赤ちゃんの正しい歩き方と、足の成長をサポートしてくれるベビースニーカー。現在ではニューバランスやアシックス・ムーンスターなどさまざまなメーカーから販売されています。赤ちゃん本人に履き心地やサイズ感を聞けないので、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますね。
そこで今回は、ベビースニーカーの選び方と、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。赤ちゃんが自分で履きやすいものや、男の子・女の子向けに多彩なカラーが揃ったものまで紹介しているので、ぜひ赤ちゃんにぴったりのスニーカーを見つけてみてくださいね。
よちよち歩きから走り回る時期まで、赤ちゃんの足の成長を支えるベビースニーカー
赤ちゃんの足は日々成長していきますが、赤ちゃんの頃はまだ足の骨がやわらかいため、合わない靴でも履けてしまいます。しかし赤ちゃんの足の健やかな成長を促すためには、赤ちゃんに合った適切なサイズと機能の靴を選ぶことが重要です。
まずはベビーシューズの種類について事前に確認し、赤ちゃんに合った靴を選ぶ際の参考にしてくださいね。
ベビーシューズはプレシューズ・ファーストシューズ・セカンドシューズの3種類
ベビーシューズは月齢やどれくらい歩けるかの段階によって、3種類に分けられます。それぞれの靴の特徴や履かせる時期についてご紹介します。
たっちができるようになったら、靴を履いて歩く練習をサポートする「プレシューズ」

プレシューズは室内で歩く練習をして、靴を履く感覚に慣れるための靴です。必ず必要な訳ではありませんが、裸足の感覚に近づけるように作られているため、靴を嫌がってしまう赤ちゃんにはおすすめ。時期は生後9~12か月頃、サイズは10~11.5cmが目安です。
基本的には室内での使用を想定しており、靴底もやわらかく、素材は革や布のものがほとんどです。やわらかい地面であれば外でも使用できますが、本格的に外で歩けるようになったら、ファーストシューズへ切り替えましょう。
10歩程度歩けるようになったら、正しい歩き方をサポートする「ファーストシューズ」

ファーストシューズは初めて外を歩く赤ちゃんの足をサポートするための靴です。柔らかい素材で軽いのものが多く、歩くのに慣れていない赤ちゃんへの負担を軽くできるように作られています。時期は1歳〜1歳半頃、サイズは11~13.5cmが目安です。
この時期はまだ土踏まずがないため、足全体が地面につくようにペタペタと歩きます。そんな不安定な赤ちゃんの足を支えられるよう、滑りにくい素材の靴底で、かかとをしっかりと支える作りになっています。
歩き慣れてきたら、しっかりとした作りで足の成長をサポートする「セカンドシューズ」

セカンドシューズは飛んだり走ったりと、より大きな負荷がかかるようになる足を支える靴です。靴底や素材がよりしっかりとしたものになっています。時期は2歳前後、サイズは12~16cmくらいが目安です。外で歩くことに慣れて歩行が安定してきたら、切り替えていきましょう。
クッション性のあるソールやグリップの効いた靴底で、足にかかる衝撃を緩和し、動き回っても滑らないように足を支えます。
ベビースニーカーの選び方
ベビーシューズの種類がわかったら、次は赤ちゃんに合ったベビースニーカーを選ぶ際のチェックポイントについて確認しましょう。実際に商品を買うときの参考にしてくださいね。
「サイズ」は足の指を自由に動かせるように、+6~10mmを目安にゆとりのあるものを選ぼう

赤ちゃんは足の指で地面をつまむようにして歩くので、靴は足指を自由に動かせることが大切です。足指を自由に動かせると、バランスを取ったり踏ん張ったりできます。試し履きの際、靴の上から指で押して空間があるか、または中敷きを外して足に当て余裕があるか確認しましょう。
足のサイズは1~2歳半頃までは半年で約1cm、それ以降は半年で約0.5cmと、どんどん大きくなっていきます。3歳までは3カ月に1回のペースでサイズを計測し、サイズに応じて3~6ヵ月ごとに靴を買い替えましょう。
赤ちゃんの歩行を安全に、快適にしてくれる「形状や素材」を選ぼう

