焚き火代わりに暖をとったり調理をしたりとアウトドアに便利なキャンプ用品、ウッドストーブ。ガスやアルコールを使用せず、小枝などの自然の素材を燃料に使用できるため手軽に利用できるのもウッドストーブの魅力です。
しかしウッドストーブは種類が多く、多人数やソロキャンプなどでも最適な商品は変化します。そこで今回はウッドストーブの選び方を解説するとともに、おすすめの商品をランキング形式でご紹介します。
ソロキャンプにおすすめ!ウッドストーブとは
小枝や木の葉など、現地にあるものを燃料として使用できるウッドストーブ。サイズもコンパクトで別途燃料を持ち歩く必要がないため、荷物を多くしたくないソロキャンプにも重宝します。
ウッドストーブは二重構造を採用することで、二次燃焼を起こし高い火力を発揮してくれるのも特徴です。効率のよい燃焼が行えるため、燃料を無駄なく使用できます。本体が小さいので火力が心配と感じるかもしれませんが、調理にも十分活用できる火力を持っているので幅広い用途に活用できますよ。
ウッドストーブの選び方
ウッドストーブを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
耐久性と携帯性、優先するポイントにあわせて「形状」を選ぼう
ウッドストーブの形状は円柱型と箱型に分類することができます。形状が異なることで耐久性や携帯性が異なるので、優先したいポイントにあわせて最適なタイプを選んでください。
熱による変形がしにくく、燃料を最後まで燃やせる「円柱型」
円柱型のウッドストーブは設置したときの安定感があり、簡単に組み立てられるのが特徴です。熱の影響による変形が起こりにくく、長く使用できるのも魅力。アウトドアが趣味で、長く使用したいという方に適しています。
円柱型のウッドストーブの多くは五徳が付属しているため、調理に活用しやすいというのも特徴。また、ほとんどの商品が二重構造を採用しており燃料の小枝や木の葉を最後まで無駄なく使用できるのも利点です。火力がしっかりとほしい方におすすめですよ。
折りたたみが可能で、コンパクトに持ち運びができる「箱型」
かさばらないウッドストーブがほしい方には箱型がおすすめです。折りたたみができるため、持ち運びしやすく荷物がかさばりません。板を1枚ずつ分解できる組み立てタイプもあり、ばらすことでコンパクトに持ち歩くことができます。
基本的に円柱型よりも大型のものが多く、太い枝や薪を入れられるものは高い火力を出せるのがメリットです。ソロキャンプよりも数人で火を囲むようなシチュエーションに適したタイプでしょう。
ソロキャンプなら小型が便利!使用する人数にあわせて「サイズ」をチェックしよう
ウッドストーブを選ぶ際は、サイズにも注目しましょう。家族で使う、一人で使うなど、人数にあわせて選ぶのがおすすめですよ。
ソロキャンプなら15cm四方を目安に!持ち運びやすい「小型」がおすすめ
ウッドストーブのサイズでもっとも小さなものは15cm四方程度のサイズ感です。15cm四方のウッドストーブは1人用なので、ソロキャンプがメインという方はこのサイズを目安に選んでください。
ソロキャンプだけでなく2~3人でキャンプすることがあるのなら、一回り大きい20cm四方サイズを選んでおくと汎用性が高く重宝するでしょう。数人でキャンプするときに小さいサイズだと、人数分のお湯を沸かすだけでも時間がかかってしまうので注意してくださいね。
家族なら30cm四方以上が理想!大人数ならみんなが暖まれる「大型」を
家族でキャンプをするなら、最低30cm四方を目安に選びましょう。5人以上の大人数でキャンプする場合は40cm四方以上の大型なものを選ぶのがおすすめです。
大型のウッドストーブは燃料となる枝や薪を多く投入できるため、長時間火を燃やし続けられるのもメリット。火力もしっかり出すことができます。ただし大型のものはその分重量が重くなってしまうので、持ち運びには注意してくださいね。
