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かんな(鉋)のおすすめ人気ランキング9選

木材の表面を均一に削って綺麗にする「かんな(鉋)」。大工が使う道具の印象があるかんなですが、最近では、DIYで活用されることも多くなっています。

かんなを使うのにはコツが必要ですが、木材の表面が滑らかに仕上がり、作品の印象も一気に変わるので、DIYに従事している人やワンランク上の物を作りたい人にはおすすめです。一方で、かんなには様々な種類があり、どんな違いがあるのかどれを選べばよいのかわからないとの声もあります。

この記事では、かんなの種類や選び方、使い方、また、最後にはおすすめの人気のかんなを合わせてご紹介します。かんな選びの参考にしてくださいね。

目次

かんなの選び方

かんなは、用途や加工したいタイプによって、それぞれに適したものを選ぶ必要があります。値段も安いものでは数百円から購入できますが、重要なのは自分が何を削って加工したいのか、また切れ味はどうかという点です。

ご自身のかんなを使う用途と、使いたい対象の面積を考慮して、刃の種類やかんなの大きさを選ぶことをおすすめします。

用途で選ぶ

木材を扱う人ならだれもが知っている大工道具「かんな」ですが、かんなには主に「平かんな・面取りかんな・サクリかんな」の3種類があります。それぞれのかんなの違いと、用途別に選ぶかんなをご紹介します。

主流は平らに削る平かんな

出典:amazon.co.jp

一般的にかんなと言えばこれ!というタイプが「平かんな」です。平かんなは、長方形のかんな台に、凹みの部分に金属が付いているのが特徴。

木材を購入した際大抵のものはキレイに加工されていますが、実際に家具や木材クラフトを作るとなると反りが原因でズレがでたリ、表面が微妙にデコボコであったりする場合があります。このような木材の表面を平坦に切削します。

角を丸く仕上げるなら面かんな

出典:amazon.co.jp

木材をのこで切ったあとは、四方は直角になっています。見た目にも触っても柔らかくなるように、丸みを帯びさせる加工を施し、角を滑らかにさせるのが「面取りかんな」の役割です。

面かんなも「内丸かんな・外丸かんな・反り台かんな」と種類があり、反り台かんなは特に円筒や曲面の内側を円周方向に削るために使用します。

局部的な溝の加工にはさくりかんな

出典:amazon.co.jp

他の大工道具「のみ」で行う溝づくりと基本同じですが、綺麗に早く仕上げるのにさくりかんなを使うことができます。のみを使って掘った溝にさくりかんなを通すと、溝の底や側面が削られ綺麗に仕上がります

初心者におすすめ最適かんな

出典:amazon.co.jp

かんなをはじめて使う人におすすめなのは「最適かんな」です。最適かんなとは、購入した時点ですでに刃が最適な状態にセットされているもので、初心者でも刃の向きや調整が必要なくすぐに使い始められます

刃も朽ちれば調整できますし、刃の交換や調整が簡単に行えるメリットがあります。使い方は通常の平かんなと同じです。

荒削りには電気かんな

出典:amazon.co.jp

電気かんなは、大量に木材を削らなくてはいけない場合や、広範囲を削って表面を加工するときに重宝します。

また、手動のかんなは刃の調節が必要で初心者は慣れるまで時間が掛かりますが、電気かんなは初心者でもハンドルをしっかりと持って木材を滑らせるだけで加工可能なことがメリットとして挙げられます。初心者でも扱いやすく、また疲れにくいなどのメリットがあり効率的に使うことができます

ただ、手動のかんなに比べて値段はかなり高価になるのでプロの方や、頻繁にDIYや木工作業を行う人に向いています。

平かんなの種類で選ぶ

平かんなには用途や木材の大きさに合わせて選べる5つの種類がありあます。それぞれの違いを説明します。

一般的な二枚刃かんな

出典:amazon.co.jp

木材の切削を平坦に均すことができる平かんなを「2枚刃かんな」と言います。一般的にかんなと言って想像するのがこの2枚刃かんなです。2枚刃と呼ばれる理由は、実際に木材を切削して均すためのかんな刃と、かんな台に食い込みを防止する裏金の2枚があるためそのように呼ばれています。

