針と錘が一体になっているジグヘッド。アジやメバル狙いのライトゲームから、ヒラメやシーバスなどの大物狙いまで幅広く活躍します。ダイワやシマノなど多くのメーカーから販売されていますが、重さや種類もさまざまで、選ぶ際に迷ってしまう方も多いでしょう。
そこでこの記事では、ジグヘッドの選び方とおすすめ人気ランキング10選をご紹介いたします。ダート用からスイミングが得意なモデルまで、あなたのお気に入りのジグヘッドを見つけて、大物を釣り上げましょう。
ジグヘッドの選び方
ジグヘッドを選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
初心者には万能に使える丸型ジグヘッドがおすすめ!釣り方にあわせて「ヘッドの形」を選ぼう
ヘッドの形は丸形・円柱型・矢じり型の3種類に分かれます。ダートさせて激しい動きをしたり、スイミングでナチュラルにアピールしたりするなど、それぞれ得意なアクションが異なるので、釣り方にあわせてヘッドの形を選ぶことが重要です。
初心者におすすめするのが、万能に使える丸形ジグヘッド。リフト&フォールの釣りやただ巻きの釣り、どちらも対応できるので、フィールドの状況にあわせて釣り方を柔軟に選択できます。
リフト&フォールから巻きの釣りまで、オールラウンドに使える「丸形ジグヘッド」

オールラウンドに使える丸形ジグヘッドは初心者の方におすすめです。ルアーフィッシングのメインの釣り方である、ただ巻きとリフト&フォールどちらも高水準でこなせるので、コスパよく2つの釣り方に挑戦できます。
そのなかでも、フォール姿勢が優れていることがポイント。リフト&フォールで中層やボトム付近を狙う際には、ナチュラルに魚へアピールできるでしょう。
水深キープ力が抜群!一定層をリトリーブするのが得意な「円柱型ジグヘッド」

円柱型ジグヘッドは、水流抵抗が均等にかかるように設計されているので、水深キープ力に優れていることが特徴。一定の力でリトリーブすれば、狙ったレンジを外れることがないので、初心者でも手返しよく魚の居場所を探れます。
一方で水流抵抗が少ないぶん、潮の流れや魚のアタリを察知しにくい点には注意が必要です。アタリを逃さないように、感覚を研ぎ澄ませながらリトリーブするとよいでしょう。
激しい動きでリアクションバイト、ダートで誘う「矢じり型ジグヘッド」

矢じり型ジグヘッドは、ルアーを激しくダートさせるのが得意なので、すぐに魚の反応を見たいときにおすすめです。日中などの視認性がいい時間帯に使用すれば、激しい動きに思わず反応する、リアクションバイトが狙えるでしょう。
しかし、激しいアクションゆえに、魚がスレやすいデメリットがあります。同じ場所に留まらず、頻繁にポイントを変えて、常に新しい魚にアプローチしましょう。
アジング用なら1gが基準、魚へのアピール方法にあわせて「重さ」を選ぼう
ジグヘッドには1gを切る軽量タイプから40gを超える重量タイプまで数多くの種類があります。重さの違いでフォールスピードや飛距離が変わってくるので、魚へのアピール方法にあわせて重さを選びましょう。
アジング用のジグヘッドを選ぶ際には1gを基準にするのがおすすめです。1gは飛距離、フォールスピードともにあらゆる状況に対応しやすい重さ。また、毎回1gを使用することで、風の強さや潮の流れなどフィールドのコンディションを把握しやすくなります。
ナチュラルな動きで魚を警戒させない、1g以下の「軽量ジグヘッド」

魚が口を使わない低活性のシチュエーションでは、1g以下の軽量ジグヘッドが役立ちます。フォールスピードがゆっくりなので、潮の流れに自然に馴染みやすく、魚に違和感を与えません。
0.5g以下になると飛距離が伸びにくく、キャストも難しくなるので注意が必要です。初心者の方は0.8g前後を目安に使用するのがよいでしょう。
遠くのポイントへロングキャスト!深い水深にも対応できる1g以上の「重いジグヘッド」

