電車や飛行機内など、周囲の騒音・雑音を遮断してクリアな音を楽しめるノイズキャンセリングヘッドホン。BOSEやソニーなどの高性能モデルから、コスパに優れたモデルまで種類も豊富です。音楽を楽しむだけでなく、勉強や仕事など作業に集中したいときにも最適のアイテムです。
そこで今回は、ノイズキャンセリングヘッドホンの選び方と各通販サイトで人気のおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。外音を取り込める機能やノイズキャンセリングの仕組みについても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
飛行機や電車での移動中から勉強や仕事に集中したいときに◎周囲の音を遮断するヘッドホン

ノイズキャンセリングヘッドホンは、パイロット向けに開発された技術を一般的なヘッドホンに導入して誕生しました。その名の通り、ノイズ(雑音)を遮断するヘッドホンなので、静寂性に優れており耳栓としても活用できます。
クリアな音で音楽を楽しめるだけでなく、周囲の騒音や雑音に邪魔されることなく勉強や仕事など作業にも集中できますよ。
ノイズキャンセリングヘッドホンの選び方
ノイズキャンセリングヘッドホンを選ぶ際に重要な4つのポイントをみていきましょう。
「音質」にこだわるなら、以下の2つの項目をチェックしよう
ノイズキャンセリングヘッドホンは、さまざまなメーカーから幅広い価格帯で販売されています。それぞれ特徴や性能・機能が異なるため、使用シーンを考えながら選びましょう。
「解像度」が高いほどクリアな音質に!ワイヤレスの場合コーデックも考慮しよう

解像度は音の奥行きや臨場感を高めて没入感を促します。普段聴く音楽の種類や求める音のバランスによって、解像度が高音・低音どちらを重視しているものが最適か判断しましょう。解像度だけではイメージが湧かない場合は、口コミを参考にするのもおすすめですよ。
ワイヤレスの場合は音が途切れやすいモデルもあるので、音声データを圧縮してヘッドホン側に転送するコーデックの種類が「aptX LL」以上のものを選びましょう。
ヘッドホンの重要パーツである「ドライバー」の口径はφ40〜45mmを基準に選ぼう

ドライバーとは、振動板を動かして音声信号によって送り込まれた情報を音に変換するユニットのことを指し、ヘッドホンの心臓部とも言える部位です。このドライバーの大きさによって、ヘッドホンの音質は大きく変化します。
ドライバーの口径はφ(ファイ)で数値化されます。直径40〜45mmのものが低音から高音のバランスも良くおすすめ。ドライバーの口径サイズは、耳当ての大きさとも比例するので、つけ心地も考慮して選びましょう。
接続の安定性や使いやすさを考慮して「接続方法」で選ぼう
ノイズキャンセリングヘッドホンには、有線タイプと無線タイプがあります。それぞれ特徴が異なるので、使用するうえで最適なタイプを選びましょう。
音質のよさを求めるなら、音の遅延や音飛びがしにくくゲームや映画鑑賞にも適した「有線タイプ」

有線タイプは、ワイヤレスに比べて音の遅延や音飛びがしにくいので、安定してクリアな音質を楽しめます。
コードが絡まったり引っかかったりする煩わしさはありますが、ワイヤレスのように電池残量を気にしたり充電の必要もないのは嬉しいポイントですね。
使い勝手や手軽さを重視するなら、コードが絡まずストレスフリーな「ワイヤレス(無線)タイプ」

ワイヤレス(無線)タイプは、コードレスならではの携行性の良さが魅力で、いつでもどこでも気軽に音楽を楽しめます。音の途切れや遅れを防ぐために、デュアルバンド無線方式を採用しているモデルを選びましょう。
また充電が必要なワイヤレスタイプの場合は、連続再生時間の確認も必須です。連続再生時間が長ければ、外出先で電池が切れる心配も減るのでより快適に使用できますよ。
求める遮音性や密着感に合わせて「装着感」で選ぼう
ヘッドホンには、オンイヤーとオーバーイヤーの2種類の装着方法があります。装着したときの快適性や耳の圧迫感など違いがあるので、自分にとって使いやすいタイプを選びましょう。
長時間の使用でも疲れにくい!コンパクトに収納できて軽量モデルも多い「オンイヤー型」

長時間装着しても耳が疲れにくいものや、コンパクトなヘッドホンが良いならオンイヤー型がおすすめです。お手頃な価格のものも多く、携行性にも優れているので、はじめてヘッドホンを使用する方にも最適です。
ただし、側圧に物足りなさを感じることや音漏れが気になる場合もあるので注意が必要です。
遮音性が高く没入感◎音漏れしにくく公共機関でも使いやすい「オーバーイヤー型」