スニーカーの形状は「爪先が反り上がっているもの」がおすすめです。土踏まずが発達していない赤ちゃんは、ペタペタと足全体を地面につけて歩きます。そのためつまずくことも多いですが、爪先が反りあがっているとつまずきにくくなります。
靴全体が「柔軟性のあるやわらかい素材」であることも重要です。とくに靴底が指の付け根のところで曲がるように作られていると、赤ちゃんが指や足裏を曲げ伸ばしする動きに柔軟に合わせられます。
赤ちゃんは汗をかきやすいので、ムレやベタベタ感を予防できる「吸湿性や通気性のよい素材」もいいでしょう。通気性についてはメッシュ素材のものやソールなどに穴があるもの、吸湿性についてはソールが汗を吸収しやすい高機能の素材のものがおすすめです。
自分で履くときにも、履かせるときにも大事な「着脱のしやすさ」を確認しよう

履き口が広いと、パパやママも履かせやすいです。履き口自体が広いかどうか、ベルトやベロを大きく開けることができるかを確認しましょう。
子どもが自分で靴を履きたくなったときのために、子どもでも履きやすい工夫のある靴もおすすめです。面ファスナーのベルトであれば子どもでも留めやすく、マークや色分けで左右をわかりやすくしている靴もありますよ。
遊んでいるとすぐに汚れてしまう靴だから、「お手入れのしやすさ」を確認しよう

外を遊びまわっていると、靴はすぐに土やほこりで汚れてしまいます。そのため、スニーカーは水洗いできるものがとても便利です。基本的にキャンバス地やナイロン系素材のスニーカーであれば水洗い可能ですが、なかには革やスエードなど水洗いには適さない素材もあります。
中敷きが取り外せるタイプであれば、中敷きを洗ったり、取り替えたりすることで靴の中をきれいに保てますよ。
足の形に合わせてしっかりと固定できる、面ファスナーや靴ひもで「調整できるタイプ」がおすすめ

面ファスナーや靴ひもであれば、赤ちゃんの足の形に合わせてフィット感を調節できます。足の長さだけでなく、足の幅や甲の高さに合わせて調整することで、しっかりと固定でき、靴が脱げにくくなります。
広範囲を覆う幅広のバンドは簡単にしっかりと固定でき、2本のバンドはフィット感を細かく調整できるのでおすすめです。
「年齢」に合わせたチェックポイントを確認しよう
赤ちゃんの年齢によって、靴のチェックポイントは異なります。年齢別にとくにチェックしておきたいポイントについて確認していきましょう。
「1歳まで」はやわらかく足にフィットし、かかとや足首を支えてくれる靴を

生まれてすぐの赤ちゃんの足は、まだ骨格の配列ができているだけで、実はやわらかい軟骨の状態です。成長にしたがって徐々に固い骨になっていきますが、1歳まではまだまだ骨や関節がとてもやわらかい時期です。
やわらかい骨や関節の発育を守れるよう、かかと部分をしっかりと支え、足首を保護してくれる靴がおすすめです。とくにつまずきやすい時期でもあるので、爪先がそり上がっているか、靴底が柔らかく曲がるかも確認しましょう。
運動量が増える「1~2歳」は、クッション性のある靴底やソールで足をしっかりサポートする靴を

1~2歳になると歩く距離が伸びてくるので、クッション性のある靴底やソールの靴がおすすめです。足裏への負担が軽減され、たくさん歩いても疲れにくくなります。
運動量が増えることで汗をかく量も多くなってくるので、通気性・吸湿性もとくにチェックしておきましょう。通気性・吸湿性の良い素材であれば蒸れにくく、汚れて洗ってもすぐに乾くのがうれしいですね。
走り回れるようになる「2~3歳」は、脱げにくいフィット感とサポート力のある靴を

