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丸ノコガイドのおすすめ人気ランキング10選

丸ノコガイドは、丸ノコで切り出し作業をするときに欠かせない補助工具です。丸鋸定規・ガイド定規・カッターガイドとも呼ばれ、丸ノコの刃を沿わせることで直線を引きやすくしてくれます。

国内計測工具メーカーであるタジマやシンワ測定の製品が人気です。難しい構造がいらないため自作する方もいますが、やはりメーカー品の精度や機能は目を見張るものがあります。丸ノコガイドの形状と適した使い方を見ていき、おすすめの製品とその理由をご紹介します。

目次

丸ノコガイドの用途

出典:amazon.co.jp

丸ノコガイドは、丸ノコで板を切断するときに使います。製材加工では切り出し時の精度が求められますが、丸ノコはパワーが強いため、墨線に沿った切り出しは難しいものです。丸ノコガイドに沿って動かすことで丸ノコの軌道を制御できて、きれいな直線に切り出せます。

丸ノコガイドを使うことは安全対策にも繋がります。丸ノコで曲線を切り出すとノコ刃の後方が素材にあたることになり、丸ノコ本体が勢いよく後ろに弾き出されます。これはキックバックと呼ばれる現象で、丸ノコでの事故原因の一つです。丸ノコガイドで直線に切ることにより、キックバックの危険を減らせます。

丸ノコガイドの選び方

丸ノコガイドは本体の種類から選んでいきましょう。どの形状にするかで、使い勝手が大きく変わってきます。長さはある程度選択の幅があるため、形状を決めた後に考えても遅くありません。

種類で選ぶ

丸ノコガイドの形状は大きく4種類に分けられます。どのくらいの幅を切り出したいのか、斜めに切っていく必要があるのかなど、用途によって適した形状は違います。1つで全てを兼ね備えた製品はないため、使い方に合った種類を選びましょう。

コンパクトな三角定規

出典:amazon.co.jp

三角定規の丸ノコガイドは、90°と45°の切り出しに向いています。長くても30cm程度なので持ち歩きやすく、細長い板を切り出すときにちょうと良いでしょう。一方、大型の板を切り出そうとすると長さが足りません。

持ち手や突き当て部の有無など違いはありますが、形を変えられる部品などは基本的についていません。それだけに故障・歪みなどの心配がなく、長く使っていけるでしょう。

主流なエルアングル

出典:amazon.co.jp

エルアングルはシンワ測定やタジマが幅広いラインナップを見せているタイプで、持ち手部分よりもガイド部が長くなっています。1mを超える製品も見られるため、大型の板を切り出すときにピッタリです。

一部製品には、わずかに角度のついた墨線にも対応できる角度微調整ネジ機能も見られます。墨線が端から精密に直角とは限りませんから、この機能があると便利です。ただし、三角定規のように45°の線を切り出すことはできません。

角度が自由自在なフリーアングル

出典:amazon.co.jp

フリーアングルの丸ノコガイドには分度器型の目盛りがついていて、この目盛りの範囲内で角度を自由に変えられます。複雑に引かれた墨線に沿って切っていく場合に適した機能です。また、ガイド部をスライドさせて長さを伸ばせる製品も見られます。

注意したいのは、角度設定が必ずしも精密ではない点です。角度調整は手動ですし、目盛りの角度に合わせてもネジで固定したときに微細な誤差が生じます。

DIYであれば十分な精度ですが、業務として使っていくにはあまりおすすめできません。とくに直角を切り出すのであれば、三角定規・エルアングルの方が向いています。

材料を縦方向に割る時は

出典:amazon.co.jp

板を縦方向に割る用途では三角定規・エルアングルも使えますが、板が長いと途中までしか切れません。そんな時に活躍するのが平行定規・Tスライドです。素材の長さに制限を受けることがなく、とくに均一な幅で切り出せる特徴を持ちます。

平行定規・Tスライドの使い方は、定規部を丸ノコベース金具に取り付けて、突き当て部を板端に沿わせながら切り出していきます。定規が丸ノコと固定されているので、固定された幅を保ちながら平行に切れる仕組みです。

丸ノコに取り付ける必要があるため、セットする部分の形状が合うかを確認しなくてはいけません。シンワ測定やマキタなどから製品が展開されているので、お手持ちの丸ノコベース金具に適合した製品を選びましょう。

長さは用途で選ぶ

出典:amazon.co.jp

丸ノコガイドはサイズが異なる製品が多数販売されています。サイズによってガイド部の長さが変わるので、主に切り出していく板の長さで選びましょう。

最初の1本を選ぶなら、長さ1mのガイド部を持つ製品がおすすめです。下地材や工作素材として使われることが多いコンパネは幅0.9mなので、1mの丸ノコガイドなら十分な性能を発揮してくれます。

