ホームシアターやスライドを使っての会議やプレゼンなど、プロジェクタースクリーンの使い道は幅広くあります。最近は、家で映画やDVDを楽しむ人も増えており、その需要は高くなっているようです。しかし、スクリーンには種類や素材・大きさなど様々で、購入する際に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、そんな方のためにプロジェクタースクリーンの選び方のポイントと人気商品の特徴をランキング形式で紹介していきます。購入を検討している方は、是非参考にしてみてくださいね。
この記事でおすすめする商品
プロジェクタースクリーンの選び方
プロジェクタースクリーンを選ぶ際に重要な6つのポイントを見ていきましょう。
用途に合わせて5つのタイプから選ぼう
プロジェクタースクリーンには、大きく分けて5つのタイプがあります。それぞれの特徴と、おすすめの使い方を紹介しますので、イメージしている使い方と合うものを選びましょう。
複数の部屋で使うなら、軽くて持ち運びに便利な「タペストリー式」

軽くて持ち運びも楽にできる「タペストリー式」は、スクリーンを常設出来ない場所で使用する機会の多い方や、持ち運びの多い方に使いやすいタイプと言えるでしょう。
軽いので、掛ける場所に困らないのも嬉しいポイントです。自宅で使う際に、掛けっぱなしにしておきたい方は、インテリアを邪魔しないマスクなしがおすすめです。
本格的なものが欲しい方は、自動・手動巻き上げが出来る「吊り下げ式」

より本格的な雰囲気を楽しみたい方は、自動または手動で巻き上げが可能な「吊り下げ式」がおすすめです。特に、電動タイプはリモコンひとつでスクリーンを上げ下げできるので、準備や片付けも非常に楽になります。
また、巻き上げ後はケースに格納されるため、ホコリや日焼けからも守られるのも嬉しいポイントです。ただ、重量があり、施工に手間がかかるのと、商品価格も高めな点がデメリットです。
賃貸物件や壁・天井を傷つけたくない人は、取り付けがいらない「自立式」

スタンドなどを使って設置する「自立式」は、壁や天井を傷つけることなく設置できるのが魅力です。設置もシンプルなものが多く、本体自体も軽量なため、女性や力の弱い方でも比較的取り扱いやすいのも嬉しいポイントです。
また、収納時はコンパクトになるため持ち運びや収納にも困りません。部屋に傷を付けたくない賃貸物件や移動の多いビジネスシーンでも活躍するでしょう。
学校や職場で使いやすい、黒板やホワイトボードに貼り付けるだけの「マグネット式」

黒板やホワイトボードがある場所で使うことが多い方は、貼り付けるだけで設置可能な「マグネット式」がおすすめです。このタイプは、スクリーンへの書き込みが可能な、ホワイトボードとしての機能を持った商品が多いのも特徴です。
また、軽量に設計されているので着脱も1人で簡単にできます。学校や会社など、映写と書き込みを両方行いたい時に非常に便利なタイプです。
イベントやアウトドア用には、収納場所に困らない「折りたたみ式」

コンパクトに折りたたんで持ち運びがしやすい「折りたたみ式」のスクリーンは、キャンプやBBQなど荷物を増やしたくないアウトドアやイベントにおすすめです。
ひもやフックで取り付けるだけなので、広い壁がなくても取り付けることが出来ます。また、洗濯可能な商品も多いこのタイプは、主に外で使うことが多い人にとっては使い勝手のいいタイプと言えるでしょう。
使用目的に合った3つの画面比率で選ぼう
プロジェクタースクリーンの画面比率には、ホームシアター向けの「16:9」と、PC画面を映すのに向いている「4:3または16:10」の3つがあります。使うシーンに合った画面比率のスクリーンを選びましょう。
ホームシアターやスポーツ観戦を楽しみたい人は「16:9」

16:9はワイドタイプとも呼ばれ、横長の画面となります。主に、ホームシアターやスポーツ観戦、ホームビデオの上映など、家庭で楽しむ場合に使いやすいタイプです。
プロジェクターを持っている人は、プロジェクター本体の解像度を確認してからスクリーンを購入するといいでしょう。一般的なもので854×480、高画質なHDやフルHDだと1280×720・1920×1080の場合に、16:9のスクリーンがおすすめです。
会議やセミナーなどPC画面を映すなら「16:10」か「4:3」

