体を効率化できるソフトが多くあります。自社の導入目的に合わせたソフトを選びましょう。

不要な機能は費用の無駄になることも!会社の規模・業務内容・成長段階に合わせてソフトを選ぼう

出典:amazon.co.jp

会社の規模が小さい場合や起業したばかりの段階では、高機能な会計ソフトは必要ありません。便利な機能やソフトでも使用しなければ費用の無駄になってしまいます。また、業務内容によっては不要な機能もあるかもしれません。

必要な機能があれば十分経理業務は可能ですが、今後事業が成長すると経営戦略のために会計データの活用は必須です。事業計画で中長期的な成長を見据えながらプラン変更も視野に入れ、ステージに合った会計ソフトを選びましょう。

データのやり取りがスムーズ◎「顧問税理士と同じソフト」で選ぶのもおすすめ

出典:株式会社マネーフォワード公式サイト

顧問税理士と同じソフトを選ぶと、データのやり取りがスムーズで効率的です。会社の規模が小さい場合は、経理まですべて自分で行うことにより経費の削減ができますが、事業が拡大するにつれ経理業務も多くなってきます。

また、売上高が1,000万円を超える場合は、消費税の課税事業者に該当するため消費税を支払う義務があります。税務は専門知識を要するため、プロである税理士にサポートや節税の提案などをしてもらい事業に専念するのが得策です。

顧問税理士と同じソフトでデータを共有できれば、画面操作や経理業務のアドバイスも分かりやすくなるでしょう。

「金融機関・アプリ連携機能」があれば大幅な業務効率化につながる

出典:Freee株式会社公式サイト

金融機関やアプリと連携できる機能を搭載している会計ソフトなら、これまでの経理業務が大幅に短縮され業務効率化につながります。

金融機関の連携は銀行・クレジットカード・電子マネーなどと連携でき、取引明細を自動取得。勘定科目が自動で提案されるので、確認・修正作業で仕訳入力ができます。

アプリの連携では、スマホやタブレットのカメラ機能で領収書を読み込めば自動で仕訳。たとえば事務用品や切手代、タクシー代などの経費を現金で支払ったあと、領収書を受け取ったらその場で仕訳が可能です。

「サポート体制」の有無をチェック!別途申し込み可能な安心サポートもおすすめ

出典:pixabey

基本的にクラウド型の会計ソフトは利用料金にサポートが含まれており、インストール型の会計ソフトは別途申し込み可能なサポート体制を用意しています。メーカーによってメール・チャット・電話といった、サポート体制のプランによって金額が異なりますので確認が必要です。

経理担当者のスキルに応じて、サポート体制のプランを選んでみてはいかがでしょうか。

【インストール型】会計ソフトのおすすめ人気ランキング5選

【インストール型】会計ソフトのおすすめ商品5選をご紹介します。

1位 弥生 弥生会計 22 スタンダード パッケージコード版 消費税法改正対応

初心者でも簡単!個人事業者向けの定番ソフト

初めて会計ソフトを利用する、従業員5名程の小規模法人・個人事業主におすすめのソフトです。簿記の知識がない方でも、伝票や帳簿入力はもちろん集計表・資金繰り・決算書の作成など、基本的な会計業務が可能です

仕訳の自動化・会計事務所とのスムーズ連携で業務の効率化が図れます。有償のあんしん保守サポートでは経理担当者のスキルに合わせて3種類からプランを選べるため、簿記初心者でも経理業務やソフトの操作が安心です。

2位 BSLシステム研究所 かるがるできる販売22 見積・納品・請求書+領収証

テンプレートから簡単手軽に伝票作成◎販売管理ソフト

わかりやすさを徹底追及したシンプルな操作画面で見積書・納品書・請求書・領収書など、見栄えの良い伝票が簡単に作成できるソフトです。会社印などの情報を設定すると伝票に印刷でき、PDF形式でメールに添付も可能なので、時間短縮や取引先への郵送料も削減できます

電話・FAX・Eメールによる1年間の「無償保守サービス」付きなので、安心して製品を使用できます。

3位 デネット 現金出納帳6

現金・小口・預金管理に◎現金出納帳の記帳ソフト

パソコン初心者でもすぐに使用でき、直感的な操作で簡単に取引入力ができます。現金出納帳以外にも小口現金出納帳、預金出納帳の帳簿作成もあるため、日々のお金の動きがしっかり管理できるでしょう

溜まった領収書も日付順に自動計算してくれるので、あとから見ても取引がわかりやすい帳簿が作成できます。エクセルや手書きの現金出納帳を卒業して、効率よくお金の管理がしたい方におすすめのソフトです。

4位 弥生 弥生会計 22 プロフェッショナル 通常版 消費税法改正対応

経営状態も把握できるプロフェッショナル版ソフト

スタンダードの機能に加え、部門管理や経営分析機能を搭載した多機能会計ソフトです。個人決算と法人決算の両方に対応しており、申告書や添付書類などの決算資料作成も手間がかかりません。

有償の保守サポートでは最大30種類のサービスを選択できるプランがあり、専門スタッフによる経理業務の相談ができます。従業員10名以上の中小規模法人で、より高度な会計業務が必要な方におすすめのソフトです。

