美味しい天然水や軟水が手軽に飲める、ウォーターサーバー。安い「RO水」や水道水を使えるものもあり、どれがいいのか迷ってしまいますよね。常温や赤ちゃんの粉ミルクを溶かすのにちょうどいいお湯が出るものもあり、よく比較して自分にあったものを選ぶことが重要です。
そこで今回は「ウォーターサーバー」の選び方と、おすすめのレンタルサーバーをランキング形式でご紹介していきます。一人暮らしにぴったりのコンパクトな卓上型やおしゃれなスリムタイプなどもありますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてくださいね。
この記事でおすすめする商品
導入するとQOLが上がる!手軽にお水が飲めて、毎回ペットボトルで購入する手間がなくなる

水道水のカルキ臭や味は地域によって大きく異なり、自分の口にあわない水だと毎日飲むのがつらいですよね。また水の品質にこだわる方も多く、いつでも美味しい水が安心して飲めるということはQOL(生活の質)の向上につながります。
ペットボトルの水を買うという選択肢もありますが、大きくても2Lまでの商品がほとんどで、毎日飲むことを考えると決してコスパはよくないでしょう。そういった面もあり、手軽に美味しい水が楽しめるウォーターサーバーは長い間高い人気を得ています。
ウォーターサーバーの選び方
ウォーターサーバーを選ぶ際に重要な10つのポイントを見ていきましょう。
月々のサーバー維持費やランニングコスト、契約期間が異なる「水の種類」を選ぼう
ウォーターサーバーを利用するには、レンタル代・水代・電気代・配送料・メンテナンス料といった維持費が必要になります。水代が安くても、その他の維持費が高ければコスパがよいとはいえません。また水の注文ノルマがあるかどうかも要チェックです。
レンタル代が無料!産地によって味わいが異なり、軟水が多い「天然水」

ウォーターサーバーで利用できる水には「天然水」と「RO水」の2種類があり、違いは水の種類だけではありません。天然水の場合はサーバーのレンタル代が無料であることが一般的で、維持費は水と電気代のみ。その代わりに水の注文ノルマがあることがほとんどです。
ただし契約期間が2〜3年と長めなので、お試しとして契約する初心者の方にとっては、万が一自分にあわなかったときのリスクが高いでしょう。天然水に関しては日本のものの多くは軟水であり、ペットボトルの水のようにミネラルを多く含み、美味しく飲みやすいことが特徴です。
維持費などはかかるが、水代が安く長期的にみてトータルコストを安くおさえられる「RO水」

もうひとつの水「RO水」は、ひとことで言うと無味無臭の水です。フィルターを通して不純物を除去しているため、ミネラルは含まれません。水の美味しさは天然水と比べると感じられにくいですが、水代が安く長期的にみたときのコストが低いことが人気の理由のひとつです。
ただしサーバーのレンタル代とメンテナンス代は必須。契約期間が半年〜1年ほどと短めなので、ちょっと試してみたいといった初心者の方におすすめできます。また天然水と違い注文ノルマがなく、その都度ほしい分の水を注文できるメーカーもあります。
料理でたっぷり使いたい場合などに便利!水道水をそのまま使用して使い放題ができる「浄水型」

水がなくなったら交換しなければならないウォーターサーバーは、コップ1杯ずつのような使い方をする場合には非常に使いやすいですが、たとえば料理などでたっぷり使いたい場合には水がもったいなく感じて使いづらいですよね。そういった場合におすすめなのが「浄水型」です。
ハミングウォーターなどの浄水型ウォーターサーバーは自宅の水道水を浄水して、サーバーからいつでも美味しい水が飲み放題という仕組み。水道直結型なら自分で水を継ぎ足す必要すらありません。このタイプは水を注文する必要がないため、料理でも気兼ねなくたっぷり使えます。
使い捨てか回収か、水を飲んだあとの「ボトルの処理や交換のしやすさ」をチェックしておこう

浄水型ではないウォーターサーバーは、水がなくなったらボトルを交換する必要があります。使い捨てのボトルは、ペットボトルとビニールパックの2種類。ペットボトルは容量が12L程度で、水の単価が高めです。ビニールパックの容量は5L前後で、使用後は小さく畳んで捨てられます。
回収ボトルは空になったボトルをメーカーが回収してくれるためゴミ捨ては不要ですが、回収までは自宅に保管しておく必要があり、場所をとることがデメリットです。また賞味期限が開封後約2週間と短めなので、こまめに飲み切ることができる方に向いています。
天然水はセルフ、RO水は業者が基本!自動洗浄機能など「メンテナンス」面もチェック