会社や学校など、PCを使って投影することの多い場合は「16:10」または「4:3」がおすすめです。なぜなら、PCの画面サイズやプレゼンやセミナーなどのスライドが16:10や4:3で作られることが多いからです。
以前は4:3が多かったビジネスシーンも、最近は16:10のワイド画面を採用するPCやプロジェクターも多くなっています。スクリーンを購入する際は、一緒に使用するPCとプロジェクターのサイズを確認しておきましょう。
スクリーンのサイズ✕3インチが適当な視聴距離!最適なスクリーンサイズを選ぼう

大画面で迫力ある映像を楽しめるプロジェクタースクリーンですが、その最適なサイズは視聴距離によって異なります。推奨される視聴距離は、スクリーンサイズ×3インチとされています。
人の座る場所をイメージして、その視聴距離に最適な大きさを選ぶといいでしょう。視聴距離が限られている人は、視聴距離÷3をして、丁度いいスクリーンサイズを購入してくださいね。
マスクタイプは2つ!使う環境や映像の見え方で選ぶ
マスクとは、スクリーンの四方を囲む黒枠のことを指し、ブラックマスクとも呼ばれています。マスクの有り無しで映像にどんな影響があるのか、メリット・デメリットを含めて紹介します。
映画やDVDなどホームシアターを楽しみたいなら、映像が見やすい「マスクあり」

黒枠のある「マスクあり」は、マスクなしに比べて映像が締まって、見やすいのが特徴です。黒は光を吸収する働きを持つため、映像とそれ以外の部分の境目がはっきりするため見やすくなります。
そのため、自宅で映画やDVDなどを楽しむホームシアターでは、マスクありを選ぶ人が多いようです。ただ、黒枠があることで圧迫感を感じるため、インテリアを重視する方には向かないでしょう。また、画面比率の違いに対応しにくいのも、マスクありのデメリットとも言えます。
画面比率が多種な職場や学校用、インテリアにも馴染む「マスクなし」

様々な画面比率に対応しやすいのが「マスクなし」です。画面比率の違う映像を、スクリーンの横幅に合わせて映しても、違和感なく投影できるメリットがあります。そのため、ビジネスシーンや学校など、色々な画面比率に対応する必要がある場合はマスクなしがおすすめです。
また、インテリアに馴染みやすいのもマスクなしの特徴です。デメリットとしては、画像が締まって見える効果はないという点が挙げられます。
生地はどの方向からでも映像を綺麗に見ることができる「マットタイプ」がおすすめ

スクリーン生地には大きく分けて3つあります。視野角が広く自然な映像が楽しめる「マットタイプ」、明るくてダイナミックな映像を楽しめる「ビーズタイプ」、最も明るくメリハリのある映像を楽しめる「パールタイプ」の3種類です。
現在の主流は、「マットタイプ」で広い角度で綺麗な映像を見ることが出来ます。そのため、大人数でもストレスなく快適に楽しむことができるでしょう。
高精細で美しい映像にこだわりたい人におすすめ「フルハイビジョン」や「4K対応」

フルハイビジョンや4Kと言った高画質の映像を存分に楽しむには、スクリーンも重要なポイントです。映画やDVDが高画質でも、プロジェクターやスクリーンが対応していないと、その美しい映像を映し出すことはできません。
特に、手持ちのプロジェクターが4K対応のものである場合や、今後買い替える予定のある方は、スクリーンも4K対応を購入することをおすすめします。
プロジェクタースクリーンのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、ネットショッピングなどで人気の高いプロジェクタースクリーンをランキング形式で紹介していきます。各商品の特徴とおすすめポイントを解説していきますので、購入を検討されている方は是非参考にしてみてくださいね。
1位 ワンーキョー 100インチスクリーン ホームスクリーン