丸ノコガイドのおすすめ人気ランキング10選

丸ノコガイドで人気なのは、やはりシンワ測定・タジマのような計測工具メーカー製品です。その中でもおすすめの製品はどれなのでしょうか。形状・機能面から見ていきましょう。

1位 タジマ 丸鋸ガイド モバイル 90-45 マグネシウム 長さ200mm MRG-M9045M

詳細情報

サイズ:238 × 239 × 24 mm
重さ:206g
種類:三角定規

機能が充実しているタジマの軽量三角定規

持ちやすい大きさと軽量マグネシウム製のタジマ製三角定規です。90°はもちろん45°にも切り出しができ、斜辺には勾配目盛りと直角の目盛りがついています。1枚の板から直角三角形を切り出すときに便利に使えるでしょう。

内窓には突き当て丸ノコ刃の位置を調整できる目盛り付きで、捨て木を使う必要がありません。100mm・91mm・90mmと丸ノコで多いピッチサイズに適合しています。

ガイドの長さは20cmで、5寸材や破風板などの切断に向いています。突き当ては押さえつけやすい幅広な形状で、両面についているため裏返しても使えます。本体角には安全ロープを取り付ける穴つきです。持ち運びやすい大きさに便利な機能を集約した、おすすめの丸ノコガイドです。

2位 シンワ測定 丸ノコガイド定規 エルアングル フィット 15cm 78034

詳細情報

サイズ:220 × 220 × 24 mm
重さ:250g
種類:エルアングル

素材にピッタリ固定できる小型のエルアングル

シンワ測定製のエルアングルタイプで、コンパクトなサイズと素材への固定性が特徴です。フィットの名の通り、両面にスベリ止めゴムが配置されています。不意なガイドの動きを予防してくれますし、板表面に傷をつける心配を軽減してくれるでしょう。

突き当ての幅は220mmと長く、使用中に突き当てを握っていても丸ノコモーターとぶつからずに済みます。高さは9mmとしっかりあるので、端に丸みがある板でもガタ付きが起こりません。

大きな内窓は、素材に突き当てた時に隙間がないかを確認しやすくなっています。使いやすいガイド定規が欲しい方に最適です。

3位 シンワ測定 丸ノコガイド定規 ジャスティーII 23cm 78176

詳細情報

サイズ:350 × 105 × 26 mm
重さ:360g
種類:フリーアングル

DIYで使う丸ノコガイドとしておすすめ

シンワ測定のフリーアングルガイド定規で、DIYに使いやすい小型サイズです。ステンレス製の本体は頑丈で、破損・摩耗に強くなりました。

目盛りが白地で読み取りやすく、基準目盛りにはしっかり線がついていて、角度調整が簡単です。固定はしっかり止まる金属ストッパーで、ツマミがたためるフラップ構造を採用しています。

突き当て部には捨て木の収納・固定ができて、ノコ刃の位置合わせが簡単に行えます。ガイドは短いものの、裏返して使えば幅のある材料や素材端まで切断できるでしょう。斜めに切り出す必要があるときにおすすめの製品です。

4位 タジマ 丸鋸ガイド SD1000 長さ1000mm MRG-S1000

詳細情報

サイズ:1155 × 303 × 73 mm
重さ:1160g
種類:エルアングル

各所に工夫が凝らされたタジマの人気製品

タジマのエルアングルで、1mとコンパネ切断に使いやすい長さが魅力です。ガイドはステンレスなので丸ノコベースに削られる心配がありません。cm・尺対応の目盛り付きにより、切断長を確認しながら作業ができます。

大きめのグリップが付いていて、しっかり固定しながら作業ができるでしょう。グリップ周辺の窓は板端の突き当てが確認できるほか、切断位置を合わせるための溝が付いています。突き当て部は捨て木の収納・固定ができる作りです。高さは9mmなので、石こうボードにも対応しています。

5位 シンワ測定 丸ノコガイド定規 フリーアングル Neo 37cm 73166

詳細情報

サイズ:535 × 142 × 20 mm
重さ:650g
種類:フリーアングル

捨て木やストッパーと組み合わせることで真価を発揮する

角度を自由に選べるフリーアングルの丸ノコガイドです。ガイドのサイズが大きく、幅が広い素材の切断にも使えます。角度固定のネジは金属なので頑丈で、プラスチックネジのような破損が起こりません。またツマミはフラップ式で、使うときには引き出し、使わない時には畳んでおけます。

突き当て部は中に捨て木を収納でき、変形のしにくい立体構造です。上下にでっぱりがあるため、裏返しても使えます。ガイドには溝がついていて、別売りのスライダーも合わせて使うことで滑らかな切断を実現してくれるでしょう。

