工具箱にぎっしりと詰め込まれ、何かとかさばる工具。使いたいときにお目当ての工具が見つからないと、不便で困ってしまいますよね。工具を整理整頓しておくことで、作業効率がぐんと上がるので常に工具は整理しておきたいものです。
製造業の現場では、工具の姿置きを実施して整理整頓と工具の有無の管理をしているところが多いですが、ご家庭の工具箱で姿置きをするのは場所を取ってしまうので不向きです。
そんな時おすすめなのが、ツールワゴンです。ツールワゴンを使用することで、工具を使いやすいように整理整頓することができます。今回は使い勝手の良いツールワゴンのおすすめ人気商品をご紹介します。
ツールワゴンの選び方
所持している工具は人によって様々でツールワゴンを使用する環境も人によって異なります。ツールワゴンメーカーも実に多く存在し、そのお値段もさまざまです。
また、これまでツールワゴンといえば灰色や黄緑色などいかにも製造現場で使用されるような色のものが多かったですが、近年デザイン性の高いツールワゴンも出てきました。選び方のポイントを確認しましょう。
メーカーで選ぶ
ツールワゴンは存在感があり作業現場でも目立つので、せっかくなら有名メーカーのロゴの入ったものを使用したいという人も多いと思います。ここでは特に人気の3社をご紹介します。
あこがれの的・KTC
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工具といえば、言わずと知れた大手メーカーのKTCですよね。工具を使用する人ならば、誰もがあこがれを抱くメーカーのひとつです。KTCのツールワゴンは象徴的な赤色のものが特に人気です。他のメーカーも赤色ツールワゴンを製造していますが、KTCの赤色ツールワゴンは別格の扱いです。
お値段は少し張りますが、まさにみんなのあこがれであるべき存在感と機能性は確かなものです。ガレージや作業現場にKTCのツールワゴンが置かれているだけで、おしゃれな雰囲気になりますね。
コストパフォーマンスが高いTRUSCO
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シンプルなデザインでお値段もお求めやすいので、ツールワゴンを初めて購入する人におすすめのメーカーです。
TRUSCOのツールワゴンはそのシンプルなデザインと造りのため、工具入れとしてだけでなく、お子様の本棚代わりとして、奥様のキッチンワゴンとしても遜色なく使用できる優れものです。工具入れとしての役目を終えても使い道があるので一家に一台は欲しいワゴンですね。
工具量販店最大手・アストロプロダクツ
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あなたの街にもきっとある、工具量販店のアストロプロダクツ。アストロプロダクツのプライベートブランドのツールワゴンも、実用的でおしゃれ、そしてプライベートブランドならではの低価格で購入できるのでとても人気があります。
オープンワゴン型やキャビネット型など、ラインナップも充実していますし、なにより実店舗で直に手に取って収納力や扉の開け閉めのし易さなどを確認することができるのは嬉しいですよね。
スタイル別で選ぶ
ツールワゴンと一言で言ってもそのスタイルは様々あるので、工具の取り出しやすさを重視するのか、工具の収納力を重視するのか、お好みによって選ぶことができます。また、変わり種として折りたたんで収納できるツールワゴンもあります。
オープンワゴン型
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工具の取り出しがしやすいツールワゴンを探しているのであれば、オープンワゴン型がおすすめです。2~3段構造のものが主流で、仕切りは特にないのでオープンスペースにざっくばらんに工具を収納することができます。
キャスター付きなので、場所を問わず作業することが可能なのもうれしいですね。工具をそれほど多く持っていない人や、整理整頓することが苦手な人に特におすすめします。
キャビネット型
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収納力の高いツールワゴンといえば、キャビネット型です。引き出しが5~7段構造になっているものが売れ筋で、工具を細かく分類して収納したい人にピッタリです。こちらにもキャスターはついていますが、ツールワゴン本体がとても重い上に工具の重さも加わるので、ポータブル性は低いでしょう。
しかし、キャビネット型は見栄えもよく重厚感のある佇まいが魅力のひとつです。作業現場に1台置かれているだけでその場が映えるのも、キャビネット型ならではですね。キャビネット型の販売価格は、その他のツールワゴンと比べるとお高いですが、多くのDIY好き、車いじり好きから熱烈な支持を受けています。
折りたたみ型
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折りたたみ型ツールワゴンは、その名の通りツールワゴン自体を折りたたむことができて、使用しないときはコンパクトに収納することができます。キャビネット型とは正反対のツールワゴンですね。折りたたみとは言え、最大積載質量は20~30kgと、意外と収納力もあります。
工具を収納できるオープンスペースはコンテナボックスのような頑丈な構造で、中心部から折りたたむことでポータブル性が増します。自家用車のラゲッジスペースに載せることもできるので、アウトドアに持ち出すことも可能です。工具の収納だけでなく、色々な用途で使用したい人には折りたたみ型がおすすめでしょう。
材質で選ぶ
製造現場で使われるツールワゴンはスチール製一辺倒だと思ったら、実は現状は樹脂製のものに需要が高まっています。個人で使われるツールワゴンも、スチール製と樹脂製どちらも需要があり、どちらを選べばよいのか悩ましいですね。スチール製と樹脂製のメリットとデメリットそれぞれを比較し、どちらがお好みの材質か選定していきましょう。
スチール製ツールワゴン
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スチール製のメリットといえば、頑丈で工具の収納力が高いところです。製造現場では、その頑丈さから揮発性のある溶剤を収納することにも使われています。樹脂製のツールワゴンの中に揮発性のある溶剤を収納すると、ツールワゴン自体が溶けてしまう事故が起こりうるためです。
こうした事情から、かつては製造現場ではスチール製ツールワゴンが多く配置されていましたが、その数を少しずつ減らしているのが現状です。これは、スチール製のデメリットともいえるツールワゴン自体の重さが起因しています。
製造現場作業員の高齢化に伴い、現場のレイアウト変更が必要となったときスチール製だと重くて動かすのが困難です。
現場のレイアウト変更も作業員自身が行うので、時間をかけずに効率的に行うためにはスチール製ツールワゴンはネックな存在です。また、スチール製はエッジが鋭いので、触れたときに怪我をする可能性があります。
製造現場で怪我をするとインシデント扱いとなるので、会社としては怪我の発生を未然に防ぎたいものです。怪我に関しては、個人でツールワゴンを使用する場合にも起こりうるので、取り扱いには注意が必要です。
樹脂製ツールワゴン
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スチール製とは反対に、樹脂製ツールワゴンは軽くて取り扱いやすいのがメリットです。レイアウト変更にもフレキシブルに対応できるので重宝されています。また、ツールワゴンが壊れたなどの理由で廃棄しなければならない場合、すぐに解体し廃棄することができるのも樹脂製ならではです。
樹脂製ツールワゴンのデメリットといえば、収納力が限定的であることです。スチール製と比べると収納力が劣ってしまうので、多くの工具を収納したい場合ツールワゴンが何台も必要となるのはいただけないですね。
ツールワゴンのおすすめ人気ランキング10選
ツールワゴンについて多角的にお話してきましたが、実際にどのようなツールワゴンがあるのか、気になってきたのではないでしょうか?ここからは厳選したおすすめツールワゴンをご紹介しますので、気になる商品をぜひチェックしてくださいね。
1位 KTC ローラーキャビネット5段5引出しSKX3805

