手間のかかる落ち葉掃除や工場の掃除をサポートするスイーパー。本体を前進させるだけで、ブラシでタンク内にゴミを集める優れものです。業務用として必要な方も多いのではないでしょうか。
仕組みは簡単ですが、動力にもいくつか種類があり、タンク容量も様々。手押しだけでなく搭乗式など多種多様なスイーパーが、ケルヒャー、山崎産業、蔵王産業、ミナトワークス、アマノなど多くのメーカーから発売されています。
今回はスイーパーの種類や選び方、おすすめ人気ランキング10選をご紹介します。ぜひ参考にして、快適な清掃作業に役立ててくださいね。
スイーパーの選び方
スイーパーを選ぶときに重要となる、動力の種類やゴミが入る容量などのポイントをご紹介します。
動力の違いで選ぶ
動力は大きく分けると、手動式、バッテリー式、エンジン式の3種類があります。それぞれの特徴をご紹介します。
手軽な手押し式
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その名の通り手で押すタイプです。モーターやエンジンが付いていないので軽く、取り回しがしやすいのが特徴。動作音や電気代なども気にせず気軽に使うことができます。
清掃する面積が広くない場所、小回りがきいたほうが良い場所に向いています。
バッテリー式
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動力としてモーターが付いておりバッテリーで動かすタイプです。動力が付いているので重くなりますが、自分で押す力はそれほど必要ないので楽に清掃できます。
広い場所を女性や年配の方が清掃するときにはとても便利です。「エンジン式ほど本格的なものはいらないが、手動式だと不便がある。」という場合に選びやすいタイプです。
エンジン式
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動力がエンジンなのでパワーがあり、清掃効率は上がります。バッテリー式より重量が増え、サイズも大きくなるので取り回しは大変になりますが、かなり広い場所を移動しながら作業する場合におすすめのタイプです。
使用頻度が高く、パワーとスピードを求める場合にはぜひチェックしてみてください。
ダストケースの容量で選ぶ
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ダストケース(タンク)の容量も選ぶ際に重要なポイントです。容量が小さいと小回りが効き扱いやすいですが、何度もゴミを捨てに行く手間が増えます。
一方、容量が大きいと本体重量が増えますが、ゴミを捨てに行く回数は減り、長時間・広範囲の作業もスムーズに行えます。使う場所の広さや集めるゴミの量に合わせて選びましょう。
■容量の注意点
手動式の場合、タンク容量はそのまま入れられるゴミの量ではないのでご注意ください。
メインブラシだけのタイプならタンク容量の40〜50%、メインブラシ2本とサイドブラシが両側にあるタイプなら80%を超える程度が実容量と言われています。
ブラシが届く範囲で選ぶ
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ブラシの届く範囲は一度の通過で清掃ができる幅となるので、作業場所によって必要なサイズを選ぶ必要があります。メインブラシのみであれば本体の幅より少し狭い作業幅になりますし、サイドブラシがつくと本体より少し広めに作業でき、壁のギリギリまで綺麗にすることができます。
駐車場など、広くて作業の邪魔になるものがない場所であれば、作業幅が広いほうが効率よく進められます。一方、工場内のような場所であれば、機械と機械の間に入るなど、幅の広いスイーパーだと不便に感じる可能性もあります。
作業環境に合わせて、使いやすいブラシ幅を選んでいきましょう。
扱いやすい重量か確認を
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手押し式やバッテリー式は方向を自力で変えて進んでいくものがほとんどです。効率よく作業を進めるために、特に女性や年配の方はスイーパー自体が扱える重さかどうか確認しておくと安心です。
スイーパーは手押し式でも10kgを超えるものが多く、バッテリー式だと数十kg、エンジン式なら100kgを超えるものもあります。移動距離が長い場合やあちこちと移動する場合などは、少しでも軽いものを選ぶと良いでしょう。
搭乗式やフォークリフトに取り付けるタイプも
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少しタイプは変わりますが、スイーパーには搭乗式もあり、バッテリー式の小型のものから作業幅が2m近くあるエンジン式の大型のものまで種類は様々。
バッテリー式は手動式と同じ程度の範囲を、より楽に清掃できます。大型のものは建設・土木の現場清掃に向いているでしょう。ケルヒャー、蔵王産業、マーテックなどのメーカーが有名ですので、必要に応じてチェックしてみてください。
他にフォークリフトに取り付けるタイプもあり、清掃幅は1.5mほど。使用できる人はフォークリフトの免許所持者に限られますが、木材加工工場など多くのゴミが出る業種で、すでにフォークリフトを持っているならおすすめです。
スイーパーのおすすめ人気ランキング10選
様々なタイプのスイーパーからおすすめの人気商品をご紹介します。
1位 ケルヒャージャパン スイーパー KM70/20C

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重量:23kg
コンテナ容量:40L
作業幅:サイドブラシ未使用/1個使用 480mm/700mm
駐車場や倉庫に便利なケルヒャーの手押し式
清掃用具で有名なケルヒャーの手押し式。コンテナ容量は40Lとなっていますが実質20L程です。小石までしっかり取れるので、自宅の駐車場や倉庫で使用するのにおすすめです。
2位 山崎産業 コンドル ロードスイーパーターボ 770

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重量:12kg
コンテナ容量:50L
作業幅:770mm
樹脂製で軽くコンパクトサイズな手押し式
樹脂製のボディで重さは12kgと軽量、サイズはコンパクトなのに770mmの清掃幅があり、清掃能力は十分です。女性やお年寄りにも扱いやすいのでおすすめです。
3位 エクセン エコスイーパー ES390J

