自分の命を守り、安全な自転車ライフを送るために欠かせない「ロードバイク用ヘルメット」。オージーケーカブトやジロなどの各メーカーから、さまざまなモデルが発売されています。軽量タイプやシールド付きなど、どこに注目して選ぶべきか迷ってしまいますよね。
今回は、ロードバイク用ヘルメットの選び方とおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。日本人の頭の形にあうものや、レディース・初心者向けのものまで丁寧に解説しますので、商品を選ぶ際の参考にしてください。
安全な自転車ライフを楽しむために!正しく着用して大切な命を守る「ロードバイク用ヘルメット」

ロードバイクはシティサイクルより加速しやすく、平地で時速30km以上、下り坂では時速50km以上のスピードが出ます。車と違ってエアバッグやシートベルトがないので、ヘルメットを正しく着用して怪我のリスクを最小限にしましょう。
つねに太陽光や雨風にさらされるヘルメットは、使用するにつれ劣化して破損する可能性が高くなります。いかなるときも安全性を十分に発揮できるよう、各メーカーが推奨する3年を目安に新しいヘルメットに買い替えるのがおすすめです。
ロードバイク用ヘルメットの選び方
ロードバイク用ヘルメットを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
いざというとき、ヘルメットが本来の性能を発揮できるよう「頭の形に合ったもの」を選ぼう
ロードバイク用ヘルメットを選ぶ際にもっとも大切なのはフィット感です。ひとりずつの頭のサイズに合わせるものや、広くアジア人向けに設計されたものなど、さまざまなモデルがあります。それぞれについて詳しく説明しますので、参考にしてください。
深くかぶれて左右にずれない、自分の頭にぴったりなヘルメットを求めるなら「頭囲計測モデル」

自分の頭にあわないヘルメットを装着していると、もしものときに十分な安全性を発揮できないことがあります。S・M・Lなど大まかなサイズで決めるのではなく、自分の頭囲を測定して、ぴったりサイズのヘルメットを見つけましょう。
頭囲の計測は、おでこから後頭部のもっとも出っぱった部分にかけてメジャーを回すだけ。「深くかぶれる」・「左右にずれない」の2点を意識して、ストラップやアジャスターを調整しながらフィット感を高めましょう。
海外メーカーのメットなら、日本人の頭の形にあわせてデザインされた「アジアンフィットモデル」

海外メーカーのヘルメットを購入する際は、アジア人の頭の形にあわせて作られた「アジアンフィットモデル」がおすすめ。上から見ると、欧米人の頭は楕円形なのに対し、アジア人の頭は丸い形です。頭囲が同じでも、左右のサイズが異なることが少なくありません。
通販などで試着が難しい場合でも、アジアンフィットモデルを選べばフィット感の高いヘルメット選びが可能です。後頭部などにあるダイヤルで内側のライナーを調整し、装着したときに左右にずれないよう頭の形に合わせてくださいね。
軽いツーリングや街乗りがメインの初心者さんは基本性能を備えた「エントリーモデル」がおすすめ

ロードバイクを始めたばかりの初心者さんにおすすめなのが「エントリーモデル」です。基本性能を押さえたコスパの高い商品が、各メーカーから発売されています。ヘルメット選びに迷ったら、まずはエントリーモデルから決めると安心です。
街乗りや軽いツーリングといった日常使いに、エントリーモデルの安全性・機能性はぴったり。長時間のツーリングや郊外での走行が増えたら、グレードの高いヘルメットに買い替えるなど検討しましょう。
ハイエンドなレース用・カジュアルな街乗り用など「自転車にあうデザイン」でおしゃれを楽しもう