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オープンワゴン型:引き出し付きキャビネット型
材質:スチール製
誰もがあこがれるKTCの引き出し付きキャビネット型ツールワゴン
ビビットな赤色が目を引くKTCのキャビネット型ツールワゴンです。引き出し付きなので工具の整理整頓がしやすいですね。全ての段に引き出しがついているので、工具を汚れから守れ、大切にしたい工具を収納するのにうってつけです。
ツールワゴン自体も劣化しにくいスチール製なので、長い間愛用することができるでしょう。
2位 アストロプロダクツ3段ツールワゴン引出付TW829

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スタイル:オープンワゴン型
材質:スチール製
アストロプロダクツのPBブランドの引き出し付きオープン型ツールワゴン
工具量販店アストロプロダクツのオープン型ツールワゴンです。こちらはオープンスペースと引き出しの他に、ドライバーを逆さに収納可能な穴付き天板も付属しているお買得仕様となります。
ドライバーはタイプ別に何本も所持している方が多いと思うので、引き出しに平置きにしているとごちゃついてしまいがちです。しかし、この穴付き天板があればごちゃつかずに収納ができるし、取り出しも容易です。
3位 TRUSCO ツールキャリーセブン TC-7SB

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オープンワゴン型:引き出し付きキャビネット型
材質:スチール製
ポップなデザインで愛らしいオープン型ツールワゴン
工具入れとしてだけでなく、キッチンや子供部屋でも大活躍間違いなしのツールワゴンです。他にも赤色、白色と全3色展開になっているので、DIY好きな女性にもぴったりなツールワゴンですね。
ワゴン最上部にある黒色の丸い突起部分は、ツールワゴンを移動させるときに持つと引っ張りやすいです。こうした細やかな気配りのあるモノづくりの姿勢も素晴らしいです。
4位 折りたたみカートDIYツールワゴン

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スタイル:折りたたみ型
材質:樹脂製
折りたたんで持ち運びができるオープン型ツールワゴン
ポータブル性を兼ね備えた、新発想のツールワゴンです。樹脂製ですが最大積載量は25kgと豊富なキャパシティも嬉しいですね。折りたたむと厚さはおよそ20cmまでコンパクトになるので、車のトランクスペースにも楽々と載せられますし、ご自宅内のちょっとしたスキマに収納することも可能です。
5位 アイリスオーヤマ ツールワゴン ハード ハンドル付HDW-3H