遠くのポイント目がけてロングキャストしたいときには、1g以上の重いジグヘッドがおすすめです。重量を上げることで、ロッドのしなりを最大限活かして、魚がスレていない遠くのポイントへアプローチできます。
またフォールスピードが速いこともポイント。10mを超える深い水深でも、素早く中層やボトムに到達するので、手返し良く魚の居場所を探れるでしょう。
あらゆるシチュエーションに対応するために、幅広く「ウェイトバリエーション」を揃えよう

同じフィールドでも日によって風の強さ・潮の流れなど、コンディションはさまざま。1gのジグヘッドだけでは対応しきれない状況もあるので、軽量ジグヘッドから重量ジグヘッドまで幅広く取りそろえておくとよいでしょう。
初心者の方におすすめするのが、0.8gと1.5gのジグヘッドです。魚の活性が低い日には0.8gでナチュラルにアピール。風が強い日・潮の流れが速い日には1.5gの重量活かして、操作感を手元に感じながら、魚の反応をうかがえます。
縦の釣りか横の釣りか、ワームのアクションにあわせて「シャンクの長さ」を選ぼう
ジグヘッドのシャンク(軸)はショートシャンクとロングシャンクの2種類に分かれます。シャンクの長さによって縦の釣りか、横の釣りか、それぞれ得意分野が異なるので、自分がつけたいワームのアクションにあわせて長さを選びましょう。
吸い込みやすく、ハリ掛かりしやすい!ただ巻きなら「ロングシャンク」がおすすめ

ただ巻きの釣りならロングシャンクがおすすめです。リトリーブ中心の釣りでは、魚がルアーの後ろを追いかけてきて、ヒットする場合がほとんど。ロングシャンクなら食いついてきたときに、てこの原理がはたらき、フッキング力が強まります。
一方で、リフト&フォールなどの縦の釣りの際には、シャンクの長さが仇となり、魚の口に収まらず、フッキングしづらくなる点に注意してください。
縦の動きでも、食いつきやすい。リフト&フォールの釣りなら「ショートシャンク」がおすすめ

リフト&フォールの釣りには、ショートシャンクがおすすめです。縦の釣りでは、魚が横や正面から食いついてヒットする場合がほとんど。ショートシャンクなら魚の口にすっぽり収まるため、スムーズにフッキングへ持ち込めます。
また、ワームのアクションがナチュラルになるのもポイントです。軸が短いぶん、ワームの中を通る針の長さが短いので、動きに硬さがなくなり、より自然に魚へアピールできるでしょう。
万能に使える「ストレートゲイブ」がおすすめ。魚の活性にあわせて「フック形状」を選ぼう

ジグヘッドのフック形状は、オープンゲイブ・クローズゲイブ・ストレートゲイブの3種類です。オープンゲイブはアジング用ジグヘッドに一番多いフック形状。針先が軸に対して外側に広がっているので、魚が吐き出しにくく、フッキングしやすいです。
クローズゲイブは、メバルやシーバスを狙う時におすすめしたいフック形状。針先が軸に対して内側を向いているので、魚の口元に針がかかりやすく、歯の鋭い魚がヒットしたときでも、ラインブレイクを気にせずやり取りできるでしょう。
初心者の方におすすめしたいのが、万能に使えるストレートゲイブです。針先が軸に対して平行になっており、癖がないので、どんな魚種にも対応できます。また、ワームを取り付ける際にも、真っ直ぐにつけやすく、ワーム性能を最大限に活かせます。
初心者にはコスパのいい「鉛素材」がおすすめ!予算にあわせて「ヘッド素材」を選ぼう

ジグヘッドの素材は、鉛とタングステンの2種類に分かれます。鉛素材は比重が軽いことが特徴。ヘッド部分が大きいので、水の抵抗を受けやすく、フォールスピードが遅くなります。根掛かりしやすい浅瀬を狙うときに活躍するでしょう。
一方で、タングステンは比重が重い素材。ヘッド部分が小さいので、水の抵抗が少なく、速いスピードでフォールします。素早く、キビキビとしたルアーアクションをつけたいときに最適です。
そのなかでも、初心者の方におすすめしたいのが、鉛素材のジグヘッド。タングステンと比較して安価に購入できるので、少ない予算で幅広いジグヘッドの重さを取りそろえられます。
ジグヘッドのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、ジグヘッドのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。人気メーカーのダイワやコスパに優れたダート用モデルまで紹介しているので、ぜひ購入の際に参考にしてくださいね。
1位 ダイワ(Daiwa) 月下美人 SWライトジグヘッドSS