平らに削る長台かんな

かんな台が長い「長台かんな」は、面積の広い木材の平面仕上げに最適。平面精度が他のかんなに比べて高いのでプロ用のかんなとして使われています。広範囲の表面を削るので使う側にも熟練した技術と知識が必要なものですので、一般的に扱うことはありません。

DIYにも使える小かんな・豆かんな

出典:amazon.co.jp

手のひらに収まるほどの豆かんなは、細かい部分の木材の表面を均せるのに向いています。特にDIYなどで細部の平面を均すときにはサンドペーパーよりも手早く正確な作業ができるため、木工クラフトや精巧な作業が必要な際に活用されています。

かんな台の修正に台直しかんな

出典:amazon.co.jp

台直しかんなは、直立した刃を持つかんなのことで、かんな台の硬木を削ったりかんな台をかんなで削って修正する際に使う道具です。かんな台を調整するのに必ず必要なものですので、プロ用のかんなを購入した場合は一緒に台直しかんなも揃えておきましょう。

削る面積で選ぶ

かんなを選ぶ際に、刃の削る面積によって選ぶことは重要です。かんな台の下部の面積もあまりに大きいのに削る部分が少ないと取り回しも悪くなりますし、メンテナンスも小さいサイズの物よりも手間がかかります。

プロの大工や家具屋で使う場合には、寸六~寸八のサイズがよいでしょう。しかし、女性やDIYで小物を作る方は、寸四より小さい小かんなを使うことをおすすめします。

刃で選ぶ

表面が滑らかで綺麗に切削されるためにもかんなの刃選びもとても重要です。かんなの刃部分は専門用語では「かんな身」と呼ばれます。

刃の枚数

出典:amazon.co.jp

かんなには「1枚刃かんな・2枚刃かんな」と2種類あります。二枚刃かんなは、裏金付きでかんなの刃(1枚目)を固定し、木材が切削された後の食い込みを防止する役割があり、節がある面にもかんな掛けができます。ほとんどのかんなの刃は2枚刃です。

1枚刃かんなは、逆目のでない木材を使用するときに使われていますが、現代ではほとんど使われることがありません。使うのは長い間1枚刃かんなで作業してきた熟練大工さんのみで、素人やまだ経験が少ない大工の場合、1枚かんなの取り扱いはかなり難しいようです。

刃研ぎができない場合は替え刃式

出典:amazon.co.jp

刃研ぎは前述で述べたように、切れ味を回復するために研ぎ石などで研ぐ必要がありますが、熟練した技術が必要なため、カッターナイフのように刃だけ替えられる替え刃式かんなは初心者を始め、プロの大工でも重宝されています。使い方は通常の手動のかんなと同じですが、サイズは小型のものが多くなっています。

かんな台で選ぶ

かんな台と呼ばれる木製の部分は木材の切削を左右する点でとても重要な部分です。かんな台が小さすぎたり大きすぎたりすると扱いにくいため、できれば小かんなほどで3000円以上のものを選ぶと失敗しません。

また、かんな台に使われる木材の硬さも選ぶ基準にしてください。持ってみて重いと感じるものはみっちり木が詰まっていて、歪みや木の減りが起こりにくくなります。

長く使いたいなら木が硬いもの

かんな台に使われる木も硬さによって耐久性が違うので注意しましょう。柔らかい木をかんな台に使うと木材との摩擦を起こす毎に、摩耗して歪みが生じます。かんな台を削る台直しかんなを使用することができればよいですが、手入れや調整に慣れない人は、硬い木のかんなを選べは摩耗が少なく長持ちします。

重さも確認

出典:amazon.co.jp

かんな台がずっしり重いものは、台の中にみっちり木が詰まっているのでかんな台が固くて減りにくいということになります。かんな台の消耗を抑え、長く使用することができます。

道具屋さんや専門店で、硬くてずっしり重みのあるかんなを選ぶようにしましょう。

かんなの使い方

出典:amazon.co.jp

まず、削る前にかんなの刃が均一に出ているか確認しましょう。均一でなければ、面をきれいな平に削ることができません。

削る際は、かんな台を利き手でしっかりと押さえ、反対の手はかんなの頭に添えながら、身体ごと引き、削ります。かんな台を押さえる際は、強い力で木材にかんなを垂直に押し当て、ゆっくりと削りましょう。弱い力だと安定せず綺麗に削ることができません。