2~3歳ではより活発になった動きに対応できるよう、衝撃を緩和してくれるしっかりとした靴底の靴がいいでしょう。この時期になると自分で靴を履きたがる子も増えるので、自分でも脱ぎ履きしやすいかどうかも要チェックです。
3歳過ぎから土踏まずが形成され始めるので、足の幅や甲の高さなどがあっていない靴だと足の成長を妨げてしまします。足の形にフィットしているかも確認してくださいね。土踏まずの成長を促すようなソールの靴もあるので、この時期にはおすすめです。
ベビースニーカーのおすすめ人気ランキング10選
ここからはベビースニーカーの人気ランキングを紹介していきます。ぜひ赤ちゃんにぴったりのスニーカーを見つけてみてくださいね。
1位 new balance(ニューバランス) ベビー キッズスニーカー IZ996

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素材:人工皮革/合成繊維
クッション性のあるしなやかなラバーで歩行を快適に
ソールはクッション性と屈曲性を高めたもので、かかとを支えるパーツも備わっており、赤ちゃんのぐらつく歩行をしっかりと支えます。タウンユースでも、公園など外遊びでもどちらでも使いやすい万能型の運動靴です。
カラーバリエーションが豊富で、男の子でも女の子でも気に入るカラーが見つかるでしょう。大人やキッズサイズでも同じモデルが発売されているので、親子や兄弟でお揃いコーデができるのもうれしいですね。
2位 new balance(ニューバランス) ベビー キッズスニーカー IZ373

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素材:人工皮革/合成繊維
しなやかさと滑りにくさを兼ね備え、軽くて履きやすい
靴底はとても柔軟性があり、赤ちゃんの足裏の動きにしっかりと合わせられます。1位のIZ996に比べて靴底に凹凸があるので、グリップ力があり滑りにくくなっています。
こちらも大人やキッズサイズで同じモデルが発売されていて、お揃いコーデが楽しめます。速乾性もあるので、よく汚れる保育園や幼稚園用の運動靴としてもおすすめです。
3位 new balance(ニューバランス) ファーストシューズ IT313F

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素材:人工皮革/合成繊維
足をソフトに包み込み、不安定な歩みをサポート
313シリーズのファーストシューズモデルで、つかまり立ちから自分で歩行ができるようになる2歳くらいまでの時期に合わせて作られています。歩きはじめの赤ちゃんの成長を考慮したシューズ設計で、不安定な歩みをやさしくサポートしてくれますよ。
ストレスのかからないアッパーで足をやさしく包み込み、フィット感を高めます。踵部に反射材による名前入れスペースも装備しているので、名前を書き込めば自分の靴がわかりやすいですよ。
4位 new balance(ニューバランス) ベビー キッズスニーカー IO313

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素材:人工皮革/合成繊維
凹凸のある靴底で滑りにくく、公園などの外遊びに最適
313シリーズのセカンドシューズモデルで、動きが活発になる4歳くらいまでの時期に合わせて作られています。ミッドソールが靴に直接かかる衝撃を吸収してくれるので、足への負担が軽減しますよ。
996や373シリーズに比べて、靴底に凹凸がありスパイク状になっているので、土や芝生の上で遊んでいても滑りにくいです。インソールが波状になっており、程よく足裏を刺激して足の成長をサポートしてくれます。
5位 asics(アシックス) スクスク アミュレファーストSL 1144A223

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素材:人工皮革製
やわらかな人工皮革を使用し、軽くて履きやすい
歩きはじめの約3カ月間の赤ちゃん向けに展開されているファーストシリーズの人気モデルです。つま先を大きく巻き上げる形状でつまずきにくく、軽くて屈曲性に優れているので、赤ちゃんのスムーズな歩行をサポートします。
靴底全体のエッジが丸くなっており、赤ちゃんの歩行で起こりがちな引っかかりも軽減。フィット感の調節がしやすい2本ベルトで、履き口が大きく開くためパパやママも履かせやすいですよ。
6位 moonstar(ムーンスター) キャロット MS B150

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素材:合繊/合皮
かかとをしっかりと支える構造で歩行をサポート
カウンターボックスという箱型構造で、子どもの柔らかくゆがみやすい足をしっかりと支えます。そのほかにも、つま先にゆとりがあったり、足の曲がりと同じ位置で靴が曲がる設計で足の成長をサポートしてくれますよ。
インソールは取り出して洗濯ができるので、汗をかいたり砂で汚れても靴の中を清潔に保てます。ゴム紐と甲バンドの組み合わせで、自分でも脱ぎ履きしやすいですよ。
7位 BabyFeet(ベビーフィート)ベビーソックスシューズ