ヘルメットを選ぶ際、ロードバイクと相性のいい色や形状をコーディネートして楽しむこともできます。走行シーンごとにヘルメットを買いそろえれば、自転車ライフがより華やかになりますよ。
街乗りなら、帽子の形をしたカジュアルなデザインがぴったりです。太陽光や雨を遮るバイザーはスーツや制服と合わせやすく、天候にかかわらず気軽にかぶって出掛けられます。
郊外や山道でのロングライドには、流線型のエアロタイプがおすすめ。スタイリッシュな印象を演出できるのはもちろん、目につきやすく派手なデザインが事故防止に役立ちます。
ツーリング・レースなどの走行シーンや季節にあわせて快適な運転をかなえる「機能性」をチェック
ロードバイク用ヘルメットは、走行シーンや季節によって「軽量タイプ」・「通気性タイプ」の2種類に分けられます。それぞれのタイプで特徴が異なりますので、詳しくチェックしていきましょう。
ヘルメットの重量は、長時間かぶっても頭・肩・首への負担が小さめになる「軽量タイプ」が◎

ツーリング・ロングライドへ出かける方には、長時間かぶっても首が疲れにくい軽量タイプがおすすめです。軽すぎると十分な強度が確保できないため、200~250gを目安に選びましょう。
基本的にロードバイクの運転中は、上半身を前傾させ、進行方向に頭を起こすフォーム。ヘルメットが重いと、頭・首・肩への負担が大きくなります。長時間かぶってもフォームを保ちやすい軽量タイプで、ストレスなく安全な走行を楽しんでください。
ヘルメットの中がムレやすい夏場・ロングライドでは、熱を逃して発汗を軽減する「通気性タイプ」

汗をかきやすい夏場やロングライドなど、季節や時間にかかわらず頻繁に走行する方には通気性タイプが便利。ヘルメット内に熱がこもったり、運転中に汗が目に入ったりすると大変危険です。空気穴の多い通気性タイプで内側に空気を通し、熱を逃がしましょう。
通気性が高いと空気抵抗が抑えられ、スピード感のあるライドがしたい方にもぴったり。空気が通ることで汗が付着しにくく、臭いや劣化を防ぐ効果も期待できます。たっぷりと空気を取り込むヘルメットは、オールシーズンの走行を快適にしますよ。
レース参加に必須な「JCF公認」や耐衝撃性を示す「MIPS」など、安全基準をチェック

いざというとき自分の身を守れるよう、安全基準を満たしたヘルメットを選ぶのが大切です。国内規格の「JCF公認」・「SGマーク」や、海外規格の「CEマーク」などがあります。とくに、レースに参加する方なら「JCF公認」のヘルメットが必須です。
あらゆる方向からの衝撃に備えるなら「MIPS」搭載が安心。内側の保護レイヤーが衝撃を受けた方向に頭部をスライドさせ、脳へのダメージを抑えるデザインになっています。本格的なレーサーから初心者さんまで、安全性の高いヘルメットで確実に命を守りましょう。
ロードバイクで夜道や峠を走る人は、周囲に存在をアピールできる「テールランプ搭載」が安心

日が暮れる夕方や夜間に走ることが多い人には、ヘルメット後部にテールランプが搭載されたモデルがおすすめです。自分の存在を周囲にアピールでき、後ろを歩く人や後続車に気づかれやすくなります。
オプションで、ヘルメットのフロント・サイド部分にランプが装着できるモデルもあります。日中でもランプを点灯すれば安全性が高まりますので、走行シーンにあわせて位置などを調整しましょう。
また、安全走行をするためには欠かせない、ロードバイク用のライトの選び方と人気ランキングについてはこちらの記事でご紹介しています。こちらもご参考に安全にロードバイクを楽しんでくださいね。
ロードバイク用ヘルメットのおすすめ人気ランキング10選
1位 OGK KABUTO(オージーケーカブト) CANVAS URBAN