お手入れの簡単なステンレス・軽量で丈夫なチタン、機能を比較して「素材」を選ぼう
ウッドストーブに採用されている素材は、主にステンレスとチタンの2種類。それぞれ使い勝手が異なるので、使用場所や使用頻度などを考えて最適な素材を選びましょう。
サビに強くお手入れが簡単!コスパもすぐれた「ステンレス製」
ウッドストーブで主流となっている素材がステンレスです。ステンレス製は扱いやすいのが最大のメリット。サビにくくお手入れが簡単なので、初めてウッドストーブを使う方にも適しています。
ステンレス製のウッドストーブは耐久性が高く、場所を選ばず使用できるのもメリットです。水辺や砂地などでも使えるので、さまざまな場所でキャンプを楽しみたい方にもおすすめ。長期的に使えるため、コスパがよいのもステンレス製ウッドストーブの魅力ですよ。
軽量で持ち運びに便利!経年変化も楽しめる「チタン製」
チタンは軽くて強く、耐食性にすぐれているのが特徴の金属です。ステンレス同様サビにくい特性があるため、場所を選ばずに使用できます。素材が軽いので、持ち運びしやすいのもメリットのひとつ。荷物を軽くしたいという方に適しています。
また、チタンはステンレスよりも熱による変形がしにくいというのも特徴です。使い込むほどに焼き色がついて風合いが出るので、経年変化が楽しめます。愛着が持てるウッドストーブがほしい方におすすめです。
小枝や枯葉などの自然素材以外も使えると便利!「対応燃料」もチェックしよう
ウッドストーブは木の枝や薪、木の葉など自然の素材を燃料にできるのが大きな利点です。別途炭などの燃料を持っていく必要がないので、荷物を少なくすることができます。
しかし季節や行く場所によっては、ウッドストーブの燃料となる自然素材が不十分な場合も。ウッドストーブの中には自然の素材だけでなく、固形燃料や炭といった別の燃料が使用できるタイプがあります。いざというときのために、別の燃料が使用できるかどうか購入前に確認しておきましょう。
収納や持ち運びやすさを考えるなら「軽量かつコンパクト」なウッドストーブが◎
軽量コンパクトで持ち運びしやすいウッドストーブを求めるなら、箱型のものを選ぶのがおすすめです。円柱型と違って箱型はコンパクトに折りたためるので、荷物にならずに持ち運びができます。
また、重さにも注目してみましょう。軽量なものでは300g以下のウッドストーブもあり、荷物が多くなりがちなキャンプでも負担にならずに持ち歩くことができます。荷物が多くなりがちな方は、大きさ・重さともにしっかりチェックしてくださいね。
ウッドストーブのおすすめ人気ランキング10選
ここからは前述の選び方を踏まえてうえでおすすめのウッドストーブをランキング形式でご紹介します。ソロキャンプにおすすめの商品もご紹介するのでぜひ参考にしてみてくださいね。
1位 バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブ T-415
素材:チタン
対応燃料:薪、固形燃料、キャンドル など
サイズ:上部奥行き56 × 底部奥行き127 × 高さ101mm
重さ: 0.116kg
収納ケースつきの折りたたみタイプ
バーゴのチタニウム ヘキサゴンウッドストーブは、折りたたみ式でコンパクトに持ち運びできるウッドストーブです。素材はチタン製で使い込むほどに味が出るため、長期的に使用できます。
収納ケースが付属しているのもおすすめのポイント。使用しないときは収納ケースにしまっておけば、場所を取らずに収納できます。アルコールランプの風防としても使用できるので、幅広い用途で活用できますよ。
2位 PETROMAX ポータブル薪ストーブ LOKI2 13380
素材:スチール
対応燃料:薪
サイズ:55×84×241cm
重さ:12.0kg
スタイリッシュデザインがおしゃれ
