いつでも、どこでも気軽に本や漫画が読みたい人や、紙の本が家の中に増えていくのが気になる人に最適なAmazonの電子書籍リーダー「Kindle」。KindleはiPadなどのアプリでも読めますが、容量や目の疲れなどといった理由でKindle端末を選ぶ人も多いでしょう。
しかしKindle端末にも複数の種類があり、初心者にとってはそれぞれの違いがわからず迷ってしまいますよね。この記事ではKindle端末の選び方とおすすめのKindle端末をランキング形式でご紹介していますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
この記事でおすすめする商品
Kindle端末ならではの特徴
Kindle端末は読書が好きでたくさん本を読む人にとって、快適に本が読めるだけでなく、お得に本が読めるデバイスでもあります。とくにAmazonが展開するKindleシリーズだからこそのメリットもあるので、ぜひチェックしてみてください。
電子書籍の品揃えNo.1!無料や追加料金なしでもたくさんの本が読める
Amazonの他社との大きな違いは、電子書籍の品揃えの数です。Amazonは電子書籍の品揃えが業界ナンバーワンの会社であり、幅広くたくさんの本を読みたい人にとって最適といえます。またたくさん本を読む人であればあるほどお得なサービスも特徴です。
Amazonプライム会員なら追加料金なしで本が読める

Amazonの電子書籍サービスならではの特徴として、Amazonプライム会員なら「Kindleオーナーライブラリー」や「Prime Reading」といったサービスが利用できて、追加料金なしで本を読むことができます。
KindleオーナーライブラリーはKindle端末またはFireタブレットを持っているプライム会員なら、和書2万冊以上・洋書60万冊以上の中から毎月1冊無料で読書可能です。Prime Readingはプライム会員なら、Kindle Unlimited内の数百冊が読み放題になります。
Kindle Unlimitedに加入すると月額980円で本が読み放題に

AmazonのKindle Unlimitedに加入することで、月額980円でUnlimited対象の本200万冊以上を好きなだけ読むことができます。ハードカバーの本であれば1冊以上、漫画なら2冊以上を毎月読む人であれば十分もとをとることが可能です。
購入しようと思っていた本がUnlimited対象商品だった場合などはもちろん、とにかくつねに本を読んでいたいような読書好きの方には非常にお得なサービスといえます。
購入した本はクラウド上で保存され、どこまで読んだかも記憶してくれる

Kindleのもっとも便利なポイントとして、購入した本がすべてクラウド上に保存されることがあげられます。そのため本棚を圧迫せず、読みたい本を読みたいときにダウンロード可能です。また本体は重いモデルでも300g以下なので、常に数千冊の本を持ち歩くことができます。
また紙の本にはしおりが必須になりますが、電子書籍は自動でどこまで読み進めたかを記憶してくれるので、次に開いたときには前回読んだところを自動で表示してくれます。別端末同士でもクラウド同期してくれるため、複数端末で同じ本を読むことも可能です。
Kindle端末の選び方
Kindle端末には、「Kindle・Kindle Paperwhite・Kindle Oasis・Kindleキッズモデル」の4機種があります。端末によって容量や回線の種類が異なり、さらに防水などの機能もついているものとついていないものがあるので、自分の読書スタイルにあったものを選びましょう。
容量は小説などの活字メインなら8GBでも十分、漫画メインなら32GBがおすすめ

端末の容量はモデルによって8GBと32GBの2種類があります。8GBでは、一般的な書籍であれば数千冊は保存可能。小説や実用書など活字メインなら8GBでも困りません。一方で漫画は約130冊までしか保存できないので、漫画メインの人には32GBのPaperwhiteやOasisが安心です。
なお、Kindleで購入した本はすべてクラウド上に保存されているため、容量がいっぱいになった場合は本の削除・ダウンロードで本の入れ替えが可能です。削除した本はいつでも再ダウンロードできるので、本の入れ替えが面倒でないのであれば8GBでもよいでしょう。
漫画をよく読むなら画面のサイズや解像度の優れた上位モデルが最適

画面のサイズは、6インチ・6.8インチ・7インチの3種類があります。7インチなら本を見開き表示にしても大きく表示されるため、見開きで読みたい人は唯一の7インチモデルであるKindle Oasisだとストレスが少ないでしょう。
解像度はKindle・Kindleキッズモデルが167ppiで、Kindle Paperwhite・Kindle Oasisが300ppiと高解像度です。ルビまでなるべくくっきり表示したい人や、漫画など細かい表現まではっきりと見たい人は300ppiモデルを選べばより読書が楽しめます。
活字メインの本をどこでもダウンロードしたいなら4G回線対応モデルが便利

Kindle端末は本のダウンロードが必須のため、Wi-Fi接続機能は必ずついています。しかし家やWi-Fiのある場所に限らず、どこでも場所を問わず本をダウンロードしたい人にはWi-Fi+4Gモデルも選ぶことができるKindle PaperwhiteやKindle Oasisがおすすめです。
通常、4G回線対応のものは利用料が毎月かかるデバイスが多いなか、Kindleの場合は無料で利用できます。ただし漫画・雑誌は4G回線ではダウンロードできませんが、スマートフォンのデザリングを利用すれば、Wi-Fiモデルであっても漫画のダウンロードが可能です。
お風呂や海辺などでも読書がしたいなら防水性能付きモデルだと快適

お風呂でゆっくりと読書をしたい人なら、防水機能がついたKindle PaperwhiteやKindle Oasisがおすすめです。KindleとKindleキッズモデルには防水機能がついていないので注意しましょう。
またお風呂だけでなくキッチンなどの水がかかる可能性がある場所や、海辺やプールサイドでも安心して本を読むことができます。
おすすめの本やセール情報などが表示される広告ありモデルだと2000円安く買える