yahoo.co.jp
重量:290g
素材:-
安全基準:JCF推奨
多彩なカラーから選べる高いファッション性が魅力
シンプルなオーバル形状が特徴的な、全10種類のカラー展開があるスタイリッシュなモデルです。上下3段階で調整可能な大径ダイヤルのアジャスターが装備されており、サイズの微調整も簡単にできます。
左右と後部についた大型リフレクターは、車のライトを反射して視認性を高めます。後頭部のライナーとエアホールデザインは、テールランプを取り付けやすい形状で、夜間の安全対策はばっちりです。
2位 CHIARO(キアーロ) 大人用ヘルメット T-KS10-M/L

wowma.jp
重量:230g
素材:-
安全基準:CEマーク認証
たくさんの通気口が熱を発散、夏場も快適な軽量タイプ
表面にソフトシェルが採用された軽量タイプです。高級スポーツヘルメットで多く用いられる「インモールド成型」で、高い衝撃吸収性と耐久性を両立しています。CEマークがついたモデルなので、その安全性は折り紙付きです。
たくさんの通気口が、内側にこもった熱を発散して蒸れを防止します。インナーパッドは取り外して洗えるので、汗をかきやすい夏場も清潔さを保てます。
3位 ARCH-GLOBAL 自転車ヘルメット 大人用

yahoo.co.jp
重量:170g
素材:外装:エクスパンダブルポリスチレン、ポリカーボネート/内装:ビーズ法発泡スチロール
安全基準:CEマーク認証
特殊加工のアゴ紐が、汗による重量増加や臭いをカット
丈夫なポリカーボネートシェル素材が、衝突時の頭への衝撃を吸収します。CEマークつきで安全が保証された、頭・首・肩への負担を抑えられる軽量タイプです。
あご紐に消臭繊維が採用され、撥水加工が施されているため、汗による臭いや重量増加を防ぎます。あご部分のクッションは取り外し可能なので、汗をかく夏でも気軽に洗濯して快適なかぶり心地を保てます。
4位 OGK Kabuto(オージーケーカブト) ロードバイクヘルメット AERO-R2

yahoo.co.jp
重量:850g
素材:-
安全基準:JCF認定
マグネット式シールドで眼鏡のままでも簡単にかぶれる
直進だけではなく、横風や後方確認をする際の空気抵抗を低減できるシェルデザイン。独自の「エアトンネル構造」が、ヘルメット内の空気を整えて後方へ流し、抵抗を抑えてバランスを安定させます。
付属のシールドはマグネットの取り付けで着脱が簡単。眼鏡をかけたままでもかぶれてストレスがありません。アイウェアをホールドしやすい形状とノンスリップラバーで走行中も揺れずにキープできます。
5位 OGK KABUTO(オージーケーカブト) 自転車ヘルメット REZZA-2

yahoo.co.jp
重量:M/L:215g、XL/XXL:230g
素材:外装:プラスチック
安全基準:JCF認定
独自開発のアジャスターでワンランク上のフィット感
全11種類のカラーから選べるファッション性の高いヘルメットです。アジャスターは、球体形状のサポート部分に適度な「しなり」のあるスプリング構造。心地よいサポート感は、フィット性重視の方にぴったりです。
付属のフロントバイザーは雨よけなどの日常使いはもちろん、レース時につければ前を走る選手が跳ね上げる土や泥で視界を遮られるのを防ぎます。
6位 IZUMIYA(イズミヤ) 自転車用ヘルメット

rakuten.co.jp
重量:200g
素材:内装:ビーズ法発泡スチロール
安全基準:CEマーク認証
厳しいヨーロッパの「CE規格」クリアで抜群の安心感
前頭部・側頭部・頭頂部・後頭部あわせて全18個の通気口がついた、風通し抜群のヘルメットです。約200gの軽量タイプながら、内側の発泡剤が衝撃をしっかり吸収して衝突時のダメージを軽減します。
アジャスターダイヤルで調整するだけで、あらゆる頭の形にフィットします。CE規格をクリアした抜群の安全性と、軽量・通気性を兼ね備えた優秀モデルなので、初めて選ぶヘルメットにもおすすめです。
7位 OGK KABUTO(オージーケーカブト) レクト 4966094578534