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重量:8.32kg
コンテナ容量:1.6L
作業幅:390mm
ほうきとちりとりにも変わるミニサイズ
この商品はとにかくミニサイズ。タンクも1.6Lと少ししか入りませんが、その分とても軽くスイーパーということを忘れるほど簡単に持ち運ぶことができます。
リアブラシを外すとほうきに、ダストボックスはちりとりに変わるのもユニークです。普段は物置にしまっておいて、ちょっとしたときに使いたいという方におすすめです。
4位 山崎産業 コンドル ロードスイーパーCSR-700

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重量:26.5kg
コンテナ容量:18L
作業幅:690mm(サイドブラシ使用時)
スチール製で頑丈な屋外用
スチール製で重いですが、メラミン焼付塗装がされているので屋外でも安心して使用できます。樹脂製のものよりも衝撃にも強いので、公園や工場の敷地内などの清掃におすすめです。
5位 ニルフィスク アルト 手押し式スイーパー FLOORTEC 480M

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重量:26.5kg
コンテナ容量:34L
作業幅:840mm
手押し式トップクラスの清掃幅
清掃幅が840mmと手押し式トップクラスの幅で、広いエリアが清掃可能です。500mlのペットボトルも楽にキャッチできるパワーがあり、いろんなゴミが散らかる店舗の駐車場や公園に使用するのもおすすめです。
6位 山崎産業 コンドル スイーパー CSC-1000B

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重量:48kg(バッテリー含む)
コンテナ容量:34L
作業幅:640mm
連続使用時間:2時間(充電時間:約10時間)
コンパクトサイズで屋内もOKなバッテリー式
バッテリー式でパワーがあるのでカーペットの綿ぼこりや糸くず、木くずや食品くずも取ることができます。コンパクトサイズなので商業施設の屋内におすすめの商品です。
7位 ケルヒャー 自走式 バキュームスイーパー KM 75/40 W Bp

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重量:116kg(アクセサリー含む)
コンテナ容量:40L
作業幅:サイドブラシ未使用/サイドブラシ1 個使用 550mm/750mm
連続使用時間:2時間
巻き上げ方式でダストコンテナの90%を使用可能
ゴミの収容能力が高いので作業効率が格段に良くなります。ダストコンテナには車輪がついているのでゴミの処理も楽にできます。バッテリー式の中でも大きい方ですが、メンテナンスは楽で機能が充実した一台です。
8位 蔵王産業手押し式バッテリースイーパー シルバー400-2

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重量:51kg(バッテリー含む)
コンテナ容量:35L
作業幅:625mm
連続使用時間:3時間
全自動ブラシ接地圧設定システムでどんな床にも対応
4種類の密植ブラシと全自動ブラシ接地圧設定システムの組み合わせで床の状況に応じて細かいゴミも大きなゴミも吸い取ることができます。ハードフロアからカーペットが様々な床が混在する商業ビルやテナントビルでの使用におすすめです。
9位 蔵王産業 無動力手押しスイーパー プロスイープ634

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重量:24.5kg
コンテナ容量:40L
作業幅:634mm
軽くて頑丈な手押し式
こちらのモデルもブラシ圧の調整が可能なのでブラシの消耗具合や汚れの程度に合わせて清掃できます。インジェクションモールド製法のフレームとホッパーは頑丈で軽く、タンク容量は40Lと大きいので、楽に広いエリアを作業するのにぴったりです。
10位 蔵王産業 無動力手押しスイーパー シルバーEVプラス

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重量:26kg
コンテナ容量:30L
作業幅:700mm
特許のバキューム機構でまるでバッテリー式スイーパー
この商品の特徴はなんといっても手押し無動力式バキュームファン。手押しの軽量さにも関わらず、バッテリー式の能力で清掃できます。ただのバッテリー式より安価なので、しっかり清掃したいけどバッテリー式までは手が届かないという方におすすめです。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() ケルヒャージャパン スイーパー KM……
1
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66,500円 |
4 |
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![]() 山崎産業 コンドル ロードスイーパ……
2
|
67,821円 |
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![]() エクセン エコスイーパー ES390J
3
|
30,961円 |
|
|
![]() 山崎産業 コンドル ロードスイーパ……
4
|
75,700円 |
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|
![]() ニルフィスク アルト 手押し式スイ……
5
|
60,740円 |
|
|
![]() 山崎産業 コンドル スイーパー CSC……
6
|
270,870円 |
|
|
![]() ケルヒャー 自走式 バキュームスイ……
7
|
724,400円 |
|
|
![]() 蔵王産業手押し式バッテリースイー……
8
|
383,400円 |
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|
![]() 蔵王産業 無動力手押しスイーパー ……
9
|
84,240円 |
|
|
![]() 蔵王産業 無動力手押しスイーパー ……
10
|
180,000円 |
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まとめ
スイーパーは取り回しのしやすさや作業エリアの広さによって、適した動力や大きさが全く変わります。狭く複雑な場所なら手動式やバッテリー式、かなり広いところならエンジン式と、用途に合ったもの選びましょう。また場所によっては搭乗式なども検討できるで
しょう。
仕事場や駐車場、道路がきれいだと気分も爽やかになるでしょう。目的に合った商品を選び、少しでも楽に気持ちよく掃除をしてくださいね。