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素材:コットン/ポリウレタン
靴下のように履けて靴を嫌がる赤ちゃんにおすすめ
赤ちゃんの足の形や動きを研究して作られたトレーニングシューズです。靴下のような素材なので軽くて柔らかく、ベビーシューズは嫌がって脱いでしまったり、靴を気にして歩こうとしない赤ちゃんにおすすめです。
水や砂が入ることに気を付ければ、簡易の外履きとしても使用できます。足底はおしゃぶりにも使われている素材なので、もし赤ちゃんが口にしてしまっても安心。洗濯機で丸洗いできるので、お手入れも簡単ですよ。
8位 asics(アシックス) スクスク ベビーシューズ ローカット 2本ベルト

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素材:合成繊維/人工皮革
2本のベルトで調整しやすく、ローカットで動きやすい
約1歳から3歳の幼児向けで、2本のベルトで赤ちゃんの足の形に合わせた細かい調整ができ、足にしっかりとフィットします。アッパーには通気性に優れたラッセルメッシュを使用しているので、蒸れにくく洗ってもすぐに乾きますよ。
くるぶしまでの高さのローカットシューズで、軽くて足首を動かしやすくなっています。ハイカットに比べて安定性は劣りますが、歩行が安定してきている場合にはおすすめです。
9位 asics(アシックス) スクスク ベビーシューズ ローカット 1本ベルト

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素材:天然繊維/人工皮革
幅広の1本ベルトで子どもでも脱ぎ履きしやすい
約1歳から3歳の幼児向けのモデルで、幅広の1本ベルトでしっかりと固定でき、自分で履くのも履かせるのも簡単です。甲の内側を1枚の布で包み込むような構造のキモノフィットタンを採用しており、足首のフィット感を高めます。
汗をすばやく吸収・拡散してドライ感を保つインソールで、夏の暑い日でも靴の中を快適にしてくれます。インソールには抗菌・消臭効果もあり、取り外して洗えるので清潔に保てますよ。
10位 IFME(イフミー) ベビー キッズ ワンベルトスニーカー 20-2804

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素材:合成皮革
くぼみのついたインソールで土踏まずの形成を促進
母趾球部と足趾部にくぼみをもたせたインソールで、はだしで地面をつかむのと同じ動作をさせることにより、土踏まずのアーチ形成を促進します。インソールは取り外して丸洗いできるので、お手入れも簡単です。
靴底の素材は、足を守る強さはそのままに軽量化を追求しており、足への負担も軽く疲れにくいです。幅広の1本ベルトで、履くときに便利なプルストラップが指を入れやすい外側についており、自分でも履きやすいですよ。
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赤ちゃんの足のサイズの測り方をご紹介

赤ちゃんの足にあった靴を選ぶためには、足のサイズを正確に測る必要があります。足のサイズは、赤ちゃんを立たせて体重がしっかりかかった状態で、かかとの中心点から人差し指までの長さを計測しましょう。足の長さだけでなく、横幅と甲の高さも計測しておくといいですよ。
計測にはメジャーや定規を使うのもいいですが、足長計をプリントアウトして使用するのもおすすめです。イフミーやアシックスなどのシューズを売っているメーカーHPから、無料のスケールをダウンロードできます。専用のフットメジャーも販売されていますよ。
赤ちゃん靴の取扱店では、足のサイズを計測してくれるサービスもあります。シューフィッターと呼ばれる靴の専門家がいるお店もあるので、自分で正確に測れるか不安な人は利用してみるといいですね。
まとめ
ベビースニーカーを選ぶときは、赤ちゃんの成長段階にあった機能が備わっているか、着脱のしやすさやお手入れのしやすさをチェックしましょう。ゆとりのあるサイズを選び、可能であれば足の形にあっているか、試し履きで確認できるといいですね。
赤ちゃんの足は自然と靴に合わせて成長する特徴があり、より最適な靴選びが重要です。赤ちゃんの足の健やかな成長を促せるよう、赤ちゃんの足にあった靴を選んであげてください。