学生から社会人まで幅広いシーンで活躍するシャーペンは、お気に入りのものを持っておくと字を書くのが楽しくなります。持ち手がプラスチックのものをはじめ、金属・木など幅広い種類があるので商品選びは迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、シャーペンの選び方とおすすめ人気ランキング10選を紹介します。商品の中には、機能性が充実したものもあり、自動芯出し・芯が折れにくいなど、使用中の不快感を軽減できる商品もあるためぜひチェックしてみてください。
この記事でおすすめする商品
シャーペンの選び方
シャーペンを選ぶ際に重要な8つのポイントを見ていきましょう。
書きやすいものをチョイスするのがおすすめ!目的に合わせて「用途」で選ぼう
シャーペンには、勉強用・イラスト用・製図用など大きく分けて3つの種類があります。それぞれの目的に適したものを選ぶことで、使いやすいアイテムが見つかります。
長時間使用しても腕が疲れにくいものが便利、学習や試験にも扱いやすい「勉強用」

勉強用に選ぶシャーペンは長時間使用する場合が多く、腕が疲れにくいものを選ぶのがおすすめです。筆圧の加減に合わせて選ぶことも大切で、強い方は太軸・弱い方は細軸など軸の太さにもこだわりましょう。
ひとくちに勉強用と言ってもシーンが異なり、使い分けをすることで扱いやすくなります。たとえば、試験や授業中など素早く手を動かしたい場合は軽いものがベターです。ノートまとめ・丁寧な文字を書くなら重たいものがぴったりです。
書き心地や芯の折れにくさに特化したものも!細かい線を描くシーンにも対応できる「イラスト用」

イラスト用にシャーペンを用意する場合は、なめらかな描き心地が味わえるものや芯が折れにくいものを選ぶと、安定した線を引けます。絵の仕上がりに応じて、芯の太さを使いわけると濃淡の違いがよりはっきり出るでしょう。
普段イラスト用に鉛筆を使用している方は、鉛筆の握り方に近い商品や、描き心地のものをチョイスすることで手になじみ、描きやすいですよ。細かい線を描くなら芯が細いタイプがおすすめです。
芯径のバリエーションが豊富、細かい描写が多い機械図面やデッサン時にも役立つ「製図用」

図面や設計図など、細かい描写が必要な製図を描くシーンでは、正確に線を引ける専用のアイテムを購入するのが最適です。商品のなかには、ガイドパイプと呼ばれるペン先が見やすくなっており、正確に線が引けるアイテムもあります。
ほかの2種類に比べて0.2~2mm程度と、芯経のバリエーションが豊富で、シーンに合わせて選べるのもこちらのタイプならではの魅力と言えるでしょう。
長時間の使用にはソフトグリップがベスト!「ブレが気になるなら」ハードグリップにも着目しよう

シャーペンを購入する際は、グリップの種類にも着目しましょう。ソフトグリップ・ハードグリップと2種類あり、使用時間や目的により使い勝手が異なります。ソフトグリップは握るとグリップが変形し、長時間の使用も指への負担が少ないです。
その一方、ペン先がブレやすく正確に線を引くシーンにはあまり向いていません。また、ハードグリップはグリップ部分が硬く、変形しませんがその分、書き心地がブレることなく安定するので正確に線を引く・文字を丁寧に書くなどのシーンに適しています。
どちらもメリット・デメリットがあり、使用に向いているシーンは異なりますが自分の目的に合ったものをチョイスすると長く愛用できるでしょう。硬さが特徴のハードグリップにも握りやすい商品はあるので、ぜひチェックしてみてください。
手の大きさや握りやすさに合わせて「太さ」も確認、筆圧の強弱に合わせて太・細軸で選ぼう

軸の太さは、筆圧や手の大きさに合わせて選ぶとよいです。筆圧が強い方は、太軸のものを選ぶと力を入れすぎることなく文字が書けるためスムーズな執筆が可能です。また、筆圧が弱い方は、細軸のものをチョイスすると力を入れる分、安定して文字が書けるでしょう。
筆圧のほかにも、手の大きさや握りやすさに合ったものを購入するのがベターです。長時間使用するシーンで扱う方は、握り続けても手に負担がないか確認しておくと安心です。
文字を書くスピードを考慮して「重さ」も検討しよう、1文字ずつ丁寧に仕上げるなら重めがベター

重心・太さにより書き心地に差があり、スピード感に合わせて商品を選ぶのがポイントです。ペン先に重心があるものはコントロールしやすく、1文字ずつ丁寧に書く場合におすすめです。
重心が高くなるほどコントロールが難しく、文字を書くたび振り回される感覚になるためストレスを感じることもあります。重さは、重心・太さのバランスが大切で、重たいものは疲れやすい・軽いものは楽など一概に言えるものではないので購入の際は参考にしてみてください。
王道はプラスチック製、なじみやすさや見た目に応じて金属・木製など「軸の素材」も要チェック!

