氷を作るだけでなく、お菓子作りや離乳食の保存など幅広く活用できる「製氷皿」。近年は四角だけでなく、かわいいキャラクターやハート型などさまざまな形状だけでなく、プラスチックやシリコンなど素材の種類も豊富に展開されています。
そのため、製氷皿を購入しようと思ってもどれが良いか悩んでしまう方も多いことでしょう。そこで今回は製氷皿の選び方を解説するとともにおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。
製氷皿の選び方
製氷皿を選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
取り出しやすさやコスパなど、用途に応じて「素材」を選ぼう
製氷皿の素材にはいくつかの種類があります。素材によって使い勝手が異なるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
容器がやわらかくて、氷が取り出しやすい「シリコン製」

シリコンを素材にした製氷皿は、さまざまな形の氷を作れるのが特徴です。かわいいキャラクターや動物の形、ハート型など、ユニークな形が展開されているので、使用するシチュエーションに合わせて氷の形を変えることができます。
また、シリコン製の製氷皿はできた氷が取り出しやすいのもメリットです。製氷皿自体がやわらかいので氷を壊さずに取り出すことが可能。シリコン製は耐熱性も高いため、お菓子作りに活用することもできます。ケーキやチョコレートのほか、レジンのモールドとしても活用できるため、幅広い用途で活用できるでしょう。ただしニオイが移りやすいため、ニオイが強い食材を使用するのは控えてくださいね。
お手入れも簡単で、お手頃価格で購入できる「プラスチック製」

プラスチック製の製氷皿は、冷蔵庫を購入したときに付属していることが多く、お手軽な価格で購入できるのが魅力です。シリコン製には劣るものの、形状の種類も比較的多いのも利点。氷のできるスピードとしては、シリコン製よりも早く金属製よりは遅いため、標準的なスピードと言えるでしょう。
製氷皿自体に安定感があり商品によっては蓋が付いていることもあるため、冷凍庫で保存しやすいのも嬉しいポイント。しかし、氷を取り出すときに無理やり取ろうとすると氷や製氷皿が破損することもあるため、その点は注意が必要です。
早く氷を作りたい方には、熱伝導性が高く素早く氷ができる「アルミ製」

アルミは熱伝導率に優れているため、素早く氷ができるのが最大の特徴です。大きめの氷であっても早く作れるため、氷を頻繁に使うというご家庭に適しています。また、大きめの氷が必要なかき氷やクーラーボックス用としても重宝するでしょう。
一方、アルミ製は製氷皿自体が硬いため、取り出しにくいというのが難点。少しずつ溶かして取り出す必要があるため、やや手間がかかります。また、洗うときにも傷が付きやすいため、扱いに注意が必要です。
子どもも喜ぶかわいいモチーフ型も!シーンや飲み物にあわせて氷の「形状」を選ぼう
製氷皿で作れる氷にはさまざまな形があります。使用するシーンに合わせて氷の形状を変えると気分を高めることもできるので、ぜひ形にもこだわってみましょう。
普段使いなら、一度にたくさんの氷が作れる「キューブ型」

普段使いの用途であれば、形状よりも使い勝手が気になるところ。特に氷を頻繁に使う季節であれば、一度に作れる量と氷ができるスピードを優先させましょう。
キューブ型であれば、複雑なモチーフよりも一度に作れる量が多いのでおすすめです。また、キューブ型の製氷皿は種類も多く、お手頃な価格の商品も多いのも嬉しいポイント。コスパを重視したい方にも適しているでしょう。
お子さんの誕生日や特別なイベントには、楽しい気持ちになれる「モチーフ型」

キャラクターやかわいい形の氷が作れるモチーフ型は、お子さんの誕生日やイベントなど特別な日に使うのがおすすめです。見た目にも楽しいモチーフ型は、場を盛り上げてくれること間違いなし。特にお子さん受けは抜群です。
モチーフ型はキャラクターやハート型などのかわいいものだけでなく、恐竜や動物の形やドクロの形など幅広いジャンルが展開されています。使用するシーンや食事に合わせて、氷の形状を変えれば楽しい気分に華を添えてくれますよ。
飲み物をすぐに冷やしたいという方は、小さく溶けやすい「小粒型」