rakuten.co.jp
サイズ:100インチ
比率:16:9
低価格で大きめスクリーンを探している人におすすめ
視聴する際の最適なポジションが幅広くとれるマットタイプの生地で、映画やゲームを楽しめる16:9比率のプロジェクタースクリーンです。100インチの大画面に迫力ある映像が映し出されるので、大人数でも快適に使用することができるでしょう。
また、価格も非常にリーズナブルとなっています。折りたたみ式で持ち運びに便利なこちらの商品は、屋外でも使用可能なので、キャンプやBBQなどアウトドアにも最適です。大人数でスポーツ観戦をしたり、ホームシアターを楽しみたい方におすすめです。
2位 RAMASU 手巻式プロジェクタースクリーン

yahoo.co.jp
サイズ:100インチ
比率:16:9
持ち運びに便利な折りたたみ式でアウトドアでも活躍
裏地付きなので光の透過を防止し、鮮明な映像を映し出してくれるプロジェクタースクリーンです。映画やTVを見やすいブラックマスクとアスペクト比16:9なので、映画鑑賞やスポーツ観戦を楽しみたい方におすすめです。
ひもや画鋲・くぎなどで設置でき、手巻き式なので準備や片付けも簡単で楽にできます。折りたたむとスリムで場所を取らないので、持ち運びにも便利です。キャンプやBBQなどのアウトドアでも使い勝手のいいスクリーンといえるでしょう。
3位 サンワサプライ 自立 キャスター付き ローラー パンタグラフ式

rakuten.co.jp
サイズ:100インチ
比率:16:9
簡単設置、移動も楽なキャスター付き自立式スクリーン
床に置いた状態から、引っ張り上げるだけで設置できる自立式のスクリーンです。女性でも設置が簡単にできると、高評価な口コミも見られました。また、本体にローラーが付いているので、力のない人でも移動が楽にできるのも嬉しいポイントです。
高さの微調整も可能で、使用人数や部屋の広さに合わせて柔軟な対応が可能です。ビジネスシーンでも使いやすいこちらの商品は、会社や学校など室内での移動が多い方におすすめです。
4位 LE-Screen プロジェクタースクリーン 100インチ

rakuten.co.jp
サイズ:100インチ
比率:16:9
場所を選ばず、広い視野なので大人数でも楽しめる
場所を選ばず使用できるため、室内ではもちろん、ちょっと気分を変えて庭で映画鑑賞やスポーツ観戦を楽しむこともできます。また、視野角160°と広いので大人数でも見やすく、快適な空間が作れるでしょう。
持ち運びに便利な折りたたみ式で重さも550gと軽量なので、アウトドアやイベント時などにもおすすめです。スクリーンが汚れた時は洗濯機で洗うことができるので、屋外使用後の衛生面が気になる方も安心してく使えますよ。
5位 シアターハウス 電動プロジェクタースクリーン

yahoo.co.jp
サイズ:100インチ
比率:16:9
画質にこだわりたい人におすすめ4K対応スクリーン
リモコンひとつで自動昇降、操作もシンプルで扱いやすいスクリーンです。4k対応で美しい映像を映し出すこちらの商品は、映画鑑賞やスポーツ観戦を高画質で楽しむことができます。
他のプロジェクタースクリーンと比べると、高価な商品ですがその使い勝手の良さと映像の質は高い評価を得ています。贅沢なおうち時間を味わいたい方は、是非候補に入れてみてはいかがでしょうか。
6位 UTEBIT 壁掛け式スクリーン

rakuten.co.jp
サイズ:84インチ
比率:16:9
洗える素材で屋外でも使いやすい折りたたみ式
視野角170°と広い視聴スペースが確保できるので、カフェやイベントなど大人数でも見やすいスクリーンです。取り付け用に、フックとロープも付属されているので別途用意せずに、すぐ使えるのも嬉しいポイントです。
持ち運びに便利な折りたたみ式で、洗剤を使用して手洗いできるので外で使用したあとのお手入れも簡単です。ただ、スクリーン生地の特性上、照明や外光などの影響を受けやすく見えづらくなる場合があるので、明るい場所での使用は向きません。
7位 SIS プロジェクタースクリーン