つねに安全で美味しい水を楽しむためにも、ウォーターサーバーのメンテナンスは欠かせません。天然水の場合はセルフメンテナンスが必須で、水が出てくる箇所をこまめに拭くことが大切です。それに対しRO水の場合は、業者によるメンテナンスが基本となります。
サーバーによっては自動洗浄ボタンがついているものもあるため、そういった商品を選ぶのもおすすめです。またRO水のサーバーは本体を1〜2年ごとに交換してくれるので、長く使い続けたい人も安心して使えます。
水が余るという失敗を防ぐために、使用する人数にあわせて「注文する水の量」を決めよう

定期配送サービスを利用する場合はとくに、普段飲む水の量をしっかり計算して注文することが重要です。よくある失敗として、水を多く頼みすぎてしまってどんどん余っていくという事例。配送を一回分スキップできたり、一時停止をスマホなどで調整できるメーカーだと安心ですね。
また天然水の配送には宅配業者を利用するため、配送日時が自由に調整しやすいことはメリットです。RO水は地域ごとに配送される曜日が決まっているため、個人都合での日時指定ができません。配送時に不在の場合は玄関先に置かれることになります。
電気代をおさえたいなら「省エネモードの有無」をチェックしよう

ウォーターサーバーを利用するにあたって、電気代がかかることはどうしても避けられない維持費ですが、なるべく安くおさえたいなら「省エネモード」を搭載したサーバーがおすすめです。光センサーにより部屋の明るさを感知して、暗くなると自動で節電してくれます。
ほかにも自分で節電モードに切り替えるられるボタンがついているものも。こういった省エネモードを使用すれば、通常の電気代が平均で月1000円程度なのに対して、省エネサーバーだと約3〜6割の電気代で使い続けられて非常にお得です。
ミルク作り・コーヒー・カップ麺など、用途にあわせて「冷水・常温・熱湯」の温度にこだわろう

一般的なウォーターサーバーは、水が4〜12℃・お湯が70〜85℃に設定されています。常温の水が飲みたい場合には12〜15℃の弱冷水がおすすめです。赤ちゃんのミルク作りで利用したいなら、粉ミルクの殺菌に適した70〜75℃のお湯が出るものを選びましょう。
あたたかいコーヒー・お茶・紅茶などをよく飲む方には80℃程度が最適です。焼きそばやラーメンなどのカップ麺を作るための熱湯をよく使うなら、再加熱モードが搭載されていて90℃以上のお湯が出るものだと便利でしょう。
災害時の停電に備えるなら、「ボトルが上部にある」「水の出口がレバー・つまみ式」がベスト

ウォーターサーバーを使うには電気が必要ですが、地震などの災害による停電の際にも使いたいなら電気がなくても使えるサーバーだと安心です。そのために、ボトルの設置場所がサーバー上部で、レバーやつまみでボトルから直接水を出すことができるものかどうかを確認しましょう。
重いボトルを交換する負担を軽減するために、ボトル設置箇所がサーバー下部に設計されているものもありますが、このタイプは停電時に使えなくなるので要注意です。ボタンを押すことでしか水が出せないものも電気が通っていないと使えなくなります。
卓上型やスリムタイプも!置き場所にあわせた「サイズ」や「デザイン」も重要

一人暮らしの方や大きなサーバーを設置する場所がないという場合は、テーブルや調理台の上などに設置できるコンパクトな卓上型がおすすめです。移動がつらい高齢者の方や、在宅勤務などで水を取りに行くのが面倒な場合にも、卓上でいつでも水が飲めるとラクでしょう。
卓上型以外には、狭いスペースにも設置しやすいスリムタイプのウォーターサーバーもあります。このタイプはどんな部屋でも馴染みやすいスタイリッシュなデザインも多いですよ。
お子様がいるご家庭なら、チャイルドロックなどの「安全性」や「キャンペーンの有無」にも着目

意図しないタイミングでお湯がでてしまって火傷をするなどの事故を防ぐために、1つのボタンを押すだけではお湯が出ないようになっている「チャイルドロック」付きのウォーターサーバーを選ぶのもよいでしょう。とくに小さなお子様やペットがいるご家庭には強くおすすめします。
またお子様がいるご家庭だとお得になるキャンペーンを実施しているメーカーもあるため、そういったお得な情報も要チェックです。
ウォーターサーバーのおすすめ人気ランキング10選
それではここから「ウォーターサーバー」のおすすめ人気ランキングを発表していきます。無味無臭とされるRO水でもミネラルを程よく含んだ美味しいものや、水の交換が不要な水道直結型の浄水ウォーターサーバーなどもあるので、気になったものはぜひチェックしてみてください。
1位 ワンウェイウォーター smartプラス