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スタイル:オープンワゴン型
材質:樹脂製
高品質低価格の売れ筋オープン型ツールワゴン
アイリスオーヤマ製の製品は高品質かつ低価格なので、ツールワゴンを初めて購入するという方はもちろん、ツールワゴンの増設を検討している方にもきっと満足していただけるはずです。
こちらのツールワゴンには、樹脂製なので移動もさせやすく、ドライバーを収納できる穴付きスペースはもちろんのこと、ボルトやナットなど、細かな部品をひとまとめに収納できるスペースも確保されています。こうした様々な形状の収納スペースが充実しているのも、樹脂製ならでは。
スチール製ではこのような様々な形状を作り出すのが困難ですし、その分コストもかかってしまうのです。そして販売価格は10,000円を切っています、まさにお買い得商品ですね。
6位 iimono117工具入れカート3段

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スタイル:オープンワゴン型
材質:スチール製
シンプル構造と華やかな黄色が目を引くスチール製オープン型ツールワゴン
黄色のツールワゴンはなかなかお目にかかれない代物です。ガレージ映えのする華やかさと、シンプルなオープン型なので細かな収納は自分でカスタマイズしたい方にうってつけです。シンプル構造なので、自分で組み立てるのも簡単にです。
7位 KTCワゴン3段1引出しSKX2613

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スタイル:オープンワゴン型
材質:スチール製
定番KTCオープン型ツールワゴン
オープン型のツールワゴンは、比較的構造がシンプルなため販売価格はお求めやすくなっています。しかしKTCのものとなると、やはり少々値は張ります。これはブランド指名料ともいうべきでしょうか。同じような価格帯でもっと多機能なツールワゴンは多く存在しますが、やはりKTCのロゴがあるだけで気分はあがりますね。
8位 TONEシャッター付ツールキャビン TC8001R レッド/ブラック

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スタイル:キャビネット型
材質:スチール製
シャッターと鍵付きで大切な工具の盗難を防げるキャビネット型ツールワゴン
KTCと並ぶ有名工具メーカーのTONEが手掛けるツールワゴンは、お値段は高いもののその分付加価値がついており、購入者を満足させる要素はたくさん備わっています。
こちらのキャビネット型ツールワゴンは、なんとシャッターと鍵がついており大切な工具の盗難を防げます。もちろん収納スペースも多く装備されてますし、なによりデザインが良いです。男女問わずお使いいただけるツールワゴンです。
9位 TONEアクティブキャビン TC6101R レッド/ブラック

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スタイル:オープンワゴン型
材質:スチール製
シンプルで気配り設計のオープン型ツールワゴン
TONEにもシンプルなオープン型ツールワゴンがあります。こちらは、最上部にあらかじめ滑り止めマットを備え付けて工具のごちゃつきを未然に防げる仕様です。シンプルな製品でも、こうした気配りのある設計をしてくれるのでユーザーとしてはありがたいですよね。
10位 TRUSCOカスタムワゴン 浅棚1段・深型パンチ棚1段付 TAC-648BK

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スタイル:オープンワゴン型
材質:スチール製
自分好みにカスタムできるオープン型ツールワゴン
ポップな配色が目を引くこちらのツールワゴンは、珍しくパンチング穴があいており、お好みのポジションのパンチング穴にフックをかけて、工具を自由自在に収納できるというコンセプトの商品です。自分好みのレイアウトにできるのは作業も捗るので良いですよね。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() KTC ローラーキャビネット 5段5引……
1
|
52,853円 |
4.2 |
|
![]() アストロプロダクツ3段ツールワゴ……
2
|
10,584円 |
|
|
![]() KTC ローラーキャビネット 5段5引……
3
|
52,853円 |
4.2 |
|
![]() 折りたたみカートDIYツールワゴン
4
|
9,380円 |
3.55 |
|
![]() アイリスオーヤマ ツールワゴン ハ……
5
|
7,128円 |
4.4 |
|
![]() iimono117 ツールワゴン
6
|
5,290円 |
3.6 |
|
![]() KTCワゴン3段1引出し SKX2613
7
|
21,140円 |
2 |
|
![]() TONEシャッター付ツールキャビン T……
8
|
43,826円 |
|
|
![]() TONEアクティブキャビン TC6101R ……
9
|
16,309円 |
3.4 |
|
![]() TRUSCOカスタムワゴン 浅棚1段・深……
10
|
22,977円 |
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まとめ
おすすめのツールワゴンについて紹介してきましたが、お気に入りの商品は見つかりましたか?好きなメーカーで選ぶのもよし、見栄えの良さで選ぶのも良し。ツールワゴンの選び方は多岐にわたります。
お好みのツールワゴンにお気に入りの工具を収納すれば、気分もあがって作業効率がアップすること間違いなしですね。あなたにとってお気に入りの一台をみつかりますように。