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重量:0.5g、1.0g、1.5g、2g、2.5g、3g
ヘッドの形状:丸型
サクサス搭載で、軽い力でもフッキング可能
人気釣具メーカダイワのライトゲーム用ジグヘッドです。ダイワが独自開発したサクサスフックが搭載されており、貫通力が抜群。力の弱い子供や女性でも、魚の硬い上あごを軽い力でフッキングできます。
また、針にフッ素メッキ加工が施されており、滑りがよいのもポイント。硬めのワームでも、簡単かつ素早く針通しできるので、セッティングに手間取って、魚の地合い逃すことも減らせます。
2位 マルシン漁具 ジグヘッド ダートクロー(5ヶ入)

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重量:1g、1.5g、2g、3g、5g
ヘッドの形状:矢じり型
コスパに優れたジグヘッド。初めてのダート用に
コストパフォーマンスに優れたマルシン漁具のダート用ジグヘッド。1個あたりの価格が40円程とダート用ジグヘッドとしては格安の値段です。性能も申し分なく、左右に激しくダートするので、食い気のある魚に強烈にアピールできます。
重さのラインナップも1g~5gと幅広いので、アジングやメバリングだけでなく、ボトムに潜むカサゴなどの根魚狙いの方にもおすすめです。
3位 BuddyWorks(バディーワークス) ジグヘッド 45HEAD

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重量:14g
ヘッドの形状:-
ボトムが取りやすいヘッド形状。ヒラメ狙いにおすすめ
バディーワークスのフラットフィッシュ用ジグヘッドです。ヘッド下側、ボトムに接する部分が平面になっているのが特徴で、着底したときには手元まではっきりと感触が伝わります。風が強い日など、悪天候の状況でも簡単にボトムが取れるでしょう。
スイベルを使用したフックシステムも優秀です。フックがワームやラインに絡むことを未然に防いでくれるので、魚が食いついた際には、フッキングが綺麗に決まります。
4位 ダイワ(Daiwa) TG 月下美人 SWライトジグヘッドSS

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重量:0.5g、0.75g、1.0g、1.5g、2.0g、2.5g、3.0g
ヘッドの形状:丸型
コンパクトなヘッドで飛距離アップ。底取りも簡単に
ダイワのライトゲーム用ジグヘッドです。ヘッド部分は高感度・高比重のタングステンを使用しており、コンパクトなサイズ感。空気抵抗も少ないので、鉛製のジグヘッドよりも飛距離を伸ばせます。
ヘッド前方のカップ部分も見逃せません。適度な水流抵抗が生まれるので、小型ジグヘッドながら着底時の振動が手元にはっきりと伝わり、初心者でも簡単に底取りできます。
5位 JACKALL(ジャッカル) ジグヘッド スイスイ スイムジグヘッド 0.6g/5pcs

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重量:0.6g
ヘッドの形状:円柱型
適度な水流抵抗で、微細な潮の変化も感じ取れる
ジャッカルのライトゲーム用ジグヘッド。オールラウンドに使える丸形ジグヘッドで、適度に水流抵抗を感じながら、リトリーブできるのが特徴です。0.6gの軽量ジグヘッドならば、微細な潮の流れも察知して、アジの居付き場所を探れるでしょう。
精密に計算されたフック角度もポイントです。フック形状に角ができているので、ワームキーパーがなくともワームがズレる心配がありません。手返しよくキャストできるぶん、魚と出会う確率UPを期待できます。
6位 Major Craft(メジャークラフト) ジグパラヘッド ブンタ ダートタイプ JPBU-DART

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重量:14g
ヘッドの形状:矢じり型
豊富なサイズ展開で、根魚からヒラメまで対応可能
メジャークラフトのダート用ジグヘッド。抜群のダート性能で、軽くシャクるだけで切れ味鋭くダートするので、初心者の方でもお手軽に魚へアピールできます。
ヘッド部分は低重心構造になっており、安定したフォール姿勢がキープ可能。魚に違和感を与えずに、バイトさせます。5g~40gと豊富なサイズ展開なので、カサゴなどの根魚からヒラメなどのフラットフィッシュまで、さまざまな魚種を狙えるのも魅力的です。
7位 GEECRACK(ジークラック) ギガ鯵ジグヘッド

