お玉でアクを取るとスープまで一緒に捨ててしまいがちですが、そんなときに便利なのがアク取り。減らしたくないスープや煮汁を残しながら、アクだけを取りのぞくことができます。しかしアク取りにもさまざまタイプがあり使い心地も異なるため、迷ってしまいますよね。
そこで今回は「アク取り」の選び方と、Amazonや楽天などの通販でも買えるおすすめの商品をランキング形式でご紹介していきます。料理初心者の方からも大人気のブラシタイプや、小回りがきいて気軽に使いやすいミニタイプなどもありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
アク取りの選び方
アク取りを選ぶ際に重要な2つのポイントをみていきましょう。
ステンレス製が主流!耐久性・デザイン・値段などが異なる「素材」をチェック
お玉のような形をしたアク取りには、ステンレス・プラスチック・シリコンなどさまざまな種類の商品がありますが、そのなかでもステンレス製がもっともおすすめです。プラスチック製やシリコン製は価格が安いというメリットはあるものの、耐久性の面ではどうしても劣ります。
ステンレス製のアク取りはサビに強いだけでなく、高温にも強いため沸騰した煮物などにも安心して使えて、揚げ物の際のかす取りとしても使用可能です。またアク取り部分がステンレス製で、持ち手は木製やプラスチックになっているものもありますよ。
アクの取りやすさやお手入れのしやすさにも差が出る「タイプ」は5種類ある
一般的にイメージされるアク取りといえば、平たいお玉のような形で細かい網状になっているものですよね。しかしほかにも使い捨てのシートタイプや、ブラシでなでるだけでアクが取れるものもありますよ。それぞれ特徴が違うため、チェックしていきましょう。
豆腐すくいや揚げ物にも使えて便利!メッシュやパンチングなどの「網」タイプ
こちらはもっともオーソドックスなタイプのアク取りです。網目で水分を逃しながら、アクだけをすくい取ることができます。揚げ物のカス取りや、湯豆腐などで豆腐の湯切りにも使いたい場合にはこちらのタイプがおすすめです。
網目の細かさは商品によって異なるため、細かいアクまでしっかり取り除きたい場合には網目の細かさまでしっかりチェックしてみてくださいね。ただし網目が細かいほどに、アクや油などが詰まりやすい点にだけ注意が必要です。
鍋肌にフィットさせやすく洗いやすい・汎用性も高い「お玉・スプーン」タイプ
なるべくキッチンツールを増やしたくないミニマリスト志向の方は、普段からお玉としても使えるタイプがおすすめです。通常のお玉は鍋肌のアクが取りにくいですが、アク取りとしても使えるお玉(スプーン)なら鍋肌にフィットしやすい形状になっています。
また網タイプのように網目がないことにより、お手入れがしやすいのもメリットのひとつです。そのぶんアクだけでなく水分まですくってしまいやすいですが、お玉の一部だけ小さい穴が空いた、お玉とアク取りの2Wayタイプもありますよ。
具材を崩さずスープも減らさない!簡単にアクだけを絡めとれる「ブラシ」タイプ
アク取りのなかでも、もっともアクだけを取り除きやすいのがブラシタイプです。ブラシで軽くスープ表面をなでるだけで、具材のすき間などの細かいアクまで絡め取ってくれます。もちろん水分をすくうこともなく、具材を潰してしまう心配もありません。
このタイプは誰でも簡単にアク取りができるため、料理初心者の方やお子様のお手伝いなどでも大活躍。楽しくアクが取れるので、ついたくさんアクを取りたくなってしまうかもしれませんね。
煮物の煮崩れを防止しながらアクも取ってくれる「落とし蓋」タイプ
落とし蓋をするような煮物でよくアクを取る方なら、落とし蓋をしながらアク取りができるタイプが一石二鳥で便利でしょう。スープに当たる面が凸凹になっており、アクを勝手にキャッチしてくれます。
このタイプの素材には木製やシリコン製があり、シリコン製はやわらかくてサイズに融通がきいたり、電子レンジでのスチーム料理に使うことができたりと便利なためとくに人気が高いですよ。
お手入れ不要・アク取りが終わったらそのまま捨てられる「使い捨てシート」タイプ
たまにしかアク取りをすることがないなら、使い捨てシートタイプも楽でおすすめです。アクだけでなく油まで吸い取ってくれる商品もあり、一度吸着したアクや油はスープに戻ることがないため、非常に気持ちよく使えます。
使用後はそのまま捨てられるので、お手入れも簡単です。使い捨ての商品は繰り返し使えるものよりも当然コスパが悪くなりますが、頻繁に使うのでなければそこまで気にならないでしょう。
アク取りのおすすめ人気ランキング10選