かんなのおすすめ人気ランキング9選

それではここでおすすめのかんなを商品ブランドごとにご紹介します。ぜひご自身が使いたい用途にあったかんな選びの参考にしてください。

1位 山谷製作所 六兵衛 替刃式1枚カンナ 42mm

詳細情報

サイズ:15×5.4×4cm
重量:181g
材質:-
用途:角材の削り出し

ローコスト高品質を掲げ熟練した技術で仕上げたかんな

ネジ締め後、たたいて刃を抜いたり出したりと刃高の微調整が可能!ものの10秒で行えるワンタッチでできる刃出し調整機能は特許出願済みで魅力的です。刃の交換も刃を調整板まで下げたあと、軽く数回たたいてネジを回せば完了と簡単に済むのも煩わしい手間が不要で便利と評判がいい機能となっています。

切れ味と使いやすさも「今までの作業がなんだったの?と言うくらい別世界に行ったように大工作業が上手く楽になりました。」「小さくて扱いやすく疲れない!切れ味も最高!」との高評価レビューもたくさん寄せられています。

切れ味が落ちたら研ぐことも、替え刃でワンタッチ取り換えも可能なのでご自身のニーズに合わせて選択していただけますし、別売りの「六兵衛 替刃式1枚カンナ 42mm用 45°90°定規」を購入すれば45度と90度の面取りも簡単に行えて二通りの使い方が可能です。

2位 長雲斉 ウラ金付 豆平鉋 42mm

詳細情報

サイズ:155×55×42mm
重量:298g
材質:-
用途:角材の削り出し

油入台付きで台の滑りが持続しやすい

サイズは15.5cmと片手でしっかりつかんで滑らせることができる豆平タイプのかんなで、角材の削りだしに重宝します。油注入台付きで、油をしみ込ませることで高精度の切れ味を保持することができます。

また油が刃やかんな台に浸みこむことでかんな台が変形しにくく、かんなで木材を切削する際もかんな台の滑りが良くなって均等な厚さで削りやすくなります。

3位 マキタ 自動カンナ (替刃式) 2012NB

詳細情報

サイズ:483×771×401mm
重量:27kg
材質:-
用途:定盤固定・分決め専用

かんながけを自動でしてくれる現場持ち込み可能サイズな河搬タイプ

使い方はシンプルで、ハンドルを回すだけで任意の寸法を設定して一度に150㎜幅で3㎜まで自動で削ることができます。手動かんな特有の力の入れ加減や均一なかんなの動かし方などのテクニックは一切必要ありません。

内臓の左右黄色のローラーがゆっくり回転しながら、定番固定で幅広木材を安定切削してくれます。かんなくずを散乱させないために別売りのフードを取り付ければ集塵機への接続も可能です。

4位 高儀 H2 ホビーかんな コンパクトサイズ 9cm

詳細情報

サイズ:H140×W70×D32(mm)
重量:81g
材質:-
用途:面取りや平面削り

手軽に使えるコンパクトサイズでも刃幅は広め

かなり小さいので使えるのかと心配になりますが、意外としっかりしていて刃の切れ味もよく綺麗に切削することができます。DIYなどで細く棒状に切った後の均しや、面を整えるのに向いています。

また、革製品の切れ端部分を綺麗に均したりとミニサイズゆえ、素材も選ばずに使用できます。かんなの刃もネジで取り外し可能なので砥石でメンテナンスして切れ味を持続させることも可能ですし、小さく分解できるので研ぎやすいのもメリットです。

5位 藤原産業 千吉 二枚小鉋 40MMX150MM 4977292110419

詳細情報

サイズ:37×52×142mm
重量:129g
材質:刃-炭素工具鋼
用途:木材表面の削り・面取り加工

画像説明あり

木材の逆目を抑える裏金付き

全長は180m㎜と狭い部分の木材表面の削り加工作業に最適な小かんなです。小型で使いやすく手のひらでしっかり覆えるので逆目が削りにくい木材も簡単に削ることができます。