耳全体をすっぽり覆って、音の世界に没入しやすいオーバーイヤー型。遮音性に優れているため、人が密集する公共機関でも使用しやすいでしょう。
本体サイズは大きく重量もあるので、持ち運ぶならサイズの確認が必須です。首や肩が凝りやすい方も注意しましょう。
快適・安全に使用するための「機能」で選ぼう
ノイズキャンセリングヘッドホンは外部の雑音を遮断するので、利用シーンによっては危険な場合も。快適かつ安全に使用するための機能も注目してくださいね。
環境音やアナウンスが聞こえる!ヘッドホンを外さず周囲の音を認識できる「外音取り込み機能」

周囲の雑音を遮断すると、車や自転車が通る環境音や呼びかけに気づかず危険な目に遭う可能性もあります。外音取り込み機能があれば、周囲の環境音や人の声が聞こえる状態で音楽を楽しめます。
言葉を発すると自動で音楽再生がストップする機能などもあります。メーカーによって、集音モードやトークスルーなど、名称が異なる場合もあるので、注意してくださいね。
シーンに応じて外音の遮断レベルを調節できる「ノイズキャンセリングの調整機能」

ノイズキャンセリングヘッドホンのなかには、ある程度周囲の雑音を感じながら過ごしたいときや、完全にノイズを遮断して集中したいときなど、シーンに応じて、外音の遮断レベルを調整できるものがあります。周囲の安全に気を配りながら、楽しんでくださいね。
ハンズフリーで電話をとれる!集中したいオンラインミーティングにも適した「マイク機能」

マイク機能は、テレワークや雑音が多い環境でミーティングや会議をする方におすすめです。なかでもノイズキャンセリングマイクを採用したモデルは、周囲の雑音を遮断して自分の声だけをクリアに届けられます。
また、通常ヘッドホンをしていると自分の声はこもったように聞こえますが、このマイク機能があれば相手の声だけでなく、自分の声もクリアに聞こえるので快適に通話できますよ。
ノイズキャンセリングヘッドホンのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、各通販サイトで実際に購入されている商品のなかでも、とくに人気の高いおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
1位 SONY(ソニー) ワイヤレスヘッドホン WH-1000XM5

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重量:250g
接続タイプ:無線・有線
連続再生時間:最長30時間(ノイズキャンセリングON時)
充電時間:3分で3時間再生(PD)
音質やノイズキャンセリング全てがアップグレード
SONY史上もっとも高性能なノイズキャンセリングヘッドホンです。従来品のポテンシャルをさらに上回るノイズキャンセリング性能と、高音質でより快適なハイレゾを実現。ヘッドホン装着時の環境に合わせて、自動で最適化する機能も搭載されています。
髪型やメガネの有無・装着ズレなどを自動で認識するだけでなく、気圧センサーによる環境の最適化などより細かい性能を存分に発揮します。最適なリスニング環境を作って、スマートに音楽を楽しめるでしょう。
2位 BOSE(ボーズ) Noise Cancelling Headphones 700 NCHDPHS700BLK

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重量:252g
接続タイプ:無線
連続再生時間:最長20時間
充電時間:2.5時間
11段階のノイズキャンセリング機能搭載
「不要な音は聞かない、聞きたい音だけを聴く」をコンセプトに、ボーズ独自のアクティブノイズキャンセリングテクノロジーを採用。周囲の音レベルを11段階で変えられるので、環境や気分に合わせてコントロールできます。
会話モードにしておくと、声に反応してノイズキャンセリングとコンテンツが一時停止します。タッチ式コントロールで直感的にイヤーカップを操作できるので、スマートフォンを取り出す手間も省けて便利です。
3位 Apple(アップル) AirPods Max ワイヤレス ヘッドフォン MGYH3J/A

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重量:134.5g
接続タイプ:無線
連続再生時間:最長20時間
充電時間:5分で約1.5時間再生
空調や車の行き交う雑音もしっかり除去し音質を高める
AirPods Proよりノイズキャンセリング性能や音質もさらに優れたものが良いなら、このヘッドホンがおすすめです。どんな耳にもフィットしやすいオーバーイヤー型で、長時間装着していても耳が痛くなりません。
AirPods Proでは実現できなかった楽器やバックミュージックの繊細な音質に驚くでしょう。一回の充電で最大20時間再生が可能です。
4位 Beats(ビーツ) Solo Pro Wireless ノイズキャンセリングヘッドフォン