シャーペンの軸にはプラスチック・金属・木があり、それぞれ価格帯や耐久性、扱いやすさが異なります。一般的に使用されている素材はプラスチックで、軽量で扱いやすいことから長時間の使用に向いています。
金属軸は、耐久性に優れるうえ重量があるため製図やイラスト用に使用されている場合が多いです。木軸の商品は、使い続けることで自分の手になじむポイントが魅力で、長時間使用しても手汗で滑る心配がありません。
扱いやすさにこだわるのがポイント、芯の出し方に合わせて「種類」で選ぼう
シャーペンの芯の出し方は主に、ノック式・複合式・回転式の3種類があります。種類により、ノック音が軽いもの・手軽に扱えるものがあるため、目的により使いわけることが大切です。
王道の人気商品は汎用性が高い、ノックボタンを押すことで芯を繰り出す「ノック式」

ノック式はシャーペンの中では主流なアイテムで、先端のノックボタンを押すことで芯が繰り出す仕組みになっています。取り出してから文字を書き始めるまでのスピードが早いため、授業中にノートを取る際にも重宝するでしょう。
ノック式のなかにも「サイドノック」と呼ばれる軸のサイドにボタンが付いたものがあり、使いながらもスムーズに芯を繰り出せるアイテムもあります。
1本に2役収納された優秀品!軸を回して繰り出し、勉強用・製図用としても扱える「複合式」

複合式は、タイプが違うシャーペンを同じ軸に収納した便利な商品です。ペンケースを持ち歩かない方や、万能なアイテムを検討している方に最適で、学習用・製図用を1本に集約できるのが嬉しいです。
複数本のシャーペンを持ち歩いている方は、複合式を購入することでペン数が減るため荷物が少なくなります。1本2役の商品をお探しの方はぜひチェックしてみてください。
カチカチ音が鳴らないので試験中にも便利、ボディを回して芯を出す「回転式」

回転式はその名の通り、ボディを回して芯を出す方式のことです。回して芯を出すため特有のカチカチ音が気にならず、集中したい空間や試験中の使用にも適しています。回転式は、ノック式が誕生する前から使われていたため、歴史が長い方式でもあります。
音が鳴らないシャーペンを探している方や、試験中にも気軽に使える商品を探している方は、回転式がおすすめですのでぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
書きやすさ・扱いやすさを追求!それぞれの特徴を考慮して「機能」で選ぼう
シャーペンには+αの便利な機能が多く付いているものがあります。多機能ペン・クッション機能・自動芯回転機能が付いていると、文字を書く際にストレスなく快適に扱えるでしょう。
1本で3役こなす商品も、ボールペン・カラーペンもあわせて使いたい方は「多機能ペン」

多機能ペンは、シャーペンのほかにもボールペンやカラーペンが付いたペンのことを指します。1本で3役こなすため、ペンを多く持ち歩きたくない方にも適しています。
シーンに合わせて使い分けができるのも、このタイプならではの特徴と言えるでしょう。ボールペンを持ち歩かない際でも活用でき、持っておいて損はないです。商品によっては3役以上こなすものがあります。
筆圧が強い方にぴったり、圧を吸収することで芯詰まり・芯折れを回避できる「クッション機能」

ペン先にかかる圧を吸収してくれるクッション機能は、芯折れや芯詰まりをカバーしてくれます。そのため、筆圧が強い方にも向いており、ストレスなく快適に扱えるでしょう。
斜めや縦の筆圧にも対応しており、書き癖がある方にとっても、おすすめと言えます。芯折れを防止できるものは、替え芯を頻繁に使う必要がなく節約にも繋がるのが利点です。
芯の片減りが気になる方は要チェック!常に均一な太さで文字が書ける「自動芯回転機能」

シャーペンの芯を自動で回転してくれる自動芯回転機能があると均一な太さで文字が書け、便利です。芯が回り、常に同じ太さの文字が書けるので片減りが気になる方にもおすすめです。
イラストや製図など、正確な線を描く際にも重宝するため、常に太さを統一したい方はぜひこちらのアイテムをチェックしてみてください。
プレゼントには「高級感・名入れ」が可能な、特別感のあるアイテムを贈ろう!