「孫のイスづくりに役立った。」「軽くて使いやすくコスパは最高」など、角の面取りやちょっとした木材のかんながけなどのDIY作業には、大活躍するかんなでしょう

6位 マキタ/makita カンナ M194

詳細情報

サイズ:-
重量:2.5㎏
材質:-
用途:平面切削や面取り、木製品の寸法修正

マキタ製の高性能モデル!一般でも購入しやすい価格が魅力

両面使用できる替え刃付きですので、刃が朽ちてきたら簡単に取り換えて使用できます。面倒な刃研ぎは必要ありません。刃の交換は締め付けボルトを緩めて差し替えるだけと簡単、刃高の調節もする必要はないので面倒なメンテナンスも不要で楽に使えます。

重さも2.5㎏と電気かんなの中では軽量タイプ、グリップも握りやすくて滑りにくいので、作業も安全にはかどるでしょう。

7位 角利産業 角利 ミニ鉋 芯樫 42×150mm

詳細情報

サイズ:全長150mm、刃幅42mm
重量:265g
材質:芯樫
用途:木材の角を丸く仕上げる面取り作業

コスパ抜群!小さすぎないサイズがいい

ミニかんなと言う名称ですが、正確には刃の幅42㎜で平かんなに分類されます。かんな台に使われているのは硬く粘りのある樫ですので、強度もしっかりあり初心者用やDIY用など汎用性があります。

使いやすいとレビュー評価も高いミニかんな、サイズ的にも小さいものから大きなものまで使いまわせて多くの作業に役立ちます。

8位 SK11 ハンディカッターII 面取り作業用

詳細情報

サイズ:ー
重量:109 g
材質:SK材
用途:面取り用

簡単につかえてDIYにぴったり!

こちらはDIYをされている方から高評価の面取り用鉋です。初めて使う方でも使いやすく、簡単に面取りが行えるとの口コミも。また刃がかけてしまっても、カッター刃なので安価で交換できるのもポイント。ご家庭のテーブルや椅子などのちょっとした面取りを行いたい方にはとてもおすすめな商品です。

9位 角利産業 角利 細工用 黒檀豆鉋 角面取 45度 No.5

詳細情報

サイズ: 台/長さ90×幅27×高さ18mm
重量:約75g
材質:黒檀、ハイス
用途:面取り

レザークラフトにも使える手のひらサイズのミニ鉋

こちらの鉋は、手のひらに収まるほど小さな面取り用鉋です。鉋台は高級感あふれる黒檀を採用。刃は耐久性の高い鋭い切れ味のハイス鋼を採用しています。細かな作業や微調整などに最適です。木材はもちろん、レザークラフトにも使用できます。

おすすめの商品一覧

製品 最安値 評価 リンク

山谷製作所 六兵衛 替刃式1枚カン……

1

805円




3.9

長雲斉 ウラ金付 豆平鉋 42mm

2

1,530円



マキタ 自動カンナ(替刃式)20……

3

78,122円


4.79


高儀 H2 ホビーかんな コンパクト……

4

361円




4.39

藤原産業 千吉 二枚小鉋

5

926円




3.95

マキタ makita カンナ M194

6

15,600円




3.5

角利産業 角利 ミニ鉋 芯樫 42×15……

7

1,302円




4.18

SK11 ハンディカッターII 面取り作……

8

1,211円




3.9

角利 細工用 黒檀豆鉋 角面取 45度……

9

2,133円




3.5

まとめ

いかがでしたか?専門的な大工道具の印象が強いかんなですが、プロ仕様のものからDIYが普及し始めて初心者でも扱いやすい便利で切れ味の良いかんなまで種類豊富に販売されています。

サイズに関しては、初めてかんなを購入する方やDIY用に使用する方などは、寸四サイズと豆平かんななどの極小のかんなの2種類を用意するとそれぞれの用途に合わせて使用することができて便利です。また、替え刃式かんなを選べば自分で研がなくていいのでお手入れも簡単に済んでおすすめですよ!

DIYの技術や作品の品質アップにとても役立つかんなを選んで、木材加工やDIYを楽しんでくださいね。

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