PETROMAXのポータブル薪ストーブ LOKI2は手軽に移動をコンセプトに設計された、組み立て式のポータブル薪ストーブです。使いやすさにこだわり、実用性と機動性を備えた無駄のないデザインを実現しています。
薪入れ用の扉は耐熱ガラス窓と空気調整スライダーを搭載。炎の状態を確認しながら火力の調整が行えます。背面には灰受けトレイがあるので、使用後は残った灰を簡単に取り出して掃除が行えるのもおすすめのポイントです。
3位ソロストーブ ソロストーブ キャンプファイヤー SSCF
素材:ステンレススチール、ニクロムワイヤー
対応燃料:直径17.8cm、高さ収納時 17cm(使用時23.5cm)
サイズ:薪
重さ:998g
継ぎ目のない堅牢な構造で耐久性抜群
軽くて丈夫なステンレス製のウッドストーブです。独自の二重構造を採用しており、二次燃焼を引き起こすことで高い燃焼効率を実現しています。
継ぎ目のないスタイリッシュなデザインも特徴のひとつ。デザインとしての美しさだけではなく、堅牢性も備えています。しっかりと火力が出せる丈夫なウッドストーブを探している方におすすめですよ。
4位 SOTO ミニ焚き火台ヘキサ ST-942-12
素材:ステンレス鋼
対応燃料:薪、固形燃料、キャンドル など
サイズ:幅15.5 × 奥行15.5 × 高さ7.9cm
重さ:280g
ポケットサイズに収納できるソロ用ウッドストーブ
SOTOのミニ焚き火台ヘキサは、ポケットサイズに収納できるコンパクトな商品です。約235gの軽量な本体かつ、収納ケース付きで簡単に持ち運びができます。
固形燃料の代用でテーブル上でも使用可能。網をセットすれば炙り料理や簡易的なバーベキューも楽しめます。火をじっくりと観察できるので、お子様に火の扱い方や役立て方を終える火育用としても非常に便利ですよ。
5位 ホンマ製作所 クッキングストーブ RS-41
素材:鉄 / 煙突材質:亜鉛めっき鋼板
対応燃料:薪
サイズ:φ350xH425(煙突含:940)mm
重さ:約6.0kg
キャンプ調理が楽しくなる
ホンマ製作所のクッキングストーブは脚を高くすることで底面と地面の離隔を高くし、地面が傷むのを防いでいるウッドストーブです。
本体は黒耐熱塗装で、重厚感と落ち着きのある色味を実現。デザイン性だけでなく遠赤外線効果も高めています。鍋を温めたりフライパンで焼き物や炒め物が作れるほか、組蓋を外して羽釜も利用できるのでマンネリしがちなキャンプ料理の幅を広げることができますよ。
6位 CAPTAIN STAG キャンプストーブ UG-0082
素材:ステンレス鋼
対応燃料:薪
サイズ:(約)幅250×奥行220×高さ280mm
重さ:2.3kg
オプションパーツで使い方広がる
CAPTAIN STAGのキャンプストーブは、煙突効果と二次燃焼効果によって燃焼効果を高めたウッドストーブです。五徳と網がセットになっているので、煮炊きや焼き物など多彩に活用できます。
別売りのオプションパーツが充実しているのも特徴のひとつ。グリルプレートやダッチオーブンなど、必要に応じて買い足せば幅広い調理が楽しめます。キャンプ調理を極めたいという方におすすめの1台です。
7位 Mt.SUMI アウトドア薪ストーブ og1812c112
素材:本体・灰トレイ:鉄・煙突、火かき棒、煙突固定リング、グリット:ステンレススチール
対応燃料:薪
サイズ:幅36.5 × 奥行36.5 × 高さ37cm
重さ:11.5kg
小さめサイズでソロキャンにぴったり
Mt.SUMIのアウトドア薪ストーブはソロキャンプにぴったりのコンパクトサイズな商品です。収納も簡単に行えるので持ち運びや片付けに手間や場所をとりません。
天板が四角型・丸型の2種類のパターンで開閉できるのも特徴のひとつ。調理器具にあわせて開閉できるため、手持ちの調理器具をそのまま活用できます。ダンパー付き煙突が搭載されており、高い燃焼性能を発揮してくれる点も使いやすいポイントですよ。