プレゼントには、高級感を得られるもの・名入れが可能なものなど、特別感のあるアイテムをチョイスするのがおすすめです。高級な商品は、耐久性に優れ長持ちするため使い続けても壊れにくい点が特徴です。
名入れができるものは、より特別感を実感するため贈った方にも喜ばれるでしょう。木軸のアイテムはほかの素材に比べても高級感があるので、贈り物にも向いています。
シャーペンのおすすめ人気ランキング10選
ここからは、シャーペンのおすすめ人気ランキング10選をご紹介します。ランクインしている商品を参考に、自分の好みや目的に合わせてアイテムを選んでみてください。
1位 ぺんてる シャープペン グラフギア1000 PG1015

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芯の出し方:ノック式
機能:芯硬度表示窓、先端ワンタッチ収納
スタイリッシュな見た目で社会人にもおすすめ
シルバーのスタイリッシュな見た目は、ビジネスシーンにも向いています。グリップ部分には、滑り止め加工が施されており、長時間の使用でも手汗で滑るのを防止できます。サイドにはペンクリップが付いており、ポケットなどに入れて持ち運べるのも便利です。
持ち運びの際に便利な先端部分を収納できる機能は、先端で傷をつけてしまう心配が少なく安心です。また、ペン先に重心がありなめらかな書き心地が味わえるだけでなく、軽量で扱いやすいので長時間使用しても腕が疲れにくいのがよいでしょう。
2位 ゼブラ(ZEBRA) シャープペン デルガード P-MA85-W

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芯の出し方:ノック式
機能:芯に大きな負荷がかかるとペン先端が出て芯を守る「デルガードシステム」
カラーバリエーションが豊富でシーンに合わせて選べる
芯折れ・芯詰まりを防止するクッション機能付きで、縦・横・斜めすべての方向から芯を守ります。芯折れだけでなく、芯詰まりもカバーできるため、使用中のストレスや不快感が少なく済むのも、こちらの商品ならではの魅力と言えるでしょう。
試験中や学習中など、芯折れを気にしたくないシーンの使用に最適で、替え芯を交換する手間が省け、消費量が少ないため節約に繋がるのもメリットです。落下や外部からの衝撃からも守れるアイテムは、重宝します。
3位 ぺんてる シャープペン スマッシュ XQ1005-1N

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芯の出し方:ノック式
機能:芯硬度表示機能
ハイスペック低重心シャーペンは汎用性が高い
金属+ラバーグリップは指にしっかりとフィットし、長時間の使用でも手の疲れを軽減できます。四角の凹凸が散りばめられているので、滑りづらく手汗による滑りもカバーできるでしょう。先金前軸一体型構造で、筆記のブレが起きないことから芯が折れにくいです。
先端の大型ラバーノックは、押し心地が気持ちよくクッション性が高いため、ノックがクセになること間違いなしです。筆記時の力の入れすぎを防止できる低重心設計で、筆圧が強い方にも向いていると言えるでしょう。
4位 ステッドラー(STAEDTLER) シャーペン 771-0

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芯の出し方:ノック式
機能:繰り出し式の消しゴムをノック部に内蔵しています
1.3mmの太い芯はマークシートにおすすめ
1.3mmの芯は、塗る作業が必要なマークシートや太字を書きたい際にも重宝します。先端には使いやすい消しゴム付きで、1本で書く・消すの動作ができるのがよいでしょう。
軸・グリップ部分は持ちやすい三角形になっており、長時間文字を書くときもスラスラとした書き心地を堪能できます。丸形ではないため、傾斜のある机に置いても落下しないのが安心です。
5位 ぺんてる シャープペン グラフペンシル PG5-AD