Kindleキッズモデル以外の機種は、広告表示の有無を選択することができます。広告ありモデルにはスリープ画面におすすめの本の広告が表示されますが、広告なしモデルと比較して本体が2000円安いことがメリットです。
また表示される広告はおすすめの本やKindle本のセール情報などのため、いろんなジャンルの本を読んでいきたい人やセール情報を求めている人にとってはむしろ便利でしょう。なお、4G回線対応モデルの場合は広告ありモデルが選べないので注意が必要です。
Kindle端末のおすすめ人気ランキング4選
それではここから、Kindle端末4機種のおすすめ人気ランキングをご紹介していきます。それぞれどんな人に向いているのかが違っているため、これまでご紹介してきたポイントと合わせてチェックしてみてください。
1位 Amazon Kindle Paperwhite シグニチャー エディション

amazon.co.jp
解像度:300ppi
内蔵ストレージ容量:32GB
防水加工:IPX8等級の防水機能
PDF閲覧機能:あり
大人気モデルがワイヤレス充電対応になった最新型
Kindle端末の中でもっとも人気なPaperwhiteの最新モデルです。Paperwhiteは300ppiの高解像度のためとにかく文字が読みやすいことに定評があります。最新モデルはワイヤレス充電に対応かつUSB-Cでの高速充電も可能です。
またディスプレイの明るさだけでなく色味も調節できて、夜はオレンジライトにしてさらに目を休ませながら読書することもできます。
2位 Amazon Kindle

amazon.co.jp
解像度:167ppi
内蔵ストレージ容量:8GB
防水加工:ー
PDF閲覧機能:あり
全機種中もっとも安い・小さい・軽い!小説メインに
Kindle端末のなかでもっとも安いモデルです。とにかく価格をおさえたい・活字メインの本をよく読む人におすすめ。本体サイズも全機種の中で最小なので、外出先にも持ち運んでよく読書をする場合にも最適なモデルです。
ただし内蔵ライトがないため暗い場所での読書には適しておらず、解像度が低いため小さな文字が読みにくいという声もあります。
3位 Amazon Kindle Oasis

amazon.co.jp
解像度:300ppi
内蔵ストレージ容量:8 GB
防水加工:IPX8等級
PDF閲覧機能:あり
使い心地が全機種中ベスト!ページめくりも快適
Kindle端末のなかで最上位の高機能モデルです。ほかの機種にはないページめくりボタンがついており、片手でスムーズにページを切り替えることが可能です。
またフロントライトはPaperwhiteと同様に色調も調節できて、さらに周囲の明るさを感知して自動で明るさの調整も行ってくれます。最上位モデルなだけに高額にはなりますが、使用するうえでの機能はすべての機種と比較してベストといえます。
4位 Amazon Kindle キッズモデル

amazon.co.jp
解像度:167ppi
内蔵ストレージ容量:8GB
防水加工:-
PDF閲覧機能:あり
読書好きの子どもにプレゼントしてあげたい1台
Kindleキッズモデルの性能はKindleと同じです。Kindleとの違いはやはり子ども用という点でしょう。デバイスを手荒に扱ってしまいがちな子にも使えるように専用カバーがついていて、広告も表示されません。子どもが読んだ本を保護者が見守れる機能もついています。
またハリーポッターや鬼滅の刃など1000冊以上の子ども向け本が1年間読み放題なので、図書館に行かずともたくさんの本を読ませてあげることができます。
Kindle端末でできないこと・注意しておきたいこともチェック

Kindle端末では、AmazonのKindleストアで販売されている本、またはセルフで追加したPDFなどのデータのみを表示することができます。他社で購入した電子書籍はKindle端末で利用できないので注意しましょう。
またKindle端末ではカラー表示はできず、小説や漫画など白黒の本をよく読む方に適しています。容量・広告の有無・4G回線対応などはあとから変更することができないため、購入前に必要な容量をよく考えて買う必要があります。
Kindleには音を出す機能がついていないため、文字の読み上げには対応していません。手がふさがっているときにも本を読みたい人は、Amazonのオーディオブックサービス「Audible」がおすすめです。
セールを狙えば2000円〜7000円ほど安くお得に購入できる

AmazonではKindle端末に限らず、あらゆる商品がセールで安くなっていることが多くあります。特にAmazonプライム会員なら「プライムデー」を狙えば2000円から3000円ほど、ブラックフライデーには最大7000円もお得に購入することが可能です。
Kindle端末は頻繁に買い替えるようなデバイスではないため、急ぎではないのならそういったセール期間を待って、お得に上位モデルを買うのもよいでしょう。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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![]() Amazon Kindle Paperwhite シグニ……
1
|
19,980円 |
4.3 |
|
![]() Amazon Kindle
2
|
10,980円 |
4.2 |
|
![]() Amazon Kindle Oasis
3
|
27,053円 |
4.4 |
|
![]() Amazon Kindle キッズモデル
4
|
10,980円 |
3.9 |
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まとめ
Kindle端末は、紙の本なら部屋がいっぱいになってしまうような量の本を1台のデバイスに収納できて、さらに持ち運んで好きなときに読書ができるとても便利なデバイスです。読む本の種類・量・場所にあわせて、自分にあった機種を選ぶとよいでしょう。
この記事でご紹介した選び方を参考にして最適なKindle端末をみつけて、ぜひあなたの読書時間を素敵なものにしてくださいね。