それではここから「アク取り」のおすすめ人気ランキングを発表していきます。オーソドックスなメッシュタイプだけでなく、老舗キッチンツールメーカーのブラシタイプやお玉としても使いやすいスプーンタイプもありますので、気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
1位 和平フレイズ ユニライン ステン卓上あく取り UNI-31
素材:ステンレス
サイズ:幅約70mm×奥行き約50mm×高さ約190mm
重さ:41g
耐熱/耐冷温度:‐
ちょっとしたアク取りや揚げ物に◎小さめ・食洗機OK
こちらは耐久性と汎用性の高いオールステンレス製で、揚げ物のかす取りや豆腐の湯切りなどにも使いやすいアク取りです。食洗機OKなので洗い物が面倒な方にもぴったり。シンプルな形状で絶妙に小回りがきくサイズ感です。
口コミでは「揚げカスを取るのにちょうどよく、小さめの揚げ物をすくうのにも良い」「目が細かいのであくが綺麗に取れます」「シンプル綺麗で洗いやすい」などの声がありました。
2位 LAKOLE(ラコレ)ステンレス製アク取り 948297
素材:金属部:ステンレス鋼ハンドル中芯:ナイロン
サイズ:‐
重さ:‐
耐熱/耐冷温度:耐熱温度200度
細かい網目でアクだけが取れる!持ち手が熱くならない
こちらも食洗機対応の、持ちやすいステンレス製アク取りです。持ち手の内部はナイロンになっており、持ち手まで熱が伝わりにくく揚げ物にも安心して使えます。網目は細かめなのでしっかりアク取りをしたい方にもおすすめです。
口コミでは「きれいにすくえて揚げ物するのが楽しくて気に入った」「想像通りでしっかり感のある作りで満足」「すごく軽いし使いやすいです」などの声がありました。
3位 TERNA あくとりさん 4571387750025
素材:ステンレス
サイズ:幅8×奥9×高28cm
重さ:約78g
耐熱/耐冷温度:‐
不思議なくらいきれいにアクだけが取れて洗うのも楽
こちらは一風変わった線状の穴が空いており、網タイプよりもアクや油が詰まりにくく汎用性の高いタイプです。ステンレス製なので揚げ物や豆腐すくいにも使えて、汁気をしっかり落としてくれるためスープを減らすこともありません。
口コミでは「職人の技なのだと思いますが、なんでこんなにうまくあくが取れるのか、今でも不思議」「アク取りしてくれた事のない夫が楽しいと進んでアク取りしてくれてます」などの声がありました。
4位 KEYUCA(ケユカ)バタリニー メッシュストレーナーIII
素材:ステンレス
サイズ:W9.5×D4.8×H27.9cm
重さ:‐
耐熱/耐冷温度:‐
高級感のあるデザインにこだわったステンレス製
こちらはシンプルな網タイプのアク取りです。蕾・茎・葉の形状をモチーフにしたこだわりのデザインとなっており、シンプルながらも見た目にこだわりたい方にもぴったりでしょう。食洗機に対応しているためお手入れも簡単にできます。
口コミでは「見た目はシンプルで高級感があります。使い心地もイイですね」「すくうところが大きすぎず楕円形が使いやすくて気に入っています」などの声がありました。
5位 日々道具 鎚目 ミニ あく取り ステンレス 日本製 S-9
素材:ステンレス
サイズ:17.5×6.5x5cm
重さ:35g
耐熱/耐冷温度:‐
しゃぶしゃぶ鍋にもぴったりのサイズ!気軽に使える
こちらはミニサイズのステンレス製アク取りです。卓上でお鍋や揚げ物を楽しむ際などにもちょうどいい卓上サイズで、小回りがきくため細かいアクまでしっかり取りたい方にもぴったりでしょう。食洗機にも対応しておりお手入れも楽です。
口コミでは「軽くて小さくてちょっとした灰汁取りに使いやすいです」「しゃぶしゃぶ鍋用にサイズ感バッチリ」「コスパ最高」などの声がありました。
6位 パール金属 エリプス あく取り・かす揚げ G-3230
素材:金属部/ステンレス鋼、ハンドル中芯/ナイロン
サイズ:幅90×奥行75×全長293mm
重さ:60g
耐熱/耐冷温度:耐熱温度200度
しっかりした作りで安心して洗える・食洗機もOK
こちらはアク取りと揚げ物のカス取り用の、網目が細かいメッシュタイプです。ステンレス製なのでサビにくく長く使えて、食器洗い乾燥機も使用できるので、気軽に使って洗えます。熱くなりにくい持ち手も魅力です。
口コミでは「料理教室でいつも皆で使っています」「網目が細かいのでよくアクがすくえる」「これくらいの大きさが一番良さそう」「コンパクトで収納しやすい」などの声がありました。
7位 東和産業 かんたんアクとりシート 566576880
素材:ポリプロピレン80%、レーヨン20%
サイズ:約20×20cm
重さ:1枚あたり約1.4g
耐熱/耐冷温度:‐
煮物用の落とし蓋としても◎アクと油を効率的に吸着