yahoo.co.jp
重量:245g
素材:外装:プラスチック/内装:ビーズ法発泡スチロール
安全基準:JCF認定
日本人の頭にあわせたコンパクトなレース対応モデル
日本人の頭にフィットしやすいJCF公認のエントリーモデルです。独自の「XF-8アジャスター」は、球体形状のサポート部分が適度にしなるスプリング構造で、ヘルメットをかぶった際の違和感を軽減します。
全7色のカラー展開で、ロードバイクやウェアと合わせたコーディネートが組みやすいのも嬉しいポイント。街乗りから本格的なレースまで幅広いシーンに対応できるコスパの高いモデルです。
8位 OGK KABUTO(オージーケーカブト) CANVAS SPORTS 4966094601010

yahoo.co.jp
重量:280g
素材:-
安全基準:JCF推奨
レーサーから学生まで、あらゆる自転車にあうデザイン
スポーツライドはもちろん、軽いツーリングや通勤通学などにも使いやすい通気口が少ないタイプのヘルメット。全10色の豊富なカラー展開は、全身コーディネートのバランスを整えたい方におすすめです。
車のライトを反射するリフレクターが装備されており、後頭部のライナーにはテールランプも取り付けられます。見通しの悪い道や夜間の走行では、周囲に自分の存在をアピールできるので安全性も抜群です。
9位 dolphin(ドルフィン)中学生/高校生自転車通学用ヘルメット KG-005

wowma.jp
重量:460g
素材:外装:AES樹脂/内装:EPS
安全基準:SGマーク認証
制服・私服のどちらとも相性抜群なカラーリング
SGマークを取得した安全性の高い通学用ヘルメットです。制服・私服のどちらにも合わせやすい5色のカラーから選べます。ヘルメット後方の「ヘアポケット」は、束ねた髪がすっぽり収まる画期的なデザインです。
ハードシェルと衝撃を吸収する発泡体の二重構造で、衝突時のダメージを軽減。通気口が前後のみなので、登下校中の雨の侵入を最小限に抑えます。
10位 OGK KABUTO(オージーケーカブト) スクールヘルメット SN-12M

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重量:270g
素材:外装:ポリカーボネイト/内装:発泡スチロール
安全基準:SGマーク認証
安全性・涼しさ・軽さをバランスよくカバーした通学用
ポリカーボネイト製のシェルと内側の発泡スチロール製ライナーが、衝突時のダメージから頭部を保護します。しっかりと風が通り抜ける16個の通気口で、汗をかく夏場も爽快な使い心地が楽しめます。
衝撃吸収性やあごひもの強度など、製品安全協会が定める厳しい試験をクリアしたSG基準適合品。安全・涼しさ・軽さのバランスが整った、通学用ヘルメットの上位モデルです。
ヘルメットが存分に性能を発揮する「正しいかぶり方」と、快適性が長持ちする「お手入れ方法」

ヘルメットの安全性・機能性を十分に発揮させるため、正しいかぶり方を押さえましょう。眉上まで深くかぶり、指1本くらいの余白が残るまでバックルを締めてあご紐を調整します。アジャスターをセットしたら、頭を振ってヘルメットがズレないかチェックしてください。
使いはじめたら、経年劣化を最小限にするメンテナンスが重要になります。定期的に布やブラシで汚れを拭き取り、風通しのいい場所でしっかり乾かしましょう。直射日光を避けて湿度の低い場所に保管すれば、ヘルメットの快適性が長持ちしますよ。
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まとめ
ロードバイク用ヘルメットを選ぶときは、軽量・通気性といった機能や頭の形、安全基準をチェックしてください。いざというときに自分の命を守ってくれる重要アイテムなので、走行シーンやレベルにあわせて適切なものを選びましょう。
自分にぴったりなヘルメットを見つけて、安心・安全な自転車ライフをエンジョイしてくださいね。