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重量:03g、0.5g、0.7g
ヘッドの形状:矢じり型
太軸針で40cm以上のギガアジでも安心ファイト
ジークラックが作り上げた、40cm以上のアジをターゲットとしたギガアジ専用ジグヘッドです。太軸針なので、ギガアジの強烈な引きでも、伸ばされにくく、魚とのやり取りを安心して楽しめます。
糸を結ぶアイが大きいのもメリット。アジングは基本的に夜など視認性が悪い時間帯に行うことが多いので、ライン通しに手間取ることがよくあります。大きなアイなら素早くラインを結べて、ストレスフリーでアジングゲームを開始できるでしょう。
8位 一誠 (issei) 海太郎 根魚玉 (2個入) 5g #2

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重量:5g
ヘッドの形状:丸型
絶妙なアイの位置で根掛かりが激減。根魚狙いに最適
一誠のロックフィッシュ用ジグヘッドです。ヘッド上部にアイがついていることが大きな特徴。テンションをかけると、アイを軸にしてルアーが真上に跳ね上がるので、岩の間などに挟まったときにも根掛かりを簡単に回避できます。
また、ヘッドが8面体になっているので、キラキラと光を反射するフラッシング効果も期待できます。ルアー自体のアピール力も相まって、抜群の集魚効果を発揮するでしょう。
9位 ダイワ (Daiwa) フラットジャンキージグヘッドSS 4/0 シルバー 42g

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重量:42g
ヘッドの形状:矢じり型
フックアイが上下に装備。アクションの使い分けが可能
ダイワのフラットフィッシュ用ジグヘッド。上下にフックアイが装備されているのがポイントです。上部のアイはただ巻き用。スイム姿勢が安定しているので、浅瀬など一定の層をリトリーブしたいときに役立ちます。
下部のアイに結べば、スポイラー状のアイが着底時の振動を手元まで届けてくれます。根掛かりを避けながら、リフト&フォールの釣りをしたいときに活躍するでしょう。
10位 サーティーフォー(34) ダイヤモンドヘッド 1.8g

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重量:1.8g
ヘッドの形状:丸型
アジング用ジグヘッド。フッキング力抜群でバレにくい
アジング専門メーカー、サーティーフォーのジグヘッドです。ダイアモンドのカット面のようなヘッド形状をしており、光が当たるとキラキラと反射。アジは煌めくものに反応する習性があるので、効果的に魚へアピールできます。
フック形状もかなり広めなオープンゲイブ。アジが吸い込んだあとに、吐き出しにくい構造になっているので、魚に逃げられることなく、高確率でフッキングできます。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
---|---|---|---|
![]() ダイワ(Daiwa) 月下美人 SWライ……
1
|
247円 |
4.2 |
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![]() マルシン漁具 ジグヘッド ダートク……
2
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170円 |
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![]() BuddyWorks(バディーワークス) ……
3
|
1,265円 |
3.9 |
|
![]() ダイワ(Daiwa) TG 月下美人 SWラ……
4
|
307円 |
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|
![]() JACKALL(ジャッカル) ジグヘッド……
5
|
333円 |
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|
![]() Major Craft(メジャークラフト) ……
6
|
356円 |
3.89 |
|
![]() GEECRACK(ジークラック) ギガ鯵……
7
|
376円 |
|
|
![]() 一誠 (issei) 海太郎 根魚玉 (2……
8
|
438円 |
|
|
![]() ダイワ (Daiwa) フラットジャン……
9
|
695円 |
4 |
|
![]() サーティーフォー(34) ダイヤモ……
10
|
418円 |
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まとめ
ジグヘッドを選ぶ際にはヘッドの形・重さ・シャンクの長さなど、あなたの挑戦したい釣り方にあわせて選びましょう。初心者の方におすすめするのが、ヘッドの形は丸形・フック形状はストレートゲイブ・ヘッド素材が鉛のものです。
予算がある方は1gのジグヘッド以外に0.8g、1.5gの重さも準備しましょう。フィールドの状況に合わせて、ジグヘッドの使い分けを楽しめます。この記事があなたのフィッシングライフのお役に立てれば幸いです。