飲み物をすぐに冷やす目的であれば、大きな氷よりも小さな氷の方が適しています。特に熱いコーヒーをすぐに冷やしたいという場合は、小さな氷を使う方が急激に冷やすことができます。
小さな氷は当然溶けるのが早いため、飲み物が薄まってしまう点には注意が必要です。アイスコーヒーを作る目的であれば、あらかじめ濃い目に作っておくようにしましょう。
水筒用には、細長い氷が作れる「スティック型」

水筒やタンブラーの飲み物を冷やす用途にキューブ型を使うと、うまく入らないことがあります。そこでおすすめなのがスティック型の製氷皿。棒状の氷を作ることができるため、口の狭い水筒でも、中の飲み物を冷やすことができます。
またスティック状の製氷皿は、アイスキャンディを作る用途にもおすすめ。夏場のおやつ作り用にひとつあると便利ですよ。
氷で飲み物が薄まるのが苦手な方やお酒用には、溶けるスピードが遅い「丸型」

丸型(球体)の氷はキューブ型などに比べて表面積が小さいため、溶けにくい特徴があります。バーでロックのお酒を頼むと大きな球体の氷が入っているのは、溶けるスピードが遅いことでお酒を薄めずに冷やせるためです。
近年、丸型の製氷皿の種類も増え、さまざまな大きさの氷が作れるようになっています。薄めたくない飲み物に使用する方はグラスに合った大きさを選んでくださいね。
複雑なデザインのモチーフは「取り出しやすさ」もチェックしよう

複雑なデザインをモチーフにした製氷皿は、取り出しやすさも大切です。特に先端が細くなっているような形状は耐久性が低く、取り出すときに欠けてしまう可能性があります。
取り出しやすさを重視するのであればシリコン素材がおすすめ。製氷皿自体がやわらかいので、複雑な形の氷でもきれいな状態で取り出せますよ。
飲み物に合わせて「氷の大きさ」をチェックしよう

氷は大きさによって溶けやすさが変わります。氷が大きくなるほど溶けるスピードが遅くなるので、飲み物を薄めたくない場合は大きめの氷が作れる製氷皿を選びましょう。
また、熱いコーヒーをアイスコーヒーにしたい場合は、すぐに冷やすことができる小さい氷が適しています。ただし溶けやすい小さな氷は飲み物が薄まってしまうので、濃い目の飲み物に使用するようにしてくださいね。
冷凍庫に入れて邪魔にならない「サイズ」が確認しよう

製氷皿はサイズ感も大切です。特に冷凍庫に食品を多く保存している場合は、大きな製氷皿だと入りきれない場合があります。冷凍庫が小さい場合や空きスペースが少ない場合は、蓋付きの製氷皿を選ぶのもおすすめ。蓋付きで重ねられる製氷皿であれば、省スペースでたくさんの氷を作ることができますよ。また、食品を多く保存している場合はシリコン製の製法皿を使うとニオイが移ってしまうので注意してくださいね。
製氷皿のおすすめ人気ランキング10選
ここからは選び方を踏まえた上でおすすめの製氷皿をランキング形式でご紹介します。
1位 ドウシシャ 大人の透明まる氷 DCI-19

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氷のサイズ:直径約6cm×2個
素材:丸型容器/熱可塑性エラストマー、貯水容器・断熱容器/ポリプロピレン
本体サイズ:幅17.0×奥10.5×高12.0cm
フタ:あり
じっくりと凍らせるからクリアな氷が作れる
ドウシシャの大人の透明まる氷は、ゆっくりと凍らせることで透明度の高い氷が作れる製氷皿です。断熱・貯水・形状の3層構造により氷の中に気泡が発生するのを防止し、クリアな球体の氷が出来上がります。
氷ができるまで16時間かかるため、普段使いには適していません。また、できる氷が2個なので複数人での宅飲みでの使用にも不向きです。毎日の晩酌をきれいな氷で楽しみたいという方におすすめですよ。
2位 Joyoldelf 製氷皿 丸氷