5位 弥生 やよいの青色申告 22 通常版 電子申告(e-Tax)対応

青色申告会推奨の個人事業者専用確定申告ソフト

個人事業主やフリーランスなど、会計ソフトの導入目的が青色申告という方におすすめのソフトです。簿記やパソコン初心者でも、日々の取引から申告書類の作成まで簡単に入力できます。電子申告(e-Tax)対応のため、税務署に書類を持参して並ぶ必要がなく手間がかかりません。

「あんしん保守サポート」にも別途申込が可能となっています。確定申告の不安やストレスから解放される、青色申告の定番ソフトです。

【クラウド型】会計ソフトのおすすめ人気ランキング5選

【クラウド型】会計ソフトのおすすめ商品5選をご紹介します。

1位 弥生 弥生会計オンライン

老舗で信頼性抜群◎シンプル操作で初心者も簡単ソフト

老舗メーカーならではの安心感があり、簿記の知識がなくても操作が簡単で会計業務に必要な機能がわかりやすくまとめられているのが特徴です。金融機関の明細データを自動で取得、領収書をスマホでスキャン自動仕訳など、作業時間を大幅に削減できます。

また、決算書の作成や経営判断レポートで会社の数字を見える化できます。サポート体制も充実しており、経理初心者や起業したての方、エクセル管理から乗り換えたい方におすすめのソフトです。

2位 freee クラウド会計ソフトfreee

複数プランで個人から中規模法人まで対応可能ソフト

日々の経理業務から確定申告までまとめて効率化できるソフトです。金融機関との連携や会計アプリでスマホからでもスキマ時間にラクラク処理できます。個人・20名以下・20名以上の企業規模と、ミニマムプラン・ベーシックプランなどの用途に応じたプランが用意されています。

個人から中規模法人などの規模に応じて必要な機能が選択できるため、経理初心者からプロフェッショナルまで幅広い利用者におすすめのソフトです。

3位 マネーフォワード MFクラウド会計

人事労務サービスなども連携可!やや上級者向けソフト

日々の経理業務や確定申告に加え、請求書・経費・勤怠・給与などのバックオフィスに必要なサービスが利用可能。個人・50名以下・50名以上の企業規模目安からプランを選択でき、便利な集計表や分析レポートなど、使える機能が多いこともポイントです。

個人向けプランは確定申告専用ソフトになっており、企業規模の拡大に応じて慣れたソフトでプランの変更ができます。経理業務に慣れている方や人事労務まで一括管理したい方におすすめのソフトです。

4位 オービックビジネスコンサルタント 勘定奉行クラウド

経理DXで業務のデジタル化・効率化が可能なソフト

経理DX化(デジタルトランスフォーメーション)で経理業務プロセスをデジタル化。従業員が証憑をデジタル提出した後に責任者がデジタル承認、経理で仕訳が自動起票されデジタル化で支払処理ができます。

給与奉行クラウドや固定資産奉行クラウドなど、各種奉行シリーズを一緒に使うことで一連のデータがすべてつながる経理業務のデジタル化を実現。業務全体の生産性を向上させたい方におすすめのソフトです。

5位 ピー・シー・エー PCA会計クラウド

安心サポート&セキュリティ◎充実の会計機能ソフト

仕訳の承認機能や予約伝票による入力忘れ防止・自動仕訳など、充実の会計機能を搭載。財務会計・給与・在庫管理以外にも、建設業会計・公益法人会計・社会福祉法人会計など、用途や業務形態に応じたソフトを選べます

高度な機密性と高性能サーバーにより、システム障害や災害復旧対策などのセキュリティに強いのもポイント。基幹業務の効率化を検討している方におすすめのソフトです。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

弥生 弥生会計 22 スタンダード パ……

1

38,868円




4.18

BSLシステム研究所 かるがるできる……

2

3,064円


4.5


デネット 現金出納帳6

3

2,373円




4.26

弥生 弥生会計 22 プロフェッショ……

4

72,427円




4.33

弥生 やよいの青色申告 22 通常版 ……

5

10,218円




4.16

弥生 弥生会計オンライン

6

35,200円



freee クラウド会計ソフトfreee

7

1,980円



マネーフォワード MFクラウド会計

8

980円



オービックビジネスコンサルタント……

9

6,000円



ピー・シー・エー PCA会計クラウド

10

24,750円


税務調査や確定申告前にあわてない◎青色申告で経費計上できる領収書を失くさずに保管する方法

出典:amazon.co.jp

青色申告事業主にとって経費計上できる「領収書」は重要な書類です。確定申告の際に領収書の提出は必要ないものの、青色申告の場合7年間の領収書保管義務があります。しかし、領収書はサイズがバラバラで、溜めてしまえば紛失してしまう恐れもあるでしょう。

領収書を日付順にノートに貼り付ければ、あとから見返したときに時系列がわかりやすく保管できます。背表紙に「〇年〇月~〇年〇月領収書」などと記入して棚や段ボールに保管しておくことで、いつ誰が見ても探しやすくなります。

段ボールにもしっかり年月と書類内容を記入しておくことで税務調査にもすぐに対応できますし、7年間の保管期間が過ぎたものを廃棄するときわかりやすくなるでしょう。

まとめ

会計ソフトを選ぶときは、インストール型とクラウド型を比較し、導入目的に応じ会社の規模や使用OS、必要な連携機能など自社に合う会計ソフトを選びましょう。

また、毎日会計ソフトを使用する経理担当者の意見も聞いておきたいところです。事業の安定的な成長を支えるためにも、業務を効率化できる製品を見つけてくださいね。

目次