公式サイト
水の料金:1350〜2052円(1本あたり)
温度:水:6〜10℃ お湯:80〜90℃
水の種類:RO水、天然水
電気代:474円(エコモード1日2回使用)
ボトル位置:足元
チャイルドロック:○
その他機能:Wクリーン機能
とにかく安い!独自製法でRO水でも美味しくて省エネ
「smartプラス」は、スタイリッシュなデザインと使いやすい機能が特徴の最新ウォーターサーバーです。レンタル代と水の配送料が無料で、定期メンテナンスは不要。空になったボトルは小さくたたんで捨てられるので、新しいボトルは持ち上げずに足元で交換できます。
消費電力を大幅にカットしたうえに省エネモードがついており、電気代もお得です。天然水とRO水のどちらも選択可能で、RO水でも適度なミネラルを含んでいます。
2位 コスモウォーター Smart プラス

公式サイト
水の料金:2052円
温度:水:6℃〜10℃ お湯:80℃〜90℃
水の位置:天然水
電気代:474円(エコモード1日2回使用)
ボトル位置:足元
チャイルドロック:○
その他の機能:静音・Wクリーン機能
最寄りの採水地で汲んだ新鮮な天然水!木目調も選べる
通常のホワイト・ブラック・ピンクだけでなく、ライトウッドとウッドの2種類の木目調デザインも選べるおしゃれなウォーターサーバーです。ボトル位置がサーバー下部なので交換も楽。本体サイズもコンパクトなのでどこにでも設置可能です。
チャイルドロックは3つのモードがあり、状況によって使い分けができます。静音設計なので寝室でも気になりません。水の種類は天然水で、毎日汲みたての新鮮な水が密閉されています。
3位 PEMIUM WATER(プレミアムウォーター) スリムサーバーIII ロングタイプ

公式サイト
水の料金: 3974円(ずっとPREMIUMプラン)、 3283円 (マムクラブ)
温度:水:約6℃ お湯:約85℃
水の種類:天然水
電気代:通常使用:約630円 エコモード使用:約500円
ボトル位置:上部
チャイルドロック:◯
その他機能:–
スリムでスタイリッシュな本体・お得に天然水が飲める
卓上型から多機能なタイプまで、幅広い機種を取り扱っているプレミアムウォーター。こちらはスタイリッシュな4色からデザインを選べて、本体がスリムなのでちょっとしたすき間に設置しやすいことが特徴。
水の種類は天然水で、冷水は約6℃・お湯は約85℃とコーヒーにもちょうどよい温度です。サーバーのレンタル料は無料なうえに、妊娠中または5歳以下のお子様がいるご家庭なら最安値プランに申し込めます。
4位 FRECIOUS(フレシャス)Slat+cafe

公式サイト
水の料金:1本(9.3L) 1627円
温度:水:4〜10℃・常温 お湯(通常):80〜85℃ お湯(エコ):70〜75℃ 再加熱モード:約90℃
水の種類:天然水
消費電力:水:90W・お湯:430W ドリップ抽出:1,250W 最大消費電力:1,340W
ボトル位置:足元
チャイルドロック:◯
その他機能:静音・カフェ機能
常温から熱湯まで温度が自由自在!カフェ機能付き
4〜10℃の冷水・80〜85℃のお湯だけでなく常温水にも切り替えられるウォーターサーバーに、コーヒーが作れるカフェ機能が追加された2in1ウォーターサーバーです。エコモードにすればミルク作りに最適な70℃になります。コーヒーは市販の挽いた豆も使用可能です。
本体デザインはマットなホワイトとブラックのシンプルでおしゃれな2種類。再加熱機能で熱湯もすぐに作れます。使用できる水は天然水です。
5位 Humming Water(ハミングウォーター) flows

公式サイト
水の料金:水道料金
温度:水:6〜10℃・常温 お湯:80〜90℃
水の種類:水道水
電気代:約475円 (エコモード1日2回使用)
タンク位置:上部
チャイルドロック:◯(お湯)
その他機能:–
定額制で気兼ねなく使える浄水型!非常時にも使える
家の水道水をタンクに注いで使える、浄水型のウォーターサーバーです。常温水・冷水・お湯をボタン一つで選んで出すことができます。非常用電源ユニット付きなので、非常時にも常温水なら使用可能です。毎月の定額制なので、料理にもたっぷり気兼ねなく使えます。
本体のカラーやデザインはどんなお部屋にも馴染むラインナップ。箱ティッシュと同じくらいの幅しかないスリムタイプなので、場所を選ばず設置しやすいでしょう。
6位 FRECIOUS(フレシャス)every frecious tall