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重量:207.75g
接続タイプ:無線
連続再生時間:最長16時間(ノイズキャンセリングON時)
充電時間:3時間
人間工学に基づいたヘッドホン設計で耳が痛くならない
マーシャル初のノイズキャンセリングヘッドホンで、特有の高級感と特別感はそのままに機能性をさらにアップしました。真っ赤なベルベット素材でマーシャルの世界観を追求した付属のレザーケースは、ファッション性も大事にしたい方におすすめです。
低音の重厚感とクリアでキレのある高音質も特徴。ノイズキャンセリング機能を併用しても、20時間の再生が可能です。
6位 Audio-Technica(オーディオテクニカ) ダイナミック密閉型ヘッドホン ATH-WS550-WH

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重量:約254g
接続タイプ:有線
連続再生時間:-
充電時間:-
最大35時間の連続再生が可能
重低音再生を楽しみたい方におすすめのヘッドホンです。音楽はもちろん映画や動画の視聴にも最適で、臨場感や投入感を顕著に感じられるでしょう。オーバーイヤー構造によって、長時間装着しても耳が痛くなりにくいです。
また、広大な振動板面積を誇るφ53mmドライバーを搭載。深い振幅と磁気回路により、振動能力を高めて低音域の音質をクリアに届けます。
7位 Sennheiser(ゼンハイザー) MOMENTUM Wireless 3 M3AEBTXL

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重量:305g
接続タイプ:無線
連続再生時間:17時間(ノイズキャンセリングON時)
充電時間:3時間
快適な装着感と直感的な操作が可能
外部音をすべて遮断する最大モードや、移動時に便利な風切り音低減モード・圧迫感を軽減するモードなど、音質を楽しむのに最適なオート機能が多数搭載されています。
ヘッドホンを外すと音楽が一時停止し、装着すると自動再生される機能など、ボタンやスマホを使わず直感的に操作できるのも魅力です。イヤーパッドにシープスキンを使用することで、フィット感も抜群です。
8位 SONY(ソニー) ワイヤレスヘッドホン WH-1000XM4

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重量:254g
接続タイプ:無線
連続再生時間:最長30時間(ノイズキャンセリングON時)
充電時間:約3時間
日常ノイズを毎秒700回以上調整する
乗り物や人の声など、低周波ノイズを徹底して打ち消す仕様で、どんな音源もハイレゾ級の高音質で楽しめます。音楽を聴いている最中でも、リスニング環境を向上する機能も搭載されています。
声を発するだけで音楽再生を一時停止して、外音取り込みモードに切り替えます。5つのマイクを最適に制御することで、高精度のハンズフリー通話もできますよ。
9位 Anker(アンカー) Soundcore Life Q35 Bluetooth5.0

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重量:約270g
接続タイプ:無線
連続再生時間:最長40時間(ノイズキャンセリングON時)
充電時間:約2時間
アプリ連携でシーンに応じたモードの選択が可能
心地よく高音質の音楽を楽しみたい方におすすめのノイズキャンセリングヘッドホンです。Anker独自の技術で、5つのマイクでシーンに合わせてノイズキャンセリング機能を最適化します。交通機関・屋内・屋外と生活環境で遭遇するノイズを軽減して高音質の音楽を楽しめるでしょう。
Soundcoreアプリで、モードの選択や設定をカスタマイズすることも可能。形状記憶型のイヤーカップ構造によって、長時間装着しても耳が痛くならないのも魅力です。
10位 Panasonic(パナソニック) ワイヤレスステレオヘッドホン RP-HD610N-K

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重量:約275g
接続タイプ:無線
連続再生時間:最長24時間(ノイズキャンセリングON時)
充電時間:約4時間
ノイズキャンセリングが3段階レベルで調節可能
ハンズフリーでさまざまな操作ができる、グーグルアシスタント機能搭載のヘッドホンです。鼓膜に近いドライバーユニット構造によって、より精度の高いノイズキャンセリング性能を実現しています。
飛行機や電車などの乗り物のノイズはもちろん、カフェ内の人の声など周囲の状況に応じて、3つのモードからノイズを軽減できます。電車のアナウンスなどをワンタッチで聞ける、ボイススルー機能も便利です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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10
|
23,980円 |
3.69 |
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まとめ
音質を重視する方は、解像度の高い有線タイプがおすすめ。携行性やコンパクトさを重視するなら、オンイヤー型のワイヤレスタイプがおすすめです。ワイヤレスタイプを選ぶ際は、コーデックの種類にも注目してくださいね。
ノイズキャンセリングレベルを調整できるものや、外音取り込みモードを搭載したヘッドホンであれば、周囲の環境に合わせて最適な使い方ができます。ぜひ安全にも気を配りながら、音楽や音声を楽しんでくださいね。