こちらはカレーやシチューなどにもおすすめな、アクも油も吸い取ってくれる使い捨てシートです。効率的にアクや油を吸着する3層構造の不織布になっており、裏表を気にせずに使うことができます。落とし蓋としても使用可能です。
口コミでは「リーズナブルで気軽に使えて家では必需品です」「カレーや肉じゃがなど煮物に最適」「ささっと使えて便利です」などの声がありました。
8位 MARNA(マーナ)ポアソンキッチン あくとりブラシ K177
素材:ブラシ/馬毛 線、キャップ/ステンレススチール 柄/スチロール樹脂 ハンドル材質/樹脂, ステンレス鋼
サイズ:約50×265×15mm
重さ:40g
耐熱/耐冷温度:耐熱温度/70℃
かわいくて思った以上にアクが取れると口コミで好評
こちらは驚くほど簡単にアク取りができる、お魚モチーフの持ち手で見た目もかわいいアク取りブラシです。スープを減らさずにアクだけを取れて、お鍋や煮込み料理にも大活躍。マーナはもともとブラシ専門として立ち上げられた老舗ブランドです。
口コミでは「半信半疑でしたが綺麗にアクが取れます」「少量のアク取りに便利」「アク取りの能力はビックリするくらいです」などの声がありました。
9位 ヤマコー あく取り落し蓋(杉材)16cm AOT0616
素材:天然木(杉)
サイズ:幅×奥行×高さ(mm)160×160×40
重さ:125g
耐熱/耐冷温度:‐
アク取り用の溝のおかげで煮汁が全体に行き渡りやすい
こちらは杉を使用した木製の、アク取りが同時にできる落とし蓋です。スープに当たる面にたくさんの溝がついており、つねに見守ってアクを取らなくても自然に取り除いてくれます。またこの溝のおかげで煮汁が全体的に行き渡りやすく、一石二鳥です。
口コミでは「溝についたアクを水で流せばいいだけなので面倒くさがりな私にはピッタリ」「使いやすい大きさ」などの声がありました。
10位 オークス レイエ あくとり スプーン LS1511
素材:ステンレス
サイズ:約5.4×23.3cm
重さ:約0.055kg
耐熱/耐冷温度:‐
フチが薄く平たいことでアクだけをすくい取りやすい
こちらはお玉として日常使いできる、スプーン型のアク取りです。アクだけをすくいやすいようフチが平らになっており、鍋肌にもぴったり沿うよう設計されています。取りすぎたスープは、スープだけを簡単に戻すことが可能ですよ。
口コミでは「ヘリが薄く平たくなっているので、あくや脂が取りやすいです」「味見やちょっとした取り分けにも使えます」などの声がありました。
アクと一緒に旨味まで取ってしまうこともあるため、アク取りはほどほどにしておこう
アクは苦味・えぐみ・渋味などと料理を美味しくするのに邪魔なものというイメージが強いかもしれませんが、ある程度それらを残しておくことでかえって美味しくなる料理もたくさんあります。あまり神経質にならずに、アク取りはほどほどにしておくほうがよいでしょう。
またアク取りの際に、スープに溶け出している旨味まで捨ててしまうことも多いため要注意です。栄養的にもスープにはさまざまなビタミンなどが溶け込んでいますので、そういった面でもアク取りはしすぎずにある程度残しておいてもよいかもしれませんね。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
和平フレイズ ユニライン ステン卓……
1
|
600円 |
4.2 |
|
LAKOLE(ラコレ)ステンレス製アク……
2
|
550円 |
|
|
TERNA あくとりさん 4571387750025
3
|
1,930円 |
|
|
KEYUCA(ケユカ)バタリニー メッ……
4
|
759円 |
|
|
日々道具 鎚目 ミニ あく取り ステ……
5
|
880円 |
4.4 |
|
パール金属 エリプス あく取り・か……
6
|
380円 |
|
|
東和産業 かんたんアクとりシート ……
7
|
327円 |
4.2 |
|
MARNA(マーナ)ポアソンキッチン ……
8
|
509円 |
3.8 |
|
ヤマコー あく取り落し蓋(杉材)1……
9
|
605円 |
4.2 |
|
オークス レイエ あくとり スプー……
10
|
982円 |
3.8 |
|
まとめ
どのアク取りが使いやすいかは、作る料理や個人の使い方によって大きく異なってきます。細かいアクまで取りたいならメッシュタイプを、お手入れの楽さ重視なら食洗機対応や網目がないものをというように、好みに合わせて選んでみるとよいでしょう。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたのお気に入りのアク取りを見つけてみてくださいね。