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氷のサイズ:4.5cm
素材:食品グレードシリコン
本体サイズ:11.2*11.2*6cm
フタ:あり
シャーベットやアイス作りにもおすすめ
Joyoldelfの製氷皿は、食品グレードシリコンを使用した丸氷が作れる製氷皿です。蓋の役割を果たす部分に注水穴が設けられているので、面倒な手順がなく丸い氷が作れます。
氷の大きさは直径4.5cmで、ひとつの製氷皿につき最大4個作ることが可能。家族みんなのお茶や夫婦での晩酌などにも活用できます。またジュースを凍らせてシャーベットを作ったり、離乳食作りにも活用可能。夏休みにお子さんとアイス作りが楽しめる商品です。
3位 メテックス アイスブレーカー ICBP-WB

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氷のサイズ:約2.5~3cm
素材:TPE、ABS、PP
本体サイズ:21 x 11.8 x 5 cm
フタ:あり
アウトドアシーンにもおすすめの持ち運べる製氷皿
メテックスのアイスブレーカーは北欧生まれのおしゃれな製氷皿です。きっちり密閉しておけるので中身がこぼれることがなく、そのまま外へ携帯できます。蓋付きで保冷効果が持続するため、飲み物を凍らせて持ち運ぶのもおすすめです。
氷を作るのはもちろん、取り出すのも簡単なので、普段使いにもおすすめ。冷凍庫で凍らせるときも縦置き・横置きのどちらにも対応しているため、庫内のスペースを有効活用できるのもおすすめのポイントです。汎用性の高い製氷皿を求めている方はぜひチェックしてみてください。
4位 ライクイット 製氷皿アイスボールメーカー STK-06L 2P

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氷のサイズ:直径6cm
素材:本体=ポリプロピレン、フタ=エラストマー
本体サイズ:約直径7.5×高さ7.5cm
フタ:あり
直径6cmの丸氷を作る製氷皿
ライクイットの製氷皿アイスボールメーカーは直径6cmの大きな球体氷が作れる商品です。ロックグラスに最適なサイズ感の氷なので、ウイスキーをロックで楽しむ方に適しています。
製氷皿の素材が柔らかく、できた氷が取り出しやすいのも嬉しいポイント。透明度の高い氷が作れるため、中にミントなどのハーブを入れて凍らせれば見た目にもおしゃれな氷が出来上がります。2個を同時に作るときはスタッキングできるので、冷凍庫内の場所をとらないのも嬉しいですね。
5位 パール金属 クールランド スティック アイストレー H-5239

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氷のサイズ:約1.5cm角
素材:ポリプロピレン
本体サイズ:26 x 9.4 x 4.2 cm
フタ:あり
蓋付きだから冷凍庫に収納しやすい
クールランドスティック アイストレーは、スティック状の氷が作れる製氷皿です。水筒やタンブラーに入れやすいサイズの氷が作れるので、普段水筒を持ち歩いているという方におすすめです。
蓋付きなのも嬉しいポイント。製氷皿を重ねて使う用途にも適しています。省スペースで使用できるので、冷凍庫内にスペースがないという方にもおすすめです。蓋によってニオイ移りを防止してくれるのも嬉しいですね。
6位 エビス 保存容器 ワンプッシュ アイストレー PH-F74

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氷のサイズ:20ml
素材:ポリプロピレン、ポリエチレン
本体サイズ:12.4×31×高さ2.6cm
フタ:あり
1個ずつするんと取り出せる製氷皿
エビスの保存容器 ワンプッシュ アイストレーは、必要な分だけ氷が取り出せる便利な商品です。できた氷の端を指で押すだけで、氷がくるんと回転して取り出すことができます。使わない分は蓋を閉めて冷凍個に戻しておけるので、使い勝手が抜群。
1個ずつ取り出すことができるため、離乳食の保存や出汁の保存にも適しています。氷を取り出す際は軽い力でねじるだけなので、力が弱い方やうまく力を入れられないという方にもおすすめです。
7位 スケーター シリコン クラッシュアイストレー SLIC1MK