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芯の出し方:ノック式
機能:芯硬度表示窓付
デッサンや製図作成にも使える便利アイテム
スタイリッシュでスリムなシャーペンは、製図を描く際に役立ちます。スリーブが長いため、定規を使っての線引きが上手くできるのが魅力と言えるでしょう。こちらの商品は、1972年の発売開始以来、今でも人気があるアイテムです。
手にしっくりとくる使い心地があり、使うほどになじむので購入したら長く愛用したくなるポイントが人気の秘密です。丁寧な線が引けるのみならず、きれいに文字を書くことも可能で、気になった方は購入をおすすめします。
6位 luminio(ルミニーオ) シャープペンシル

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芯の出し方:ノック式
機能:-
太めの軸はしっかりとした重厚感・高級感がある
高級感溢れる木製のシャーペンは、特別な日の使用やプレゼントにも適しています。太軸かつ重厚感があるため、持ちやすく長く使用しても手への負担が少ないのが嬉しいです。軸部分には天然木が使われているのもポイントが高いです。
低重心かつ短いサイズのアイテムはきれいな文字を書く際にも便利で、集中したい時間や手紙を書くときに使用するのがよいでしょう。カラーと軸は3種類あるため、好みに合わせて選んでみてください。
7位 PILOT(パイロット) レグノ 木軸シャープペン HLE-1SK-BN

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芯の出し方:ノック式
機能:-
コンパクトサイズの商品は扱いやすいうえ使いやすい
低重心で軽量な商品は扱いやすく、ノートを取る際や試験中にもおすすめです。また、木製のアイテムはおしゃれな雰囲気を演出し、使うほどに手になじむのが魅力と言えるでしょう。
ビジネスシーンをはじめ、学生の方でも手軽に扱えるサイズ感になっているためひとつ持っておくと幅広いシーンで活躍すること間違いなしです。
8位 トンボ鉛筆 シャープペン モノグラフゼロ DPA-162B

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芯の出し方:ノック式
機能:消しゴムユニット
滑り止め加工が施されているので安定感がある
先端に消しゴムが装備されている商品は、1本で2役こなせる優れものです。また、消しゴムは交換可能で使い続けた場合も新しくできるのがよいです。カラーバリエーションが豊富で、好みに合わせて選べるのも特徴と言えます。
先端部分には、高い視認性を実現する4mmの固定式ガイドパイプが付いており、芯折れをカバーできるのも購入する秘密と言えるでしょう。
9位 PILOT(パイロット) シャープペン ドクターグリップ HDGS-60R-RSL

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芯の出し方:振れ振れ&ノック式
機能:パイロット独自のフレフレ機構を搭載。 振るだけで芯が出るので持ち替えることなくノンストップ筆記が可能です。
握りやすい二重構造ソフトグリップで勉強中も快適
持ち手がやわらかいソフトグリップの商品は、手の形状に合わせてフィットするため長時間使用しても負担が少なく嬉しいです。ノックもしくは振ることで芯を繰り出せ、使い方が自由自在なのもポイントと言えます。
最適な重量バランスで、文字が書きやすく筆圧が強い方にも適しています。人工工学に基づき設計された先端部分は手だけでなく、首や肩への負担も軽減できるのが魅力です。
10位 三菱鉛筆 シャープペン クルトガ アドバンス M55591P.9

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芯の出し方:ノック式
機能:自動芯回転機構、芯折れ防止機構
芯折れ防止機能付きで試験や受験中の不快感ゼロ
実用性が高いシャーペンは、試験中の使用にぴったりです。芯折れ防止機能が付いており、使用中の不快感が少ないのが特徴です。また、芯先を均一な太さにする機能も付いているため、常にきれいな文字を書けます。
スライドパイプ採用のシャーペンは、芯が出ていない状態でも尖ったまま書け、ペン先が見やすいため図面の線を引く際にも重宝します。芯への機能が整っている商品は消耗品度も少なく済み、コスパがよいのも魅力です。
おすすめの商品一覧
製品 | 最安値 | 評価 | リンク |
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4.4 |
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まとめ
シャーペンの選び方とおすすめ人気ランキング10選を紹介しました。ひとくちにシャーペンと言っても、種類や機能性など選ぶ観点が多く商品選びは迷いますが、目的や使い勝手に合わせて購入すると長く愛用できます。
+α機能が付いているものはシャーペンを使う際、より快適になる場合があるためストレスなく使用できるでしょう。選び方のポイント・ランキング商品を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。