6位 シンワ測定 丸ノコガイド定規 TスライドII 60cm 73714

詳細情報

サイズ:275 × 762 × 30 mm
重さ:490g
種類:Tスライド

突き当て部を機能的にしたTスライドタイプ

ガイド定規が1本なので、さまざまな丸ノコにセットして使えます。通常の切断はもちろん、突き当てを下げれば丸ノコのベースが奥まで入って細巾切断もできます。ガイドが1本でも丸ノコの動きでブレを起こさないよう、脱落しないブレ防止金具を採用しました。

突き当ては9mmの材料3枚分に対応できる高さをもち、上下左右に位置調整することが可能です。厚みのある材料には突き当てを下げ、端まで切り出すときは突き当てを片側に寄せることでしっかり固定してくれます。

7位 タジマ 丸鋸ガイド モバイル 90 長さ200mm MRG-M90M

詳細情報

サイズ:252 × 200 mm
重さ:159g
種類:エルアングル

丸ノコピッチ目盛り付きの軽量ガイド定規

タジマのエルアングルタイプで、軽量マグネシウム製により持ち運びやすいメリットを持ちます。突き当て部が裏表両方に段差をもうけているため、作業に合わせてガイドの位置を選べます。

最大の特徴は内側についている丸ノコピッチ目盛りでしょう。墨線にガイドを沿わせた状態で丸ノコのピッチに適合する目盛りにケガキ線をいれて、ガイドを線の位置までずらせば、刃がちょうど墨線に当たります。捨て木を使わなくても刃の位置合わせができる機能です。

8位 シンワ測定 丸ノコガイド定規 Tスライド スリムシフト 60cm 73315

詳細情報

サイズ:760 × 275 × 20 mm
重さ:370g
種類:Tスライド

突き当て部を動かして2タイプに切り替えられる

こちらはガイド定規が1本で、国内・海外問わずベース金具にガイド取り付け穴がある丸ノコに使えます。突き当て部はシフト構造で、起こすことで薄板モード、倒すことで細巾モードと2タイプに切り替えが可能です。

薄板モードは9mmボードを重ねた状態で切断していくのに適しています。半面で落とした時に定規が割れたという報告があるなど、薄さのために耐久性は高くありません。使用時には注意が必要です。

9位 シンワ測定 丸ノコガイド定規 Tスライドダブル 45cm 473703

詳細情報

サイズ:425 × 612 × 30 mm
重さ:830g
種類:Tスライド

2つのガイドで切り終わりまで安定しやすい

丸ノコに取り付けるTスライドタイプで、ブレ防止のためにガイド定規が2つ付いています。固定ネジは左右に回すだけのクイックシフトなので扱いが簡単です。ただし、海外メーカーの丸ノコベースではガイド取り付け穴が一つだけのことがあるため、使えない可能性があります。

10位 JOHNSON RAS120 アルミ三角定規 12インチ

詳細情報

サイズ:辺12インチ(約30cm)
重さ:567g
種類:三角定規

丸ノコガイドだけでなくケガキ工具にも使える

アメリカの工具メーカー、ジョンソン製の三角定規です。本体はアルミ製なので軽く、内窓にはケガキ用のくぼみが付いています。目盛りがインチ表記なのは厄介な点ですが、丸ノコガイドとして使う分には問題ないでしょう。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

タジマ 丸鋸ガイド モバイル 90-45……

1

1,777円


4.56


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シンワ測定 丸ノコガイド定規 Tス……

9

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3.52

JOHNSON RAS120 アルミ三角定規 12……

10

2,850円




4.33

捨て木の使い方

出典:amazon.co.jp

丸ノコガイドを購入すると、捨て木が付属品になっていることがあります。丸ノコにはベース金具が付いているため、ガイドのすぐ横を切ることができません。そこで捨て木を使うことで、正しい切断箇所が分かります。

まず素材に捨て木を当てて、丸ノコガイドの突き当て部で挟んでしっかり固定しましょう。丸ノコガイドに沿わせながら捨て木を切ると、ガイドからの距離が分かります。墨線の位置に捨て木の切断面を調整すれば、今度はしっかりと墨線に沿って切り出せる訳です。

丸ノコガイドの中には、突き当て部の中に捨て木を入れてネジ固定できる製品もあります。こういった機能があれば他の器具で捨て木を固定する必要がないため、より使いやすくなるはずです。

まとめ

丸ノコガイドは形状が多様をきわめていて、いざ選ぼうとしても迷って決められない方もいるでしょう。おすすめなのはやはり三角定規やエルアングルなど、端から直角に切り出せる種類です。フリーアングルは斜線への切り出し、Tスライドは一定幅に大量に切り出すときに向いています。

人気の製品では、本体の内窓や突き当て部に機能を持たせたタイプが多く見られました。形状を決めたら便利な機能付きの製品を選んでみてください。

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