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氷のサイズ:-
素材:シリコン樹脂
本体サイズ:幅12.6×奥行20.6×高さ0.8cm
フタ:なし
小さなミッキーの氷がたくさん作れる
スケーターのシリコン クラッシュアイストレーは小さなミッキーマウスの氷がたくさん作れる製氷皿です。素材がやわらかいシリコンなので取り出す際も力がいらず、出来上がった氷をきれいに外すことができます。
自動食器洗浄機・食器乾燥機対応なのでお手入れも簡単。小さい分、氷ができるのが早いのも嬉しいポイント。お子さんの飲み物をかわいく演出できるので、小さなお子さんをお持ちの方におすすめですよ。
8位 カロラータ アイストレー

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氷のサイズ:-
素材:シリコン
本体サイズ:横10 × 縦13.5 × 厚2.8 cm
フタ:なし
海の生き物の形をした製氷皿
カロラータのアイストレーは動物の氷が作れるシリコン製の製氷皿です。魚類や海洋性哺乳類など海の豊かさを伝える生物たちの氷が作れるため、楽しいだけではなくお子さんの学びにもつながります。
海洋生物だけではなく、恐竜や昆虫なども展開されているので、お子さんの興味に合った氷を作れるのも魅力。氷だけでなくチョコレート作りの型として使用すれば一風変わった形のチョコレートが作れますよ。
9位 パール金属 クーリス ボックス付アイストレー H-5235

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氷のサイズ:レギュラーサイズ
素材:ポリプロピレン
本体サイズ:26.7 x 14.9 x 7.5 cm
フタ:なし
できた氷をボックスに出せる便利な商品
クーリス ボックス付アイストレーは標準サイズの氷が21個作れる製氷皿です。製氷皿にセットできるボックスが付属しており、作った氷をストックすることができます。ボックスの下にアイストレーを重ねることで、省スペースなだけではなく、氷も出しやすいです。
樹脂を使用した製氷皿なので、氷を取り出しやすい点も高評価を得ています。冷凍庫の製氷システムが壊れてしまい、冷蔵庫を買い換えるまでの代替品として活用しているという口コミも多いため、製氷システムの不具合を感じている方はぜひチェックしてみてください。
10位 アスベル スリムアイストレー 3段

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氷のサイズ:横3.5㎝×縦5.5㎝×高さ3.5㎝
素材:PP
本体サイズ:7×22.7×11.2cm
フタ:あり
すっきり収納できる3段のアイストレー
アスベルのスリムアイストレーは、省スペースで多くの氷が作れる製氷皿です。製氷皿が3段になっている仕様で、氷の使用量に合わせて使い分けることで無駄なく氷がつくれます。
それぞれに蓋が付いているため、食品のニオイ移りを防いでくれるのも利点。氷を取り出すときに破損したという口コミもあるので、破損を防止するためにも水の入れ過ぎには注意してくださいね。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() ドウシシャ 大人の透明まる氷 DCI-19
1
|
1,249円 |
4.4 |
|
![]() Joyoldelf 製氷皿 丸氷
2
|
1,699円 |
3.9 |
|
![]() メテックス アイスブレーカー ICBP……
3
|
1,553円 |
3.79 |
|
![]() ライクイット 製氷皿アイスボール……
4
|
1,210円 |
4.2 |
|
![]() クールランド スティック アイスト……
5
|
146円 |
4.48 |
|
![]() エビス 保存容器 ワンプッシュ ア……
6
|
213円 |
|
|
![]() スケーター シリコン クラッシュア……
7
|
805円 |
3.83 |
|
![]() カロラータ アイストレー
8
|
1,210円 |
4.2 |
|
![]() パール金属 クーリス ボックス付ア……
9
|
113円 |
4.35 |
|
![]() アスベル スリムアイストレー 3段
10
|
406円 |
|
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まとめ
製氷を選ぶ際は、扱いやすさやコスパなど重視したいポイントに合った素材を選びましょう。複雑なモチーフでも氷を欠けさせずに取り出せるシリコン製、素早く氷が作れるアルミ製、コスパの良いプラスチック製など、それぞれ異なる利点があるのでしっかり見極めてください。
また、氷の形状も気にしたいところ。近年は動物やキャラクターなどかわいいモチーフの製氷皿も多く展開されています。特別な日はいつもと違う形の氷を使うことで場を盛り上げることができるでしょう。普段何気なく使っている氷も、製氷皿によって雰囲気を変えることができます。ぜひお気に入りの氷が作れる製氷皿を見つけてくださいね。