yahoo.co.jp
サイズ:100インチ
比率: 4:3
スイッチひとつで準備と片付けが簡単な電動スクリーン
本体に接続されたスイッチで自動昇降可能な、電動式スクリーンです。壁付け、もしくは吊り下げに対応した固定式で、アスペクト比4:3なので会議室や学校の教室など、特定の場所で使用したい方におすすめです。
また、カフェで映像演出するのにも使い勝手がいいでしょう。ケース付きなのでスクリーンをほこりや日焼けから守ってくれるので、耐久性の面でも安心して長期間使えますよ。
8位 イーサプライ プロジェクタースクリーン 100インチ

yahoo.co.jp
サイズ:100インチ
比率:16:9
工事不要、壁や天井を傷つけたくない人におすすめ
面倒な取り付けや設置をせずに、スポーツ観戦・ホームシアターなどを堪能したい方におすすめの、自立式のスクリーンです。賃貸物件や天井・壁を傷つけたくない方にも、心置きなく大画面での映像をお楽しみいただけます。
どの角度からも見やすいマットタイプのスクリーン生地なので、家族や友達と一緒に快適な時間を過ごせるアイテムです。ただ、収納した状態でも235cm、重量10kg以上と大きくて重たいので、持ち運んだり移動の多い方はやや大変かもしれません。
9位 山陽トランスポート プロジェクタースクリーン EEX-PSS1-100

amazon.co.jp
サイズ:100インチ
比率:4:3
プレゼンや会議に便利、設置も簡単な三脚一体型
三脚が一体化された折りたたみ式のこちらのスクリーンは、複数の場所で使いたい方におすすめです。特別な道具などなくても簡単に組み立てることができるので、会議やセミナー、イベントなど様々な場所で使いやすい商品です。
壁や取り付ける場所がなくても使用できるため、設置場所の詳しい情報がない場合でも困ることはないでしょう。不特定多数の場所で使うことの多い方は、候補のひとつにいれておくといいですよ。
10位 Keenstone プロジェクター スクリーン120インチ

amazon.co.jp
サイズ:120インチ
比率:16:9
高精細で美しい映像にこだわりたい人におすすめ「フルハイビジョン」や「4K対応」
縦横合わせて18箇所固定する穴があるので、スクリーンが歪むことなく安定した取り付けが可能です。付属でロープやフックも付いているので、取り付け道具を準備しなくていいのも嬉しいポイントです。
屋内で映画鑑賞やゲームをしたり、屋外でスポーツ観戦やライブ映像を流すなど、いろいろな楽しみ方ができるスクリーンです。お手頃価格で、幅広い用途で使えるスクリーンを探している方におすすめです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() ワンーキョー 100インチスクリーン……
1
|
3,199円 |
3.8 |
|
![]() RAMASU 手巻式プロジェクタースク……
2
|
5,172円 |
3.68 |
|
![]() サンワサプライ 自立 キャスター付……
3
|
29,800円 |
4.18 |
|
![]() LE-Screen プロジェクタースクリ……
4
|
2,699円 |
3.9 |
|
![]() シアターハウス 電動プロジェクタ……
5
|
116,300円 |
|
|
![]() UTEBIT 壁掛け式スクリーン
6
|
1,798円 |
3.3 |
|
![]() SIS プロジェクタースクリーン
7
|
8,980円 |
4.39 |
|
![]() イーサプライ プロジェクタースク……
8
|
22,880円 |
4.19 |
|
![]() 山陽トランスポート プロジェクタ……
9
|
11,800円 |
4.15 |
|
![]() Keenstone プロジェクター スクリ……
10
|
2,790円 |
3.7 |
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まとめ
プロジェクタースクリーンには、本格的な「吊り下げ式」や持ち運びに便利な「タペストリー式・折りたたみ式」、取り付け不要の「自立式」など多くの種類があります。使うシーンによって、使いやすいスクリーンが異なりますので、使用目的に合わせて購入しましょう。
また、スクリーン生地の素材やスクリーンサイズが、映像の質や見え方などにも影響します。ホームシアターやスポーツ観戦など、動きのある映像や綺麗な映像を楽しみたい方は、素材や大きさにもこだわって充実した時間を過ごしてくださいね。