公式サイト
水の料金:水道料金
温度:水:5〜10℃・常温 エコ水:約10〜15℃ お湯:80〜85℃ エコお湯:約70〜75℃ 再加熱:約85〜90℃
水の種類:水道水
電気代:約360円〜
タンク位置:上部
チャイルドロック:◯
その他機能:UV-LED(殺菌
使いやすさにこだわった浄水型!万能に使える定額制
こちらもタンクに自宅の水道水を注ぐだけの、月々定額で使える浄水型ウォーターサーバーです。とにかく使いやすさにこだわって設計されており、料理に使う際は鍋を置いて水を注ぐことができます。操作ボタンは本体上部に設置されているので、小さなお子様には手が届きません。
水を注ぐ際は直接継ぎ足すだけでなく、タンクを取り外して持ち運ぶこともできます。常温水も冷水もお湯も、再加熱機能で熱湯も使えて便利です。
7位 WATER STAND(ウォータースタンド) GUARDIAN ナノシリーズ

公式サイト
水の料金:水道料金
温度:水:5〜8℃・常温 お湯:75℃・85℃・93℃
水の種類:水道水
電気代:150円
タンク・ボトル:なし
チャイルドロック:–
その他機能:瞬間冷温水システム
賃貸OK!水道直結型の浄水タイプ・電気代は月150円
こちらは水道に直接繋いで使える、浄水型の卓上ウォーターサーバーです。水道から直接浄水されたおいしい水が出るので、継ぎ足しの必要がなく楽に使い続けられます。また冷水やお湯をためておくためのタンクが必要ないことにより、電気代も月わずか150円。
一瞬で冷水やお湯を作ってくれる新技術が搭載されているため、使い心地も快適です。工事は60分程度で完了して、賃貸でも取り付けできます。
8位 Cre Cla(クリクラ) クリクラFit

公式サイト
水の料金:1本(12L) 1460円(税込)
温度:水:不明 お湯:約80〜90℃ 再加熱:最大93℃
水の種類:RO水
消費電力:水:95W・お湯:350W
ボトル位置:上部
チャイルドロック:◯(お湯)
その他機能:–
美味しいRO水でコスパ◎トラブル時の対応も早く安心
サーバーのレンタル代が無料、月額料金が安いことで人気のウォーターサーバーです。1年に1回はサーバーを新しいものに交換してくれるため、安心して長く使い続けることができます。ボトルは回収してくれるのでゴミ捨ての必要がなく、地球にやさしいことも特徴です。
水は口当たりがまろやかでミネラルのバランスがいい軟水のRO水。はじめての方はお試しとして1週間、12Lのボトル1本とサーバー1台を利用できます。
9位 信濃湧水 スタンダードサーバー

公式サイト
水の料金:1本(11.4L) 1620円(税込)
温度:水:約5〜10℃ お湯:約80〜85℃
水の種類:天然水
消費電力:水:80W お湯:300W
ボトル位置:上部
チャイルドロック:◯(お湯)
その他機能:–
安全で美味しい天然水を飲みたい方に!徹底した高品質
毎月かかるお金が使った水の分だけで、美味しい北アルプスの天然水が飲めるウォーターサーバーです。使用されている「信濃湧水」は超軟水で、クセがなく誰でも飲みやすいといわれています。徹底した品質管理が行われているため、安全性の面でも信頼できます。
サーバー本体は定期的に無料で交換してくれるため、つねに清潔な水を飲みたい方にも安心です。停電時でも常温の水が出ます。
10位 Aqua Clara(アクアクララ) AQUA SLIM

公式サイト
水の料金:1本(12L) 1404円(税込)
温度:水:5〜12℃ お湯:80〜90℃
水の種類:RO水
消費電力:水:105W・お湯:465W
ボトル位置:上部
チャイルドロック:◯(お湯)
その他機能:–
注文ノルマなし!飲みたい分だけ・メンテナンスも無料
月1,100円のあんしんサポート料と使う水の分だけの料金で使える、シンプルなウォーターサーバーです。注文ノルマがないので、必要な分だけ必要なときに注文すればOK。はじめての方でも気軽に契約できます。冷水は5〜12℃、お湯は80〜90℃です。
母子手帳を受け取った妊娠中の方や、6歳未満のお子様がいるご家庭なら「子育てアクアプラン」で年間6,600円ほどお得になります。
家電量販店・商業施設・公式サイト・訪問営業など、お得に申し込むことも大事

ウォーターサーバーの契約には、販売店や販売時期などによってさまざまなお得プラン・キャンペーンが用意されていることがほとんどです。公式サイト限定のキャンペーンなども多いため、契約する前にあらゆる販売店をリサーチしておいたほうがお得に契約できるでしょう。
まとめ
レンタルのウォーターサーバーを利用するには、利用用途や生活スタイルにあった水の種類・温度・機能のものを選ぶことが大切です。そのうえで、使い続けやすい料金システムのメーカーを選ぶとよいでしょう。最近では美味しいRO水もあるので、そういったものもおすすめです。
この記事でご紹介した選び方を参考にして、ぜひあなたにぴったりのウォーターサーバーを見つけてみてくださいね。