8位 UNIFLAME ネイチャーストーブ
素材:ステンレス鋼
対応燃料:薪
サイズ:130 × 130 × 160mm
重さ:320g
シンプルデザインで使いやすい
UNIFLAMEのネイチャーストーブは五徳が付属した使いやすいウッドストーブです。小型のストッカーを安定して設置でき、キャンプ調理を手軽に行うことができます。
脚部はX字になっており、吹き込む風を効率よく取り込んで上昇気流に変換することが可能。底部のメッシュで取り込んだ空気を暖かい空気に変えることで燃焼速度を上昇させてくれます。燃料は小枝や木の葉以外に炭も使用できるので、燃料素材が見つからないときでも安定して使用できますよ。
9位 Land Field ウッドストーブ大型サイズ LF-CWS030
素材:ステンレス鋼
対応燃料:薪
サイズ:直径300mm × 高さ250mm
重さ:約2.35kg
コンロとしても扱いやすい
Land Fieldのウッドストーブ大型サイズは、1~2人までしっかり暖を取れる大型のウッドストーブです。耐荷重は50kgまで対応しているため、やかんや鍋などの重さがあるものもしっかり乗せることができます。
収納に便利なバッグが付属している点もおすすめのポイント。持ち運びも楽に行えます。組み立て式なので、収納に場所を取らないのもうれしいですね。キャンプ用としてはもちろん、災害時の備えとしてもおすすめですよ。
10位 TITAN MANIA 超軽量ウッドストーブ
素材:チタン
対応燃料:薪
サイズ:115×82mm
重さ:約0.107kg
日本製のチタンウッドストーブ
重量約107gという超軽量な本体が特徴のチタン製ドストーブです。組み立て式でコンパクトにバラすことができるため、どこにでも持って出かけられます。
五徳が付属しており、クッカーを安定して乗せられるのも使い勝手がよいポイント。ソロキャンプや釣り、バイクツーリングなど、幅広いシーンで活躍してくれる1台です。日本製のウッドストーブをさがしている方にもおすすめですよ。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッ……
1
|
6,680円 |
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|
PETROMAX ポータブル薪ストーブ LO……
2
|
37,528円 |
4.1 |
|
ソロストーブ ソロストーブ キャン……
3
|
7,700円 |
|
|
SOTO ミニ焚き火台ヘキサ ST-942-12
4
|
1,794円 |
4.32 |
|
ホンマ製作所 クッキングストーブ ……
5
|
8,999円 |
|
|
CAPTAIN STAG キャンプストーブ UG……
6
|
5,197円 |
4.44 |
|
Mt.SUMI アウトドア薪ストーブ og……
7
|
26,800円 |
4.4 |
|
UNIFLAME ネイチャーストーブ
8
|
5,401円 |
4.47 |
|
Land Field ウッドストーブ大型サ……
9
|
4,600円 |
|
|
TITAN MANIA 超軽量ウッドストーブ
10
|
2,480円 |
4.39 |
|
まとめ
ウッドストーブには燃焼効率にすぐれた円柱型と、折りたたみ式でコンパクトに持ち運びができる箱型があります。購入前にメリット・デメリットを確認し、自分にあったタイプを選びましょう。
ウッドストーブは木の枝や木の葉など、自然の素材を燃料にできるのが大きな利点です。暖を取るだけでなく、調理にも活用できます。キャンプ用品として便利なのはもちろんですが、常備しておくことで災害などの有事の際にも重宝するでしょう。ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りの1台を見つけてくださいね。